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12月4日

<先端系、その3>

もうね、すっかり旅行ニッキと化した感の強い当サイト、開設当初は水族館紹介サイト
として立ち上げた筈が今やすっかりこんなんですわ。いわゆる一般的な趣味に立ち戻ったという
意味ではいいことなのかも知れませんが。
てなわけで本日も旅行系更新。日本中の地形的に尖ったところへ意味もなく立ってみたいという
地球規模のフェチ趣味、先端旅行の第3弾に行ってきたという話を少しばかり書いてみようかなと



てことで今回の先端フィールドはこちら、四国は愛媛県の最西端部「佐田岬半島」。
その尖り度合のみで計るなら他の追随を許さない程のベスト・オブ・ベストな尖端地形、
いわば地形的ロンギヌスの槍とも表すべき先端マニアの最重要地だけに、この趣味に覚醒する
前々から行ってみたいとは思っていたんですよね。



んでその先っぽへと向かいつつ、最初に寄り道した場所がここ。半島はまだ根元に位置する
道の駅「きらら館」。魚のすり身に野菜を混ぜて揚げた地元のお手軽名物「じゃこかつ」を
パクつきつつ、屋上に上がって展望プレイ。まずは中国地方側から。ここ四国の総発電量の
40%を担っているとされる伊方原子力発電所が右端に見えてます。天気がいいと対岸にある
平郡島や八島が見えるそうですが、この日はそこまで視界良好ではない模様。



で、次は反対側の四国は宇和島方面、九町港の景観をしばし鑑賞。
半島の山脈越しに見えるは無人島の黒島、鎌倉時代の書物に鼠の大量発生地だったとの記録が
残っているそうな。



この館、もう一つの見どころが、地元の魚の遊泳が見られるこの「ふれあい水槽」。
水槽の各所に取り付けられた窓から魚に直接餌をやることが出来るというアイデア水槽。
初めてこの水槽を見た時はどうして窓から水が漏れてこないのか不思議で仕方なかったけど、
相当のレア装置だと思っていたこれを方々の水族館で何度も目にするにつれ、今じゃ気にも
ならなくなりました。もうね、そういうもんだろと。



中の主力魚はほぼ鯛系、左はイシダイ、右はヒゲソリダイ。両者とも刺身が抜群に
いける海の味覚の上位魚ゆえ、眺めてるだけでそこはかとなく寿司欲が高まってきたり。
因みにここ佐田岬の海の幸系名物は「海鮮活しゃぶ」という旬の刺身のしゃぶしゃぶだそうで、
これはその食し方を聞いただけでも食ってみたいとしか。



で、次は半島のほぼ中央部、瀬戸地区は「せと風の丘パーク」へと。
半島を一望できる丘の上に造られた風力発電施設なので、連なる11基の巨大風車群とともに
360度視点の展望が楽しめる、というのが売りの場所らしかったんですが、本日はあいにくと
雨模様よりの曇りでしかも凄い霧。故に肝心かなめの眺望も山脈の向こうに海がギリ見えるか
見えないかくらいの残念ビューというね。巨大風車の頭上に太陽は見えてるっぽいのになあ…



しゃーなしだけど、何故か巨大クワガタは見れたし、ま、いっか…!



次は半島の穂先部分の根本にある三崎地区にて、古木巡りを少々キメがてら、
その長命力パワーを少し分けてもらうことに。てことでこちらがとあるお寺の境内にそびえる
樹高14m弱の巨大クスノキ。なんか根本が指輪物語に出てくるエントみたいや。
平安の昔、藤原純友という名のある海賊が日振島を拠点に暴れまわっていた頃からあるとされ、
その樹齢は少なく見積もっても1000年級だそう。参考までに日本一とされるクスノキは
鹿児島県蒲生町は八幡神社にあるそれで、その樹齢は1500年だとか。



そしてこちらは国道沿いの石垣に根をはる通称「三崎のアコウ」。
先程の大クスと比べるとその樹齢は大したことないらしいのですが、北限分布地であることから、
アコウとしては国内に5本ある国の天然記念物の一つに指定されているとか。
せっかくなので備忘録として、他4本のデータを下記に羅列してみる試み。
 ・長崎県は五島列島、中通島の奈良尾神社にある幹周12m・樹齢650年の日本一アコウ。
 ・高知県土佐清水市は松尾神社にある3個体のアコウ。
 ・佐賀県唐津市の高串アコウ自生北限地帯
 ・宮崎県宮崎市は野島神社にある4個体のアコウ。



ちょい予定より早く見たいもの消化していたので、ここらでちょい寄り道。
この半島を関羽の青龍偃月刀に例えるなら、ちょうど刃の根本部分、飾りが付いてるところに
当たる場所にある「阿弥陀池」へと行ってみることに。
まあ特に神秘的な雰囲気があるわけでもなく、なんてことのない池ではあったんですが、
徒歩で一周20分程のほどよい距離感といい、池の周囲に咲くアジサイ群の鮮やかさといい、
ジョギングするならなかなか良い具合のところだなと。



はい、そんなこんなで、いよいよ目的地の佐田半島先端は佐田岬に到着〜
で、その目印である灯台は何処に…? て、え?あの岬の先っぽにいかないと見えない? 
そこまで行くにはどうしたら? ハァ、車は入れず? でもって徒歩で山道30分?
普通にめげかけましたけど、せっかくこんな遠いところまで苦労して来ておいて、ここできびすを
返すはありえないでしょ、ってことで意図せぬプチ・トレッキングに小1時間ほど興じることに。



遊歩道の入口近くですかさず果物売りのツイン婆さんに掴まって、ダブルでりんごを押しつけ
られるという想定外の艱難辛苦にも負けず、左右それぞれの手にりんごを握らされつつそのまま
遊歩道闊歩を強いられるという天地創造級の哲学的クエスチョンにもめげず、ひたすら前へ前へと
歩いていたら、ようやく視界の開けた場所へと。山麓にほぼめりこんでる「ストアーはまゆう」の
圧倒的存在感と先端オブ尖端たる陸の孤島ロケーションが素敵すぎる謎のキャンプ場を前に、
ほとんど出来もしない野営欲を無駄に煽られつつも、更に先へと。



その道程は緩やかな登りから徐々に難度を上げ、今度は落石注意の看板が気になりすぎる
片や岸壁・片や絶壁の酷道ゾーンへと。それにしてもこの山側の岩壁、その模様が人工物に見えない
わりには特徴的すぎますな。ホルンフェルス的な何かかな?



んでもって、ようやく今先端行・最終目的地の佐多岬灯台へ、つまりは四国最西端の地へと到着〜
視界良好なら関サバ・関アジの産地として名高い豊予海峡越しに大分県の佐賀関半島が見える筈
なんだけど、今日の天候コンディションでは流石に無理そうでちと残念。



視界不良な分は、灯台周辺の景観を舐るように鑑賞することで補完… 
と、何らかの養殖施設と思われるコンクリ擁壁近くの岩壁に、旧軍事施設と思われる横穴を発見。
後で調べたら、38式12cm榴弾砲が据え付けられた穹窖砲座と呼ばれるトーチカだった模様。
昭和20年に急造された砲台だそうで、当時3名が謎の事故死を遂げていたり、その後の工事で
見習士官が転落死していたりとかなりいわくつきの場所だそうで、探索には相応の装備と相当の
覚悟が必要だとか。
この手の外界とは閉ざされた半島の先っちょに旧軍事施設という冒険心くすぐり系の場所として、
同愛媛県の宇和島と宿毛の間に由良半島というマイナー先端地があるそうなので、ここも何時か
チャレンジしてみたいなあと。



で、こちらはここに至るまでに歩いてきた道程を振り返ってみた構図の風景。
「もののけ姫」に出てきそうな主系の巨大な蛇か竜がのたくっているようなこの感じ、
いかにもな半島感が醸し出されていて、今先端行で撮った写真の中でも特に気に入っていたり。
でもってこの蛇のちょうど背中の部分、こんもりと盛り上がったところに、もう一つ別の展望台が
あるということを案内看板で知り、急遽そちら側にも行ってみることに。



そして皆さん知ってましたか?フナムシは水のない山の中でも余裕で出るってことを。
しかもただでさえ巨大な奴がこれでもかってくらい道端にてんこもりときたもんで、ゴカイや
ミミズの大群がわんさか登場映画「スクワーム」をこよなく愛するこのミーでさえ相当きつかった
ことから鑑みるに、虫耐性が低めの人には正直この山道は無理かも。
上記写真はその途中で見かけたこれまた旧軍事施設らしきもの。後で調べたら探照灯と呼ばれる
大型サーチライトの格納庫だったみたいです。



はい、てことで、ここ佐田岬の最高度地点、椿山展望台にようやく到着。
あ、なんかウッドデッキ風な上にちょっとしたオブジェとかもあってかなりコジャレ感が。
ここまで来る山道の荒れっぷりとの対比効果とフナムシ地獄をくぐりぬけた直後の安堵感も
重なって、到着の喜びは更に倍。



んで眺めはこんな感じ。
先程までいた佐田岬灯台よりかなり高い位置にあるため、灯台の全景がよく見える上、
さっきは見れなかった対岸、大分県属領の無人島「高島」とその先の佐賀関半島がうっすら
見えるのも嬉しいところすな。というわけで今回の先端旅行、終了〜
あ、佐田岬に行こうと思われた方においてはこのサイトがかなり役に立ちます。参考までに。



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