(近所の幼稚園児達を集めて、むりやり説教中)
そうだね、ありていに言ってしまえば、君達には我慢が足りないと思う。
我慢が忍耐につながり、忍耐こそが心を強くするンだ。まずこれを自覚してほしい。
逆境に堕ちた時こそ、我慢できない人と、できる人との差がつくンだよ。
25を過ぎた立派な大人になってからも、いつまでも一人立ちできなかったり、
偉そうな事言う割には親に面倒見てもらっていたり、アニメみてぐふぐふって喜んだり、
週に10回はチンポいじってたり、女の子見る度にうぐぅ〜うぐぅ〜って叫んだり、
道行く人を見てちんこちんこちんこ!とか連呼するようなダメ人間になりたくないだろう?
我慢が出来ない人はみんなそンな風になってしまうンだよ。そうなりたいかい?
(子供達、一斉に首を振る)
うん、そうだよね。そうならない為にも、我慢を覚えなければね。
うん?我慢をする為にはどうしたらいいかって?
ん〜〜そうだね、普段の生活の中で自然にトレーニングしていくのが一番いいかなあ。
オーケー、僕自身のトレーニング例を一つあげよう。
その日は古本屋で”ああ播磨灘”を立ち読みしていたンだ。
ところが突然、猛烈な便意を覚えてね。
なんで本屋にいると突然うンこしたくなっちゃうんだろうねまったく。
その本屋と僕のアパートの間の距離は約2キロくらいでね。
近くに公衆便所はなさそうだったし、何よりもうンこを我慢して我慢して我慢して、
必死に我慢し続けて、自分の家という安全で快適な空間の中でひねりだす、あの排便の快感!
そう、あの何物にもかえがたい程の素晴らしい瞬間を味わってみたくなってね。
僕は鬼のような形相で歩き出したという訳さ。
1キロくらい歩いたところで最初の関門がやってきたンだ。
なンつうの?気持ち悪くなってゲロ吐きたくなっちゃうくらいの便意っつうの?
やばかったあれはマジでやばかった。とりあえずその場はスカシっ屁で誤魔化したのさ。
次の壁は、家から500メートルくらい手前のコンビニの前だったと思う。
この頃には歩き方が競歩の選手のようになっていてね。
口をきっと引き締めてひたすら前へと歩くのだけれど、もう本当にやばいってわかるンだ。
お尻の穴がなンかじんじん熱いんだもん。
スカシでガス抜きしようとしたけど、直感でミの噴出を感じちゃったンで必死に我慢したのさ。
必死に我慢? いやそンな言葉では片付けられない程の… むしろ学んでいる、という感覚かな。
これは学問なンだ、僕は宇宙の心理を体感しているンだ、ハレルヤ聖なるかな聖なるかな
ありがとうございますありがとうございます!ああボクは生きている!生きているンだ!!
そンな感じさわかるだろ?
いいかい、これ程我慢をするという事は、大変な苦行なンだ。
これを乗り越えてこそ我々はおおいなる…
先生!
ん?何かな?おじょうちゃん。
気持ちよかったですか?
ん?何が?
だから‥その、排便は…
ん?どの口かな?この口かな?この口で排便と言ったのかな君は、あああン!
せ、せんせエ痛い!痛い!
やかましいこのアマ!家のドアの鍵をあけるところであせりすぎちまってよう。
ボフンってボフンって爆裂させちまったンだよう。ボフンってよう!
一人で風呂場でゴシゴシってパンツとズボン手洗いする男の気持ちがわかるかよう。
しかもこンなくだらねえ理由でうンこ爆裂させちまった男の気持ちがわかるのかよう。
せんせエ………
ん?同情ですか?駄目ですそれは駄目です先生同情は嫌いなンです漢なンです。
うんこマン。
なンだとこの野郎!おいガキ共、こいつやっちまえ!
イ〜〜〜〜〜〜!
わかったか貴様等、我慢なンてしたって何一ついい事なンかねえんだ。
我慢?クソくっだらねえ、アホか!バカか! な〜にが忍耐か!
世の中好きなように、自分勝手に生きたほうが楽しいに決まってるじゃんか、なあ!
イ〜〜〜〜〜〜!
お、あそこ女が歩いてるぞ。ははは早くパンツおろせぱんつおろせみンな!
ようし突撃!それいくぞちんこちんこちんこ〜〜〜!
ちんこちんこちんこ〜〜〜!
悲鳴、喚声、ガラスの割れる音、肉を叩く音、、、、、、、、サイレン、サイレン、サイレン。
やあ今日はなンていい天気なンだ。
こんないい天気の日は、まずは洗濯ですよね洗濯。
ところで皆さんは洗剤は何をお使いですか?
ミーは、やっぱりファーファですね。
”さわやかでやさしい香り”、”肌にやさしい自然な柔らかさ”
ん〜〜〜最高っていうか、どうみても柔軟剤ですよねファーファ。
そうです、ミーにはファーファを洗剤と信じて疑わず、それのみを使用して
洗濯を繰り返していた時期が確かにあります。
たった1年程。
友達のカップルがミーん家に泊まっていった時の事、次の日の朝がすごくいい天気
だったのでいそいそと洗濯をはじめたミーに、その彼女はこう突っ込みました。
「え、洗剤はいれないんですか?」
え?入れてるよ。これ。
「え?だってソレは柔軟剤じゃないですか」
?????何?柔軟剤って?
「………(しばらく黙った後、突然大声で)
ねえタっくん、この人すごいよ!柔軟剤知らないンだよ!っていうかホントすごい!
すごいよ!すごいばか!ねえはやくこっち来てよタっくんはやくはやく!
っていうか柔軟剤じゃキレイにならないじゃん、ふわふわになるだけじゃん!
なに、どのくらい知らなかったの?え?一年!一年なの!一年間もソレを洗濯だと
思ってたの?キャーすごい!マジすごすぎ!すごいよすごいよキャー!!」
やあなんてほほえましい光景なンでしょブチ殺されてえンかアアん?.
昨晩はミーの寝ている横でちちくりマンボウだったくせによう。
ぴちゃぴちゃっていうイヤな音を響かせてたくせによう。
それを背中ごしに聞きながら自分のチンポ握ってたくせによう。
あ、それはミーだった、あはははは。ははははは。
じゃあミーはそろそろ逝かなきゃならないンで、バ〜イ!
(部屋から飛び出し全力で太陽に向かって疾走)
上記はあくまで過去のお話です。うん昔の話し。
で、現在は”洗濯の度ヤな気分になる”という妙なトラウマを背負って生きてるのです。
-- 北海道旅行・素日記 --
1回でも北海道を訪れた者は再び北海道に戻ってくる、という言葉があるそうですが、
たぶんそれは本当なんじゃないかなと思う程、ミーは北海道旅行が好きで好きで好きで。
既に5回は行っていますが、その魅力は高校生の頃、寝袋背負ってチャリで走りまわった
あの時とまったく変わる事がないのです。
8月11日(千歳→日高)
・やっぱり道内を走るのはいいもんです。
・でも雰囲気を満喫しながら走っている中で、後ろからガンガンあおられるのは大変ムカつきます。
・ところで100キロ巡行なのにあおられるというのは、どういう事でしょう。しかも10回以上。
・つーかミーが遅いんじゃない、前のトラックが遅いんだからしょうがないでしょう。
というミーの気持ちを無視してどんどんアオってくるので、小心者の私には大変からだに悪いのです。
・もっとおおらかに生きると吉なのに、と思いました。
8月12日(日高→釧路)
・寝坊した。
・ひたすら東を目指して走っていたら日が暮れました。
8月13日(釧路→北見)
・釧路湿原は相変わらず素晴らしいです。
・高陽台というところも良かった。視力が上がった気がしました。
・標津のサーモン館でクリオネを見ました、というか底に沈んでた。大変むなしい気分になりました、殺伐。
・上半身裸でハコ乗りを嗜んでいる若者にでくわしました。
昼の3時、車はどノーマルというシチュエーションが凄すぎ。
ホントにホントにすごいなあ、と心の底から思いました。
8月14日(北見→遠軽→士別→留萌→札幌)
・走りすぎて廃人寸前。
・ガス補給をすっかり忘れてて、留萌〜石狩間でロシアンルーレット気分を満喫。
電話圏外・ガソリンスタンド全然なし、という状況が笑えすぎて良かったです。
・ススキノ最高!アアアッ
・札幌で思った事。
・”客引きに注意”と書いてある看板の前で、客引きするお兄さんはたくましすぎます。
・それにひっかかる親父もスゲえや。
・普段着で客引きする姿勢が自然すぎて、最強でした。
・あと朝の10時から客引きしてた。脱帽です。
8月15日(札幌→千歳)
・朝ダメダメ君。
・札幌場外市場でおみやげ地獄。
・帰宅。出発前に炊いたバルサン散布効果でゴキ3匹の死体を発見。処理。