「あー、これじゃ駄目なんですよー」
「まず表紙の裏に文章は載せられません」
「それからこの写真はＪＰＧですよね？これ駄目なんですよ」
「ついでにこの画像転載は抜いてください。著作権違反です」
「あとノンブル入ってませんね」（※ページ番号のこと）
「カウントしたところ４の倍数にもなってませんし」
「奥付けもないですよね」
「それからＰＤＦの中にフォントが埋め込まれてません」
「最高に致命的なのが指定のＢ５サイズになってないことです。これＡ４ですよね？」
「え、縮小で？いや今の時期はやってないんですよ」
「ワード入稿するならバージョンを明記し…え、２００３っぽい？「ぽい」じゃ駄目です」
「あ、この用紙のタイトル名記述は原文のままでお願いします。え、コドクって漢字が分からない？」
「え、Ｂ５に直したらページ数が増えた？それはね、当たり前のことなんですよォ〜？」
ナベアツが３って言うときの顔真似しながらゆで卵でも温めてた方がよっぽど建設的じゃ
なかろうかと思わしき、常に「なんですとー！？」状態全開なやり取りを３〜４回も繰り返してりゃね。
そりゃ流石に手馴れてもくるってもんですわ。終りの頃なんかもう余裕で専門用語を使いこなしちゃってたり？
はい、そこのプチブルは。お、そのプチブルがー。で、ここのプチブルはー？ みたいな。
ノンブルだろ馬鹿。プチブルってなんだよ。
なんで資本家階級と労働者階級の間に位置する中間層であるがゆえに経済的立場の面でも
政治的立場の点でも浮遊しやすく「保守的」「反動的」とみなされる反面、情勢によっては
極端に「革命的」「左翼的」になることもあり、その場合はテロやゲリラなどの暴力的手段に
うったえる場面もあるという二つの側面を持つとされる小ブルジョワが同人本に関係してくるのんかー
はい、後日友人から指摘されて顔真っ赤になりました。
というか印刷所の人も気付いてたなら「ハァ」みたいな顔してないで言ってくれよ。
そんなプチブルみたいな唇しやがって。このプチブルお化けがー！（わりと傷口を広げるタイプです）
というわけでコミックマーケット７６の３日目（2009/8/16）、
「東地区・"Ｏ"ブロック・53b・一流」ブースに同人本を委託で置かせていただけることになりました。
■内容：都内の水族館を全網羅した水族館レビュー本。
（ＨＰ上の水族館批評テキスト東京編をリライトして、新たに２館分を追加したもの）
￥５００（Ｂ５／８０p／カラー）もしよろしかったら遊びに来てください。プチブルについてともに熱く語りましょう。
ちなみに家主のゴトウさんは今回もオタクを主題にした４コマ本を出されるそうです。
買ってあげるとお得意の慈愛ツラして僕らをキモがらせてくれると思いますので、こちらも併せてよろしくです。