<大抵が人より3年遅れて…>
ようやくマイブームがやってくるサカイです。
というわけで、ここんとこ「今更ァ?」と言われても仕方がないレベルで、
初音ミクや巡音ルカなどの、いわゆる「ボーカロイド」系にドンはまりしてました。
きっかけは「ミクの日感謝祭」のDVDなんですどね、オタのたしなみとして軽い気分で
見てみたら、初見時は観客の皆様の高ヴォルテージ&超テンションに圧倒されまくった末、
巻き込まれ感動してしまい、2回目に改めてじっくり視聴してみたら、いくらなんでも
コレ楽曲良すぎじゃね?みたいなことに気付いちゃって。
でもってニコニコ動画を漁って、とりあえず超有名な定番曲を聴いてみたらアンタ、
これがもう全部よくて、この時点で脳内すっかり「みっくみく」にされちゃってました。
そこからはもう毎日「VOCALOID殿堂入りの一覧」を見まくって、古い年代の上から順番に
聴きまくって、ここ2ヶ月で全曲フルコンしてやりました。
まーね、時々「40過ぎ毒男、初音ミクに今更ハマる」とかどんだけ絶望的な字ツラ?
とかふと思ったりもしましたけどね。いいものはいいんだから仕方がなーい、と完璧居直って、
ひたすらハマりきってましたよ。
そんなこんなでようやく初級みっくみくレベルになったミーが感じた「ボカロ系」の良さを
あえて挙げるとするなら、
・ほぼ全曲ニコニコ動画にアプされてるので、視聴するのが非常に身近。
・多才かつ多彩な作り手さん達がたくさんいるおかげで、ほぼオールジャンル、
ボカロ親和性の高いテクノから、ポップス、ハードロック、ラウド系、和風テイストからメタルまで、
様々なバリエーションの楽曲が楽しめる。
・人気曲とかは、職人達によってPVが作られるので、視覚的にも楽しめる。
・そんな人気曲を、一般リスナーが「歌ってみた」「弾いてみた」「踊ってみた」などで
カヴァーしている様を見て、更に楽しめる。
・とにかく「発見」の楽しみがありすぎる上に、全てが現在進行形。
ただ見ているだけでも、リアルタイムでムーブメントに参加している気分に。
・当然のことながら、ミクが可愛いー
と、こんなところでしょうか。
実際、ミクさんにハマって以来、
・「豊乳は富であり絶対」派だったこのミーが、今やすっかり微乳、もしくは無乳派に。
・3日に1回となりつつあって流石に衰えを感じていた自慰の回数が、なんと1日1回に復活。
などなど、ホントいいこと尽くめ。
いやホント、なんでコレ今まで聴いてなかったかなと。
丁度ブームになりつつあった頃、流行った「みくみくにしてあげる♪」が、よくありがちな
テクノ崩れのアイドルソングに感じられちゃって、あまりシンパシーを感じられなかったのが
その理由だとは思うんですけど、今にして思えば他のもちゃんと聞いとけば良かったかなと。
というわけで、どんなジャンルであれ覚えたての初心者にありがちな、
「その素晴らしさを布教したくてたまらない」病に全身が侵されてる丁度最中のミーが、
まだ初音ミクを知らない、もしくはボカロ系を聞かず嫌いになってる人にこそ聴いてみてほしい、
「ボカロ初心者が薦めるベスト30」を下記に選んでみました(アイコン・クリックでニコ動へ)。
<ツンデレが可愛すぎて萌え死ぬ系>
■ワールドイズマイン(ryo feat.初音ミク)
これ聞いてハート鷲掴まれないオタは趣味廃業レベルな、究極のお姫様ソング。
■メルト(ryo feat.初音ミク)
"ワールド…"と双璧をなす至高のツンデレ曲。最後の「なんてね☆」で憤死確実。
■こっち向いてBaby(ryo feat.初音ミク)
このPV出来よすぎでしょ。これ見て「-Project
DIVA- 2nd」購入を完全に決めました。
<バンドでコピって、ライブとかで披露してみたい系>
■モザイクロール(DECO*27 feat.GUMI)
出だしのギターリフ秀逸。初期の林檎テイストが感じられるところも好み。
■弱虫モンブラン(DECO*27 feat.GUMI)
中速でリフレインされるリズムの、じわじわとくる心地よさがツボ。
■天樂(ゆうゆP feat.鏡音リン)
徐々にアゲてく感とサビでの爆発力がカッケすぎる、V系テイストの名曲、
■Pierrot(ジミーサムP feat.初音ミク)
小気味良い高速カッティングでひたすら圧していくダイナミックさが魅力の1曲。
■家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています(ほぼ日P feat.初音ミク)
Yahoo!知恵袋のとある質問が元ネタの高速ロックチューン。
コミカルなのに何故か少し泣けちゃう不思議な曲。
<深夜の電波系イベントとかで体を揺らしながら聞きたい系>
■裏表ラバーズ(wowaka feat.初音ミク)
流れるようなテンポとバックの跳ねるリズムとの融合は最早アートの領域?
■ワールズエンド・ダンスホール(wowaka feat.初音ミク)
"裏表"の発展形、独特のメロとテンポが作り出す中毒性の高さはこのPならでは。
同Pによる上述2曲の流れを汲んだ最新作「アンハッピーリフレイン」もオススメ。
■コンビニ(cokesi feat.初音ミク)
高速ビートで展開されるちょっとコミカルな題材が「味」の初期名曲。
<ちょい不思議系とかアンニュイ系とか>
■ダブルラリアット(アゴアニキ feat.巡音ルカ)
しっとりとした美メロとは対照的な歌詞の独特さに注目したい超有名曲。
■いろは唄(銀サク feat.鏡音リン)
切れ味鋭いギターが和風テイスト濃いメロの艶と色気を更に増幅。エロカッケー
■深海少女(ゆうゆP feat.初音ミク)
美麗かつ流麗なメロの出来の良さたるや。雨の日とかに窓の外を見ながら聴きたい曲。
■ロミオとシンデレラ(doriko feat.初音ミク)
「歌に形はないけれど」もそうだけれど、このPの作るバラードはとにかく美しくて壮大。
<切ないバラード系>
■From Y to Y(ジミーサムP feat.初音ミク)
柔らかく静かに進行していく主旋律とサビ及び後半盛り上がりとの対比が印象的な名曲。
■1/6(ぼーかりおどP feat.初音ミク)
曲全体から優しさと温かみを感じる名バラード。宇宙テーマのボカロ曲の中では一番好きかも。
■dear(19's Sound Factory feat.初音ミク)
イントロとアウトロのギターの余韻に引き込まれる、切なさ炸裂のパワーバラード。
■*ハロー、プラネット。(ささくれP feat.初音ミク)
ファミコン音源が醸しだす陽気さと切ないPV内容とのギャップ効果が心に残る黎明期の名曲。
■ココロ(トラボルタP feat.鏡音リン)
"*ハロー…"と同じく無限の命を持つアンドロイドの設定をうまく活かした一大コンセプト曲。
■VOiCE(ラヴリーP feat.初音ミク)
ストーリー仕立てのPVも手伝って、メッセージ色強く仕上げられている曲。
もろ叙情的というわけでもない曲調なのだけど、スルメ的に引き込まれてしまう的な。
<難しいこと考えずに全力で疾走系>
■StargazeR(骨盤P feat.初音ミク)
出だしからフルスロットルの代表曲。ミクさんのフリがあまりに可愛すぎるー
■CALC.(ジミーサムP feat.初音ミク)
こちらも出だしから全開の疾走曲。輪郭のはっきりくっきりしたリフが好みス。
■SPiCa(とくP feat.初音ミク)
こちらは徐々にアゲていってラスト近くでマックスまで引っ張りきる終盤加速型。
感謝祭でのスピカ砲演出からのギターソロも良かったなー
■サウンド(baker feat.初音ミク)
全力じゃなくて少し抜いたイメージで走ってる感が、爽やかでカッコいい初期名曲。
■ブラックロック★シューター(ryo feat.初音ミク)
浮遊感を伴ったドライブ感が特徴的な、ボカロ系全体を通しての代表曲。
<ボーカロイドへの感謝の気持ちに溢れてる系>
■Innocence(KazuP feat.初音ミク)
じわじわテンション高まっていくメロと、「あの楽器」で名を馳せたPVが秀逸。
ちなみにこのPVの3分32秒付近により、ミーの微乳派転向は確定付けられました。
■えれくとりっく・えんじぇぅ(ヤスオP feat.初音ミク)
オリエンタルムード満点な、"Innocence"と並ぶミク元年の代表的アンセム。
ミリオン達成まで3年+αと最も時間がかかった曲だそうです
■愛言葉(DECO*27 feat.初音ミク)
ミクさん愛が素直にストレートに伝わってくる「DECO*27」Pの代表的ナンバー。
■恋スルVOC@LOID(OSTER project feat.初音ミク)
「そんな高音苦しいわー」で声がヨレるとこに微妙なS心を刺激されるミク賛美曲。
ミクさん生誕2周年を記念して作られたボカロ史PVの出来も素晴らしいとしか。
えー、駆け足で紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
拙い紹介文ではありますが、これにより一人でもボカロ好きが増えたら嬉しいなあって。