[MySelf]


7月1日

// ろじぱら17サイト-マラソン代打:NO17

チラリズムの美学。

あの見えそうで見えないもどかしさ。すべての階段は、
「見えそうで見えないギリギリの角度」
で作るように法律で決まっているのだそうです。

ふと上を見上げたとき「ああっラッキイ!見えそう!もう少し!ああもうちょっとなのに!
本命はまだ見えません隊長!あきらめるなワタナベ!厳粛かつ冷静に作戦を実行せよ!
よしさりげなく歩調を遅くかつちょっと体勢を低くして・・・ってまだフトモモかよお!
という青少年の嘆きが毎日こだましているのです。

なんでこんなことを言うのかって、今日の会議が暇だったんですよ。あまりに暇だったもので、
「スカート丈と階段の仰角および観察者の身長における『チラリズムの限界』について」
というまさに歴史に残る研究を配られた資料の裏っかわに一生懸命描いてた暇人が一人。

つまりこれより緩やかな階段角度かつスカート丈は××センチメートル以上ならばスカートの
中身は絶対に見えない!とかいう結論を四種類のグラフでまとめたりして
本当に何やっているんでしょうかねえ俺は!

そんな勉強熱心な24歳男がコツコツやってます。
「ろじっくぱらだいす」どうぞよろしく。ワタナベでした。ラストっ

-No.17-



#本当にお疲れっした。


7月4日

少し前に、とあるサイトで見た文章。

本当は、いるんでしょう?
ラルクファンとかヒスブルファンとか黒夢ファンとか、隠してるだけじゃないんですか?

わ〜〜〜〜〜〜!くくく黒夢ってダメか!ダメなのか!
カラオケでライク・ア・エンジェル、裏声で熱唱しちまう
ミーは人としてダメなのか!
とか一瞬思ったが、これは黒夢がメジャーである事の証明でもあると思い直した。

実際、メジャーなもの・はやりモノに対して、アゲインストな意見をぶちまけ、
個性的な自分、フツーじゃない自分を演出し、自己価値を高めていこうとする 姿勢は
自分自身もやりがちだし、おおいにアリだとも思う。
で、少したつと、そういうことをやっていること自体が実はイタいンじゃないか、
と気付きはじめ、今度は普通に振るまおうとする。
ところが、それから二年程たつと、やはりフツーじゃない自分を演出したくなる自分が
ムクムクと頭をもたげはじめるのである。

当たり前だ。
みな自分の価値を認めてもらいたい、自分の存在を知ってもらいたいのだから。
ボクが私がキミが貴方が俺様が、みンなみンなみンなそうなのである。
個人ホームページなどという自己顕示欲の固まりのような汚物を外界にまき散らしている
恥知らずな輩などは特にその傾向が強いと言える。
うがった見方をすれば、その時点で既にイタいとも言える。

だが世捨人になるか、どうしようもなく自分を嫌いにならない限り、結局は誰もが
上記ループに陥るのであるからイタかろうがイタくなかろうが、結局は自分次第じゃん、
という結論だけはいくつになっても変わらない。
イタかろうが楽しかろうが、それらを感じるコトができなくなる日はいずれ必ず訪れる。
後は土に還るだけだ。

だからこそスキなものはスキ、キライなものはキライと言える姿勢を常に持っていたい。
こざかしく周辺の評判気にして「オレ今イタい?」とか「ミーハーってダメなの?」
とか考えてる暇があるほど人生長くねえっつーか、いやマジで。


7月6日

少し前に帰宅。
ああ、今日は疲れたなあ。
とりあえず汗が気持ち悪いんでシャワーでも浴びてスッキリするかなあ。

シャワーで全身の汗を流してから、体をゴシゴシ洗いはじめた時でした。
目の前を横切る黒い影を肉眼で確認、しかしミーはまったくの無防備状態です。
全身泡だらけのまま、ちンこをぷらんぷらんさせながら戦闘突入。
敵はどうやら浴槽の下に潜り込んだ模様。
「ミノフスキー粒子散布! 弾幕薄い!何やってンの」
風呂場中にコックローチを散布しまくりながら、落ち着きなく周囲をキョロキョロ見渡して…

カサカサッ 
「ぬあッ!」 ぷちっ!

ふう、マジ焦りましたが、無事 戦闘を終了する事ができました。
これでようやく落ち着いてシャワーを浴びる事ができます。さてと、頭でも洗うかな。

ガシガシガシガシ(頭を洗っている音)

ガシガシガシガシ………ん?
(何かが目の前を横切ったような気がしたが、眼鏡を外している為何もみえない)

ガシガシガシガシガ…………………………ぬうああああああ!
(明らかに黒く、そして前よりも大きな物体が足下を横切る)

なンだコノヤロウッ!来いコノヤロウッ!全然キカねえぞコノヤロウッ!
(言葉にできない程、動揺しまくり、むやみやたらに風呂場中にコックローチを散布しまくる僕)

サカサカっ
(足下を走る黒い固まり。なンかやけにデカく見える)

貴様、何故にげるか!
(風呂おけを投げつけた後、すかさず眼鏡を装着する僕)

サカサカっ
(浴壁を疾走する2体のゴキブリを確認!ん?2体?)

ガサガサッ
(互いのケツとケツを合体させながら、器用に壁を登っていくゴキ2体)

貴様なぜ勝手に交尾するかああああああっ
(あまりの恐怖に意味不明な叫び声をあげながら全力でコックローチを散布する僕)

誰が交尾をしろと言ったか誰が交尾をしろと言ったか貴様ああああああ!!!
(おぞましさのあまり大絶叫しながら全力でコックローチの缶を投げつける僕)

ばさばさばさばさっ!
(コックローチの缶を投げつけられた衝撃で分離、なおかつ2体揃って羽ばたくゴキ)



あひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!







マジ死にそうです。つーかむしろ死にそうです。でけっきょく死にました。
ゴキまでもがサカる季節ですか、いやマジで。なんだろう、この虚無感は…


7月31日

すべては強がりから始まる。

ボクは常に前向きだ。私はポジティブに物事を受け止めるの。

カッコいい自分、こうでありたい自分、成功した自分、理想の自分をイメージし、
そこに”経験”というエッセンスをふりかけて、 周りに認識させようとする。

この時点では、ただ単に現実から逃げているだけ、という事にすら気付かない。



時が立てば、おのずと結果は出てくる。
”本当の自分”という奴がいやでも分かってくる。
いわゆる認識だ。

現実を受け止め、自分のできる範疇でなんとかしようと足掻きもがくのもこの頃だ。

やりもしないで何がわかるというのか。
チャレンジなンてした事1回もないンでしょう。

この壁を乗り越える為、意識/行動/目標を設定し、自分なりに努力を開始しはじめる。
だが これは自分の中でのみ努力という定義になっているだけであり、他人から見れば単なる
自己満足にすぎない。


自分なりの努力をする事で、勘違いという名のある意識が生まれはじめる。
”自分は変わった、前とは違う、成長しているンだ”
こう思ってしまっている時点で、なんら前と変わっていない事に何故気付かないのか。

誰々の眼から見れば、とか、この世界ではとかの条件付き尺度でなくて、
誰の眼から見ても明らかな世間一般の尺度に自分を照らし合わせてみる事で、結局自分は
同じ位置をグルグルまわっているだけに過ぎないのではないか?と(やっと)気付きはじめる。


そして奈落がやってくる。

今、自分がいる現状が理想なのか、そうでないのか。
そうでなかったら、それを実現させる為にはどうしたらいのか。
考えに考えて、たどりついた先には自虐が待っている。

で、結局のところ、一体何をしたいというのだ。
どうすれば満足なのだ。どうすれば満たされるというのだ。



答えは至極簡単だ。

週に3回の規則ただしいオナニー生活であります。
それさえあれば、もう何もいらないのであります。
本当です!本当なのであります!!


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