帰り道、駅のホームにて、妖怪１人上手に変身中の山崎さん（仮名）を目撃。
夏、近しだ。自然と心躍る。
＜奥崎謙三氏、死去＞
〜訃報：奥崎謙三さん８５歳＝「ゆきゆきて、神軍」に出演〜
・毎日新聞 2005年6月26日 3時00分〜
ニューギニア戦線で生き残った元日本兵が上官らの戦争責任を追及したドキュメンタリ
ー映画「ゆきゆきて、神軍」（８７年、原一男監督）で知られる奥崎謙三（おくざき・け
んぞう）さん（８５）＝神戸市兵庫区＝が１６日、神戸市内の病院で亡くなっていたこと
が２５日、わかった。死因は多臓器不全。
奥崎さんは兵庫県出身。第二次世界大戦中、陸軍の上等兵としてニューギニアに従軍し、
戦後は神戸市内で自動車部品販売店を経営。６９年１月、皇居一般参賀中、昭和天皇に向
かってパチンコ玉を発射し逮捕された。この事件について書いた「ヤマザキ、天皇を撃て！」
などの著作もある。映画「ゆきゆきて、神軍」の中では、元上官を訪ね責任を追及、この
元上官に暴行を加えるなど過激な行動が収められている。
衆院選に立候補中の８３年、上官だった元中隊長宅を訪問し、居合わせた長男に拳銃を
発砲。兵庫県警に殺人未遂容疑で逮捕され懲役１２年の判決を受けた。
出所後は１人暮らしで、近年は病気がちだったという。昨年８月に自宅で倒れていると
ころを発見され、入院生活を送っていた。死ぬ直前まで院内で「バカ野郎」と叫んでいた
という。
その破綻的行動に幾許かの問題はあったものの、自分というものをしっかり持った
数少ない日本人であったことは確かであり、淡々と過ぎゆく毎日を何となくふわふわと
生きる僕のような意志薄弱な人間にとって、その生きざまは眩しくすら…い、いや、
人生なんて退屈なもの、所詮、凡人には眩しさなんて不必要なものなのかもしれません。
何はともあれ、その偉業をここに讃えるべく、以前、少し書いて放り出していたものを、
ここに完成させてみました。
〜ゆきゆきて神軍〜
＃他が何を言おうがどう思おうが知ったこっちゃなし、
己が信念を絶対なまで、ただひたすら貫き通したその孤高の勇姿を
胸に思い浮かべつつ、氏の冥福をお祈りしたいと思います。
＜週末の光景＞
帰り道、駅のホームにて、妖怪１人上手に変身中の山崎さん（仮名）を目撃。
夏、近しだ。自然と心躍る。
＜オフ喜利＞
〜ちょっとしたお手伝いをさせていただくことになりました〜
そもそも「面白い」って感覚自体、「文章がうまい」「絵が上手」ってな指標と
比べて曖昧すぎるものなわけで、それをプロならともかく素人レベルで、しかも
完全ガチで見極めるってな今企画の内容は、観客はもちろんのこと、出演者のリスク
の高さと言ったらどう低めに見積もってもスティーヴさんが繰り出すバックドロップ級、
もしくは浮気バレしちゃったオリックス谷の顔面形状レベルで極大すぎると思うわけで、
もちろん自分で自分を面白いと断言しきれちゃうだけの確固たる自信があるなら話は別だけど、
そんなプロ芸人さんでもどうかという稀有な思い込み、そもそも在野の素人さんレベルにある
わけないし。
だって素人には根拠がないじゃない？ 自分で自分を面白いと思うその根拠。
友達にそう言われたから？ サークルで人気者だったから？ ま、まさかネットで
自分のページに人が集まってるから？ 自分が今まで生きてきた生活フィールドの
中でなんとなくそんな雰囲気を感じたから？き、聞きたかねえ、そんな酷い勘違い！
…と考えるのが一般的感覚だと思うのよね。
え、そんなことねえよ？面白い奴は面白い？ じゃ、その根拠って何だろね？
プロ芸人さんみたいな「舞台うけ」という絶対的基準がない以上、素人レベルで
誰の目から見ても納得できるような面白さの基準って何だろね？
そこで抜いちゃうか幻の名刀。使っちゃうか禁断の奥義。唱えちゃうか禁忌の呪文。
やっぱアクセス数が全てってか？よーし、じゃ一番面白いのは「侍魂」 以上！
あ、話が終わっちゃった。じゃ、ネットでは侍魂。
うわネット、ネットって。もっとも虫っぽい別れ際挨拶第３位「じゃ、ネットで」。
わ、やっちゃったよネット、使っちゃったよネット。そもそもネットが一般的かよ、
それしか頭にないのかよ？ あ、言われちゃったよ、ネット。
ま、確かにそういう見方もある。じゃリアルで。ネットが駄目ならリアルで。
リアルじゃ凄いんですアピールで。知人スーパーハッカーとかで。
あ、だけどリアルでも駄目っぽい。だって今まで生きてきて普通に「俺、面白いから」
とか自分で言ってるイキモノに遭遇したことないもの。内心どう思ってるかはともかく
表面上じゃ皆そこを確実に隠すよ。だから「俺は面白いんだ」って自負も常に胸の一番
奥底に秘められた謎のまま、永遠に浮かんでこないよ。なんだ「俺、面白いよ」って
タブーじゃん。僕達、いつの間に縛られちゃってるじゃん、自意識過剰という名の鎖に。
謙譲の美徳という名の重りに。
逆に考えればこれは保護だよ。だって言いさえしなければ、宣言さえしなければ、
その本質を曖昧なままにしておけるじゃん。自分で自分を「普通の奴」とか
「つまらない奴」とかって認めなくてすむじゃん。だから自分で自分を保護してた。
そうだよ、素人は保護されてきたんだよ。渋川老ばりに保護されてきたんだよ。
だけど流石にもういいかなって、そろそろ本気を見せちゃおうかなって、
ガチレベルで笑いのインプロヴァイズやらせたらたぶん俺が最強かなって、
そんな心意気を胸に秘めているかどうかは別として、遂に最強の素人たちが
命知らずのドンキホーテと化して表舞台に登場してくれるってわけだ。
内心イヤイヤかイケイケかはともかく、これは本当にすごいことだと思う。だって
ちょっと想像してみてごらんよ。完全ガチの大喜利だよ？もちろん台本とか皆無だし、
当然 普段書いてる日記みたいに推敲してる間なんてものはない、完全に閃き勝負、
１回スベってちょっとでも萎縮しちゃおうようもんならそれだけで即命とり。
ほら不安がどんどん膨らんでいくよ、緊張のあまり噛んじゃったらどうしよう？
自分だけウケなかったらどうしよう？ 前の奴がすごく面白いこと言っちゃったら
どうしよう、何か言うたび場が冷えまくるようになったらどうしよう？
いや、それだけならともかく、誰一人として喋らなくなっちゃったらどうしよう？
うわーうわー、想像するだに恐ろしい。出演者全員、明日を捨ててるとしか思えない。
とは言えど、僕ら見る側にとっちゃそんな出演サイドの葛藤なんて全然お構いなしさ、
面白いと思ったらクスっとかニヤっとか、己が感じるままリアクションとればいいのさ。
個人的にひいきな出演者さんが喋ったときだけ反応、なんてことさえなければ、
別にお笑いを「分かってる」必要なんて全然ないんだ。心ゆくまま素直に楽しめば
いいのさ。そんな皆さんの楽しそうな反応を、僕は影からこっそりオペラグラスで
眺めつつ、誰が一番面白いかを決める手助けを少しでもできたらいいなと思っているよ。
そんなわけで前売りチケット絶賛発売中、オフ喜利、オフ喜利をどうぞよろしく！
＜アンガー＞
我得たり〜ん☆ついに得たり〜ん☆真理を得たり〜ん☆まーじゃんは本当にゴミだという
ことを心底、骨髄、頭のてっぺんからつま先に至るまで理解せしめられたり〜ん☆びょう！
とう！しゃ！れつ！ざい！ぜん！ もう！まー！じゃん！きら！い！だい！き！らい！
ってなシット更新を思わずミクシに脊髄ライトかましちゃうくらいの勢いでアングリった。
ホントあまりの自分の勝負弱さに怒髪天ついちゃった。大の大人がマジで雀卓ちゃぶ台返し
しかねないくらいの勢いで腹たてちゃった。まさかね、まさかここまでボロ負けくらうとは。
蝕真っ盛り中のキャスカさんもどうかというあまりの自分のやられ放題っぷりに心底頭きた。
その怒りは勝負終了から５時間以上を経てもなお一向に衰える気配を見せず、徹夜あけで
疲れきっている筈のこの身体を一睡もさせない程だった。そして焦躁しきった挙句の果て、
僕は思わず盗んだバイクで走り出した。実際には使ってないエアロバイクで走り出した。
行き先も分からぬまま〜♪ 現実的にはどこまで走ってもなお自宅、素っ裸でエアロバイク
漕ぎまくるととんでもなく股ずれおこすということを知った休日の朝〜
自分に罰を与えると称して個室ビデオ行ったら何と改装中、目的を何一つ果たせずトボトボ
帰る羽目になった五反田の昼〜
帰宅後、ネット繋いでメール見てみたら
あなたは寂しくて、この様なＨＰをお作りになられたのでしょうか？
ご自分の好みが全て…なのですね。
あなたが作られたイングウェイ・マルムスティーンというキャラクターは、
あなた自身の毒の部分を体現しております。
こういう行為で、ご自分の欲求不満の解消になさるなんて。
オーケストラとの共演作によって、彼は、世界の有名オーケストラからの
オファーが相次いだという話ですよ。
みたいなメールがきてて、もう何もかもがどうでもよくなっちゃった夜〜
朝！昼！夜！ 全部無理！ 僕の休日、ほぼ、以上！
…アイラービュー♪（部屋の中に大量発生してる羽アリをプチプチつぶしつつ）
＜まだ怒ってる＞
友達がね、合コンを。正しくは友達の彼女がね、合コンやってくれることになったのです。
それにしても「友達」に紹介されるならともかく「友達の彼女」って、「彼女」って、ねえ？
お前どんだけ見ず知らずの他人様の世話になる気なんだって話ですよ。大体が人生における
「友達の彼女」関連の記憶として、洗剤と柔軟剤を間違えて洗濯してたところ見咎められて
眼前で「マー君、この人すごいバカ！」呼ばわりされたことくらいしか持っていない僕としては、
その辺りの過去も含めてどうにもこうにも嫌な予感がしてたまりません、… が、まあ、何とかなるか！
うーん、たぶんなんないね、というわけで、その場にいた男女を集めてちょっとシュミレって
もらったわけですわ。だって相手、普通のＯＬさんらしいし、正直そんな人達相手に何喋って
いいのか全然分からないし、流石に２時間延々フタコイの素晴らしさについて一方的に語る
わけにゃいかないし… あっ、ならオタ話として唯一一般層に受け入れられてそうな電車男は
どうだろう？月９ではないけど一応夜ドラだし、これなら何とかなるんじゃね？というわけで、
ねえねえ、ＯＰアニメにおける大阪コンベンションのパロだけどあれってオマージュというよりも
ダイコン→ガイナ→ＧＯＮＺＯという自らの系譜を示したプロモフィルムとしての意図も含めて
そうじゃない？うん、もし良かったら僕の家でその辺り、ＧＯＮＺＯ初期のフルメタルぱにっく
でも鑑賞しつつじっくりゆっくりと語り合わないかい？ …よし完璧だ！
まあそんな妄想を僕の頭の中だけで１人上手に展開しつつ、皆がしてるドラマの話だの地名の話
だの映画の話だの会社の話だの納豆の話だのと死ぬほど興味ない話題に対し見せかけ笑顔で相槌
うってたらあら不思議。甲高い声で「マジ！」「マジで！」と口走るだけのファンタジック・フェアリー
さんが、いつのまにかその場に出現してしまっていたというわけでありまして。
そんなウザさ満点な妖精さん誕生の秘話。
大昔に行われたとある合コン時、よほどの緊張のあまり「マジで？」としか相槌を打てなくなって
しまったとある哀れな男に対し、周囲の淫売どもがよってたかって「あんた、マジで？しか言わない
じゃん」「それしか言えないの？」「マジで？」「キャハハ、マジで星人！マジで星人！」という
陰湿極まりない罵倒を繰り返したその結果として、その飲み屋のトイレ内で汚物と吐瀉物にまみれながら
「マジでー！」と雄たけびをあげる男の涙とともに、それは生まれてしまったといいます。
その日以来、ピタと笑うことをやめ、どんな取るに足らぬ些細な会話に対しても「マジで！」と全て
議論をつっかけマジレス返ししかしなくなってしまったその男のことを、人々は戦慄と恐怖をこめて
「マジで小僧」と呼んだという、おしまい！
っていうかな、大体合コンってなんだよ？何の略だよ？マジで！ え、合同コンパ？
そんくらい俺だって知ってるよ、コンパのパはパーティのパだってことぐらいこの
マジで小僧にだって分かってるよ、問題にしてるのはその前の「コン」だよ、コンって！
何だよそれ、何の略だよ、マジでマジで！
・合同コンピューター
→ 集合後、即インターネットカフェ行って、普通にチャット。
・合同コンタクトレンズ
→ 皆で代わる代わる、道行く人々の後頭部をハンマーで一撃。
目からコンタクトをいちはやく飛び出させた者の勝ち。
・合同コンクリート
→ 皆で懸命に山谷ジョブ。
日銭習得後、コンクリ片持ち合って互いの金を奪い合う。
・合同コンプレックス
→ 集合後、もはやお約束となったインターネットカフェへ。
１人がミクシに「私つらいんです」的なことを書いて、皆でそれに一斉レス。
「そんなことないよ」「頑張れよ」「私もつらいです」「僕もつらい」
楽しく傷を舐めあった後、カラオケ行って「BE MY BABY」を全員で熱唱。
・合同コンスコン
→ コンスコン限定オフ。その威張りっぷり、やられっぷり、ヘタれっぷり、
「ぜ、全滅ゥ？１２機のリックドムが全滅ゥ？さ３分も経たずにか！？」と
叫んだ際の椅子への崩れ落ちっぷり、などについて皆で延々と語り合う。
普通に参加したい、開催希望。
・合同コンスタンチノープル
→ 男子はオスマンコトルコ軍を結成、オスマンコーと叫びながら逃げ惑う女子達の
マンコ陥落をひたすら目指す。陥落しちゃった女子達はそのまま歓楽街行きとなり
容赦なくトルコ風呂へ叩き売られる。店の名前は「飛んでイスタンブール」
・合同コンジローム
→ （せんだみつおゲームの要領で）
「合同！」「コンジローム！」（指された人の両脇）「ブツブツ！」
「合同！」「コンジローム！」（指された人の両脇）「ブツブツ！」
「合同！」「コンジローム！」（指された人自身が）「ブツブ…あっ！」
（ミスした女、売女！売女！の大コールを受けつつ、クリニック前でバスを降ろされる）
うーん、じゃ、合同コンスタンチノープルで。
「マジで？」
マジで！マジで！
＜オフ喜利、無事終了！＞
地震という、人類の叡智ごときでは到底予想し得ない、あまりにも突発的すぎる
大アクシデントがあったにもかかわらず、ロフトプラス１を半分一杯にするくらいの
お客さんに御来場頂き、本当にありがとうございました。裏方の立場からまずは一言、
お礼申し上げたいと思います。
で、イベント中、裏方と同時に審査員なるものも担当させてもらっていた僕としては、
「お客さんの笑い顔 及び 笑い声を審査基準にします」とあらかじめ名言していた通り、
オペラグラス片手にステージより観客席の方ばかりを延々と凝視していたわけですが、
出演者のネタに対する皆さんの反応が、
・中受け： 思わず声が出ちゃった風のニヤリ、手を口元にもっていってクスクス
・大受け： 意識しないで出したっぽい拍手、将太の寿司ばりの柏手
・超受け： 笑い声は言うに及ばず、拍手・柏手に加え、更に重低音ストンピング
という感じで実にはっきりとしていたので、こちらとしては非常に助かりました。
と同時に、みんな本当に面白い時は顔だけじゃなくて確実に動作に出すんだなあって。
いや、至極当たり前の事だとは思うんだけど、正直その辺、今まであまり意識したこと
なかったというか、ただでさえ「笑い」というものにニブかった僕としては、今後その辺り、
本当に笑っているのか、それとも笑ってくれているのかを見極める判断材料に使っていけたら
なぁと、まあ、そんなことを審査中、考えていたり、いなかったり。
それにしても今回の出演者達のレベルは本当に高かった、身内びいきを多少含めるに
しても編集一切なしの完全生ライブだったということを考えるにつけ、相当ハイレベルな
攻防だったンじゃないかと。マイミク内のとある知人が、
行く前は「知ってるひとや、サイトだけ知ってるひとたちが主催する、面白そうな
イベントを見に行く」気分だったのが、途中から「お笑いライブイベントを見に来た」
気分になってました。
って感想、書いてくれてたんですけど、これには至極同感、
「咄嗟に面白いことを言う」ってな、マジで才能以外の何者でもないと思った夜でした。
こりゃ論より証拠で、見るより実際にやってみると、ものすごくよく分かる。
終了後の打ち上げにて「カッコいい言葉」縛りのしり取りで「よ」がまわってきて、
さんざキョドった挙句、ようやく出した答えが「ヨ‥ヨンさまんこー」だった僕には、
ものっすごくよっく分かる！（瞬間フリーズー１９６℃をグビグビ飲みながら）
＃今回のイベントの中で、拍手柏手雨あられストンピングまで乱れ打ちだったお答えを
３つ程ピックアップしてみました。イベントの空気が少しでも伝われば幸いです（敬称略）。
＜その１＞ 〜しりとり：「プロポーズの言葉」 縛り〜
「ようこそ皇族へ！」.（ゴトウ）
＜その２＞ 〜写真で一言〜
「前のタクシーを追っかけてくれ！」.（岩倉）
＜その３＞ 〜写真で一言〜
「おい、免許とれたのかよ？」.（館長）
＃それにしても
「パーマンは正体がバレるとその姿を動物に変えられるそうです。
ではパーマンの上司、バードマンの正体をバラすと与えられるというもっと恐ろしい罰とは？」
というお題にて、「ウンコにチンコを挿す」で大笑いした僕と客全員には、猛省を促したい。