今回は冷凍庫を開けることにチャレンジしてみようと思います。
えっと正しくは、久々に開けたらこんなことになっていた冷凍庫の、
霜を取ろうと色々やっていたら、段々と興がのってきたので、
こんなことやあんなことして遊んでいたら、
本気で取り返しのつかないことになってきたので、
矢も楯もたまらず完全封印してそのままほっといた冷凍庫を、５年ぶりに開けてみようという試みです。
それじゃ早速封印を解いて中を見てみ… え？
こう…強引に扉を開いて中をこう… あれ？
あ、完璧に凍りついて全然開かないわ。 おーい、バールもってきて〜
というかバールはなかったので、以下のようなものを用意してみました。
レンチさんとドライバー君を駆使しまくって冷凍庫の扉と格闘すること約１０分。
メリメリメリ…バキガっ！という破砕音とともにようやく封じられし暗黒の扉がご開帳。
ちょ。
なんかホルダー部分の仕切りがブチ折れてるし。
この時点でもう汗びっしょりです。
あと中身がコレモンなので、奥がどうなってるかを見ようにも、まったくとりつくしまがありません。
なので、とりあえず何が起こるのか待つことにしました。
気分はもうすっかり「遊星からの物体Ｘ」ラストにおける主人公です。
…３時間後。
多少、氷壁が柔らかくなってきたようなので作業再開。
トンカチでキンキン叩いて、少しずつ表面を削っていきます。
世の中広しといえどよもや平日の深夜に冷凍庫を相手どって化石発掘気取ってるアホもそうはいないと思います。
そして次から次へと発掘されるなんらかの残骸群。
あれ？なんか下の方に物体らしきものが… あれはもしや…
２５２、生存者発見！生存者発見！
生…存…？
とりあえずサクっと食ってみましたが、まあ普通にアイスでした。
なんの問題もありません。
そしてこの辺りの地層からいよいよ火山灰が… というかかつての戦火の爪痕が見え始め…
掘り出した氷塊の一つを近くでみるとこんな感じ。
５年間、氷壁の中に封じこめられていたせいか非常にフレッシュなスメルが…
というかメチャクチャ火薬臭いです。
しかもコレ、溶けたら溶けたでその場に「黒く塗れ」的な痕跡を残すので処理が非常にやっかい。
マジ５年前の自分を殴ってやりたい気分で頭の中が一杯、今。
この火山灰層を貫通して以降は、これまでは見られなかったデカブツ達が次から次へと発掘されるようになり。
台所のシンクはこれら氷塊群であっという間に一杯に。
そしてようやっと綺麗になった冷凍庫内。
結局のところ開帳から発掘、その処理及び掃除を終えるまで約７時間程かかりました。
実際これ結構な重労働、すっげ疲れたし。
あ、右は発掘されたブツ達ね。
＃まあ冷凍庫の掃除だけはマメにやったほうがいいよという教訓くらいにはなったかも。