[MySelf]


5月19日

<くずです>

うちの嫁がね、泣きながらアナルを犯したいのってお願いしてくるんですよ。
泣きながらだよ?これはもうただごとじゃないでしょ?
でもって曲がりなりにも好きな人からのお願いですよ、完全に漢気チャンスでしょ?
でも、すっごくこわいの… というところで目が醒めました。
なんか淫夢って年をおう毎におかしな方向へディテール凝っていきますよね(挨拶)
あ、ちなみに嫁の顔は唯でした。

はい、というわけで、遅ればせながら無事「くずです・生」終了いたしました。
アニメ「けいおん!」にもろ影響うけて「オデも楽器やるのじゃよー」ってなった痛い
オッサン共がとりあえずライブ出来るようになるまで頑張ってみるプロジェクト、完了です。
来場いただいた方々、当イベを宣伝してくださった皆様、本当にありがとうございました。

あ、で。
今回、1年ほど楽器で遊んでみて、ミーなりに分かったことが一つあります。
そもそも楽器に向いてる向いてないってことをまったく考えないなら、
実はこういうのって、不器用な奴であればあるほど楽しいんじゃないかってことです。
だって俺なんか特に不器用な方ですからね、手を使った技術系はわりと何やっても全然
でしたからね。そんな奴が演るギターなんてホント最初の頃は音ひとつまともに出やしない。
でも、そんなんだからこそ課題を一つクリアした時の達成感や充実感が非常に大きかったり
するわけですよ。ぶっちゃけ初期の頃なんか「E」を押えられるようになっただけでも
嬉しかったもの。(Fは未だに無理です)
それに比べて当バンドのベースとかドラム担当とかね、なまじっか器用なばかりに
簡単なところとかすぐ出来ちゃいますからね。それ達成感ゼロじゃない?みたいな。
正直、中途半端に才能あると逆にかわいそうなんだなーって本気で同情していた時期が
この俺にもありました。

あ、で。
バンド始めて10ヶ月くらい経った頃かな。
5弦以下を弾くとき、一番上の6弦が引っ掛かって邪魔だなーって、前からずーっと
思ってたんですけど、ある時ふと閃いて5弦を触ってる人差し指を6弦の下にチョンと
つけてみたわけですよ。そしたら余計な音出なくて、しかもポジション窮屈じゃなくて
ウヒョー俺様大発見!みたいな。これが俗に言う「後のミュートである」って奴かと。
こういった試行錯誤を繰り返した後の新たなる発見こそが楽器の醍醐味なんだよねー、
ってな自己満テンションとともに、その世紀の大発見をしたり顔でメンバーに自慢してたら、
なんか中途半端な語尾上げアクセントで「へー」返ってきたコレ。
えっと後で知ったんですけど、なんかコレ大発見でもなんでもなくて、完全未経験な
ズブのド素人が楽器始めて一週間で覚える基礎中の基礎なんですってね。
それを分かっていながらあえて指摘せずに「へー」?その優しさの裏側にあるものは?
ええ、完璧に才能ないと本気でかわいそうなんだなー、って切実に同情されてることに
気づいちゃったんで、結局お互い様ってヤツですねー

その辺の感情も含めて、自分なりのバンドに対する主張と今後の方針を、インギ様言語
表してみたら以下のようになりました。

「『足でリズムとれ』『ドラムに合わせろ』『ベースをもっと聞け』
 って俺に向かって言う奴は大嫌いだ!寒気がする!薄っぺらだ!大嫌いだ!」

「バンド名「天才イベリコ豚」の「豚」がオレのことを指
してるって? 
 もし本気でそう思っているんなら、そいつは頭が完全におかしい!
 とんでもない話だ!あの醜い顔を殴って…(え?豚ってドングリ食うの?)
 …そうだな、俺はそういうリリカルなのは嫌いじゃない」

「大切なのは「魂」さ。

 ドラムとかベースとかリズムとか細かいことはどうでもいいんだ。
 そういうチマチマした小細工は俺の主義に反する。
 陳腐で凡庸なことは俺は嫌いだからな。
 俺のバンドには、そういうことを指摘したがる奴がいたことがあるが、
 もう完全に黙らせた。二度とそういうことは起こらせないと自分に誓っている」

「え、ベース?ああ、あのカピパラ面ね。
 俺としては大いなる親切でモテないアイツにプレイさせてやったつもりだった。
 なのにモテやがって!なにモテてやがるんだ!
 そこで俺は奴に電話して「何を考えてんだよ、おまえは!どういうつもりだ?」
 と怒鳴りつけたんだが、奴はどうやら自分に好意をもってくれた女性の前で延々と
 膣の話をして相手をドン引かせたらしい。
 あいつ「いやぁ 膣の話、駄目ですか?」とか言いやがって!
 あのカピパラ野郎が! カピパラだよ!」

「笑える話があるんだ。俺がプレイしてたら、突然ドラムが止まりやがってさ。
 真面目にやれと言ったら「じゃこっちを向いてプレイしないでください」って言うんだ。
 俺のツラとか挙動が視界に入ると、笑えすぎてプレイどころじゃなくなるんだと。
 俺はあいつに「完全に黙ってろ」と言って、以降はもう二度と喋らせなかった。
 そもそもアイツはドラムなんだぜ?ただのドラム!
 お前は単に曲に合わせてビートだけ取っていればいいんだ!って思ったよ」

「♀声担当のシンガーはミニスカはくとき、下が短パンらしいんだ。
 あの奇妙な御坂アティテュードは理解できなかったね。
 だから俺はあいつに「本番じゃ絶対パンツをはいてこい」と言って、それを約束させた。
 あいつはそのアイディアを気に入らないようだったが、周囲は俺を支持してくれたよ。
 なのに当日もやっぱり短パンだったらしいって、こりゃ一体どういうことだ?”Liarー”」

「まあなんのかんの言ってもね、俺は皆と友達だよ。敵はいない。友達だけだ。
 唯一嫌いなのはドラムだけだ。
 あいつは大嫌いだ。
 あいつはとんでもない野郎だ。
 生まれてから会った人間のなかでも一番非礼なやつだ。
 すごく失礼だ。本当に失礼だよ。
 俺が懸命にプレイしてんのに
 「こんなリズム感ない人みたことない!」とか
 「あ、ギターの音、いらないです」とか、
 俺がお気に入りのフライングVを手にした時も(スタジオの隅を指して)
 「あ、そこ掃いといてください」とか言いやがって!
 大体技術的なことならともかく「弾いてるときの顔が気持ち悪い」ってなんなんだ!?
 あいつは最低だ!」

「俺はいつも奴等に言っていたんだ。
 「俺に優しくしろ。俺に優しくさえすればきっと評価も得られるようになる!」ってね。
 確かに俺のバンドのメンバーでいるってのは、難しいシチュエーションだと思う。
 俺はリーダー以上の存在… いわば「絶対的存在」だからね!」


今後ともバンド活動は継続していくつもりです。メンバーの皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


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