<2008/5/23:更新>
*生い立ちとか、現在のミュージック・シーンとか、自分語りとか
<生い立ちについて聞かれて:とにかく練習したらしい>
「誰とも遊ばなかった。友達も作らなかった。とにかくギターばかり弾いていた。
何年も、何年もだ。1970年から1980年くらいの間、ギターを弾く以外、何もやらなかったってことだ。
毎日12時間とか13時間とかだ」
<ギター・テクについて聞かれて:とにかく練習はしないらしい>
「俺は練習はしない。
いつも目の前に聴衆がいて、最高のギタープレイをしている、いつもそれだけを想像してプレイしている、
しかも、気が付いたらギターを手にしていて、いつもギターから手をはなさない。
狂ったようにね!
」
<現在のハードロック・シーンについて:1>
「メロディアスではなく、ただ単に速いというだけのスピードなんてクソだよ。
俺にとって大切なのは、常にメロディアスであるって事なんだ」
<現在のハードロック・シーンについて:2>
「誰とは言わないけど、ギタリストによっては単調な繰り返しを速く弾いて、
それで満足している人間がいる。
どうしてあんなプレイが罷り通るんだ!って感じだね。そこからはフレーズなんて聴こえてこない。
聴こえてくるのは『こんなに速く弾けるんだゼ〜』なんていう悲鳴だけ(笑)」
<歌詞について>
「『カモン、ベイベー!今夜は一緒にいよう!イエィ!ロックンロール!』.
って歌詞は大嫌いだ!寒気がする!薄っぺらだ!大嫌いだ!.
<レコーディングで一番時間がかかることは何かと問われて>
「歌詞に一番時間がかかるね。何故なら「さあベイビー!今夜やろうぜ!」みたいな.
歌詞は.書かないと決めたからだ。そういうのは俺の主義に反するんだ。
陳腐で凡庸なことは俺は嫌いだからな。
俺のバンドには、そういうことをやるシンガーが何人かいたことがあるが、
二度とそういうことは起こらせないと自分に誓っている」
<聞いてもいないのに…>
「俺の家は1622年に国王からナイトの称号を託された。俺は貴族なんだ。
(壁に飾られた紋章を指差して)あれが俺の紋章だ。マルムスティーンというのは”銀の鉱石”という意味なんだ」
<いわく、綿密なタイプだと思われているらしい>
「俺のことを何もかも綿密に計画するタイプだと思っている人が
大勢いるのは知っているが、実際の俺は正反対だからね。
計算なんかしないよ」
*自分のバンドに在籍していた元メンバー達や家族をメッタ切り
<前妻アンバーについて:「俺のフィアンセは俺の愛のPRISONERなのさ」とか言ってた4年後には…>
「俺の前妻は問題の多い人間だったんだ。
大酒飲みだし、車を買ってやっても壊すし、留置場には入れられるし。
そして、ツアーをしていた時に、「彼女はM・ヴェセーラと寝ていた」
と言われたんだ! 考えられる限り最も酷い話だったが
しかし、正直言ってホッとしたよ。
彼女との関係はもう終わっていて彼女の総てが大嫌いになっていたからね」
<そのM・ヴェセーラについて>
「笑える話があるんだ。ヨーロッパ・ツアーでスイスかどこかに行った時、あいつの声が出なくなって、
喋ることも出来なくなってね。
俺はあいつに「この部屋に残ってろ」と言って あいつ抜きで8回ショウをやったんだ。
俺が全部歌った。
あいつはそのアイディアを気に入らないようだったが、
俺がやらざるを得なかった。だがオーディエンスは俺の声の方が気に入っていたよ。
あの頃もうあいつは、俺の女房と...。あいつは大胆にも俺のところに電話をしてきて、自分のアルバムで
プレイしてくれるかと訊き、テープを送ってきたから「ああ、いいよ」と答えてプレイしてやったけど、
あいつは俺の女房と寝てたんだ!良い人達だろ!」.
<ツアー途中で逃走した元ベーシストのマルセル・ヤコブについて>
「マルセルが辞めたのは、彼が単に最低の男だったからさ。」
<インギ様にボーカル失格の烙印を押されたヨラン・ゲルマンについて>
「まあ、ヨランは・・・・・・(笑)変わっていたね。とっても変わっていた。
ライヴで歌うことに関しては問題があった。
ステージに上がりたがらなくて、いつもこんな感じで(後ろを向いて小さくなって)歌っていたよ。
俺なんかは「イエー!」って感じだったけどね(と両手を広げる)」
<元ドラマーのマイク・テラーナについて>
「おい正気かよ!お前はドラムなんだぜただのドラム!スターじゃないんだ!
お前は単に曲に合わせてビートを取っていればいいんだ!
って思ったよ」
<元ドラマーのマイク・テラーナについて 〜アティテュード編〜>
「彼は凄くネガティヴな人間だった。彼はドラム・ソロの方が曲より大切だと思っていたんだ!
あの奇妙なアティテュードは理解できなかった」
<さんざお世話になった元ヴォーカリストのマーク・ボールズに対して>
「…あの当時、彼は髪の毛の問題があったんだ。
ハゲ始めてきたからカツラを手に入れたんだが、カツラを手に入れた途端、
自分は世界で一番のスターだと勘違いし始めたんだ。
それに、彼は変な行動が多かったね。変わっていたよ。手に負えなかったね。
クレイジーだったよ」
「マーク・ボールズは何でも歌ったよ。
もし俺が「メリーさんの羊を歌え!」って言ったら、.
歌っていたと思う(笑)」
<同じく元ヴォーカリストのマッツ・レヴィンに関して>
「彼を選んだのは間違いだった。
彼は良いシンガーではあるが、素晴らしいシンガーではなかった。
そこには大きな違いがある」
「マッツ・レヴィンはスタジオではまあまあだったけど、ツアーでは駄目だった。
あんな風に大きな会場をあちこち巡って歌ったことがなかったんだな。
その前までは電話ボックスでしか歌ったことがなくてね」
<元ベーシストのスヴァンテ・ヘンリソンについて>
「アイツはとにかくテング野郎だった」「彼は素晴らしいだが、嫌な奴だった」
<これまた元ベーシストのバリー・ダナウェイについて>
「俺としては、大いなる親切であいつにプレイさせてやったつもりだった。
俺は、その気になれば自分でベースを、もっとマシなベースを難なく弾くことが出来る。
でも、そこは考えて「あいつも長いこと頑張ってるんだし、一生懸命練習するなら弾かせてやろう」
ということにした。
で、ツアー直前になって、あいつはツアーには出られないと言ったというんだ。
そこで俺も自らバリーに電話して「何を考えてんだよ、おまえは!どういうつもりだ?
成功しているバンドと世界中をツアーするチャンスじゃないか。その頭ン中はどうなってんだよ!」
と怒鳴りつけたんだが、
あいつは「いやぁ うちのカミさんが…
このところずっと留守にしていたし…」とか言いやがって!
あの負け犬野郎が! 負け犬だよ!」
<元ドラマーのボー・ワーナーもメッタギリ>
「彼はドラマーとしては最高だったが、とんでもない馬鹿だった。
生まれてこのかた、あれ以上頭の悪い奴には会った事がないと
っていうくらい酷くて、この俺でさえ手におえなかったんだ。
そんじょそこいらの馬鹿とは訳が違うぜ!.
あれは世界でも1・2を争うほど凄まじいバカだ!.
脳みそがあるとはとても思えなかったね」
<ツアーヴォーカリストのヨルン・ランデに関して3連発>
「ヨルン・ランデはアマチュアだし、頭が少しおかしいからクビにした」
「何も出来ない間抜けなノウルェーの負け犬の話しはするな!
あいつのことなんて誰が気にする? 突然ロバートプラントにでもなったのか?」
「あいつはクソ野郎だ! .
俺の前であいつの話をしないでくれ! 大体 アイツの話しを聞きたいヤツなんているかい?
この世の中で誰があのクソヤロウなんかの話しをを
聴きたがってるっていうんだい?」
<インギ様のジョー・リン・ターナに対するその愛>
「まるで兄弟のようにウマが合うんだ。彼しかいないってピンときた。
理屈抜きに判ったのさ。俺達は完璧な組み合わせなんだ。彼だってきっと同じことを言うさ」
↓
「"Heaven Tonight"って曲はジョーが独りで作ったものだし・・・彼は唯一の相棒だよ」
(↑ここ!記憶しておきましょう)
↓
「ジョーは本当にパワフルで、かつソウルフルだよ」
↓
「僕らはソウル・メイトさ」
↓
「ジョーの書く詩は素晴らしいよ!才能があるんだね。グラハム・ボネットには作詞の才能はまるでなかった」
↓
「”ODYSSEY”の曲は全部俺が書いたもので、ジョーの手などどこにも加わっていない。
あんな奴、一緒にツアーするのも苦痛だった。
ソウル・メイトがきいてあきれるよ」(俺はお前にあきれるよ)
↓
「("Heaven Tonight"を指して)あの曲はゲイだよ!」
<俺様、ソ連は好きじゃねえ>
「ソ連じゃチーズはないし、水は飲めないし、石鹸はないし、最低なところだ」
<俺様、祖国も好きじゃねえ>
「俺はスウェーデンは大嫌いだ。絶対戻らないよ。寒いし、退屈だし、嫉妬深いし….
ビヨン・ボルグもそう言ってた! アメリカでフェラーリに乗ってると「クールだ」と言われるけど
スウェーデンだと「税金を誤魔化したのか!」って言われる(爆笑)」
<俺様、人間も好きじゃねえ>
「マークがいなくなったのはどうだっていいんだ。
マッツ・レヴィンやヨラン・エドマンが辞めて心配したかい?マイク・ヴェセーラは?
俺は気にしないね!誰がバンドにいるかなんて関係ない!」
<つまり誰も好きじゃねえ>
「ロニーだろうがグラハムだろうがジョー・リン・ターナだろうが、誰も俺を自分のバンドに入れるなんてできない!
俺が、誰かを、自分のバンドに入れてやるんだ!」
<自分だけが大好きだー!>
「俺はいつも奴等に言っていたんだ。
「ヘマをするんじゃない。やるべきことをやっていれば個人的評価も得られるようになる!」
ってね。確かに俺のバンドのメンバーでいるってのは、難しいシチュエーションだと思う。
俺はリーダー以上の存在… いわば「絶対的存在」だからね!」
*俺以外はみんなクソだぜ!
<俺以外はみんなクソ・パート1: スレイヤーについて>
「ハッハー!まるでお笑いだぜ!」
<俺以外はみんなクソ・パート2: アルカトラズについて>
「メンバーみんな年をとって車椅子状態だからなぁ。
こんな感じで(笑) (点滴を腕にさした老人の身振り)」
<俺以外はみんなクソ・パート3: いままでクビにしまくってきた奴等について>
「死んだ魚みたいになった奴らと一緒に音楽を作ることは出来ないんだよ。うんざりだよ。
不感症の女みたいで…… 俺が好きなのは色情狂だ」
<俺以外はみんなクソ・パート4: 自分以外にも速弾きのスペシャリストが出てきた途端>
「悪く言うつもりはないけど、
ジミ・ヘンドリックスやディープ・パープルで育った俺には信じられないものが多すぎる。
ほとんどが冗談じゃないって感じがしない?」
<俺以外はみんなクソ・パート5: エクソダスについて>
「ウェー、ひどいな!!
これだけたくさんのミスがあると一晩中かかっても指摘しきれないぜ。
まるで才能ないね」
<俺以外はみんなクソ・パート6: とにかくペイジが嫌い>
「ジミー・ペイジが三大ギタリストと呼ばれてるって? テクに関していえば全くのお笑い種さ」
「ジミー・ペイジの存在はとんでもないジョークとしか思えない。
彼は、世界で最も過大評価されたギタリストだよ!」
<俺以外はみんなクソ・パート7: あのジェフ・ベックのギターを聴いて>
「誰?このゲイリー・ムーアのマネしてるの?」
<俺以外はみんなクソ・パート8: POISONについて>
「アメリカでは酷い味のハンバーガーを皆が食べている。簡単にごまかされるんだ。
俺はPOISONはくだらないと思う。それでもアルバムは沢山売れた。露出度が高いからさ」
<俺以外はみんなクソ・パート9: ヌーノ・ベッテンコートについて>
「ヘタじゃないんだけど、オリジナリティに欠けるし、
カリスマ性が感じられない。
世間というのは時として、あるものに対して実力より過大評価してしまうことがあるけど、
彼らの場合もそういうことが言えるんじゃないかな」
<俺以外はみんなクソ・パート10: STRATOVARIUSのギタリスト:ティモ・トルキについて>
「アイツがオレをパクってないって? もし本気でそう思っているんなら
こいつは頭が完全におかしい。
とんでもない話だ!あの醜い顔を殴ってやりたい!.
<俺以外はみんなクソ・パート11: クリス・インペリテリについて>
「奴は俺のプレイを端から端までパクっているもの(笑)
どうでもいいけどあの連中には腹立たしい奴が多いよ。
特にクリスね!彼らの多くは僕から多くをパクっておいて、それを認めないんだよね!?
”Liarー”(と自分の曲を歌い始める)」
<俺以外はみんなクソ・パート12: ARTENSIONのキーボード:ヴィタリ・クープリについて>
「そいつは、俺のところに突然電話してきた奴だ。
(記者:彼と一緒にプレイするとか?)
いや、電話してきただけだ。「イングウェイ、お前は凄い! 」とか、いろいろ言ってたけど。
キチガイだと思ったよ」
<俺以外はみんなクソ・パート13: ブルースの猿ヤロウは死ね死ね死ね死ね死ね死ね>
「俺は皆と友達だよ。敵はいない。友達だけだ。
唯一嫌いなのはブルース・ディッキンソンだ。
あいつは大嫌いだ。
あいつはAssholeだからだ。
あいつはとんでもない野郎だ。
生まれてから会った人間のなかでも一番非礼なやつだ。
すごく失礼だ。本当に失礼だよ。
あいつは大嫌いだ。それに、そんなに上手くもない。とんでもない奴だ。
俺が『先祖が貴族なんだ』と言ったら、
奴は『それがどうした?』だって。
あいつは最低だ!」
<俺以外はみんなクソ・パート14: グラハム・ボネットについて>
「グラハムには何もなかった。
曲のアイディアも何もなかったから「これはいい!勝手にやれる!」と思って
彼のバンドに入ることにした。これもまた、いい踏み台だと思っていた」
「ソロが終わった後は"Since You Been Gone"って決まっているんだ。俺が大嫌いな曲でね。
グラハムの(皮肉っぽく)栄光の時代の曲だから弾いてやっているだけなんだよ。
「俺はRAINBOWにいたんだァ〜」って曲だよね(笑)
1週間しかいなかったくせに!
ま、それで弾き始めると突然ギターの音が止まったんだ。振り向くとグラハムがマーシャルの後ろから出てきたんだ。
あのクソヤロウがアンプからプラグを抜きやがったんだ。
バカな男は、自分の曲を台無しにしたんだ!
ソロは終わっていたから、俺は痛くも痒くもなかったね!あいつはバカだよ!
俺はステージにギターを叩きつけたね。
因みにこれはライヴの最中にやっているんだよ。
「お前なんて地獄に堕ちろ!」って怒鳴ると、あいつは(震えた声で)
「いつもお前なんだ!いつもお前なんだ!.
自分が総てだと思っているだろう!」
って言ってマイクを俺の腹にぶつけてくるんだ。
「ふざけんな!!」ってステージの端に投げ飛ばして(中指を突き出して)
出ていったね。それが終わりだった。(笑)
観客の顔を想像できるかい?
皆こんな感じ(口をポカンと開ける)だったよ(笑)」
*貴様ら、俺のみを讃えろ!
<まず俺は凄い>
「バッハが死んでから誰も作曲はしてこなかった。みんなバッハの真似なんだ。
それ以後、初めて作曲をしたのは俺なのさ。」
<そして、俺は凄い>
「人間には2種類のタイプがあると思うんだ。
上から押し付けられて酷い目に遭うと、弱くなっていってそのうち壊れるタイプともっと強くなるタイプ。
俺は後者だ。
殴られれば殴られるほど強くなっていく」
<リッチーと同じくらい凄い>
「スティーヴ・モーズがDEEP PURPLEに入った件?
リッチー・ブラックモア抜きでパープルは成立しないよ。
リッチーの代わりになれるのは俺だけだ!」
<とにかく俺は凄い>
「俺の音楽を通して広がる芸術が俺の総てであり、深い意味を持っている。
俺は生死をかけている。楽しいからやっているってだけじゃないんだ。
この音楽は俺にとって真実のものだ。それは一生譲らない。」
<どうだ、俺は凄いだろう>
「スウェーデンでは俺は嫌われているんだ。
理由は俺に才能があって成功して金持ちだからさ」
<凄い! 凄い凄い凄い凄い凄いッッッッ!>
「俺はルックスは悪くないし、金持ちだし、有名だ」
<もう誰にも止められねえ! みんな俺を見ろ〜〜〜〜!!>
「俺は貴族なんだ。正確には伯爵だ」
<これらの言葉に反論でもしようもんなら>
「俺は天才」
「俺以外の奴等はみんなカス」
「俺の音楽が分からない奴等はクズ」
すげえ。無敵。
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