[MySelf]


1月30日

<俺がパズル&ドラゴンだ>

はいさーい、毎年お馴染み、今更過ぎる「明けまして」からこんにちわー
アラフォー突入も既にその入口とはとても申せない年齢の足音が近づいて来たにあたり、
そろそろ様々な覚悟をしておかねばならない領域に差し掛かったことを如実に実感しつつある
年初めでございます。そいやつい先日「神戸三大奇人って誰だった?」との呟きを見かけました。
その答えは奥崎謙三、髭田眼鏡、元町商店街ケネディカステラ屋のおやじ氏の三人でございます。
リピートアフターミー!奥崎謙三、髭田眼鏡、ケネディカステラ屋!そろそろ書きかけになってる
「神様の愛い奴」の感想レポを10年越しで完成させたいなと思い始めたサカイです。

まあでも実際によく言われますよね、人生とは登り坂だと。しかもその勾配度が徐々に上がっていく
尻上がり方式だと。例えば職探し一つとってみても20代の頃は選り取り見取り、望めばフリーター
一本ですらやっていけたものが、30も半ばに差し掛かる頃にはそろそろ転職がきつくなりはじめ、
それが40代では100社に履歴書を出しても面接まで辿り着けるのはその内の2〜3件、50まで
いったら正社員などほぼ絶望、住む場所を失えば即ホームレスへと…え?60代?とてもとても……

でもねえ、そうならない為の準備や努力なんて、せいぜい貯蓄くらいしか、ねえ?
加えていくら備えていたって不慮の事態には大抵対処しきれないもの。絶対に大丈夫、なんて保障は
常にナシ、落ちる時は落ちる、そういうもんらしいです、世の中って。
だとしたら人生も中盤を過ぎた辺りの心構えとして必要なのは、例えどんな窮地に立たされたとしても、
それを受け入れることのできる精神力、その状況下においてなお楽しみすら模索できうる程のタフネス性
なんじゃないかって、そう思ったりもするわけですよ。
数多の人々の人生における指針になっているとされるかの万能書「グラップラー刃牙」において、
あの猪狩完至氏もこう述べておられます。覚悟の量が違うんだよと。
相手がどんな殺人技を仕掛けてきても俺たちゃ瞬時に覚悟をキメる。そのダメージに負けないだけの量の
覚悟をな、と。その量を見誤ると天国行きだ、と。
要は「心理的ショック・アブソーバー」とでもいうのか、実際の凶事に当たってしまったとしても、
その衝撃を予め想定しておくことにより、その精神的負担をいくらか軽減するってことなんでしょうが、
これって結構大事なことだと思うんですよね。

例えば麻雀、いよいよ勝負の牌を打ち出す時、予め倍満級を振りこんだイメージを持っておけば、
もし実際に振ってしまったとしても、嫌なイメージを引きずることなくスムーズに気持ちを切り替えて
次の局にのぞめる筈なんじゃないかと。
例えば電車の中、斜め前方にて車内ドアに向かって黙々とシャドーしてる上半身裸の黒人がいたとして、
そんな彼をクスっと笑う前に思いきり殴られるだけの覚悟を持っておけば、いざそれを迎えた時においても
むしろ晴れやかな笑顔でもってこれから我が身へと起こるであろうその事象を受けきることが出来る筈だと。
例えばキーボードの打鍵、この下に万遍なくうんこが敷き詰められていると仮定できうる発想力さえあれば、
いざ打鍵した瞬間、億分の悪意で起こりうるそれ、キーの隙間からムニュリとはみ出すその衝撃に我が心は
耐えうることが出来るかもしれないと。
そして初音ミク達で埋められきったテレビ上の棚を眺めてふと考えるのです。もし暴漢が突如乱入してきて
このミクさん達の一体を唐突に我がアナルへ突っ込もうとしたら、果たして自分はどう対処しうるのか?と。
まずいくらミクさんが細いといってもフォルム的には結構なボリュームもってますからね。やる時は躊躇なく
一気にやってくれないとねー、あと圧倒的想定をもって事に当たらねばならない懸念事項があのツインテール、
これ天然の返し効果が発動して一度突っ込まれたらぬ抜けないんじゃ…ああ駄目エエ引っ張らないでエエエ!
…だけどこれでミクさんとはずっと一緒、そして俺は永遠という言葉の真の意味を知る…うんなんか興奮してきたゾ。
そんなことばっか考えていたらすかさず正月休みが終わっていました。今年も期待しか持てそうにありません。


[MySelf Next]