[MySelf]


1月21日

<あけまして>

えー、今更感ありありですが、まずはあけましておめでとうございます。
僕はといえば、ほとんど関連性のない別々の知人から、左胸のポケット部分に☆マークを着けてる
だけでコスプレが成立しちゃうぐらいのレベルで「安藤」にそっくり!と言われて正月早々いたく
憤慨させられたり、つい先だって一気見したカレイドスターに感銘を受けすぎたあまり、遂には
我が股間の愚息をメイ・ウォンに見立ててのデーモンスパイラルを敢行するに至り、その類稀なる
昂揚の前にこの身を恍惚とさせたり、仕事はじめ日の前夜から早朝にかけてこの身を突如襲った
とてつもない下痢に苦しめられた末、幾度となく噴便を繰り返したその代償として受けることと
なった菊門近辺を襲う激痛を耐え忍ぶため、便所の片隅にたまたま積んであった同人本のタイトル
「フェイトさん前から後ろから!」をとめどなく連呼したりしておりました、フェイトさーん!

そんなこんなで、こと精神面においてはそこそこ幸せな年始を満喫していたミーでありますが、
肉体面に関していうならここ近日、若干の疲労感や脱力感、はたまた妙な倦怠感や軽めの抑うつ感に
悩まされ、少し困っております。

そういえばここ最近、時間に追われているような感覚が常に抜けません。
うーん、頭を空っぽにしてボーっとする時間、意識的に何もしないという頭の休息タイムをあまり
とっていないせい? でも、おかしいなあ、今は仕事もさほど忙しくない筈だし、ネットもニコニコ
以外はほとんど見てないし、このHPだってガンダム関連以外はまるで更新していないというのに、
どうしてだろう…?
というわけで、今年に入ってからの一日の使い方というものをちょっと分析してみました。

 

はちゃー、一日のほぼ40%がアニメ関連で締められちゃってますよ。
というか、睡眠に食事、仕事以外のカテゴリーがもはやアニメしかないっすよ。
「寝る」「食う」という人間にとっての根源的欲求と、それを満たすための前提条件である
「労働」を除いたら、後に残ったのが「アニメ」だけって… うーん、こりゃ駄目ですわ。
ここは奮起一発、なにか新しいことを… よーし、思いきってエロゲーでも始めちゃおっかなー!


えー、巷ではよく「30を過ぎてからのキャバクラは危ない」と聞き及びます。
まだ収入にさほど余裕がなく、社会の酸いや甘いを学ぶのがこれからな発展途上の20代と比べ、
短所であると同時に効果的な歯止めにもなりうるそれら要素が既に潤ってしまっている30代は、
ブレーキがかからず、どこまでも突っ走ってしまう危険性があるためです。

しかしまあ、これ、実はアニメにもいえることだったんですね。
だってほら、アニメ関連のDVD単価の高さときたら、時間尺度で考えるならほぼキャバクラばり、
なのに肝心の相手がオール二次元で、マイ脳内という究極的な治外法権スペースをフル稼動させた
妄想の果てにある至福の幸せを除けば、ほぼ完璧に何のリターンもなし…
って、あれ?これなんかキャバクラよりもタチ悪くね?
その上、それらに費やす時間ときたら、重度のそれともなれば前述の通り、一日のほぼ3分の一を
楽々超えるレベルの無駄っぷりときたもんで、それらに加え、これまでの継続累積要素までをも
考慮に入れ始めたら、…あれ?普通に中古のフェラーリ買えちゃう?

30代も半ばにしてようやく気づいたこの事実。なんてこった…!
そんな僕からこれから三十路を迎える方に、人生の先輩として一言贈らせてください。



巷ではよく「30を過ぎてからのキャバクラは危ない」と聞き及びます。

30過ぎてからのアニメはもっと危ないですゾ!

あと全然カンケーないですけど、新年早々、僕の前の席に赴任してきた白人の体臭がキツすぎて
ほとほと困り果てております。今年も駄目かもしれんねこりゃ。


1月29日

<インド10、トイレで愕然>

4つしかない個室のうちの3つにクソが詰まってるって…!
駅トイレとかならともかくここ会社だろー?(挨拶)


えー、年始からここ最近まで大人しかったくだんのインド人の行動が、いよいよ再活動の
兆しを見せ始めてしまい、日々、戦々恐々としているミーなわけですが。

先週も、まーた進捗遅れ始めたよと思って「いつまでなら出来る?」って内容の催促メール
出したら、返ってきたメールの内容が、


 コンヤガヤマダーw

 ┏ ───────────────── ┓
   ヘ ヘ   XXXXXX Solutions Department
   ミ・_・ミ   ******* ********
    ( )   Tel : +81 **** ****
  -----  E-mail: *********@*****.**
 ┗ ───────────────── ┛


とかになってて即座に怒髪天。
カタカナとか漢字ほとんど知らないくせに、なんだってこういうネタだけは知ってんの?
大体がお前、「ウチノカミサンガサー」を口癖に、普段はほとんど定時退社じゃねーか。

あんまし頭きたもんで、「今月までな!」って内容の文面とともに、
僕が今一番気に入ってるAAをその末尾にすかさず貼り付けて差し上げたわけですよ。

 

あ、上部の「ウンコに…」は、さすがにやりすぎかと思って消しといたんですけど。

そしたらその10分後。
例の彼、勢い込んで僕の席を訪ねてきたかと思いきや、やたらめったら「スッゲスッゲ」連呼しながら
いきなりまくしたてだしたもんだから、こちらはもうすっかり目が点状態に。

 「コノネコ、スッゲー! マジ、スッゲ!」
 「コレ、『タージ・マハル』ダロ!」
 「ネコガアタマノウエニ、『タージ・マハル』ノセテルナンテ、スッゲ、テツガクテキ!」
 「スッゲ! ニホンミナオシタ! スッゲ!」

って、…………………… え!

タージ・マハル? 哲学的?

  
 
 

あー、こりゃまいりましたね。よもやこんな思い違いがあろうとは。
4年前、佐川急便のトラックを見て「ニホンには移動式携帯ならぬ移動式トイレがあるのか!」と、
やたら興奮しながら僕に問うてきた中国人のこととか思い出しちゃいましたよ。

とりあえず、インドが誇る歴史的建造物と単なる糞便との等価的価値が皆目見出せなかった上に、
本人がこのこと知ったらわりと洒落にならないレベルの国際問題に発展しうる可能性があると即座に
ふんだミーは、やむをえず日本人の若人がインド文化をリスペクトして作ったアートの一つなんだよ
とだけ説明して、その場のお茶を濁しておくことにしました。

まあ本人も凄まじく気に入っちゃってるみたいだし、もう色々面倒くさいし、別にいいかって。


それから3日後。
とある課題についての議論の流れを追いかけようと、該当プロジェクトにおける社内メーリングリスト
のログをものすごい勢いで漁ってたときのこと。
その中に混じっていたくだんのインド人の投稿メールを見た途端、瞬時に息の根が停まるかと本気で
思わされるほど驚嘆する羽目になりました。

だって…だって… 彼の投稿メールの末尾のシグネチャがいつのまにか…





もう、うわー!うわー!って。
目蒲線のドアに首を挟まれたベトナム人みたいなツラになりながら、ソノハッソウハナカッタワー!って、
脳内で絶叫ですよ。


だって、これ、要するに、



ってことじゃないですか。
奴がメーリングリストに投稿する度に、これが社内中に配信って、ちょー!


えー、言い出すタイミングを完璧に失った今となっては、彼の会社との契約が切れる今年の
4月までに、この事実を知られることのなきよう、ただただ天に祈るのみであります。
ああ、小心者かつ正直者の僕にとってこの十字架はあまりに重すぎる… いっそ蛋白質に戻りたい…

そんな僕の内面を超インド的な第6感で鋭敏に察知してしまったか、本日はくだんの彼から早速
「ナンカ、ヤケニヤサシクネー?」と、普段とは明らかに異なる角度からの突っ込みを受けてしまいました。
違っ、優しくない!全ッ然優しくなんか…! ないですよ〜


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