徹夜麻雀明けの眠い目こすりつつエレベーター待ちしてたンですけど、
そのドアが開いた途端、マジ仰天。
まさかこんなオモシロ生き物と遭遇しようとは。一気に目ェ覚めました。
前髪にちょっと付けたゲル状の有機的アクセと、そのアルマジロ的スタイルが、仕上がった感を
上手い具合に演出していて最高にグー。
エレベーターという無機物を、人生の類似空間に置き換えて、一晩中アップダウンを繰り返してる
その哲学的心意気にマジ惚れました。明日にも真似したい…！
＜友達＞
結局のところ持てるものの思惑に軽々と踊らされ「電車男」はお買い上げのお読み上げになってしまい、
しかもそこから僕が得たものは魅惑のニワトリ・プレイだけという有り様。この現実をどうしても素直に
受け入れることができず床の上で日々のたうちまわる生活が続いている今日この頃、最近とみに寒くなって
きましたが、皆様お風邪など召してらっしゃいませんでしょうか？僕です。虫のサカイです。
それにしても電車男のエルメスが憎い。「大人のキスはできる？」とは何事ですか。当然のごとくそのまま
電車から欄干下に蹴落とした挙句、にこやかな笑顔で「かえってこれたら続きをしましょう」ってなエヴァ・
オチでハッピーエンドが関の山かと思いきや、ストレートに恋愛フラグとはまったくもって笑えなさすぎます。
その３日後、品川駅改札近くにて準ホームレス入りかけのおじさんに「あんちゃんよ、た助けると思ってか…
金かしてくんねか？」みたいな意味の問いかけを投げかけられてしまい、思わず千円札に持てる全ての小銭を
くるんでほーい拾ってこいーとばかり遠くへ投げ捨てるブダペスト伝来、貴族の遊びを嗜みそうになってしまい
ました、そんな気も違わんばかりの狂おしい感覚に身も心も包まれたまま、今もこのスバラな日々を継続堪能中
でございます、風邪はまったくといっていい程なおりません、床の上にてうなされつつひたすらギャラクシー・
エンジェルのＤＶＤを見るだけの日々が続いております、いわばこれが「神のお導き」ってヤツですよ、
ああ〜ヴァニラさーん☆（ノーマッド風に）
それだけならまだしも僕唯一の外界への覗き窓であるところのミクシにおいて「鬱屈しすぎ。ここまでガチ
な人は実はめずらしい」という、あまりにも本当すぎる紹介文を半強制的にトップに貼りつけられてしまい、
毎日ミクシを開く度にその真実を突き付けられるという、これまた楽しすぎるマイセルフ啓発プレイを味わう
羽目に。結局のところ、（１）その真実をきちんと直視し自己改革を図る（２）ミクシそのものを脱退する
（３）なにもかもなかったことにする、という三択において僕が選んだ答は３番でしたわほーい！というか
この場を借りてごめんなさい、バクシーシ山下ならぬミクシーシ堺を名乗りつつ自らの手足をチョン切って
ニューデリー発バクシーシ突撃少年乞食隊の隊長を目指したいと思います！そーれーミクシーシー！
そんでもって信号待ちで停車している車の窓に顔突っ込んだ途端、その首ぴったしはさまれたまんま何故か
車は走り出し、そのまま「違う！違うんだ！」と口から泡をとばしつつ、テケテケっとどこまでも小走って
いきたい気分で一杯です。
現実はミクシーシ突撃どころかむしろミクシー死？冗談じゃない、鬱屈なんてもう飽きた、これからは岩窟だー
岩窟王に俺はなるー！そーれーモンド！モンド！モンド・クリスト伯ー！うんそりゃあね、モンテであることは
百も承知しているけどね？モンテという響きの中に秘めた、真ん中「ン」抜きの語彙にさえ過剰反応してしまう
今の精神状態にあってあんなにテクスチャーをぺタぺタやられた日にゃあね？そりゃ飼ってる犬に向かって「お前
ネクロフィリア大丈夫だよね？」とか途方もなく違いかけてる（気が）妹の間違い指摘してやる気にもなりませんよ。
フィラリアのことをそう教えたどっかのキチガイを確実に殺したい気分で一杯です。まあそれ僕なんだけどね☆
みたいな話しを大昔に書いた記憶があるのですが、この前実家に帰った時に絡んできた今年５才になる妹の娘が
まさか母と同じ間違いをしていようとは夢にも思いませんでしたよ、この母にしてこの娘ありとはまさにこのこと、
なんだこのバカさ加減、「ねーねーモコ（犬の名前）ねくろふぇれあだいじょうぶだよねー」だって。２代揃って
馬鹿の将棋倒しかよ、思わず頭を抱えてしまいました。抱えついでにせっかくだから系コンバット越前的思想の
もとに、ネクロと同じくフリークス御用達ワードであるところのモンド教養をレクチャーすべく、僕の部屋に
転がっていた「グレート・ハンティング」のビデオを満面の笑顔で貸してあげました。「かわいい動物さん達が
たくさん出てくる映画だお☆」「わーありがとー」
まさかね。親から電話がかかってこようとはね。しかも旦那側の。流石に顔面蒼白になりました。
この歳にしてほぼ赤の他人から説教食らうことの屈辱たるや。マジびっくりすんぜ？あんまりにも普通に
怒られすぎて。ついでに僕側の母親からも電話かかってきちゃったりしてね。まさかこの歳で家族会議に
かけられようとは。マジびっくりすんぜ？その生き恥の晒しっぷりに。老母に泣かれちゃったりとかするもの、
オイオイオイって。バカじゃねえの？むしろ泣きたいのはこっちの方だよ。そら更新も滞るって話だよね。
そんなことしてる場合かっつの。ガンダム・シード・ディスティニー？何いってンディスカー？バッカじゃ
ねえのバッカじゃねえの、なあ、ここ見てるお前らもそろそろ大人になれよ？いい歳していつまでもガンダム
とか言ってる場合じゃないだろう？
…とか優しくね！優しく諭すように言われちゃった日にはね！わー言われちゃッた！わー言われちゃッた！
って大声で２回絶叫した挙句、そのまま家を飛び出して近くの空き地で心ゆくまで転げ回ったと言います。
言っとくけどね、説教そのものに憤っているんじゃなくてね？「言いつけ」という行為にはしり、自ら問題
解決を行うことを完全放棄した妹の矮小さを僕は怒ってるんだよ。ホントなんだ。だから断じていい歳して
「言いつけたのはお前かー」って妹に対して憤怒の表情で殴りかかって、その旦那に組み伏せられたりして
いないんだ！つまみ食いしたウサギばりに床に顔を押し付けられたりしていないんだ！ホントなんだ！
ってな内容のお話を僕の友達がしてましたー さー１１月も頑張るぞー
＜今日ぐらい本気モードで書いたニッキ、過去にそう思い当たらない＞
拡大フォントってのはスタイルじゃないのさ。
ここで笑わせようなんていう自己顕示的なアピール、自意識過剰な自虐、そんなのは全然拡大フォントじゃない。
拡大フォントってのは「心からの悲鳴」なんだ。いわば血ヘドをこぼさんばかりの魂の叫びってヤツなのさ。
SPREAD-FONT IS SCREAM！ NOT STYLE！！
一般社会というステージから逸脱しかかった末、マイルームという完全閉鎖空間のみにおいての
精神的独立を果してしまい、個別の個ならぬ孤立の孤という、本当の意味でのインデヴィジュアリストに
なりかかっている虫のサカイです、皆さんお元気ですか。
そんな僕の最近は今までに輪をかけてより絶好調。風邪はぜんぜん治らないわ、
ギャラクシーエンジェルに狂ったせいで無性に金はないわ、相変わらず女ッ気は皆無というに
等しい程ないわで、まさに金なし女なし状態。ますます虫的に極まってきたと思われる今日この頃です。
でもいいのサ、ボクには仕事があるのだから。
お仕事お仕事楽しいよう、毎朝起きてテキパキ働いて、毎晩遅くまでキビキビと働くのだ。
一生おしごとの事だけ考えて、それだけをやってブロイラーのように生きるのさ！コココっコココっ
今日会社行ったら僕のＰＣのハードディスクがいきなり
グキョキョキョキョー
って鳴きだした挙句ブチ壊れあそばされて、
過去３年分のお仕事記録全てがパーになりました。.
やったー！お仕事無理ー！ 三部門制覇再びー！
金なし女なし仕事なしイエー！
神様、もうお腹一杯です…
なんて誰が言ってやるかボケー
サイコーだよマジ最高ー むしろ全然足りねー もっとー！もっとバッチこーい！
って冗談じゃねー、マジ洒落になんない落ち着け落ち着くんだ、まずはＢＩＯＳ確認、よしこれは
死んでないみたいだ、お次はリカバリーディスク用意！ＣＤブートに設定してシステム立ち上げ、
よしドライバー常駐成功、修復ディスクを選択してエンター・キーをオンして再リブート！
グキョキョキョキョー.
ふーん鳴くんだ？ まだ鳴いちゃうンだー？
（ゴゴゴゴゴ…）
って駄目だ駄目だここでキレちゃ駄目だ、落ち着け落ち着くんだ、もう一度ＢＩＯＳ確認、よし確かに大丈夫、
お次はリカバリーディスク用意してＣＤブートに設定してシステム立ち上げドライバー常駐成功、修復ディスク
を選択してエンター・キーをオンして再リブート！
グキョゲゴガッ…ラカラカラカラ….
笑うな−！笑うな−！.
というわけで久々に我を忘れて大発狂したというお話し。
やーまさか、たかだか磁性体が塗布された円盤ごときが、ワンピースに出て来た巨人族のブロギーと
ドリーばりにギャギャギャギャ鳴きだして、万物の長たる人間様であるこの僕を思う存分嘲笑うとは。
ブチ切れすぎてＰＣ側面にチャランボかましたなんて何年ぶりだろ？っていうぐらい痛恨の極み。
あげくＰＣに詳しい後輩の前でナミの真似してハイヒールで側頭部けられたよ。
ここまで読んでくれたそこの君にはもう分かったろ？
拡大フォントってな狙ってやるから、痛いとか寒いとか言われるのさ。
フォント弄りってのは強烈な思いを伝える為の手段であって、演出の為の方法じゃないンだ。つまりさ…
とかグダグダ書ける心境なわけねーだろバーカバーカみんな死んじゃえアッチョンブリケー！
＜今日のしかばね＞
徹夜麻雀明けの眠い目こすりつつエレベーター待ちしてたンですけど、
そのドアが開いた途端、マジ仰天。
まさかこんなオモシロ生き物と遭遇しようとは。一気に目ェ覚めました。
前髪にちょっと付けたゲル状の有機的アクセと、そのアルマジロ的スタイルが、仕上がった感を
上手い具合に演出していて最高にグー。
エレベーターという無機物を、人生の類似空間に置き換えて、一晩中アップダウンを繰り返してる
その哲学的心意気にマジ惚れました。明日にも真似したい…！
＜その後も凄まじき労力をかけてありとあらゆる手段を尽したのですが結局駄目でしたの巻＞
何の脈絡なしに、どうしてそんないきなりＧＡ（ギャラクシー・エンジェル）にハマっちゃったの？
とか聞かれてもねー、この感覚ばっかはどーにも文章で表現しにくいというか説明する術をもたないというか…
あ、あえて表現するとするならアレですよ。
「お前…食べたな？」「（即答）食べてません！」
「いや、食べたろ！」「食べてません！」
「いや、食べた！」「食べてない！」
「食べた！」「食べてない！」
「おこらないから〜☆」「もうすっごくおいしかったんですゥ〜☆」
「バカモーン！（語尾あげる調で）」「わーん怒ったー」
ってなやりとりがもう！ね！ バーンってやっちゃう！バーンってやっちゃう！みたいな、ね！
だから僕もバーンってやりたいバーンってやっちゃう！そーれ、バン！バン！バーン！
（壊れたハードディスクを固く握りしめ、それブン回して道いく人々をバンバン撲殺しつつ）
＜スクールランブル＞
あの天災とも言うべき驚異的トラブルに見舞われＰＣ匡体かかえて床をゴロゴロ転げ回る
という狂態を晒して以来、会社での僕を見る目がますます冷たくなってきたような気がする
今日この頃、そんな迫害と引き換えに、苦労して作り上げたものが無に帰ったときの消失感
ほど人を軽々と原始に回帰させるものはないということを新たに学んだサカイです。
損得勘定でいえば若干得してるっぽい？得！得！そんなわけねーだろ、皆さんその後もお元気
ですか、僕は死ぬほど不愉快です。
そんな最近の僕を元気づけようとしてくれたのか、友達がトゥインクル競馬なんぞに誘って
くれまして。じゃあ、せっかくだしご一緒させてもらおうかなと日曜の夕方、大井競馬場まで
テクテク行ってまいりました。それにしても競馬なんて随分久しぶりだな、いつ以来だろう？
とか考えた途端頭の中がザザっとザッピング、あれ？なんだかそこだけ記憶が空白になってるみたい、
なんなんだろ？ なんとなく釈然としない気分のまま馬券購入シートを塗りつぶし、何気なく
購入したらなんとそれがいきなり的中、わほー今日ツイてるかも！？なんかすっかり気分よく
なってきたよ。あ、おじさんおでん頂戴、あとそこの煮込みも！うほーウマー！
こんなにも簡単に有頂天になれる人を、僕は今まで見たことがありません。
よーし、気分はすっかり絶好調、この勢いにのってどこまでも当てちゃうぞ、さっきは金額
薄めだったから今度は若干厚めにはってゼロのひとつも増やしちゃうぞ！…ってアレー駄目
だったショボー、 ま、こんなこともあるさ！気を取り直して次こそ当てちゃうぞ、よーし
今度は人気薄めのところに散らして一気に１００倍だー！ ってアレー駄目だったショボー、
ま、こんなこともあるさ！よーし、次のレースは狙いを絞り込んでの３点買いだー！ってまた
駄目だったショボー、ここここうなったら緻密な計算のもとに本命対抗バラ買いして水をも
漏らさぬ完全包囲網敷いてやるぞー わー今度は穴馬だー！穴馬が突っ込んできたわーわー！
くそーくそー次だ次だ次こそはー！
こんなにも簡単にアクメに達せる人間を、僕は今まで見たことがありません。
だけど非常に残念ながらこの時点で、僕のおつむの中身はすっかりダースベイダーと成り
果ててました（シュコー！シュコー！）。よーし、こうなったら本命から流し買いだー、
絶対、絶対、当・て・て・やるー！
（グルグルまわーる♪）
？ な、なんだ、今の声？って、わー！本命こけたー！台無しだー！なにもかもが台無しだー！
くそーくそーくそーくそーくそー！
（グルグルまわーる♪）
？？ なんだ、なんなんだ？この頭の中で響く声は？ って、わー次はいよいよメインレースだ、
よーし、ここで今までの負けを一気に取り返してやる！こうなりゃ最後は消去法だ、パドックで
直接馬を見て緻密かつ大胆に絞りこんでいくぞー、まずこの馬は入れ込みすぎだ、こいつは名前が
気に食わん、この馬はツラ構えがのっぺりしすぎてる（当たり前だ）、これは歩き方がショボくて
ヘナっぽい、あとこれとこれとこれも駄目、となると… おお！残ったのは、厳密に選び抜かれ
完璧に極め尽くされた、この究極の４頭…！（もはや勝ったも同然！）
はい、もう結果は書かなくても分かりますね、こんなんで当たったら犬でも億万長者になれますわ。
だけどまた１・３着だって？これで３レース連続でカスりだよ？なんだこりゃなんだこりゃなんだ
こりゃなんだこりゃなんだこりゃなんだこりゃなんだこりゃなんだこりゃなんだこりゃなんだこ（略）
そんなどうしようもない虚無感とぶつけようのない絶望感、そしていたたまれない状況に直面した時、
人は…！
（グルグルまわーる♪）頭の中が（グルグルまわーる♪）そして体も
（グルグルまわーる♪）満面の笑みで（グルグルまわーる♪）回る回るー
いつまでもこの漆黒の空ー♪ 見て！いる！だけ〜じゃ〜駄目〜〜♪
グルグルまわーる♪（グルグルまわーる！）グルグルまわーる♪（グルグルまわーる！）
フラフラなふりして あなたの む・ね・に！ 飛びーこーみーたーいー♪
（轟音をあげて疾走してくる馬群に向かってダイブ…！）
＃帰り道、彼は一声も発しなかったといいます。
〜今日の折れ線グラフ〜 （縦軸はＲ毎の賭け金）
＃このグラフを見て、天よ、俺の怒りを知れ。
＜ゴッド・セイヴ・ザ・メガネフェチ：決別編＞
せっかくの４連休を惰眠のみであっという間に浪費した末、ただただ途方に暮れるだけの日々、
そんな絶望的な日常が着実に確実に過ぎ去っていくのを指を咥えて見ているしかない今日この頃、
皆さんはどのようにお過ごしでしょうか？僕です、虫のサカイです。
一昨日はあまりのやることの無さっぷりにとうとう嫌気がさしてしまい、前々から行こう行こうと
思っていてつい引き延ばしがちになっていた免許証更新などをしに、某運転免許教習所までテクテク
行ってきたわけなんですが。
だけど、まさかね。いきなりね。たかが視力検査ごときでね。
サッサと手続きを済ましたら帰りにどこかで映画でも見てアンニュイだけど優雅な休日ライフを満喫
しちゃおうとか考えていた胸算用の総てが、いきなりコナゴナに打ち砕かれようとは夢にも思いません
でしたわ。
「はい、穴が空いてる方向言ってみてー」
「えと、み右かな？」
「はい、これはー」
「う、上…でしょうか？」
「はい、全部ハズレー、目を休めて後でまた来てねー」
眼鏡かけて０.７以上ないと検査にパスできないそうでね、まさか脳細胞のみならず視力までもがこんな
にも悪くなっていようとは。まさに緊急事態発生ですよ、わざわざこんな東京の片田舎まで小１時間かけて
トボトボやってきて何も得ることなくそのままお帰りとかなった日にゃ、朝から綿密に練ってきた今日
一日の優雅な休日プランが台無しになるどころの話じゃ済まなくなりますよ。
というわけでトイレ行って目を入念に洗った後、丹念に瞬きを繰り返したり、遠くの景色を見たりと、
マイ・アイズ様のリラクゼーションに極力勤める僕。よ‥よし、お目様の御機嫌はかなり麗しくなってきた
ような気がするぞ、これならたぶん大丈夫かな、僕のお脳様はどう思われますか？
「いける いける…！」「大丈夫ですって…！」ククク、疑り深い我が脳もそう思うか、よし…いくか！
「はい、穴が空いてる方向言ってみてー」
「えと、み右です」
「はい、これはー」
「う、上、ですね、間違いなく」
「はい、ことごとくハズレー、目を休めて後でまた来てねー あ、次ラストチャンスだからねー」
やっぱりお前はバカだったよ。
自分の脳にそう語りかけつつ、何もかも信じられないという痴呆ツラでその場に呆然と佇む人間の屑が
そこに一匹。それにしてもただでさえ悪いと言われてきた僕のお目様が、まさかここまで節穴になって
いようとは。こりゃほぼ間違い無くネットが原因ですよ、故に僕はネットを憎むゥ、僕の目をこんなにした
総てのインターネットを憎むゥ うん、頭の中で咆哮したところでまったく問題は解決してくれないと
いう事に気づくまで３秒とかかりませんでした。こうなったら、もはや、あの最終奥義を出すしかない…！
というわけで視力検査が行われている大部屋の影に隠れつつ、検査パネルの図表を完全暗記しようと必死
も必死で頑張っている究極の馬鹿の姿がそこにあったというわけでありまして。正直こんなに一心不乱に
なって暗記に己の総てを費やしたのは初めてです。加えて言うならこんなにも無駄極まりない作業をこんな
に一生懸命になってやるのも初めてです。また一つ何かが僕の中で捨てられました、たぶん人間の尊厳とか
誇りとかそういった類いのものだと思う。でも…それでも…それでも僕は、下手に格好つけて何もしないより、
泥にまみれてでも前に進むことを選ぶ…！ これが、これこそが、僕の僕による僕の為の人間的証明でも
あるのだから！ そら君にも見えるだろう、あの青空に輝く虹が… 比類なき力強さをもって天空を覆い
尽しているあの虹が… 人はその虹をこう呼ぶのだという… ウイニング・ザ・レインボーと。
さあ、勝利の虹へ向かってＧＯ！
「はい、穴が空いてる方向言ってみてー」
「えと、左です」
「はい、これはー」
「下です」
「じゃあ、今度はこっちのパネルの… はい、この文字な、これは何？」
…ふーん
そのまま黙って外に出て、心ゆくまで免許証を地面に叩きつけた。
もーう、いらない！もーう、いらない！もーう！い！ら！な！いーーーッ！
こんなに憤懣やるかたない気持ちになったのは初めてです。正直、自分を取り戻すまで小１時間を要しました。
ふーなんてこった、ちょっと外出しただけでまさかこんな目に会おうとは。おまけにせっかくの休日がこれ以上
ないというくらい滅茶苦茶になろうとは。やっぱり僕のようなオタクは外に出ちゃいけないんだ！そうと学んだら
さあこもろう、ただひたすらにひきこもろう …そこまで居直れるだけの思いきりの良さと心の強さが真剣に
欲しいと思う今日この頃です、…仕方ない、新しい眼鏡つくりに行くか…（ショボーン）
で、そこでまた発狂ですよ。
だってね、武装錬金のパピヨンのツラみたいな形した器具に顔を押しつけられた上に、色白のスラッとした
お姉様にキビキビした口調で「はい、これ浮きでて見えますか？」「これはどっちが濃く見えますか？」等の
ファジー極まる質問を次から次へと浴びせられた日にゃ、「あ、若干緑の方が‥いや、やっぱ赤かな…？」
「どっちですか？」「え、えとえと」「じゃあこれではどうですか」「あ‥ああ…わ、分かりません！」
「じゃあ、これとこれはどちらがお好き？」「え、えと、ああ…に、ニワトリです！」とかなって、そりゃ
とんでもなく興奮せざるを得ないって話しですよ。まさかこんなにも憤るとは。うーむ、眼鏡屋侮り難し！
だけど、そのお値段を聞いた時には、今度こそ本当に発狂しかけました。
まさかね、たかが眼鏡ごときに五万一千九百七十円もかかろうとは。なに、プレイ代コミとかそういうお話し？
うん、全然笑えないよ、むしろ笑えないを通り越して憎くさえあるよ、そこまでして、ここまでして、眼鏡って
なきゃいけないものなのか？別に見えなきゃ見えないでいいンじゃないの？視覚が消えたところで嗅覚・聴覚・触覚、
ついでにあればの話しだけど知覚と４つも残ってるンだぜ、５体不満足な方よりゃ随分マシな待遇だと思わない？
もうこの辺りでいいかげん悟ろうぜ、眼鏡は苦しみしか与えないよ、眼鏡は哀しみしか生まないよ、眼鏡は絶望しか
くれないよ、というわけで眼鏡は不要、ついでに無用、おまけに不用でいらなすぎー！何が眼鏡は顔の一部です〜♪か！
何が眼鏡ッ子ハァハァ、か！ 誰が何をどうしてそこまで萌えさせるか！むしろ萌えてるどころか燃えてんじゃ
ねーの、主に脳のシナプス辺りが、こうボウボウと。ついでにのたうち回ってしねーこの異端者！この異常者がー！
あーもういらないいらない、眼鏡も！それを愛するキチガイ共も！何もかもがだギャー！ あーこの世に存在する
全ての眼鏡が憎たらしいー呪わしいー狂おしいー
そんな殺人的な思いをむりやり抑えつけて「やー高いッスね、高いっスねー」と白痴のごとく呟いていたら、
そのお姉さん、何を勘違いしたか、「眼ばっかりはねぇ… 人体の仕様ですからー」とかホザきやがってね。
あ、私、今いいこと言った？的したりツラして感慨深げに呟きやがってね。
じゃあ、じゃあアレか。僕の眼が悪いのは仕様ですか。僕の頭が悪いのは仕様ですか。僕の心がおかしいのも
仕様ですか。チンコの皮が余ってるのも仕様ですか。ついでに万年単騎も仕様ですか。何もかもが仕様ですか！
開発者何処だ畜生.（実家です）
ブンブン丸ばりにそう絶叫しつつ、そのお姉さまをウルフ並のジャイアント・スイングで１００万回ほど
ブン回してやりたい気分で脳内が一杯になりました。いや、むしろ悪いのは僕を作った開発者であるところの
両親？いやいや親父やお袋は悪くない、これはそんなに小さい問題じゃない、もっと大きな、そう、天地創造
レベル的視点から考えるべき一大問題に他ならない、故に神にもの申す、何故だ？何故、神様は僕を僕たらし
めたのだ？そもそも僕はいったい何者だ？眼が悪くて、頭が悪くて、心がおかしい？ こりゃ一体全体何事だ？
…あっ！そういえばいたよ、そんなキャラが。目が悪そうでついでに頭も悪そうで確実に心が病気なキャラが。
そうか、そうだったんだ、神様、僕はスメアゴルだったンだね！（ゴラム！ゴラム！）
な、なら、僕のいとしいシとはどこォどこォ……！ シシシいとシいシとォ！ スススいとシいシとォ！！
（高々とオナニー・カップを掲げつつ）
「みなみけ」読んで悶え狂ってます。
だってね、キスの練習がね、照れつつ見つめあう長女と３女がね、
いざいたそうとしたところを「はむっ」って横取りする次女のアクションがね、
っていうかこの「はむっ」が！この「はむっ」がー！
これが「ちゅ」でも「ぶちゅ」でも「くちゅ」でも駄目なんだーッ！
まあ、そんなわけでね。どうしようもないほど屑ッスわヘヘヘ、
「はむっ」「はむっー！」（床の上をゴロゴロ転げ回りつつ）