ミニレポート2000年

まんが・アニメに限らず、様々なことを取り上げるミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。
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2000年11月22日(水曜日)

 日経ネットブレーンの「ゲームファンドに託す,ゲーム業界の未来「ときメモファンド」の仕掛け人に聞く 」。「一般の個人投資家向け」という言葉だけを取れば、確かにその言葉に嘘はないが、何か本質が覆い隠されているような気がするよなぁ。きらめき高校の制服を着たコスプレねーちゃんが、ファンドの説明をしてくれる説明会というある種「キワモノ」な仕掛けは、戦略としては非常に正しいが、「一般の個人投資家」とは果たして何なのだろう? と考えてしまう。おたくじゃない投資家の割合がどのくらいなのか、是非ともディスクロージャーしていただきたい。
 ちなみに、最近のコナミとしては当然だが、「ゲームファンド」というお言葉は登録商標として出願済(特許庁で調べたら、. 商標出願2000-013808。出願日は2000年1月28日)。

2000年11月19日(日曜日)

 11月7日に書いたまつもと泉と高田明美の画集を巡るトラブルだが、まつもと泉の掲示板によると、まつもと泉と角川書店との間で話し合いがもたれ、まつもと泉が高田明美の画集の出版を認めた。まあ、何はともあれ解決したことはよいことだ。しかし、角川書店との話し合いということだが、件のクリーク・アンド・リバー社のエージェントは何をやっていたのでしょー。謎。

2000年11月18日(土曜日)

 コミケット主催の第2回「著作権に関するシンポジウム」へ。今回は、インターネット関連の法律問題に詳しい弁護士の牧野二郎、まんがジャパンの顧問弁護士である飯田圭、わが友人でありソフトウェアやゲームにも強い弁理士石井裕一郎、パロディまんが家の元祖的存在であるみなもと太郎をパネラーにして、より実際的な話となった。絶好調だったのは、みなもと太郎。数々の実体験に即しながら、ユーモア溢れる話を繰り広げ、会場は笑いに包まれた。また、法律家の各氏ともそれぞれの立場から実際的な話がなされた。元々著作権を勉強している人にはちょっと物足りないかも知れないが、まんが・アニメ・ゲームに関わる法律上の話を、直接実際の法律家から聞くことができ、それなりに価値があったように思う。特にシンポジウム後の茶話会は、コミケット代表の米沢氏を含め、直接パネラー諸氏と話を交えることができたので、積極的な参加者にとっては随分と有意義な機会になったのではないだろうか。中でも飯田氏は最後の飲み会にまで付き合う律儀な方で、風邪気味で喉の調子が芳しくないように見受けられたが、ずっとしゃべりっぱなしで参加者の疑問に答えていて、その熱心さには頭の下がる思いだった。

2000年11月16日(木曜日)

 今週のモーニングの「風とマンダラ」を読んでいたら、ガンダムシリーズやカウボーイビバップの演出やってる森邦宏って、立川志加吾の従兄弟なのね。いろんな縁があるもんだ。

2000年11月9日(木曜日)

<補追(11月22日)>

 某レコード会社社長の恥ずかしいネタですが、別にどこからも圧力がかかったわけじゃないけど、やっぱりプライベート絡みだし、サラシ者にするのが目的でもないので、とりあえず、ここら辺で削除します。

<11月2日の補追>
日経ネットブレーン→ アマゾン・ジャパン長谷川社長インタービュー

2000年11月8日(水曜日)

 まつもと泉&高田明美の件、アニオタニュースから。

 アニメ作家に限らず、いわゆるクリエイターに近寄ってきて甘い汁を吸おうというのが今一番おいしくてかつ、胡散臭いビジネスだと個人的に思ってるんだけど

 まあ、胡散臭いという感覚はスゲーよくわかるし、実際怪しげな人がたくさんいるのも知ってるけど、税金、版権、そして、最近の口癖でもある「セルフ・プロデュース」などのことを考えれば、エージェントという制度は必要だと私は思っています。今回の件で窺い知れるけど、問題は、エージェントの質だ。まつもと泉の発言が事実なら、エージェントとしての仕事がなっていないわけだし、逆に事実に反していたとしても、まつもと泉という作家はヒジョーに扱いづらい人だということは、一部ではかなり知られている話なんだから、あんなことを掲示板に書かれないように立ち振る舞わなくては。エージェントとしての質は「金勘定」だけが評価軸ではありません。

2000年11月7日(火曜日)

 既にあちこちで話題になっておりますが、高田明美の「気まぐれオレンジ★ロード」の画集の発行を巡って、まつもと泉とトラブルが起きている模様。アニオタニュースでも書かれてたけど、掲示板での書き込みに対するフォローとは言え、なんでわざわざ掲示板でこんなこと書く必要があるんかね、まつもと泉は。オレには理解できませんなぁ。まあ、昔からとかく噂のある人だけに、彼の言い分が丸々正しいとも思えないけど……。
 と思って、スタジオぴえろのサイトから辿って高田明美の公式サイトをのぞいてみる。さすがにこちらのコメントは無し。BBSでは、一人だけこのネタを振っているヤツがいる。ところで、この公式サイトのあるhttp://www.cri.co.jp/って何の会社かな、と思ってトップページを見てみると、クリーク・アンド・リバー社ってとこなのね。会社沿革を見てみると、ああ、ギャガ・コミュニケーションズと「VISITOR」や「A・LI・CE」を作ったところかぁ。で、ごそごそあちこち見て回ると、高田明美以外にも伊藤和典の公式サイトもある。ふーん。さらにごそごそ見て回ると、会社案内のところにこんな事業紹介がある。

■CAP(Creator's Agent Program)

トップクリエイター限定のエージェントサービスであり、日本で初めて年間ギャランティーの保証システムを導入しています。現在、伊藤和典さん(脚本家・平成ガメラシリース、攻殻機動隊、アバロン等)、高田明美さん(キャラクターデザイナー・うる星やつら、パトレイバー、気まぐれオレンジロード等)現在は2名のエージェントをしています。

 おいおい、代理人付きでトラブってちゃ、全然意味ねぇよー(苦笑)。


 話変わって、日経BP主催で「アニメ・ビジネス・フォーラム2001」なんてフォーラムが12月6日〜7日にパシフィコ横浜で開かれる。アニメ会社、TV局、出版社、レコード会社等から幅広くなかなか興味あるメンバーが集まっている。その中でも、「アニメ産業向けファイナンスと事業支援サービスの全貌」(富士銀行 法人営業部ニュービジネス支援室室長 吉川雅也)なんてセッションがあるところが、今風ですな。このメンバーの話が聞けて1日4千円なら、割安なのではないかしら。しかし、このフォーラムを受講しようという人は、当然アニメ・ビジネスに興味があるわけだろうけど、今さらこのタイミングでこのビジネスに参入しても、まだ儲かると思っているんだろうか…(謎)。まあ、海外市場も視野に入れたコンテンツ・ビジネスという意味では、まだまだ開拓の余地はあるのかもしれないけど、なんか実感とはずれてるような気がするんだなぁ。

2000年11月6日(月曜日)

 この日曜日に放映されるはずだった「学校の階段」第3話がお蔵入りとなって、話題になっている。正確に言うと、第3話が放映される代わりに、第1話と第2話の総集編(おいおい)が流され、来週はそのまま第4話ということらしい。2ちゃんねるなどでは、第3話は、「口裂け女」の話だったのだが、フジテレビの掲示板に、口唇口蓋裂の子供を持つ親が、「抗議」の書き込み(現在は無い)をしたせいなのではないか、といった憶測がなされている。ありそうな話であるな。

 ところで、「ティル・ナ・ノーグ」がWindows版で復刻かぁ。懐かしすぎる。「復刻版・天下統一」は「つい」買っちゃったからなぁ(苦笑)。

2000年11月5日(日曜日)

 先月、友達が話の種にと買ってきた本を見て、あまりのトンデモぶりに頭を抱えた「Leaf美少女キャラ解体真書」(大沼孝次/フットワーク出版社)について、j-oさんが休日つぶして(笑)文章書いてます。ご存じないかたは、是非。

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