ミニレポート2000年

まんが・アニメに限らず、様々なことを取り上げるミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。
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2000年1月28日(金曜日)

 東芝ビデオ事件のことくらい知っているだろうに、よくこんな対応をするなぁという感じのコジマ電器の総務部長。まあ、このWebを作っている人の対応もちょっとナニではあるんだけど。

2000年1月27日(木曜日)

 だから〜、人のWebをネタに使うときは、どこからそのネタをひろってきたのかくらいは書けよ〜。プンプン(怒)。「使うな」って言ってるんじゃないんだからさぁ。

 さて、松本零士らが、まんがの知的財産権保護を目的としたデジタルアニメーション協会の設立を計画中とか(記事参照)。この松本零士、現在「新宇宙戦艦ヤマト」の制作に取りかかっているんだけど、何でこれの出資者に社会基盤研究所とかが入るんだろう?
 社会基盤研究所って、破綻した日本長期信用銀行のシンクタンクである長銀総合研究所が元になって出来た会社で、会長には作家の石川好が就いている。これまでもこの会社はインド映画の配給とかも手がけているので、いわゆるシンクタンクのビジネスとはかけ離れてはいるが、映画ビジネスという意味において、この出資は確かに何の不思議はない。ただ、「日本をせんたくする」などといったこの会社のスローガンと「宇宙戦艦ヤマト」の結びつきになんだかキナ臭いものを感じるのは私だけかしら? 
 また、デジタルアニメーション協会について松本零士は「日本の知的財産権、創作の歴史を守りたい」とコメントしているが、いかに酷いことをされたのかもしれないが、西崎義展を歴史から消そうとしている人が、「創作の歴史を守りたい」と言ってもなんか説得力ないんですけどねぇ…。

2000年1月26日(水曜日)

 「ドラクエ7」が再延期で発売は2000年5月になるようだ。つまりは、「プレステ2」の発売前の販売というデッドラインすら守れなかったということで、これは影響がデカイ。「ドラクエ」が出ると出ないとでは、売上高で倍、経常利益で4倍違うとなれば、エニックスの株がストップ安になるのも当たり前だ。
 昨年秋にいったん発売が今年春に延期された時は、実はもうマスターアップしていて、エニックスの他のソフトの販売に影響しないようにわざと販売を遅らせている、というようなうがった噂もずいぶん流れたのだが、まあやっぱりさすがにそんなことはなかったわけだ。それにしても昨年末の堀井雄二とのトラブルといい、なんとも御難続きですなぁ。

2000年1月25日(火曜日)

 不思議なY2K問題に直面しているでじこのこべや。なお、秋にアニメ第2弾の企画が進行中という話も聞いている。今度は、30分モノということらしいが、ワンダフルアニメのようなシュールな世界で30分を保たせるのは難しいと思うので、今度の料理の具合に興味が沸くところ。

2000年1月24日(月曜日)

 1月20日のキバヤシネタで情報をいただく。キバヤシって、東大の文芸・サブカルサークル新月お茶の会出身なんだそうな。しかも、サイコドクターあばれ旅でSF関係では有名な精神科医風野春樹や、昨年の連載「アニマゲDON」など朝日新聞でアニメ・まんが・ゲーム関係の記事を連発している小原篤記者と同期なんだと。うーむ、凄すぎる代だなぁ。

<2000年7月4日追記>
 風野春樹さんご自身のページで上記の話に事実誤認があるというご指摘がありました。これについては7月4日のミニレポートで訂正させていただきました。どうもすいません。

2000年1月23日(日曜日)

 笑福亭鶴光が、ニッポン放送勤続(おいおい、社員じゃねーだろー)二十五周年だそうで1月22日土曜日深夜に1日だけ復活の「オールナイトニッポン」を聞き逃す。残念。下ネタひとすじ二十五年というのも並一通りではない。若いモンは知らないだろうが、鶴光で思い出すのは、やはり「オールナイトニッポン」の超名物企画「ミッドナイトストーリー」。一言で言えば、売れないアイドルと鶴光との下ネタの寸劇なのだが、アダルトビデオもそれほど普及しておらず、しかも、今と違ってアイドルがアイドル足り得ていたほとんど最後のこの時代、ラジオから流れる喘ぎ声は、かなり刺激的だった。しかも聴取率週間ともなると、大物芸能人や声優が鶴光の相手役になったりする事もあり、声優では麻上洋子、池田昌子、杉山佳寿子といった当時第一線のメンバーが参加したこともあったなぁ。うーむ、何もかも懐かしい(笑)。

2000年1月22日(土曜日)

 もうすぐ来年夏のコミケット58の申し込みが始まる。コミケットのWeb上では、昨年12月初旬からコミケット58の参加申込書に先駆けてジャンルコードが公開されているが、今回、いろいろと手直しが行われている。最大の変更点は、これまで多少の調整を除いて固定化されていた、1日目がゲームと芸能、2日目が女性系と中心としたアニメ・まんが・小説パロディという曜日割りが、そっくりそのまま入れ替わったこと。3日間開催の場合、1日目はほぼ確実に平日になることから、社会人の参加が他の日より厳しいのは以前より明らかだった。もっとも、3日間開催になった当初は、まだゲーム系の平均年齢が他のジャンルより圧倒的に低く社会人の割合が少なかったこと、また、芸能系は元々「コンサートや追っかけのために休みやすい職種に就いている人がそもそも多い」(笑)というそれなりに合理的な理由もあって決められた経緯もあったりする。ところが、アニパロとゲーム系の融合で年齢層の均質化が進み、また、コミケット全体の平均年齢が上がっている状況(少子化等で若年層の流入が減っている一方で、コミケットを「卒業」しない人は増えている)においては、単なる「不公平感」が生まれつつあったのが現状。その意味ではこのようなローテーションは有効であるように思う。問題は3日目のジャンルまで含めてローテーション化するのか? という点だが、「男性向」の量的なインパクトを考えるとこれはなかなか難しい。
 この他、長きに渡って単独ジャンルコードを保持していた「C翼」と「トルーパー」(その他に「炎の蜃気楼」)が廃止。ずいぶんと遅かったという印象もあるかもしれないが、同人誌即売会には「ジャンルコードを廃止すると、参加サークルが一気に減る」という経験則があるので、一度作ったジャンルコードはなるべくつぶさないのが得策である。  また、「まんが高アニメ低」の現状を反映して、まんがパロディ系の再編が行われた。最近の「頭文字D」や「トライガン」等で膨らんでいた「FC少年」から「FC青年」が分離独立。「闇の末裔」等の影響で昔ながらの少女まんがファンクラブ的色彩が急速に失われていた「FC少女」が3日目から、他のまんがパロディと同じ曜日へ移動した。
 ゲーム系では「RPG」系からアトラスが抜かれ、スクウェアと同ジャンルコードとなった。今だけを考えれば「幻想水滸伝」を独立させるのが筋道かもしれないが、ゲーム系の移り変わりの早さを考えると、果たして来年の冬のコミケット59にどれくらいのボリュームがあるかは見当もつかない。一方、アトラスは根強い固定ファン層を持っているので、コアとしてのボリュームが期待できるというところがある。また、拡大が止まらない「ギャルゲー」は、初出のアーキテクチャがコンシューマーかパソコンかによる苦肉の分割。「ギャルゲー」も会社やブランドの栄枯盛衰の速度を考えると、こういう形にならざるを得ないか。
 ということで、今回は大幅な変更なので、自分のやりたいことと日程をよく考え、申込書のジャンルコード欄の補足説明もよく参照の上、2月の申し込み時に間違えないようにしないといけませんな。

2000年1月21日(金曜日)

 佐藤大輔「地球連邦の興亡」(徳間書店)第4巻読了。人死にまくり。圧巻。

2000年1月20日(木曜日)

 今月の「噂の真相」の記事で「小学館のドル箱マンガ誌が舞台の『スピリッツ』編集長更迭説の裏側」(なんかこのタイトル、日本語が変)というのがあり。詳細は記事を参照してほしいが、よーするに、担当編集者が原作を作っていて、その分の原作料が不明瞭な形で編集者の懐に入っているという話。
 話の最後では、『スピリッツ』ばかりか『週刊少年マガジン』のかのキバヤシの退社問題まで触れている。将来の編集長間違いなしと言われていたキバヤシの退社はまんが業界でも色々と話題になっていたが、こういう話もあるのかしらねぇ…。講談社やめても「マガジン」の仕事は続けているわけで、「キバヤシさん」が「キバヤシ先生」になってしまって、とっても仕事がやりにくい、とかいう噂話も聞いたなぁ(苦笑)。
<おまけ>
 同じ号の田中康夫の「東京ペログリ日記」を読んでいてたら、康夫ちゃんって2ちゃんねるを愛読してるのね。ふーむ。どの板を読んでるのかなぁ。まあ、まかり間違っても同人板でないことだけは確かだろうなぁ。

2000年1月19日(水曜日)

 日曜日遊んでいて見てなかった「Beautiful Life」をビデオで見る。うーん、やっぱり自分が常盤貴子大好きなのを再確認(なんだか)。まあ、キムタクも、脚本の北川悦吏子も、演出の生野滋朗も好きなので(そう、TVドラマの趣味は非常にノーマルなのだ)、全体として採点が非常に甘いのは認める。まあ、北川女史の作品の場合、尻切れトンボなことがひじょーに多いので期待しないでつき合っていこうと思う。そーいや、某小説書きさんから以前、北川悦吏子のエッセイの強烈さについて薦められて読んだことがあったけど、確かにこれが凄いんだ。男の気のひき方とか、クラクラしてしまいますのことよ。

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