同人誌総研レポート

まんが・アニメに限らず、様々なことを取り上げるミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。

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2002年11月の同人誌総研レポート

2002年11月01日(金)

(11月6日追加)
「皆様ご迷惑をおかけしました」(長崎みなみ本人の日記10月28日より)。
「長崎みなみの日記に関するお詫びと本人の体調のご報告」(ロックンバナナ公式ページより)。
 本人が病気で病名が「うつ病」と明言してしまう、異例なお詫び。

「大阪芸大が漫画誌創刊 有名漫画家の寄稿なども掲載」(京都新聞より)。

2002年11月02日(土)

(11月6日追加)
■いきなりのメール。
 思いもよらない方からメールをいただく。面白そうなお話をいただいたので乗らせてもらう。詳細は後日にでも

「C&R、独立予定のクリエイターらを対象としたセミナーを開催」(MacWIREより)。
 で、儲かったら、ウチをエージェントとして使ってくださいということ?

「ファン待望の最新作がついに発表! 『北へ。〜Diamond Dust〜』制作発表会開催」(電撃オンラインより)。
「映画「バイオハザード」の興行収入は168億円 ゲームと相乗効果」(Mainichi Intaractiveより)。
「アトラス、友達と仲魔の交換もできるようになったGBA「真・女神転生」」(GAME Watchより)。

2002年11月03日(日)

(11月6日追加)
文学フリマへ
 大塚英志主催の文学フリマへ。場所は、青山ブックセンター本店内のカルチャーサロン青山。日頃は、カルチャースクールの教室がこの時だけ、即売会の会場に早変わり。11時開場。入口で先着無料配布の大塚英志の「不良債権としての『文学』」をもらう。が、フリマというだけあって、このイベント、カタログがない。おかげでどこに何があるのかよくわからないまま、会場を彷徨。白倉由美は作詞集が新刊だが、すいません、どっちかというと、おまけにもらった96年発行の昔の本の方がうれしかったです。最大の行列は、佐藤友哉の同人誌。他に、西尾維新、舞城王太郎が参加していて、しかも、全員のサインが奥付に入っているという逸品。文学フリマというマイナーなイベントの割には一般参加者に若い子が多いなぁと思っていたら、大半がこの本目当てだった模様。プロの作家参加では他に、吉川良太郎、長嶋有など。それ以外にも中原昌也の講演全記録、「『ゲーム脳の恐怖』ゲーム化会議 新宿ロフトプラスワンイベント全記録」、全力プロダクション発行のササキバラ・ゴウの「島本和彦論ノート」、メタローグの「島田雅彦と保坂和志による小説の書きかた/書かれかた」とか、いろいろと買ってしまう。ハトコミ前に思わぬ散財。

2002年11月04日(月)

(11月6日追加)
■Heartfull Communicationへ。
 詳しくは後で記すが、とりあえず事故もなく開催できたこと自体は良かったと思う。

2002年11月05日(火)

(11月6日追加)
■「ぱふ」の取材。
 今月売りの1月号が同人誌特集なので、新宿の飲み屋で一杯飲みながら、最近のトレンドや同人界の問題点についての取材を受ける。猪飼編集長の他、新人編集者も一緒。面白そうな女の子なので、新しいアイデアをどんどん出してがんばって欲しい。

「ポニーキャニオン、DVD「ドラゴンボール Z DRAGON BOX」―「Z編」を全話収録。VOL.1、VOL.2構成で各10万円」(AV Watchより)。
「バンダイ、「ガンダムネットワークオペレーション」有料会員25,000人を越える」(GAME Watchより)。

「イーフロンティア、ケンシロウがウィルスを駆除する「ウイルスキラー北斗の拳 2003」」(PC Watchより)。
「世界初の「ゲーム学会」誕生 大阪電通大で設立記念大会」(Mainichi Intaractiveより)。

「別会社方式に立ちはだかった著作権問題 デジタル放送の課題」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年11月06日(水)

「Do you Yaoi? A review of Yaoi-con 2002」(Anime Touristより)。
 今年の「Yaoi-con」レポート。今回のゲストは新田祐克。同人誌出身で今でも自分の商業作品のサイド・ストーリーの同人誌を出しているとか、日本のヤフオクで100ドル以上の値段が付いているなど、妙に詳しいレポート。

「フネです。日本郵船の看板娘になりました。」(日本郵船公式ページより)。
 このネタでの駅貼りポスターもあり。

「鉄腕アトム、“不況”に負ける!−神奈川「手塚治虫ワールド」建設断念」(ZAKZAKより)。

2002年11月07日(木)

「若手女性漫画家が“拉致解説漫画”出版」(ZAKZAKより)。
 小林よしのりのアシ出身かぁ。なんだか……。

「ラグナロクオンライン、サーバ復旧未だならず」(ZDNet Broadbandより)。
「ラグナロクオンライン有料化後の拡充サービス発表」(GAME SPOT JAPANより)。
「ラグナロクオンライン、有料化後の戦略」(ZDNet Broadbandより)。
「ガンホー、ラグナロクオンライン本サービスの詳細を発表」(ZDNet Broadbandより)。
「ガンホーとソフトバンクグループ各社、ラグナロク普及で協力体制」(ZDNet Broadbandより)。
「ガンホー、「ラグナロクオンライン Episode1.5 -Attack of the Ancient」を正式発表“ポリン”が飼えるペットシステムの導入などなど 」(GAME Watchより)。
「「ラグナロクオンライン」特別インタビュー1.5以降のRO世界はどのような変貌を遂げるのか? 」(GAME Watchより)。

「セガの当期純利益予想は130億円減 ソフト販売不振で」(Mainichi Intaractiveより)。
「コナミの「DDR」は日本・米国・台湾・韓国で特許として認められています 」(コナミ公式ページより)。

「Amazon.co.jp、中古書籍やCDなどを売買できるオンラインマーケットを開設」(Internet Watchより)。
「【IT事件簿】音楽ファイル交換、本当に悪いのは誰?」(ASCII24より)。

2002年11月08日(金)

「「2次創作と著作権」メーカー側から見た同人界」(d-dreamより)。
 賛成派から反対派まで濃淡はいろいろあるけど、キーポイントは「自社作品が同人で盛り上がると嬉しいですか?」の設問になると、24社中22社が「うれしい」と答えているところ。この辺に企業としての本音と建前が現れている。

「森永卓郎のこのビジネスに注目 第3回「需要が飽和しないマーケット」」(NIKKEI.NETより)。
 「(1)好きなモノ、(2)好きなコト、(3)好きなヒト、すなわち(1)コレクション市場、(2)芸術・文化市場、(3)恋愛市場という3つの市場に限っては、需要が飽和しないのだ。」
 ミニカーとフィギュアのコレクターでもある森永卓郎らしいコメントだが、ひとつ抜けているのは、それぞれの市場総体としては飽和しないかもしれないが、市場の内部の個々の事象としては需要の飽和はあるということなのだが……。今後の展開に注目。

「『トリンプ@胸(アッと・ムネ)ブラ』登場」(アニオタニュース経由トリンプ公式ページより)。
 「アトムに描かれている「科学が生んだ夢の21世紀」と、現実に訪れた21世紀。どこが予想通りで、どこが違うのか。みんなが考えるきっかけになれば…と、国民的ヒーローをモチーフにしたブラジャーを開発してみました!!」
 はあ? しかも、モデルのお姉ちゃん、ツインテールなんですけど……。

「県が監修し『O−157予防ゲーム』作りパソコンで楽しみながら学習県内教育機関などに優先配布」(Sankei Webより)。
「O157予防ゲーム作り県が監修」(音夢洞経由)。
 またもや、埼玉です。

「アニメ・ビジネス・フォーラム2003」(日経ブロードバンドビジネス・ラボより)。
「クーポン券の不正使用に慌てるディズニー」(CNET JAPANより)。
「『ハリー・ポッターと秘密の部屋』ワールドプレミアの模様をネット配信」(cinemacafe.netより)。

2002年11月09日(土)

「文学フリマ感想リンク集」(四季折々のかおるさんより)。
 リンクを読んでいると、いろいろあったのね。割と早めに引き上げてしまったのだが、もうちょいいればよかったなぁ、失敗。

「キャスティングに話題が集中!『キャプテン・ハ−ロック』が映画化!」(So-net MOVIEより)。
 実写……(Cさん、情報ありがとうございます)。

「ウルトラバカ痴女コメディ「ハメットさん」森下くるみ」(Dogma公式ページより)。
 インディーズAVなので上記リンクは18禁。サンプル動画のオープニングで抱腹絶倒。

「「映画秘宝」ができるまで〜C○T、侍ジャイアンツ、蓮實重彦〜町山智浩インタビュー その2」(ZAKZAKより)。
「TSUTAYA、ドラマ「ケイゾク」のDVD-BOX化プロジェクト―購入希望者が1カ月間で100人に達すれば商品化」(AV Watchより)。
「「新スター・トレック DVDコンプリート・シーズン3」に不具合−日本語音声が一部収録されていないことが」(AV Watchより)。
「20世紀フォックス、DVD「愛しのローズマリー 特別編」に不具合―特典映像が途中停止、プリティ・ピンクBOX収録版にも」(AV Watchより)。

2002年11月10日(日)

■風邪引きました。
 せき・のど・鼻づまり。急に寒くなってきたので、皆さんご自愛のほど。

■明日は、冬のコミケット63の当落の投函日なので、水曜日あたりから悲喜こもごも。

「Heartfull Communication」総括。
 「ハトコミ」のレポートというより、総括的文章。この週末に何とか間に合った。ふー。

新コーナー「客員主席研究員(笑)岩田次夫の研究室」誕生。
 三崎尚人の師匠とも言うべき、岩田次夫さんの文章を掲載するページ。今回は、最近の同人誌即売会における一般参加者の価値の低下を論じた「同人即売会に立ち竦む」を載せた。今後の予定として、新作だけではなく、過去に岩田さんが書いた文章の内、重要なものをいくつか載せていく予定。

2002年11月11日(月)

(11月19日追加)
「『ハリー・ポッター』をめぐる盗作騒ぎ」(HOT WIRED JAPANより)。
「バークス、新番組「みうらじゅんの仮性フォーク」」(ZDNet Broadbandより)。

2002年11月12日(火)

「埼玉県監修の教育ゲームに“エロゲー”」(ZAKZAKより)。
「三国志効果で売上高は過去最高の98億円 コーエー9月中間決算」(Mainichi Intaractiveより)。
「不動産売却損で大幅赤字、ソフトも不振 カプコン9月中間決算」(Mainichi Intaractiveより)。
「リアルな経済活動が生まれつつあるオンラインゲームの世界」(HOT WIRED JAPANより)。
「ネットオークション規制法案を衆議院で可決 業者に初の規制」(Mainichi Intaractiveより)。
「ニフティ、オンライン総合書店“@niftyBOOKS”をオープン」(ASCII24より)。

2002年11月13日(水)

(11月19日追加)
ローレンス・レッシグ教授の取材(?)を受ける。
 かの山形浩生さんのご依頼で、スタンフォード大学ロー・スクールのLawrence Lessig教授の取材(?)を受ける。さすがに一人では荷が重いので、米沢嘉博氏にも一緒に参加してもらう。レッシグ教授は、アメリカで憲法・著作権法・インターネット法についての専門家。「Code and Other Laws of Cyberspace(CODE−インターネットの合法・違法・プライバシー)」(邦訳は翔泳社刊)、「The Future of Ideas」(邦訳は近刊)といった著書もある(ちなみに、翻訳はいずれも山形浩生さん)。教授は、アメリカでの著作権強化の流れに反対している方で、アメリカの著作権期間延長が違憲だという裁判の弁護も引き受けている。今年の7月放映の「NHKスペシャル『変革の世紀』第3回『"知"は誰のものか 〜揺れる知的所有権〜』」で、ジャック・バレンティ全米映画協会会長と討論していた人と言えば、「ああ、あの人」と思い当たる人も多いかもしれない。現在、東京大学大学院の客員教授として、来年1月までの予定で来日中だ。
 で、なぜレッシグ教授とお話したかというと、教授は、著作権と企業・クリエーターの関係として、なんと日本のまんが同人誌のあり方に非常に興味があるのだそうで、まんが同人誌と著作権の話を聞きたいということなのだった。とはいうものの、教授は、「Otaku」という言葉も知らなければ、コミケットについての基本的な知識もないので、前半では、コミケットの歴史やら、「やおい」などの言葉の説明などが中心。後半で、「パロディ」という手法の同人誌的な必然とか、「ポケモン事件」の経緯、出版社の同人誌に対するスタンス、コンテンツ輸出の流れの中での企業の権利意識の変化などを米沢氏と共に話す。一部のみに独占されない表現の必要性、過去の表現が新しい表現を生み出していく母胎となるという原則の部分で、レッシグ教授と我々の間には基本的な共通認識があるので、お話はスムーズ(もっとも、通訳担当の山形さんとレッシグ教授のお弟子さんの野口弁護士は、この世界特有の言葉の翻訳でとても大変だったのだが……)。ただ、逆にそれ故に、ほとんど何のコンフリクトもなかったのは、果たして良かったのか悪かったのか、ちょっと微妙だったかも……。

「角川大映、「ゴジラvsガメラ」製作へ」(ZAKZAKより)。
「コナミTYO,OSA,JPN各社の中間決算が発表」(GAME SPOT JAPANより)。

2002年11月14日(木)

(11月19日追加)
■ロフトプラスワン「もっともっと!!ヌケる漫画が見たい!」へ。
 浦嶋礼仁さんプロデュースの第2回。本業の関係で、第1部の途中に会場着。第1部は、浦島さん他のまんが家さんによるフリートーク。『うる星やつら』の話でエラく盛り上がり、その場でラムちゃんを書き始める全員(苦笑)。出来上がったイラストを会場の希望者にプレゼント。さらにおまけとして、当日不参加の一本木蛮さんのラムちゃんイラストまでプレゼント。世代やねー。
 第2部は、岩田次夫さんと西崎まりのさんによる、美少女同人誌回顧のはずが、岩田じいさん、この日、高熱を発して欠席。ピンチヒッターで第3部から登場予定の米沢嘉博さんが、第2部から登場。80年代〜90年代前半くらいの美少女大手サークルの同人誌を見せながら、ダラダラと与太話。ビックリしたのは、追加ゲストでなんとO竹(仮名)さんが登場したこと。O竹(仮名)さんは、編集者兼美少女まんが家として80年代後半に活動していた方。その一方で、早くからCGアニメに取り組んで、アニ研連とかでも活躍もされていた。個人的な面識はないけど、ご尊顔を拝見するのは十数年ぶりかな? 彼が編集者として関わっていた「REFLEX」とかの美少女系アンソロジーなどの話が出て、余りの懐かしさに苦笑。
 第3部は、松文館事件を中心とした「今、エロ漫画が危ない!!」。メンバーは、浦島礼二、山口貴士、山本夜羽、米沢嘉博の各氏。山口さんは、AMIのメンバーかつ「児童保護に名を借りた創作物の規制に反対する請願署名」の世話人であり、松文館の顧問弁護士でもあり、今回の事件の弁護も担当されている。山本夜羽さんはまあ、説明不要か。予想通り、山口さんと山本さんがしゃべりまくり。この日、本当は永山薫さんも参加するはずが、永山さんも体調不良で欠席してしまい、したがって仕切り屋不在とゆーことになってしまったので、誰も山口さんと山本さんの爆走を止められず、ちょっとバランスが悪くなってしまったことは否めず。山口・山本両氏が二人がかりで、米沢さんとコミケットを運動に巻き込んでいこうとする意図が明確だったのだが、そこは、米沢さんの評論家としての本領発揮、言質を取られないようにすり抜けていく様はさすが。
 それはそうと、最後の会場からの質問コーナーの中で山本さんが言っていたのだけど、「ロフトプラスワンの座敷童子」(山本さんの言)として有名なあのアカギくんって、体壊しちゃって田舎帰っちゃうんだそうな。アカギくんって、昔から評論系同人サークルをやっている人なら、一度は手紙をもらったことがあるはずの奇人。ロフトプラスワンでおたく系のイベントがあると、必ずその姿を見ることができ、ロフトプラスワンでバクシーシ山下と知り合い、何本かAVにも出たことがある。その中でもコスプレ姉ちゃんとの作品は怪作だった。女の子と2人きりになると、会話が弾まず、2人で同人誌を読みふけってしまう(オイ)。それじゃ話にならないので女の子が挑発すると、困って寝たふりしちゃう(オイオイ)とか笑えない作品。でも、一番笑えなかったのは、2人で読んでいた同人誌の中に、友達の本があったことだよなぁ。当人はこのビデオ見て、暴れてたっけ。あの異色のキャラクターがロフトプラスワンからいなくなってしまうとは、感慨深い。

「トンデモ『ゲーム脳の恐怖』(2)」(All About Japanより)。
「トンデモ『ゲーム脳の恐怖』(1)」(All About Japanより)。
 適役、山本弘「と学会」会長登場。

「映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、公開前に海賊版がネットに流出?」(HOT WIRED JAPANより)。

2002年11月15日(金)

「「ファイアーエムブレム」訴訟、任天堂が敗訴」(ZDNNより)。
知的財産権判決速報はこちら

「アスキー、融資を受けて借入金を返済へ」(ZDNNより)。

2002年11月16日(土)

(11月19日追加)
「*冬コミ(12/28):サークルチケット条件付で格安でお譲りします*」(Yahooオークションより)。
 また、頭痛い出品だなぁ。

「TVアニメの「本数」問題を検証する」(Webアニメスタイルより)。
 さすが、アニメスタイルらしい実証的な(笑)記事。

「高田明美原画展開催中」(GAME SPOT JAPANより)。
「Lineage問題、“15禁”で決着か」(ZDNNより)。

2002年11月17日(日)

(11月19日追加)
■コミティア62(東京ビッグサイト)へ。
 この日は、同じビッグサイトで「Chara Fes2002秋」、都立産業貿易センターでいくつものギャルゲーオンリーと「ふたけっと」が開催されていた関係か、いつもの「コミティア」と比べてずいぶん少ない一般参加者だった(ちなみに都産貿でいちばん一般参加者が多かったのは「ふたけっと」だったそうな。参加サークルでは久々のじゃっこるずに人気集中だった模様)。朝イチの外周のコピー本争奪戦こそ、いつもと大差なかったが、島中はゆったり本を見て回れる感じ。リニューアルしたコミティアの公式ページを見ると、宅急便での搬出にかなり手間取った模様なので、これは一般が少ない分、サークルの売れ行きも今ひとつだったということかしら?

「重大発表まで……。」(踊る大捜査線オフィシャルサイトより)。
 これって、かねて噂の「映画版PartII」?

「2ch管理人西村博之氏講演会」(中央大学学芸連盟通信メディア研究会特設ページより)。

2002年11月18日(月)

(11月19日追加)
「教育ソフト「O157予防ゲーム」“18禁キャラ”流用はダメ 県が監修を辞退 メールに「撤回」反対の声も」(Sankei Webより)。

「Xboxキーマンインタビュー J Allard氏にXboxの今後の展開について聞く “次世代のハードウェア”は非常におもしろい競争になる」(GAME Watchより)。
「ESP、GBA「はじめの一歩 THE FIGHTING!」を12月12日に発売 初回特典は単行本型カセットケース」(GAME Watchより)。
「DVD「ロード・オブ・ザ・リング」限定セットの予約を再募集―石像のブックエンドが付属し、BOXケースも特別仕様 」(AV Watchより)。

「“ハリポタ”先行上映に熱狂的なファン殺到」(ZAKZAKより)。
「『スター・ウォーズ エピソード2』の建物はダブリン大図書館のパクリ?」(HOT WIRED JAPANより)。

2002年11月19日(火)

■久しぶりの更新。
 先週は、スタンフォード大学のローレンス・レッシグ教授と会ったり(11月13日参照)、ロフトプラスワンに行ったり(11月14日参照)と、いろいろしていたら、本業のツケが一気に……、ぐはぁ。まだ、咳が出ますが、風邪は治まってます。ご心配おかけして、申し訳ありません。

■「ハトコミについての言説」フォロー。
 いろいろな意見をWebでいただきました。首肯できる意見から、脊髄反射の誤読まで、いろいろとありがとうございました。

 あの文章でわかっていただけなかったのは残念なのですが、大前提として、「ハトコミ」は、失敗したイベントだと私も思っています。以前から述べているとおり、「イベントは結果がすべて」ですから。それを「ハトコミ」は満たしていたとは言えないのは事実です。ただ、そのことは、今回の議論の共通認識として自明と思っていたので、取り立てて明言はしなかったのですが。そして、当日の運営としては、もちろん、ミスもあり、反省すべき点は多々あったと思います。しかし、今回に関して言えば、「事故を起こさない」という大前提があったわけで、そこからすれば、「やむを得ないこと」も多々あった、ということです。それを「総括」という言葉で括ってしまったのは、ちょっと不適切だったでしょうか。

 ただ、皆さんのご意見で多く見られてびっくりだったのは、「徹夜組へのペナルティ」の実施をあまりにも簡単に考えていることです。「徹夜組へのペナルティ」は極めてリスキーな作業であり、ルーチンな即売会の業務とは質がまったく違います。今回の措置が他即売会へ与える悪影響を唱えられている方も多数いらっしゃいましたが、いやいや、一番悪影響を与えているのは、何を隠そうコミックマーケットです。それは、コミックマーケット自身が痛いほどわかっていることで、毎回のように拡大準備集会やらコミケ終了直後の反省会で話題になっているにもかかわらず、残念ながら事態は一向に改善されていません。なぜ、最大の徹夜組参加即売会であるコミケットにおいて主催者がが徹夜組を排除できないか言えば、さまざまな要因がありますが、究極的には「事故を起こさない」ことを担保できないからに他なりません。この徹夜組排除のリスクをどう判断するかは、それぞれの即売会次第であり、今回の「ハトコミ」がそのリスクを取らなかったのは、他の即売会よりリスクがより高かったことも考えれば、「一概には責められない」と思っています。もちろん、可能であったならば、「徹夜組のペナルティ」はしたほうがよかったでしょうし、「徹夜組」を容認しているわけでもありません。
 そして、現在の風潮が進むと、「徹夜ペナルティを行わない即売会」=「悪い即売会」ということになり、そのレッテル張りを逃れようと、ノウハウも能力もないのに、「徹夜ペナルティ」を強行して、事故が発生してしまうのを私は危惧します。徹夜組発生の危険性は、強力な旬の人気サークルがある即売会に参加し、その情報が事前に公開されていれば、現状どの即売会でも起こりうることです。この間、何人かの即売会の主催者と会話したのですが、この点については、「求められても、できることとできないことがある」ということは皆さん言っていましたし、私もそのとおりだと考える次第です(そして、同じようなことは、主催者だけではなく、サークルさんについても言えますね)。

 最後に、主催者については、アホだなぁとは思っています。また、毀誉褒貶あるのもわかっています。そして、「思い」だけではどうしようもなかったのよ、とは既に述べたとおりです。

 ということで、貴重なご意見ありがとうございました。今後とも同人誌即売会に対する評価は様々な要素を多角的に勘案しながら、自分なりの判断でいきたいと思います。

「注目のアイテム コミックマーケット63」(ヤフーオークショントップページより)。
 完璧にナメられてますな>準備会。

「「月刊GUST」と「小説エクリプス」休刊」」(最後通牒経由ざっしパークより)。
 最後通牒さんの11月13日の記事と同じく、私も雑誌丸ごと転籍という話をきいたのだが、どうなんでしょうねぇ。

「MANGAビジネスを輸出せよ−目指せ100万部!−『少年ジャンプ』アメリカへ行く! アニメとゲームだけが日本のコンテンツじゃない」(東洋経済2002年11月16日より)。
 先週月曜日発売号の特集。おしぐちたかしさんや小田切博さんらがコメントしてる。

「ARTIFACT −人工事実−」(俺ニュース経由加野瀬未友公式ページ)。
 再開スタートしてたのね。

◆「プロジェクトSEX〜性の挑戦者たち〜」(「SPA」2002年11月26日号より)
 エロまんがの鉄人ダーティ松本登場。

◆「「夫はオタク」妻の苦悩」(「AERA」2002年11月25日号より)
◆「パリコレ 村上隆とルイ・ヴィトンのコラボ」(「AERA」2002年11月25日号より)

2002年11月20日(水)

(12月6日追加)
「O−157予防ゲーム事件」(犀の目工房 より)。
「ラグナロクオンライン、情報漏えいのGM解任」(ZDNNより)。
「ラグナロクオンライン、有料サービス開始に伴うデータ移行内容を発表」(ZDNet Broadbandより)。

「「ComicStudioDebut」がTablet PCに対応」(ZDNNより)。

2002年11月21日(木)

(12月6日追加)
「ガンダムのテーマ曲10万枚突破」(スポニチアネックスより)。
「アニマックスとSCN、アニメ関連グッズ専門のECサイト“アニマックスオンラインショップ”をオープン」(ASCII24より)。
「「CG&アニメーション・フィルムフェスティバル 2003」の作品を募集」(MacWIREより)。

「『Xboxライブ』に頭を抱えるゲーマーたち」(CNET JAPANより)。
「新型ゲーム機交代で減益 任天堂02年9月中間決算」(Mainichi Intaractiveより)。
「ポケモン最新2作、ともに初回受注で今年度初の100万本突破」(Mainichi Intaractiveより)。
「SSIトリスター「エースをねらえ! 狙打〜タイピングスマッシュ!!〜」発売」(MacWIREより)。

「バンダイビジュアル、押井守監督の実写作品をDVD-BOX化―紅い眼鏡、ケルベロス、トーキング・ヘッドを収録」(より)。
「映画『惑星ソラリス』のリメーク版はSFファンを満足させられるか」(HOT WIRED JAPANより)。

「ネット認証使うコピー防止CD ソニー・ミュージックが採用」(Mainichi Intaractiveより)。
「第127回「音楽産業は自滅の道を転がる」(団藤保晴の「インターネットで読み解く!より)。

2002年11月22日(金)

(12月6日追加)
「「ComicStudio」は、Tablet PCのキラーアプリ?」(ZDNNより)。

「カトキハジメマウスに不具合」(ZDNNより)。
「手厚いサポート「素人指南」、ギャルでグラサン男に対抗」(ZDNNより)。

2002年11月23日(土)

(12月6日追加)
■「コミックシティ」へ。
 詳細は後日。

2002年11月24日(日)

(12月6日追加)
「同性愛は脳内の構造に原因がある」(日経ヘルスより)。

2002年11月25日(月)

(12月6日追加)
「浅虫でまんがフェス開幕(青森)」(東奥日報より)。

「ブエナビスタ、DVD「おもひでぽろぽろ」を3月7日に発売」(AV Watchより)。
「ブエナビスタ、「人間は何を食べてきたか」をDVD化―ジブリ学術ライブラリ第1弾、宮崎・高畑監督の座談会も収録」(AV Watchより)。

「ナムコ、3DCGで可愛らしい表情や動きを表現3D恋愛アドベンチャー PS2「ゆめりあ」」(GAME Watchより)。

「HMV、「ゴジラ×メカゴジラ」公開にあわせてキャンペーンを実施--DVD購入者100名にM1号製ソフビ「赤ちゃんミレゴジ蓄光版」」(AV Watchより)。
「COMDEXレポート外伝――余ってしまった時間の過ごし方は、スタートレックと“あれ”」(ZDNNより)。
「70年代にブロードバンドがあったらエライことに……みうらじゅん」(DNet Broadbandより)。

2002年11月26日(火)

(12月6日追加)
「スクウェア・エニックス誕生! ニュースその1】速報! エニックスとスクウェアが合併を発表!」(ファミ通.comより)。
「【スクウェア・エニックス誕生! ニュースその2】エニックスとスクウェアが記者会見を開催!」(ファミ通.comより)。
「【スクウェア・エニックス誕生! ニュースその3】発表会見から一問一答 」(ファミ通.comより)。
「スクウェア・エニックス経営陣都内で会見「成長を継続していくための攻めの合併」」(GAME Watchより)。
「スクウェアとエニックスが合併 新社名は株式会社スクウェア・エニックスを予定」(GAME Watchより)。
「これは攻めの合併--エニックス/スクウェア会見」(日経BizTechより)。
「解説:ゲーム業界「合従連衡」末席確保への秘策」(日経BizTechより)。
「エニックスとスクウェア合併の裏にネットあり 広がるゲーム環境への対応を急ぐ」(日経ITProより)。
「エニックスとスクウェアが合併へ 株価に不可解な動きも」(Mainichi Intaractiveより)。
「エニックスとスクウェア、新会社“スクウェア・エニックス”の事業戦略を説明」(ASCII24より)。
「エニックス、スクウェア合併、「理想的補完関係」で相乗効果狙う」(MYCOM PC WEBより)。
「「新しいイノベーションを起こす最短距離」和田氏」(GAME SPOT JAPANより)。
「“FF”と“ドラクエ”が手を組んだ理由」(ZDNNより)。

「漫画雑誌「ガロ」、売れ行き不振でオンデマンド出版だけに」(Mainichi Intaractiveより)。

「「フロドとサムはゲイなんかじゃない!」イライジャが反論」(eiga.comより)。
「ハリポタ第5巻。まずはヒントがオークションに」(eiga.comより)。

「北斗の拳やマジンガーZなどを配信する「東映アニメBB」」(BROADBAND Watchより)。
「トゥーマックス、TVアニメ『ふぉうちゅんドッグす』のDVDを発売」(ASCII24より)。

「「18歳以上向け」のソフト,あなたは買いますか?」(GAME SPOT JAPANより)。
「「日本の健全な発展のためにP2Pを禁止すべきではない」 〜苫米地英人氏が、ファイルローグ裁判で意見書を提出」(Internet Watchより)。
「CD-Rの「音」を考える 48倍速メディアの音は、なぜ悪いのか(1/2)」(ZDNNより)。

2002年11月27日(水)

(12月6日追加)
「セルシス、マンガ制作ソフト『ComicStudioEX Pure モデル』など5製品を発表」(ASCII24より)。

「ガンダムコスプレショーで釈・アズナブル登場!?」(GAME SPOT JAPANより)。
「PS2「SDガンダム Gジェネレーション-NEO」発売プレイベント釈由美子、シャアのコスプレで登場!! 古谷徹とトークショー」(GAME Watchより)。

「オンラインゲームで新婚さん増えてます――FFXIでも結婚式サポート開始」(ZDNet Broadbandより)。

「「踊る大捜査線2」製作決定!」(eiga.comより)。
「1月にプラモデル王決定戦ツアー 車内でクイズ、函館の宿で「製作」」(北海道新聞より)。

2002年11月28日(木)

(12月6日追加)
「秋葉原の街は「ゼルダの伝説」で埋まった?」(GAME SPOT JAPANより)。
「ゲームソフトやカード事業好調で増収増益 コナミ中間連結決算」(Mainichi Intaractiveより)。

「打ち切り決定のSF番組、ファンが放送継続を訴えテレビCMを制作」(HOT WIRED JAPANより)。

2002年11月29日(金)

(12月6日追加)
「アニメ『世界名作劇場』名場面集を無料配信」(CNET JAPANより)。

「スクウェア・エニックス、“世界No.1ゲームソフトメーカー”へのシナリオ」(ZDNNより)。

「【IT事件簿】警察庁のネット監視 “水増し発表”は何を狙う?」(ASCII24より)。
「東大、知財スクールの構想の概要を明らかに」(日経BizTechより)。

2002年11月30日(土)

(12月6日追加)
「TSUTAYA、DVD「幻魔大戦」に「フィルムしおり」をプレゼント―角川書店、同日にDVD「迷宮物語」も発売」(AV Watchより)。
「ジャパン・デジタル・アニメーション・フェスティバルのコンペ作品募集中」(MacWIREより)。

「スクウェア&エニックスの決算発表でゲーム情報も? 」(GAME SPOT JAPANより)。
「スクウェア・エニックス2006年の連結売上高1000億」(GAME SPOT JAPANより)。
「スクウェア・エニックスの経常利益率は30%以上 」(GAME SPOT JAPANより)。
「スクウェア・エニックス、戦略説明会を開催「世界最高品質のデジタルコンテンツ・メーカーを目指す!!」」(GAME Watchより)。
「エニックス、「ドラゴンクエストVIII」をプレイステーション 2で発売」(GAME Watchより)。

「オン・ザ・エッヂ、『サラリーマン金太郎』のタイピングソフトを発売」(ASCII24より)。

「gooドメイン訴訟、NTT−Xの勝訴が確定」(Mainichi Intaractiveより)。

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