同人誌総研レポート

まんが・アニメに限らず、様々なことを取り上げるミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。

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2002年02月の同人誌総研レポート

2002年02月01日(金)

「ネット関連詐欺やネットねずみ講が増加〜警察庁がレポート発表」(Internet Watchより)。
「開発プロジェクトを疑似体験 要員の不平不満までシミュレート」(日経ITProより)。
「ネットオークションに法規制 警察庁が方針」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年02月02日(土)

「コミケット61アフターレポート」(コミケット公式サイトより)。
 ちょっと紹介が遅くなったが、コミケットによる公式のアフターレポート。「バグナード」による「暴露記事」に対する対策が行われたことが正式にコメントされている。前々日の夜から徹夜組が数千人というのは、困ったもんだなぁ。

「目覚めの絵本+あなただけの目覚し時計『Good Morning』予約受付」(楽天市場より)。
 「あなたの考えた言葉をプロの声優が録音した世界でただひとつの目覚し時計」を販売とのこと。当然、ヤバげな言葉や特定のキャラクターの声は不可。なお、声優のメンバーは、全員、青二プロダクション。(Eさん、情報ありがとうございます)

「日立のフルオート電気温水器」(オイダキ.コムより)。
 あちこちで話題だったので、見に行ったら、あれっ、絵を描いているのは、岩崎つばささんじゃありませんか。岩崎さんは細かい仕事をあちこちでやってるなぁ。この間も、仕事でOracleの本を読んでいたら、イラストかいてて、ビックリしたです。

「お詫び」(キッズステーションより)。
 「Weiβ Kreuz」が「キャラクター著作権者と著作権管理会社の問題の為放送中止」。今後放映予定だった「Weiβ kreuz」傑作選、「Weiβ kreuz Giuhen」も同じく放送中止。

「森永卓郎コレクション」(sawadaspecial経由ご本人のサイト)。
 森永卓郎のミニカーのコレクションって、ニュースステーションか何かで見たことがあったけど、フィギュアも好きで、綾波レイもお気に入りとは知らなかった。

「CSKエレ、T・ZONE.本店を2月8日にリニューアル〜PCパーツを拡充。アダルトソフトなども取扱い開始」(PC Watchより)。
 「秋葉原らしい」の予想通り、美少女アニメゲームとアダルトDVDを取り扱うとのこと。

「KIMUCHIMON」(俺ニュース等々より公式サイト)。
 いやあ、ここまですると、あまりの鉄面皮ぷりにすがすがしささえ覚える。

「NHKからの削除通告」(ちゆ12歳経由偽プロジェクトXより)。
 まあ、来るよなぁ、これだけ話題になれば。

「作ざく|清水醸造」(sawadaspecail経由地酒のサノヤより)。
 「赤い作」まであるのは、ご愛嬌。

「「クマのプーさん」の著作権問題で、ディズニー社、起訴される」(ジャパン・ジャーナルより)。
 まあ、アメリカの正義同様ディズニーの正義なんてこんなモンです。

「2月10日から「羊のうた」ラジオドラマ版が放送開始!3月公開の映画に出演の加藤夏希も製作発表会にゲスト出演!」(ASCII24より)。
「アニメ映画制作をLinuxで――DreamWorksがSGIから鞍替え」(ZDNNより)。

「この度、弊社はゲーム制作業務から一時撤退することを決定致しました。」(ハートビート公式サイトより)。
「予約販売開始、Xboxは日本で売れるのか〜ソフト不足と割高感も」(PAXNETより)。
「ゲーム会社営業マン・細腕奮闘記【ゲーム会社営業マン・細腕奮闘記】ギャルゲーと営業と私」(ASCII24より)。

「インターネット掲示板サイト「2ちゃんねる」と事業化で提携するイレギュラーズアンドパートナーズが2ちゃんねるに関連した複数の事業をスタート。」(プレスリリースより)。
「本当に使ってる? 実は少なかった、インターネットで映画を楽しむユーザー」(MYCOM PC WEBより)。

「【レポート】世界初の2足歩行ロボットによる競技大会「ROBO-ONE」がいよいよ今週末開催!」(MYCOM PC WEBより)。
「「ROBO-ONE」に「先行者」!!」(ZDNNより)。

2002年02月03日(日)

■ちょっと、手直しをしました。
 今までの雰囲気にちょっと飽きたのでCSSを少しいじってみました。それと、「同人誌総研レポート」は、トップページ、日記のトップ、ログデータの3つの管理になっていたので、同じ内容のトップページと日記のトップは、トップページに集約しました。ついでに、今更ながら、ReadMe!に参戦してみたりして。

■オンリーはしご。
 朝は文具共和会館へ。ちょっと寝坊したので会場に着いたのは11時過ぎ。テニプリの山吹中学オンリー「山吹の乱」はメチャメチャ混んでいたので入場を挫折。冬コミ以降のテニプリ人気を再確認した。既に何人かの作家さんのテニプリへのジャンル転向を聞いているし、今年前半は「テニプリ」人気が続きそうだ。その意味では2月24日にPIOで行われるテニプリオンリー「LoveHitterVol.1」は、300スペース募集でしかもプリモ出版肝いりということもあって要注目なのだが、この日は「J.Garden」もあるんだよなー。どーしよー?
 で、ガンパレ滝川受オンリー「ばんそこ祭」にふらふらと。ちょこちょこと本を買っていると、番頭さんが買ったコピー本を見せてくれる。おお、これは○○○○さんじゃありませんか! 同人誌見たの何年ぶりかしら。思わず、買いに走る。かつて大ファンだったので至福。
 その後、番頭さんと損保会館へ移動。ナルトカカシ受オンリー「PRONO STAR」へ。つらつらと会場を回る。その後、番頭さんを店に送る。雨に打たれたせいか、寒気が。風邪ひいた模様。ウチに帰って寝るが、シンドい……。

2002年02月04日(月)

「All About Japan FIFAワールドカップ」(All About Japanより)。
 ワールドカップの期間限定の応援サイト。All About Japanの特徴である「ガイド」をカトリーヌあやこ、なかはら・ももた、真野匡という「ミーハーサッカーコミック」ハットトリッ娘が担当。応援サイトのメンバーには実にふさわしい人選。

◆「ワンダーフェスティバル2002冬」で、海洋堂が「さらばチョコエッグ」と書かれたチラシを配布。「フルタ製菓と海洋堂、関係終了」。
 あちこちで話題になっているが、詳しいのは、裏日本工業新聞の2月3日。

「小松左京さんのSF幻の漫画が復刻」(asahi.comより)。
 モリ・ミノル名義の学生時代のSFまんがの復刻。昔から何人もの編集者が復刻を企図したが、小松左京が首を縦に振らずにいた、いわく付きの企画。

「個人情報保護法案の歯止めを模索 政府・検討部会委員3委員が2件の修正案」(Mainichi Intaractiveより)。
「ITコラム:アキバよ、業態革新の志はどこへ行った」(日経BizTechより)。
「テレビゲームで「振動病」に、英国で報告」(日経BizTechより)。
「【ROBO-ONE Vol.2】2足歩行ロボット格闘競技大会決勝、第1回優勝ロボットは二刀流」(ASCII24より)。

2002年02月05日(火)

◆「左遷あり美女あり派閥抗争あり あの島耕作(54歳)がついに重役になる!」(今週の週刊現代2月16日号より)
 サラリーマンファンタジーまんが「島耕作」シリーズがどれほど予定調和な作品であるかはわかっている。だが、だからと言って、月曜日発売の「週刊現代」で、木曜日発売の「モーニング」のネタバラシをしてもいい、ということにはならねーだろー。それとも、「モーニング」読者には「週刊現代」の読者がいないとでも思ったか? 島耕作の関わった女の数やベッドシーンの回数を数えたりする暇があるんだったら、少しは読者のことを考えてほしい。

「おろかぶな日々:第4回「竜の子プロも40周年」(笹川ひろし)」(MSNジャーナルより)。
「海洋堂が韓国生首恋愛育成シミュレーション「Tomak」の主役“エビアン”のボトルキャップ出展」(GAME Watchより)。

2002年02月06日(水)

「庵野秀明が自ら結婚を発表。お相手は、やっぱり安野モヨコ」(GAINAXの庵野秀明公式Webより)。
 昨日の日刊スポーツで報じられた庵野秀明の結婚だが、お相手は誤報。やはり、安野モヨコで間違いなかった。実は、挙式の予定が4月27日だとかの情報はいただいていたのだが、さすがにウラの取りようもなかったので、ウチでは触れていなかったのだが……。なお、日曜日のワンフェスにも二人でいるところを目撃されている。ということで、先月からニュースサイトを騒がせていたこの話題も一件落着。実は、今週もう一個ネタがある予定なので、ウォッチャーの方、お楽しみに。

2002年02月08日(金)

◆「コミカル★ショートエッセイ監督不行届」(FEEL YOUNG3月号の4月号予告カットより)。
 ということで、もういっこのネタです。今日発売の「FEEL YOUNG」3月号の4月号予告カットにごらんの絵が。まあ、これを見れば、一発で誰だか判りますな。ところで、「新・大森なんでも掲示板」でもダブルアンノ結婚ネタは話題になっていて、菅浩江と大森望がちょっとした裏話をしております。
4月号予告カット

2002年02月10日(日)

■オンリーイベント三昧 その1。
 東京流通センターのR'nホールで開催の「ワンピース」のゾロ×サンジオンリー即売会「LOVE MACHINEGUNS 2」へ。主催はLOVEPOTION NO.9とプロペラ式。昨年6月の第1回目も大混雑だったが、今回はそれをさらに上回る動員。一般参加者は、1800人程度はいたと思われる。サークル参加も200スペース募集に500スペースの申込みがあったという、冬コミケ並みの大激戦だった模様。どちらもフツーのオンリー即売会の規模をはるかに越えている。「ワンピース」の人気と、ここ数年の女の子パロディ系での最人気サークル主催ということの相乗効果か。イベント記念のアンソロジー販売スペースの他に行列ができていたサークルは、E.T.D、あじみ屋、HI→BOY、ハチ丸、フチンカンエレキーナ、TECHNIQUES、Tee2Books、カリユガ。非常口とR'nホールのロビーにこれらのサークルが配置されたが、ロビー配置サークルの行列の一部はロビーだけでは収容しきれず、一部行列を切って、エントランスにまで並べるほどだった。
 思いのほか長居をしてしまい、午後1時半過ぎに会場を出て、池袋サンシャインシティの「ガンパレ」オンリー「BURNING5」にたどり着いたのはもう閉会直前。主催の境さんやスタッフ連中、残っていたサークルとご挨拶。サークル募集期間もあまり長くなく、チラシも充分とは言えず、イベント告知のWebもないという状況では、サークルも一般参加者も集まりは今ひとつで、かなりまったりしていたそうだ。出ていた新刊はコピー本が中心で、うたたねひろゆきが女性の参加者のみに販売したコピー本は「速水×瀬戸口」のやおい本(!)。その後、作家さんたちと一緒に打ち上げへ。あまり話をしたことのない人ともいろいろとお話しできて有意義な宴会だった。3次会まで付き合って、終電で家に帰る。
 なお、同じくこの日に東京卸商センターで開催された「果てしなく青いこの空の下で・・・。」オンリー「乙女達の憂鬱」に行った友人曰く「見たような顔の転売屋さんでいっぱい。その人たちが小豆サークルの時限販売を狙ってたよ。」とのこと。なんだかなぁ〜。ちなみに「小豆サークル」とは、転売屋さんが小豆相場のごとくひと儲けしようと青田買いをするサークルのことを指す隠語で、ごく一部でしか使われていません。

「米ナイキがセガ米法人を提訴、「テレビCFの著作権を侵害された」」(日経BizTechより)。
 セガのゲームソフト「NBA 2K2」のCMがナイキのCMの著作権を侵害しているというもの。ナイキはこのために検証ページまで作っている。

「手塚治虫記念館 大改修で展示システム一新へ」(Mainichi Intaractiveより)。

「『∀ガンダム』公開記念 富野由悠季監督インタビュー」(ファミ通.comより)。
「りえ初の声優で「新しい発見」 」(スポニチアネックスより)。
「アイフェイス、アニメイトに情報表示iアプリ「マチカレ」を提供」(e-Bizベンチャーニュースより)。
「ガンダムを作った男たち 第1章 安彦良和」(Web現代より)。

「12人の美少女と一緒に最高の料理師を目指せ!サクセス、Xbox「ビストロ・きゅーぴっと」」(GAME Watchより)。
「【NEWS】『ドラクエ』次回作の開発会社変更報道について、エニックスに取材したぞ」(ファミ通.comより)。
「サンセイブ,東京地裁に民事再生手続き開始申請」(GAME SPOT JAPANより)。
「「バーチャファイター」でネット対戦可能に」(日経ITProより)。
「Xbox 日本上陸間近 チーフオフィサーが戦略を語る」(Mainichi Intaractiveより)。
「秋葉原T・ZONE.本店がリニューアルオープン〜初日の出足は美少女アニメソフトに人気が集中」(PC Watchより)。
「「“マニアの街”に対応する“原点回帰”」――新生T-ZONE.が目指すもの」(ASCII24より)。

「さらばチョコエッグ-フルタ製菓と海洋堂関係終了のお知らせとおわび -」(kaiyodo.netより)。
「「ハリポタ」旋風、ヒットの勝因はスクリーン確保と吹き替え版」(日経B2Oより)。

「ネットの未来を考えるシンポ 情報通信総研」(Mainichi Intaractiveより)。
「ネット上での著作権権利問題はどうなるのか?〜CCDシンポジウム」(Internet Watchより)。
「ヤフー、オークション利用者の一部に参加費を誤請求」(日経BizTechより)。
「青少年対策法案で22日に公開シンポ メディア9団体」(Mainichi Intaractiveより)。
「警察庁、古物営業法の改正案を発表〜ネットオークションなどの規制を強化」(Internet Watchより)。
「「アジア知的所有権シンポジウム2002」開催〜大観衆の前でファイル交換ソフトをデモ」(Internet Watchより)。

「「男性の期待にも応えます!」──アマゾン「愛と官能」担当者に聞く」(ZDNNより)。
「丸善、東京・丸の内に国内最大級の書店を出店へ」(日経BizTechより)。
「大手書店・ジュンク堂 「座り読み」奨励とベテラン店員で業績アップ」(日経B2Oより)。
「ゲイ&レズビアン市場の可能性」(Japan.internet.comより)。

2002年02月11日(月)

■オンリーイベント三昧 その2。
 昨日の宴会疲れでちょっと遅めに起きて、竹芝の都立産業貿易センターへ。月姫オンリー「MOON PHASE」が目当てだったのだが、会場に着いた午前9時の段階で一般参加者が600人ほど列を成している。並ぼうかと一瞬思ったけど、寒風吹きすさぶ日陰に2時間並ぶ元気はなくて、とりあえずカタログだけ購入して、浅草橋の東京文具共和会館へ移動。
 まずは、1Fの源氏街子さん主催の「電童」の銀河×北斗オンリー「銀北パラダイス」へ。源氏街子さんたちとしばし歓談。最近街子さんが仲の良いMさんがいろいろな意味でユニークで元気が良くておもしろい女の子なので、度々抱腹絶倒。その後ふらふらと会場を一周する。「電童」オンリーってはじめてだったんだけど年齢層が高いのは意外。次にビタミン★X主催の4Fの「犬夜叉」オンリー「おすわり!」へ。こちらはうって変わって年齢層が低い。親同伴の小学生も散見。その他、入場はしなかったけど驚いたのは、5Fの「テニスの王子様」の乾×海堂オンリー「秘境探険スネークハント〜乾博士の大☆冒☆険〜」。文具共和会館の5Fは狭くて一般参加者を多く入れられない構造だということを割り引いても、あまり有力サークルがいないにも関わらず、午前12時の段階で3回目用の入場整理券を配っている人気ぶり。先週の「山吹の乱」の混雑といい、最近の「テニプリ」人気を改めて感じる。
 午前12時に文具共和会館を後にして、都産貿へ戻り、一般列がなくなった「MOON PHASE」に入場。場内は熱気にあふれており、朝の一般参加者の列の長さとも合わせて「月姫」人気の高さも再認識。薄荷屋で篤見唯子さんに挨拶。既に完売してしまった外周サークルや、田舎工房やディエップ工房、VISTAの列を横目で見つつ、会場を周遊。続いて、1階下に降りてLeaf系オンリー「Leaf2000」へ。新刊が出ると事前に聞いていたので、この時間に行っても無いだろうとは思いつつとりあえず、ちゅうにへ行くも案の定とっくに完売。ところが、会場をぶらぶらしていた友人が余分を持っていたのでそれを強奪。それにしても、階上の盛り上がりとは裏腹にこちらはまったりとした即売会で、時代の流れを実感。
 こうならば、毒食らわば皿まで(意味不明)とばかりに、2日連続で東京流通センターに向かい、制服系同人誌即売会「コスチュームカフェ8号店」へ。おお、会場に神社ができていて、巫女さんがおるですよ。お金を払ってお祓いを受けておみくじを引くとカードがもらえる。なかなか盛況の様子。その他Digital LoverやPINSIZEなどにも新刊があったのね。
 ということで、3ヶ所合計5つのイベントをはしごしたのはさすがにはじめて。カタログ代だけで3000円近い出費には苦笑。

2002年02月12日(火)

◆「夏のコミケット62の申込み」。
 夏のコミケット62の申込みは、今日(2/12)消印有効までです。お忘れなく。

2002年02月13日(水)

「新世紀東京国際アニメフェア21すぎなみスペシャルのチラシに誤字が」
 ぎゃらりー更新その1。赤丸参照。11日の「クリエータートーク」には行こうと思ったのだが、この日は即売会三昧で疲れてしまったので、パスしてしまった。

「『Weiβ kreuz Giuhenについて』その後」(つちやきょうこ公式サイトより)。
 2月9日にだいぶ整理されてしまったが、一時はその後のアニメイトフィルムとのやりとりなども書かれていた。既に製作が始まっている「Weiβ kreuz Giuhen」の放映中止だけは避けたいアニメイトフィルム側は可能な限りの条件を提示しているようだが、つちやきょうことしてはもはや「条件闘争」の段階ではないようで、このモードに入ってしまうと、交渉の余地は少ないと思われる。

「ヤフーBBにいやがらせ、H画像送信!開通遅れに腹立てる」(ZAKZAKより)。
 「容疑者は昨年7月、ヤフーの関連会社が運営するADSLに加入を申し込んだが、約束の8月末になっても開通しないため、9月ごろから1日に1万通の抗議メールを送信。エスカレートしてわいせつ画像も一緒に送るようになった。同容疑者は「わいせつ画像なら担当者の目に留まると思った。別の会社にも抗議を送れば、そこからヤフーに文句が行くと思った」と話しているという。」
 うーん、気持ちは解らないでもないが、やり過ぎ〜。

「『スターウォーズ』フィルムコンテスト国内受け付け」(CNET JAPANより)。
 スターウォーズファンによる自主制作短編映画コンテント『Star Wars Fan Film Awards』の国内窓口サイト。パロディや、ファンによるドキュメンタリーが対象となる。

「近藤博次さん、Web日記を義父に読まれてしまう」(OtakuTalkerの記録より)。
 うおお、これはかなり……。まあ、近藤さんちのおたく夫婦生活は「日記で見る限り」、なんだかほのぼのしていてとても好感がもてるんですけどね。義父さんへのフォローも実に近藤さんらしくうまい。

「MOON PHASEレポート」(神聖マルチ王国より)。

「昔のマンガでその時代の国民が何を大切にしていたかがわかる」(文学melma! 松野大介Column Clubより)。
「漫画家、ネットで名誉侵害と高校の同級生を提訴」(Yomiuri On-Lineより)。

「KONISHIKI声優初挑戦! 劇場版『ドラえもん』最新作」(ファミ通.comより)。
「アニメは杉並の「地場産業」」(asahi.comより)。
「おろかぶな日々:第5回「宇宙エース」が動いた!(笹川ひろし)」(MSNジャーナルより)。

「秋葉原と日本橋でXbox体験会「Xbox Experience」開催MS大浦氏「2大RPGへのアプローチも続ける」」(GAME Watchより)。
「米Immersion、SCEI、SCEA、Microsoftをフォースフィードバック機能のパテント侵害で訴える」(GAME Watchより)。
「【特別企画】3DゲームファンのためのGeForce4講座 GeForce4が実現する次世代3Dグラフィックスの世界」(GAME Watchより)。

「日本MMO、「MP3交換停止」仮処分要求に反論」(Internet Watchより)。
「ファイル交換ソフト“狂騒曲”(1)」(ZDNNより)。
「「JACCS.CO.JP」訴訟,ジャックス勝訴確定」(ZDNNより)。
「居酒屋から「肉じゃが」が消えた??変わる 売れ筋の常識、“汁系”も大苦戦」(日経レストランより)。
「っぽいかもしれない:熱き「男の子」たちの闘い(1)」(ZDNNより)。

2002年02月14日(木)

■2月10日分のオンリー即売会巡りの文章を追加。

「Comic Revolution32開催日決定」(シーレヴォドットコムより)。
 10月6日の開催。例年より若干早めの日付かな。

「まんだらけの求人広告」
 ぎゃらりー更新その2。な〜んも考えていないか、その心意気や良しと見るかは難しいところだ。

「通信販売発送遅延に関するQ&A」(infobank経由虎の穴より)。
 1月11日にシステム障害を起こして通販が発送が遅れていることについての説明のページ。ご愁傷様。

2002年02月15日(金)

■2月11日分のオンリー即売会巡りの文章を追加。

「榎本温子写真集「22〜unreal〜」発売記念キャンペーン!」(Web-Newtype.comより)。
 男の子的な興味で恐縮ですが、上記のページで、榎本温子の水着写真が見られます。

「有名声優連日講義の広告はうそ 元生徒ら12人が提訴」(asahi.comより)。
 記事では提訴された学校名は出ていないが、記事に記載されている広告コピーの内容から、東京アニメーター学院と大阪アニメーター学院のことと思われる。

◆「マンガズー・ドット・コムとコミックス・ウェーブが合併」(MANGAZOO.COMのメールニュースより)。
「主婦の友社・村松社長、角川提携解消で会見。怒り露わに。」(新文化より)。

「ナムコ,マンガ喫茶&ネットカフェ「知・好・楽」で奮闘中」(ZDNNより)。
「ドクロの旗ふたたび!『キャプテンハーロック』復活」(ファミ通.comより)。
「アカデミー賞に長編アニメーション部門登場」(HOT WIRED JAPANより)。
「SCEI、「PlayStation Meeting 2002」を開催「バイオハザード Network」などネットワークタイトルをズラリ発表」(GAME Watchより)。
「リニューアル直後のT・ZONE.本店店長に聞く「秋葉原の大きな変化に気づいた」」(PC Watchより)。
「ハリーポッター初版、183万円で落札」(nikkansports.comより)。

2002年02月16日(土)

「これは「リスク・マネージメント」の良いモデルケースになると思う。」(俺ニュース経由インサイダーより)。
 「浜崎あゆみ“差別発言”騒動で糸井重里氏がHPで代弁」(ZAKZAKより)についての評価。ちなみに、糸井重里の当該コラムはここを参照。基本的に首肯できる意見。

「アニメを世界へ発信 新世紀東京国際アニメフェア21が開幕」(Mainichi Intaractiveより)。
「綾波原画盗難!新世紀東京国際アニメフェア21にて 」(GAINAX公式ページより)。

「「横山隆一記念まんが館」4月7日開館 HPで代表作紹介」(Mainichi Intaractiveより)。
「創刊! アートワーク ブックス シリーズ」(ビレッジセンター出版局より)。

「ゲーム専攻で学士号がとれる大学」(HOT WIRED JAPANより)。

「おしゃれなプロポーズは「スラッシュドット」で」(CNET JAPANより)。
「谷村有美 アップル社長と今春結婚」(スポニチアネックスより)。

2002年02月17日(日)

「一賽舎2002年3月新雑誌月刊コミックZERO−SUM創刊」(一賽舎公式ページより)。
 某アニメショップ店員アニアサの日記によると、以下のようになる模様。おそらく、アニアサさんは自分の店に送られたリリースを書き写しているモノと思われる。

「誌名」月刊コミックZERO−SUM
「発売元」スタジオDNA
「発行元」一賽舎
「編集長」杉野庸介
 1993年エニックス入社。「南国少年パプワくん」等の編集を担当し、1994年の「Gファンタジー」創刊に 携わる。以来、「Gファンタジー」編集部に在籍し「超獣伝説ゲシュタルト」「E’s」等を担当し「最遊記」のTVアニメ化も担当。デスク、副編集長を経て1999年より編集長。2001年11月、エニックスを退社。12月、一賽舎設立。35歳。
「体裁」B5版・平綴じ・500ページ程度
「予価」580円(本体価格552円)
「創刊予定」2002年3月
「発売日」未定
「刊行形態」月刊誌
「想定部数」10万部
「キャッチ」「最高にアツくてとびっきりリスキー! 新世紀に放つ本格エンターテイメントコミック!!」
「内容」漫画ファンの女の子を中心に、ライト&ディープの中間層を狙ったファンタジーコミック。女子漫画ファンのカリスマ的存在である峰倉かずや、かつて同じ層に絶大な支持を受けたベテランの高河ゆんらを中心にした正統派なエンターテイメントコミック誌。
「類似誌」月刊Gファンタジー、月刊WINGS

執筆予定作家
峰倉かずや/最遊記
高河ゆん/LOVELESS
結賀さとる/HOUNDS
夜麻みゆき/タイトル未定/3ヶ月に1度
上田信船/タイトル未定/2ヶ月に1度
遠藤海成/タイトル未定/オリジナル作品
堤抄子/タイトル未定
大清水さち/タイトル未定/執筆交渉中
沢田翔/タイトル未定/執筆交渉中

2002年02月18日(月)

「出版社4社合同で「夢枕獏&板垣恵介」フェア、単行本とコミックスを同時展開の特製ケース」(新文化より)。
 めちゃめちゃ、インパクトがあるなぁ〜。

「8万円のMP3プレーヤーはいかが バング&オルフセン」(ZDNNより)。
 B&Oらしい〜が、相変わらず値段が高い〜。

「ライジングインパクトの連載終了に納得いかない人達が物申す会。」(最後通牒経由)。
「第1回新世紀東京国際アニメフェア21」(新文化より)。

「「ジーク・ジオン!」収録には多くの国民が集結!」(GAME SPOT JAPANより)。
「【ゲーム会社営業マン・細腕奮闘記】生活と中古ソフト問題」(ASCII24より)。
「米ジョージア州でバイオレンスゲームに法的規制の動き」(ZDNNより)。
「コナミ,第3四半期連結業績は増収減益へ」(GAME SPOT JAPANより)。

「ヤンママ熱狂「ガオレンジャー!」 」(スポニチアネックスより)。
「ゴジラに「さいたま新都心」破壊要請!」(ZAKZAKより)。

「「元気か?」ハロ3980円,しゃべって育つ癒し系」(ZDNNより)。
「大ヒット「チョコエッグ」、内ゲバで消滅」(ZAKZAKより)。
「玩具のトミーが連結会計システムを強化」(日経ITProより)。

「「ラクガキ王国」に有名漫画家のキャラクター登場」(GAME SPOT JAPANより)。
「アマゾンは黒字になったかもしれないが……」(ZDNetエンタープライズより)。

「オクラホマ爆破事件と911(1) 」(田中宇の国際ニュース解説より)。
「旧ソ連製航空母艦をアミューズメント施設に改装」(人民網日本語版より)。

2002年02月19日(火)

「ベルリン映画祭:「千と千尋」が金熊賞 アニメで初受賞」(Mainichi Intaractiveより)。
 「千と千尋の神隠し」のベルリン映画祭の金熊賞受賞だが、各紙の取り上げ方が面白い。朝日新聞は、かの小原篤記者をベルリン映画祭へ特派しており(小原さんはおたく担当というワケではなく元々映画担当でもある)、受賞前から「「千と千尋」ベルリン映画祭で公式上映 劇場は盛況、会見は閑散」といったレポートを送ってきていた。受賞関連の記事は、「「千と千尋」にベルリン映画祭金熊賞 アニメで初」「日本アニメの質の高さ示す 「千と千尋」金熊賞」「宮崎監督の代理がトロフィー受け取る ベルリン映画祭」「「まるでクリスマスの奇跡」 金熊賞の宮崎監督」と大量。朝刊の一面トップも飾った。学芸部記者の署名記事が一面トップを飾ることはそう滅多にあることではないので、小原さんにとっても名誉なことであろう。朝日新聞は宮崎駿に昨年度の「朝日賞」を贈呈しているので、その流れもあって今回の報道についても力が入っているというのはチト穿った見方だろうか?
 また、やはりという切り口なのは、日本経済新聞の「ベルリン映画祭「千と千尋」がグランプリ」「今回の受賞は日本アニメの市場価値を一段と高めることにもなりそうだ」と、結局は映画の評価ではなく、マーケットでの価値に話が変わっているところが、実に日経らしい。
 後、面白いのが、宮崎駿の受賞記者会見のコメント。日刊スポーツの「「千と千尋−」ベルリン映画祭で金熊賞」及びサンケイスポーツの「「千と千尋の神隠し」ベルリン映画祭で金熊賞を獲得」(ZAKZAKより)を見ると、宮崎駿は、「ずいぶん日本的な映画として作ったのに欧州でも評価されるなんて。米国の友人たちはカオナシを理解することができなかった。欧州の人たちには分かってもらえたらしいですね」という風に話しているらしいのだが、これが産経新聞の「「千と千尋」に金熊賞 ベルリン映画祭」や前述の朝日新聞の「「まるでクリスマスの奇跡」金熊賞の宮崎監督」、読売新聞の「「千と千尋」に金熊賞」、スポーツニッポンの「「千と千尋…」ついに世界の頂点」では、「アメリカの友人には理解できない」というくだりがない。単に字数の問題なのか、何らかの「政治的」配慮なのかは不明で気になるところだ。

2002年02月19日(火)

「ボイスアニメージュ休刊」(カトゆー家断絶経由ぱすぱれ日記より)。
 ボイスアニメージュ編集部からのお知らせはこれ。アニメージュ本誌も今月で編集長が交代したし、徳間書店は色々ある模様。でも、その一方で、別の声優関係の雑誌が某社で創刊されるという噂も別口で聞いたのだが……。

「ときめきパーティセンセーション準備会がお送りするメールマガジン「ひろいん・は〜と」」(公式サイトより)。
 かのときパ準備会が6月30日に開催するオールジャンルヒロインオンリー同人誌即売会「ひろいん・は〜と」のメルマガがスタート。

「私立J中学校入試問題」(カトゆー家断絶経由面会謝絶より)。
 爆笑。でぜにーならイチャモンつけそうだが、花札屋はそこまではしないだろーなー。絵の稚拙さが笑える。

「人気漫画『あずまんが大王』ついにテレビアニメに!」(ファミ通.comより)。
 あずまきよひこ、錦織博、声優さんたちのご尊顔が拝見できる。

「セルシス、アニメ制作管理業務支援サービスを開始」(ASCII24より)。
「ナムコ、セガ、任天堂、GCアーキテクチャを応用した業務用3D CG基板「トライフォース」を共同開発」(GAME Watchより)。
「ゲームキューブを舞台に活躍するクリエイター渋谷に集結「動物番長」、「巨人のドシン」、「バイオハザード」の気になる話」(GAME Watchより)。
「「良い音楽がなくなる」レコ―ド業界、ファイル交換に危機感」(Mainichi Intaractiveより)。
「秋葉原強盗少年が「カツアゲ日記」」(ZAKZAKより)

2002年02月20日(水)

「うたたねはやせと本」(風虎日記より)。
 「BURNING5」で出てますよ、うたたねひろゆきの速水×瀬戸口のコピー本。他の女性からもリクエスト多数なので、岩田読書会に行けば読めるでしょう>みのうらさん。

「若木未生インタービューvol.4好きな作家がいるってことは、戦うことができるってこと」(文学メルマより)。
 若木未生が同人誌を出す理由について語っている。

「宮崎監督「日本アニメはどん底」」(スポニチアネックスより)。
「宮崎監督アニメを語る『千と千尋』ベルリンから凱旋」(ファミ通.comより)。
 この機を逃さず、「たとえば庵野(秀明)監督が自分から『僕らは先代の作品を模倣してばかりいるコピー世代。でも、僕らのあとに続いているのはコピーのコピー、そして今やさらにそのコピーの時代なんですよ』って言ってましたが、その通りに事態は深刻だと思う。だいたい、ジャパニメーションなんて言っていい気になってますが、実態は過度の暴力・セクシャル描写があるだけで評価にも値しない。うかつに海外に広めても結果的に恥をかくだけですよ」と言い放つ。さすが、頑固爺の面目躍如だが、なぜ、庵野秀明が諦観にも似たモノの見方をしているのか、頑固爺さんにはわかんないのかなぁ。ある意味でのノーテンキさが実は一番スゴいのかも。

「ヤミが正しく、国家は間違っている−−ネット「ダフ屋」主婦を表彰せよ1」(インターネット哲学【ネット社会の謎を解く】より)。
 「極端な安値は、人々のためによいと思われがちである。しかし、それは違う。非現実的な安値に設定された物は、多くの人が欲しがる。すると、まずほとんどの人の手に入らなくなる。非現実的な安値は物不足をもたらすのである。結果的に、ジブリ美術館を見たい人のうち、かなりの人が見ることが出来なくなる。まず、ジブリ美術館の非現実的な価格設定が人々を苦しめているのである」。
 この号がこのテーマの第1回。果たして筆者の真意がどの辺にあるのか不明だが、まさか、このままヤミ価格(市場価格)と統制価格の話に終始しないとは思うので、次回以降に注目。

「オーディオ機器製造、販売 東証2部上場 ナカミチ株式会社 民事再生手続き開始を申請 負債200億円」(帝国データバンク倒産情報より)。
 かつての高級オーディオの雄、ナカミチがついに倒産。オーディオブーム華やかなりしころ、あこがれのメーカーだったんだよなー。秋葉原も今とは全く違った街だった。ナカミチと言えばカセットデッキ。1000ZXL Limitedというフラッグシップモデルは、1981年当時定価85万円という空前絶後のマシンだった。
 ちなみに、アナログ野郎と罵られるかもしれないが、ナカミチのカセットデッキで録音したカセットテープの音は、レベルがまるで違う。MDが手軽にそれなりの音質を安価に普及させたという功績は認めるが、聴き比べるとお話になりません。
 なぜ、三崎がナカミチにこだわるかというと、三崎の父親はオーディオマニアなので、その影響を強く受けているのだな。このオヤジ、酒もたばこも全くやらない金を全部オーディオにつぎ込んでいたヒトで、我が家には実はナカミチのカセットデッキがゴロゴロしていたりする。

 倒産とは直接関係ないが、去年末の親子の会話。
父「最近、ネットオークションというのが流行のようだな。」
(注:父は、パソコンを触らない人。)
私「そうよ。」
父「ワシの持っているオーディオ機器の中で何が一番高い値が付くのかな?」
私「う〜ん、オリジナルのマランツ#7か、ケンウッドのL-02Tじゃないの、やっぱり。」
(注:どちらもマニア垂涎。ちなみに、マランツ#7は復刻版も持ってる。)
父「未開封のナカミチのDRAGONはどうかな?」
(注:ナカミチのDRAGONは最後のフラッグシップモデル。)
私「はあ? 親父様、あなたのDRAGONは、ほらそこで動いていますが……。ボケたか?」
父「いや、未開封があるんだ、もう1台。」
私「えー、そんなのあるの知らないよー(衝撃)。」
父「生産中止になるっていうから、もう1台と思って買っておいたんだ。だいぶ割引してくれたし。」
私「あのー、そーゆー問題では……(滝汗)。」
母「子供も子供なら、父親も父親ねぇ……(ため息)。」
 ここ最近、我が家で最も衝撃的な出来事のひとつだった。微笑ましく……ないって!

「ネットオークションを規制 法案全文入手 命令違反に懲役1年」(Mainichi Intaractiveより)。
「ネットで無断ソフト送信も「特許権侵害」に」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年02月21日(木)

◆「エニックス、マッグガーデン問題の事実上の「終結宣言」」(関係者への通知より)。
 情報をいただいた。2月6日の日付で、(株)エニックス取締役出版事業部長田口浩司氏名義の通知が関係各方面に出されている。内容は以下の通り(改行等は適宜修正)。

「関係者各位

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃は弊社出版物にご尽力いただき、誠にありがとうございます。

さて、皆様もご存じとは思いますが、改めてマッグガーデン社との関係についてご報告させていただきます。エニックスは、元取締役 保坂嘉弘が設立したマッグガーデン社に対して訴えを起こしました。その結果、マッグガーデン社から正式に謝罪を受け、弊社も社内で協議した結果、マッグガーデン社の株式50%を取得することで和解いたしました。2月に発売される「月刊コミック ブレイド」、及びその単行本は、「企画プロデュース エニックス」としてマッグガーデン社から発売されます。

作家さんの執筆も進んでおり、ここで、作家さんの発表の場を奪うことは弊社の意に反することであり、このような判断といたしました。

今回の和解に至るまで、マッグガーデン社の件に関して、何も発表することができず、皆様を不安にさせる結果になりましたことを深くお詫びいたします。

今後とも弊社へご支援、ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。
                              敬具

  2002年 2月 6日
                    株式会社エニックス
                      取締役 出版事業部長 田口浩司」


 現在、書店で配布されている「コミックブレイド」創刊0号で、既に「企画プロデュース エニックス」の文字が入っている。マッグガーデン側としては屈辱的としか言いようがない条件だが、元社員が専属作家をあれだけ大っぴらに引き抜けば、訴訟沙汰になるのも仕方ないとは言える(逆に一賽舎は、峰倉かずやを筆頭にほとんどがエニックスの専属ではない)。可哀想なのは、保坂氏を信じてついていった作家たちだ。結果的に親会社から子会社へ移るだけなわけで、それだけで条件が悪くなるであろうことは想像に難くない。作家としてのモチベーションをどれだけ維持できるか、心配。

「「21世紀のコミック作家の著作権を守る会」緊急アピールについて」(アニオタニュース経由まんだらけまんがアニメチャンネルより)。
 みやわき心太郎による「緊急アピール」への批判。まあ、しごく真っ当。

「ヤミが正しく、国家は間違っている−−ネット「ダフ屋」主婦を表彰せよ2」(インターネット哲学【ネット社会の謎を解く】より)。
 見込み違い。芸なしでした。

「ファイナルファンタジーでIPv6ネットを作っちゃえ!」(日経ITProより)。
「5,000BOX通販完全限定発売!今すぐ、予約しないと入手困難間違い無しの、超プレミアアイテム!『仮面ライダー大図鑑全集プレミアムBOX』」(bk1より)。

2002年02月22日(金)

■「ちゆメモ」にマッグガーデンの件が紹介されたとたん、通常の8倍近いアクセス。「ちゆ」の影響力ってすごいんだなぁ。

「Xbox特報・秋葉原編 その1】日米ゲーム機戦争開戦前夜、秋葉原で行列を確認!」(電撃オンラインより)。
 段ボールハウスだの、目に消しが入った写真だの、Xbox目当てじゃなくて『凌辱痴漢地獄』が目的で徹夜している奴だの、ロクでもないレポート。

「マイクロソフト Xbox“日本版”レポート〜Special Edition、通常版、北米版を比較」(PC Watchより)。
 新しいハードが出るたびに恒例となっている分解記事。

「徳間書店、港区・大門に移転」(新文化より)。
 新橋駅前の自社ビルは、テナント貸し。まあ、今の徳間書店の財務状態では、その方が賢明というか、遅すぎない? 徳間康快社長が死ぬまではムリだったかもしれないけど。

「TRON 2.0」(Slashdot Japanより)。
 げげげ、そんな企画が動いているとは、ビックリ。前作は1982年作なので、20年を経ての続編。

「ゲームも多数!夏休みはHobby EXPO 2002へ! 」(GAME SPOT JAPANより)。
 JAF・CONもこれに包括されるそうな。

「「日本アニメの暴力、セックスは大問題」宮崎駿」(中央日報より)。
 宮崎監督は19日、東京で行った外信記者らとの会見で「ジャパニメーションの中には暴力とセックスが横行するものが多く大問題だ」と話した。また「日本政府がアニメを産業化するため助成金を支援しているが、海外の評価はいまだに『ジャパニメーション=低質』が主流」と率直に認めた。  「率直に認めた」という言葉に、明らかに報道する側に予見があるな、この記事。

「2月22日は「カップルの日」、「2」を利用したマーケティングが盛んに」(Japan.internet.comより)。
 お隣の韓国のお話。バレンタインデーと一週間しか違わないと、流行らせるのは難しいのでは? ちなみに、韓国では、毎月14日を何かしらの記念日にするのが中高生の間で流行っているのだそうで、バレンタインデーとホワイトデーに何ももらえなかったひとのためのブラックデー(4月14日)とか、イエローデー&ローズデー(5月14日)とか色々あるらしい。

「韓国アニメ、可能性は見えるが…」(中央日報より)。
「あなたも「ガンダム」のパイロットに! 飛び立つ場面で重力も」(日経B2Oより)。
「ナムコ・ギャガ、米社と格闘ゲーム「鉄拳」を実写映画化」(NIKKEI.NETより)。
「Xbox発売!気になる米国での評価」(日経ITProより)。
「秩序と混沌に満ちた世界を救え!アトラス、PS「真・女神転生II」」(GAME Watchより)。
「『ネットワーク バイオハザード(仮題)』についてカプコンが説明」(ファミ通.comより)。
「限定78台! 最後の限定Dreamcast行きまーす!」(GAME SPOT JAPANより)。

「電子カタログ流用の裁判が和解で決着 著作権については認められず」(日経ITProより)。

2002年02月23日(土)

■結局、この2日間で約2万7千ヒット……。ReadMe!で、21日が11位、22日が7位。
 電脳御殿〜私生活サトラレ日記のノーパンKanonの2日間4万6千ヒットにはかなわないが、これでも充分すぎる数字。マッグガーデン問題への関心の高さもあったとはいえ、「ちゆメモ」トップから落ちたとたんにアクセスが激減したことを考えると、「ちゆ12歳」ってホントにみんな見てるんだなぁ。

「日刊ゲンダイ風俗広告ページにあのエステ『Zガンダム』が登場」(日刊ゲンダイ2月23日号より)。
 ぎゃらりー更新。日刊ゲンダイで、アーガマコースとか、マラサイコースとか紹介しても、オヤジ読者には意味不明と思われるが……。

■ガンガンファンは、結構ないーぶな人か多いのね。
 ウチのページは、アクセス解析をしているので、どういう形でリンクされているか、逆リンクチェックをさせてもらった。一部ガンガンファンの中でナイーブな反応をする人がいるだろうなぁと思ってはいて、それは想像通りだったのたけど、その中でも頭の痛いページもあった。
 晒し者にする気はないので、リンクはしないけど、以下に引用する。

「ネタ元の三崎さんは、『マッグガーデン側としては屈辱的としか言い様がない』とか、『ついて行った作家が可哀想』とか言っておられますが、本当にそうですかね。

エニックスが株主になれば、それなりに経営が安定するでしょうし、別に「子会社」になった訳ではないのだから、作家にとっては、必ずしも条件が悪くなるとは思えないのですが。

そもそも、実績のない出版社に移る時点で、それなりの覚悟が必要ですし、先の見えない会社に、業界的にそれなりの実績を持つ大きなバックがついたという意味では、むしろ喜ぶべき事なのではないかと。

しかも、版権的にメディアミックス展開が難しくなってしまっていた各作品の取扱も、「企画プロデュース エニックス」の冠が付く事でかなり楽になったはずです。

まぁ、私は、どちらかというと妄信的なファンなので、あまり冷静に分析しているという自信がないのが難点ですが、兎に角、この不景気の中、保坂氏が頑張って旗揚げしたマッグガーデンを、暖かく見守ってあげようではありませんか。」

 「子会社になったわけではない」ということだがどうしてこういう発想が出てくるのか不明。確かに「A社がB社の総株主の議決権の50%を越えて議決権を保有している場合、A社はB社の親会社になる」というのが一般的な定義であり、これに従えばマッグガーデンはエニックスの「子会社」ではない。しかし、20%を越える株式を保有している以上少なくとも、マッグガーデンはエニックスの「関連会社」ではある。また、33.4%以上の株式を保有している以上、エニックスは重要案件への拒否権を持ち、役員も送り込める。また、最近の国際会計基準導入の流れの中で、その会社に対して実効支配をしていれば、株式を一切所有していなくても子会社と認定される場合もある。以前在籍していた編集者が、以前執筆していた作家を用いて、以前の連載と継続性のある作品を、「企画プロデュース エニックス」という奥付を入れて雑誌を発行する会社の株式を50%所有している会社が、親会社と認定される可能性は極めて高いのではないだろうか?(この辺、もっと詳しい人(公認会計士等)の解説キボー。

 「エニックスが株主になれば、それなりに経営は安定する」かもしれないが、生殺与奪の権はあくまでエニックスが握っている。やろうと思えば、エニックスは、マッグガーデンをつぶすことだってできるはずだ。マッグガーデンはエニックスの意向を無視した経営はできない。「経営の自由」のない「経営の安定」を得られて、果たして意味があるのだろうか? また、作家に対しての条件というのも、おそらくマッグガーデン単独では決定権はなく、エニックスの意向が反映されるはずである。エニックスはエニックスで、今回の一件でエニックスに残った作家に対して、そのロイヤリティに対して対価を払う必要がある。プラスに余分な対価を払うことはないにしても、少なくとも、何ごともなかったかのように、エニックスとマッグガーデンの作家が同じ条件であり得るはずがなく、マッグガーデンの作家の条件面が悪くなることは想像に難くない。もちろん、これは、フィーの話だけではない。いや、むしろ金銭面よりも作家としての拘束がより厳しくなることは(今度のような事件を2度と起こさないためにも)、まず間違いがないだろう。そもそも、和解と言いつつも「株式50%を取得する」という条件は、事実上マッグガーデンの敗北と考えるのが常識だ。しかも、今回紹介した(株)エニックス取締役出版事業部長田口浩司氏名義の通知においては、「マッグガーデン社の株式50%を取得することで和解いたしました」という記述があるが、和解条件がこれだけであるとはこの文書のどこにも書いていない。もちろん、民事裁判の性質上、和解条件は公開されないので真相は籔の中だが。

 「先の見えない会社に、業界的にそれなりの実績を持つ大きなバックがついたという意味では、むしろ喜ぶべき事」というのは、メディアワークス設立時のように主婦の友社が後ろ盾になったということを指すのであればその通りだが、係争先の元会社がバックについたことを普通は喜べないだろう。今回離脱した作家さんについては、おそらく二通りの人がいる。一つは、エニックスの対応に不満があった人、もう一つは、担当編集者に言われるままだった人だ。前者にとっては、マッグガーデンのエニックスの子会社化というのは何の事態の改善にもならず、むしろ事態は悪化したはずだ。後者は、何も考えていない人なので、また言われるままにまたまんがを描いていくのだろう。ただ、今回ほどの作家と編集者の大量離脱及び一賽舎の件も考えると、エニックスのまんが事業に全く問題がなかったかと言えば、おそらくは問題がかなりあったと考えるのもまた常識的な判断である。その意味では、エニックスが、今回の事件を保坂氏の個人的な叛乱と捉えずに、まんが事業を見直し、改めるところは改めるという建設的な方向に向かえば、今回の事件もそれはそれで、価値はあったとは言えるのかもしれない。しかし、それはまた今後の展開を待たなければならない。

 前掲の文章を書いた方は、自分で「どちらかというと妄信的ファン」と自分のことを言っているが、大変申し訳ないが、確かにそうだと思う。「とにかくボクの大好きな「守護月天」が読みたい!」という感覚が根っこにある感は否めない。大風呂敷広げておいて、結局は子会社化というオチになった保坂氏の行為は、どんな事情があるにせよ、信じてついてきてくれたまんが家に対する背信行為であることには違いなく、私は少なくとも「頑張って旗揚げした」から「暖かく見守ってあげよう」という気にはとてもならない。

「アムロも参戦!! 古谷徹氏も登場した「ガンダム」ネットゲームのトライアルイベント」(ASCII24より)。

2002年02月24日(日)

■テニプリオンリー「Love Hitterへ」。
 詳細は別途。

2002年02月25日(月)

■「Zガンダム」の広告についてのご指摘。
 日刊ゲンダイには、「ガンダムとZガンダムとで交互にほとんど毎日広告が出てます」というご指摘が、近藤博次さんからあった。ありがとうございます。

「声優雑誌入れ代わり!?「ボイスアニメージュ」休刊、「VOICE Newtype」創刊 」(ANIMAXISより)。
 先日本レポでちらりと触れた新声優雑誌というのは、この「VOICE Newtype」のこと。ちなみに、上記記事中の「第5次声優ブーム」って誰が言ってるんだ? 謎。

「国産オンラインRPGの先行者「PHANTASY STAR ONLINE」成功を支えたバックエンド(前編)」(ASCII24より)。
 PSOのサーバ運用って実質2人だとは驚き。

「囲碁漫画で韓日の壁を崩す」(ちゆ12歳経由朝鮮日報より)。
「コンビニで本の代金支払い ブックワン」(Mainichi Intaractiveより)。
「ポケモンキャラのドメイン名移転 任天堂が勝利」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年02月26日(火)

■本業多忙につき、更新が遅れつつあります。

「第5回文化庁メディア芸術祭」(公式ページより)。
 作品展は、3月1日〜10日。東京都写真美術館にて。3月2日には、マンガ部門、アニメーション部門大賞受賞者によるシンポジウムが開催。今敏、福山庸治、石上三登志がパネラー。

「田村直美が『ポケットモンスター』の主題歌を担当」(ファミ通.comより)。
「Xbox、華やかなイベントの陰で〜お粗末な対応、怒り心頭のマスコミも」(PAXNETより)。
「コナミ、原作の魅力を忠実に再現 PS「テニスの王子様」」(GAME Watchより)。
「日本版XboxのDVD再生機能を検証〜北米版と機能は同じ、PAL-NTSC変換出力が可能〜 」(AV Watchより)。
「セガ、ドリームキャストの不当改造品の不具合と見分け方を公開」(GAME Watchより)。

2002年02月27日(水)

「コミックファン」最新号
 今回のコラムのネタは「やおい系ニュースサイトは成立するか?」。妄想801ニュースをネタに書かせてもらった。Ginyaさんは、「なんだかニュースサイト界に突如咲いた腐った華をすごい発明をしたみたいに誉めてくれるのでのせられやすいGinyaとしてはやりやすいですなぁ」と笑ってますが、まあ、最初にやった人勝ちということで。「いや、実は腐女子敵に回すなかれブルブルブルとか思ってるだけかもしれません。」つーことはないです。以前から言いたいことがあれば、はっきり言って、某2ちゃんねるで腐女子の方から叩かれたりもしたこともありますから>ワシ(苦笑)。

「Detective Agency盗作疑惑検証サイト」
 「コナン」のパロディサイトの盗作疑惑の検証サイト。また、トレースか……。

「不在証明」(Books by 麻弥より)。
 2月24日の日記。ジャンプ系同人誌のあるジャンルで、ネット小説を匿名5人で「批評」(というか悪口)するサイトを立ち上げたけど、サイトを作った翌日には参加者全員誰であるのかバレてしまったというお粗末話。ちなみにジャンルは「ホイッスル」。当該サイトにはお詫びが現在掲載されている。アイタタ。

「お手軽翻訳サービスへようこそ!」
 コミケット61のCD-ROMカタログからメールアドレスを引っこ抜いて、DMを送ってる会社。「バイリンガル同人誌を作ってみませんか?」との売り文句が謎。需要があるとはとても思えないのだけど(Eさん情報ありがとうございます)……。

「『AVない奴ら』単行本は発売中止」(続・Ya-shiの砦経由みやすのんき−STUDIOのんき生中継より)。
 「ヤングジャンプ」の自主規制。部長の「(都条例で)一番最初に指定されたら目立つだろ」の一声で発売中止というのは……。

「竜の子プロ敗訴」(報知新聞より)。
 「マクロス」に関して「スタジオぬえ」などが「竜の子プロダクション」(同)に著作権の確認を求めた訴訟で、「スタジオぬえ」側が勝訴。判決文は、最高裁判所の知的財産権判決速報を参照。
 当然、高千穂遥のページをチェックするもヨタ話のみ。「高千穂に教えるとホームページに書いてしまうから」、全然聞いていないとのこと。

「「エロマンガ is Dead or Alive 3」in ロフトプラスワン イベントレポ」(雑誌の住人より)。
 2月20日、2月23日参照。
「「エロマンガ is Dead or Alive 3」in ロフトプラスワン」(「B館」--極私的マンガウォッチング--MANGA NEWSより)。
 2月21日参照。

「テレ東BBがアニメコミュニティサイト」(ZDNNより)。
「AOU2002 アミューズメント・エキスポ「GUNDAM PILOT ACADEMY(仮称)」体験レポート〜GPAはWindows XPベースで動いていた!〜」(GAME Watchより)。
「ebay ジャパン、営業活動終了 ― 日本市場から撤退へ」(Japan.internet.comより)。
「頭を使うタイプソフト! 特打に名探偵コナン登場」(GAME SPOT JAPANより)。

2002年02月28日(木)

「カラフル萬福星、Vol.22で休刊」(雑誌の住人より)。
「「綾波レイ原画盗難事件に関して」(GAINAX公式ページより)。
「2001年アニメニュース」(Webアニメスタイルより)。

「Xboxで逆上陸、テクモの合理主義経営」(日経B2Oより)。
「これであなたも作曲家――ゲーム音楽アレンジサイト」(PC Watchより)。
「アニメやゲームを守れ! 海賊版、官民で取り締まり 」(日経B2Oより)。

「今春発効の著作権条約で世界の著作権は守られるか?(上)」(HOT WIRED JAPANより)。
「アキバの通向けフリーペーパー「あきば通」が創刊、はらペコマップ付き」(AKIBA PC Hotline!より)。
「訃報:成田亨さん72歳=彫刻家、映画美術監督」(Mainichi Intaractiveより)。
「「ガオレンジャー」ヒロインが水着に!」(ZAKZAKより)。

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