同人誌総研レポート

まんが・アニメに限らず、様々なことを取り上げるミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。

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2002年10月の同人誌総研レポート

2002年10月01日(火)

「エキサイト、“BB.excite”で映画やアニメなどのブロードバンドコンテンツを拡充――最大3Mbpsで配信」(ASCII24より)。
「門戸開放元年、新規参入組に成果  今年の東京ゲームショウ」(Mainichi Intaractiveより)。
「HMV渋谷、「仮面ライダーV3 DVD BOX」発売記念イベント開催 風見志郎こと宮内洋氏大いに語る」(AV Watchより)。

「「画面保護」はやはり困難 サイボウズ,“ソフト模倣裁判”で敗訴」(日経ITProより)。
「類似ドメインに悩むワシントンポスト」(CNET JAPANより)。

2002年10月02日(水)

「9月26日のレポート掲載の「松文館社長、編集局長、漫画家のビューティ・ヘア氏が逮捕」は誤り。任意の事情聴取」(ROSF公式サイト9月27日より)。

「ROSF、ジポネットと訣別」(ROSF公式サイト10月1日より)。

「六神合体ゴッドマーズ DVD発売・放映20周年記念オールナイト上映 イベントレポート」(無頼の城より)。
 マーグの葬式ネタなど、ゲストの水島裕がノリノリ。ちなみに会場には男性客の方が多かったようだ。

「公の場での「スカートの中の撮影」に合法判決」(CNET JAPANより)。
 アメリカのワシントン州最高裁の判決。この理屈だと、コスプレ広場での盗撮はOKということに……。

「コナミ、「ときめきメモリアル Girl's Side」ラジオドラマを10月6日から放送開始」(GAME Watchより)。
「「暴力的なビデオゲーム」規制条例をめぐる争い」(HOT WIRED JAPANより)。

2002年10月03日(木)

「わいせつコミックで出版社社長ら逮捕」(ZAKZAKより)。
 情報が錯綜したが、結局逮捕。「一般に出回っている成人コミックの摘発は全国で初めて」ということになる。

「インターネット上で、放送前の台本の内容が掲載されたり、概要が公開される事例が発生しました」(仮面ライダー龍騎公式ページより)。
 2ちゃんねるでの一件についての東映の公式コメント。「調査および法的手段による摘発を進めております」とかなり強硬。まあ、当たり前だ。放映前、公開前かどうかというのは、古物のシナリオを売っている古書店もかなり気をつかっているところで、やはり素人は怖いもの知らずというところか。

「よしながふみインタービュー「決定的だったのは、あのシーン(笑)」」(Walkerplus.comより)。
「セルシス、Macintosh対応のマンガ制作ソフト『ComicStudioAqua』を発売」(ASCII24より)。
「東浩紀、大塚英志の批判に反論」(東浩紀公式ページ「経歴と近況」9月28日より)。

「E3に負けるな! 東京ゲームショウ」(日経BizTechより)。
「“ちぃ”を育てよう!「ちょびっツ」がPS2に!」(GAME SPOT JAPANより)。

「アキバはアイドルのメッカとなるのか?」(フジヤマ メルマガより)。

2002年10月04日(金)

■「永野でじこ見ました」。
 今月の「Newtype」をゲーマーズで買うときに、「Newtype」の携帯サイトからダウンロードできるクーポン画面を見せると、永野でじこのポストカードが先着1500名にもらえるという企画。既にあちこちで話題になっているが、ちょっとしたツテでポストカードの絵を見せてもらう。決して、めちゃくちゃに等身が高かったり、手足がとてつもなく細かったりということはない。あまりにもフツーで、「くりす」というサインが入っていなければ、永野護が描いたとはちょっと思えない感じ。その意味では期待はずれだとも言えるなぁ……。

◆「赤ブーブー通信社が来年5月に800SP募集でテニプリオンリーを開催」。
 赤ブーブー通信社が、来年5月25日にTRC(東京流通センター)でテニプリオンリーを開催する。オールカップリング募集で800スペースという規模は、テニプリオンリーとしては最大級。その昔、赤ブーブー通信社は、「Wingマーケット」という女性系パロディのオンリー即売会を開催していたのを彷彿とさせる。
 既に、赤ブーブー通信社はテニプリの大手サークルのいくつかと接触を開始している。この即売会では、パンフレット兼アンソロジーを作るのだそうで、テニプリの各カップリングからそれぞれの大手サークルをチョイスして、アンソロジーの原稿依頼を行っている模様。原稿依頼を受けたサークルには、原稿料が支払われる他、このオンリーへは、ご招待ということで参加費無料になるようだ。また、その一方で、イベントのチラシ配布の協力も依頼される模様。女性系サークルのコミック・シティへの依存度や今後の「お付き合い」を考えると、ほとんどの大手サークルがこの申し出を受けるのではないかと想像される。
 チラシ配布は、10月13日の「ComicCity in幕張メッセ6」からはじまるらしい。同日の開催のこの秋最大のテニプリオンリー「運命のダダダダーン!リターンズ」でも配付が行われるようだ。
 青ブーブー通信社による男性系即売会への進出、今回のテニプリオンリーと最近積極姿勢が目立つケイ・コーポレーションだが、やはりこれは、近い将来に確実に起きる赤桐Jrへの世代交代に向けて、会社の基盤を盤石なものにしたいという強い意志が感じられるなぁ。
 しかし、オンリー即売会の盛り上がりというのは、そのジャンルなりカップリングなりが大好きな人間が主催し、サークルと一体となって盛り上げていくからこそ得られるところもある。したがって、オンリー即売会には、企業主催が馴染みにくい。これは過去の歴史が物語っており、実際、赤ブーブー通信社が以前たまに開催していたオンリー即売会(「まるごと××」というシリーズ)もお世辞にもうまくいっていたとは言い難い。テニプリの人気を利用しつつの今回の試み、どのような結果となるか、青ブーブーと併せて注目していきたい。

「上戸彩が「ガンダム」プラモのCMに出演」(nikkansports.comより)。
「ブロッコリー、人型パソコン“ちぃ”との生活が楽しめる PS2「ちょびっツ(仮)」」(GAME Watchより)。
「カプコンがPS2向け最新作「CHAOS LEGION」を発表 押尾学さん、りょうさんなど著名俳優、女優がメインキャストに」(GAME Watchより)。

「今知っておくべき危険〜常時接続時代のセキュリティー」(Internet Watchより)。
「元イーベイ社員が「やり残したこと」」(ZDNNより)。

2002年10月05日(土)

「セミナー&シンポジウム「身体のゆくえ」」(多摩美術大学より)。
 10月19日(土)開催。パネリストは、東浩紀、大塚英志、斉藤環の各氏。行きたいけど、この日は予定が……。しくしく。

「第1回文学フリマ」(公式ページより)。
 11月3日(日)11時〜17時、青山ブックセンター本店内カルチャーサロン青山にて開催。これについてのそもそもの発端である大塚英志の評論「不良債権としての『文学』」はこちら

「タイガーマスク 虎打 〜タイピング虎の穴〜:「タイガーマスク」をキャラクターに採用したタイピング練習ソフト」(ZDNetより)。
「「羊のうた」DVD発売記念イベントが石丸電気を最後に終了!加藤夏希と美波のトーク&握手会開催!」(ASCII24より)。

「コナミ、「ときめきメモリアルGirl's Side」に登場する絵本「Die Legende fur Madchen」の予約受付を開始」(GAME Watchより)。
「バンダイ、イベントが盛りだくさんのパーティーゲームPS「おジャ魔女どれみドッカ〜ン! にじいろパラダイス」を11月28日に発売」(GAME Watchより)。
「ハドソン、TVアニメの謎がゲームで明らかに!GBA「ボンバーマンジェッターズ 伝説のボンバーマン」を10月24日に発売」(GAME Watchより)。
「CEATEC JAPAN 2002レポート】「日本のソフトメーカーの元気がないのは大容量が原因か」セガ佐藤社長」(MYCOM PC WEBより)。

「20世紀FOX、DVD「スター・ウォーズ エピソード 2」を12月6日に発売―エピソード 1&2をセットにした「DVDダブルパック」も同時リリース」(AV Watchより)。

「北海道・西友元町店の返金騒動 ネットが混乱を加速?」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年10月06日(日)

■「コミックレヴォリューション32」(サンシャイン)へ。

「バリー・トロッターと愚者のパロディ」(アップリンク公式ページより)。
 発行はアップリンク、発売は河出書房新社。「全米、全英で話題騒然!あの大ベストセラーの1%の販売部数を目標に著者曰く「手っ取り早く金をかせぐために作られた本」それが本書である。」←おいおい。

2002年10月07日(月)

「IZAM、抱擁&サイン会」(nikkansports.comより)。
 「今回のイベントは、集まったファン250人にIZAMと抱擁のサービス付き。「ファンの4割が男性で、どうやって抱いてやろうかと思っているんです」と周囲を笑わせていた。」

「ちゃぷさん「コスプレをやってよかったことは……」」((ZDNet Broadbandより)。
「“コスプレ”はブロードバンドで発展する?」(ZDNet Broadbandより)。

「「ゲームファンドときめきメモリアル」途中経過発表へ」(ゲームいろいろ情報より)。
「小泉首相、“月光仮面”に叱られる」(ZAKZAKより)。

2002年10月08日(火)

「応募者全員サービス! 「ふたりエッチ」優良さん添い寝シーツ」(「ヤングアニマル増刊 嵐」11月17日号より)。
 ビッグサイズ・バスタオル、抱き枕に続いて、シングルベッドサイズ用120cm×220cmのシーツ。2700円の専用払込用紙で申し込み。「シーツの発送及び応募は日本国内のみとさせていただきます。」という但し書きと、払い込み用紙に「住所、氏名、電話番号、年齢」の他に「性別」欄があるのが笑える。なお、シーツと言って、「亜美ちゃんシーツ」を思い出すのは、年寄りの証拠です。

「ついに一時150円割れ」(Yahoo!ファイナンスより)。
 先月末から一段と値を下げているブロッコリー株。ついに今日一時150円割れ。ところで、来月の「アニメージュ」の付録はでじこTシャツ。11月売りの12月号で、Tシャツというのもどうかと……。

「2002年11月号使わなかった一行情報」(「噂の真相」公式サイトより)。
 今月も「アニメ界の重鎮大友克洋が重度の糖尿病で次回作は当面期待できずの説」というネタが。次回作というより前に「STEAM BOY」だろうと思ったら、来年秋公開という記事がちょうど出てた。

◆「[著作権・肖像権]に気をつけろ!」(「SPA!」10月15日号)
 コメンテーターは、半田正夫、牧野二郎、富樫康明、荒竹純一と豪華。

「帰ってきた買っとけ! DVD 第54回:恋と浪漫と大冒険!! 他には何もいりません!「天空の城 ラピュタ」 」(AV Watchより)。
「MMV、まお ちゃんを育ててエイリアンから日本を守れ PS「陸上防衛隊まおちゃん 日本は自分が守ります(仮)」」(GAME Watchより)。
「EAS、「ハリーポッターと秘密の部屋」を11月23日に発売 特製タンブラーが貰える予約キャンペーンを実施」(GAME Watchより)。

2002年10月09日(水)

「逮捕の読み方」(ROSF公式サイト10月6日より)。
 松文館の事件に関する詳報。弁護は、AMIの山口貴士さんが行っている。なお、ここでも、「今回の逮捕を「普通にあることだ」とか「騒ぐような事柄ではない」とのたまう業界人がいたとしたら、それは業界で囁かれている「今度の事件は業界人の密告を発端としている」の関係者、または密告者本人である可能性があります。」と話題になっているが、日曜日のコミックレヴォリューションでも具体的な会社名をもってあちこちでこのネタは囁かれていた(もちろん、ROSFの鳥山仁さんもご存じだろうが不確かな話なので伏せているのであろう)。これは、とある出版社が、松文館や他の出版社に探りを入れたり、いろいろと不審な言動をしているところから出ている話。今回の事件、なぜこのタイミングで起きたのかが不思議だったわけだが、警察は「チクリ」があるとそれに対処するために動かざるを得ないところがある。しかし、業界人の密告というのが本当なら、いくらエロ本業界は過当競争だからとはいえ、サイテーな話だなぁ……。なお、知り合いの編集者曰く「雑協に入ってなくて、警察の天下りを受け入れてない出版社は狙われやすいよなぁ」。

「第5回アジアMANGAサミット日本大会 in yokohama」(公式ページより)。
 後援、協賛、協力に官公庁や出版社をはじめとする錚々たる企業が名を連ねているのだが、金銭的に結構厳しいらしい。赤字が出たら、某まんが家が個人でひっかぶるという話も……(いったい、どんな体制なんだ)。各出版社は、まんがでほとんどの儲けを出しているんだから、もっとバックアップしてあげればいいのに、昔からこの手の話には極めてシブチンだ。出版社はまんが家同士が出版社を超えて連携することを異常に警戒するからなぁ。

◆「ようこそ!ひきこもり新世代」。
 昨日のロフトプラスワンのイベント。ひきこもり映画『home』公開記念のイベントだが、滝本竜彦目当ての人も多かった模様。見に行った知り合いの話によると、客席には、角川書店の井上伸一郎取締役の姿もあったそうな。で、滝本竜彦の担当者って、井上氏直々なんだと。ビックリ。

2002年10月10日(木)

「今年から11月3日は「まんがの日」」(ZAKZAKより)。
「ルパンIII世の愛車が後楽園にお目見え!」(GAME SPOT JAPANより)。

「「86時間連続ゲーム」の20代、死亡」(中央日報より)。
「『Xbox』をパソコンに変えるLinuxが完成」(CNET JAPANより)。
「ナムコ,連結・単体の純利益を上方修正」(GAME SPOT JAPANより)。

「米おもちゃ商戦、バービーとハリー・ポッターに注目」(日経BizTechより)。
「ラオックス、エンターテイメント専門店「AsoBitCity」を明日開店〜旧T-ZONEミナミ跡地を全館占有」(PC Watchより)。

「ドメイン名訴訟 2被告に有罪判決」(大分合同新聞より)。
「米最高裁が著作権期間延長法の違憲性判断へ」(Japan.internet.comより)。

2002年10月11日(金)

「空手漫画の名作『空手バカ一代』が初の複製原画に!」(MANGAZOOより)。
 限定400枚、受注生産、保証書付、巨匠つのだじろう直筆サイン・番号付、お値段40,000円。どういう客が買うのだろう? 興味津々。ところで、このページを読んでたら、夏のコミケット62で、サークルスペースにいたとある人気若手女性ギャルゲンガーに営業をかけている某アールなんちゃらの姿を目撃したことを思い出したですよ。結構リサーチしてるのね、あの人達。でも、CG絵の「版画」を美術品のように売るのはねぇ。

「アリスのティーパーティー 〜海洋堂 人形の国のアリス2〜」(海洋堂公式ページより)。
 フルタの「人形の国のアリスPart2」と並べて製品比較してしまうところが、さすが海洋堂。出来の差は一目瞭然。

「ダーク・ブルー」(スタジオ・ジブリ公式ページより)。
 スタジオ・ジブリ初の洋画出資作品ということで話題のこの映画。当然ながら、推薦文もジブリの人脈で固められており、洋画の宣伝ではかなり異色。予告編の推薦文では、宮崎駿、高畑勲が登場。それ以外の宣伝では庵野秀明、安野モヨコ夫妻、樋口真嗣の推薦文がある。その中でも期待に違わず相変わらずのヘンぶりを発揮しているのが、庵野秀明。肩書きが「監督とか」なのはご愛敬にしても、「虚飾を感じさせない軍、戦闘機、人生、空戦、そして犬。本当に良い映画でした。」というコピーは、さすが庵野としか言いようがない。

「映画館に行こう」(Mainichi Intaractiveより)。
 「千と千尋の神隠し」の「DVD赤み問題」において宮崎駿監督のコメントがないことへの考察。

「「マクロス変形メカはぬえが発案」二審も竜の子プロ敗訴 」(京都新聞より)。
 他の新聞等ではネタになってないみたいなので、遅ればせながら。ちなみに、知的財産権判決速報での当該判決はこちら

「ハリー・ポッターの魔術 ◆衰える書店、小出版の乱立◆」(メルマガ「本をつくりませんか?──本づくりの工房から」より)。
 「ハリー・ポッター」の新作買い切り制のために、書店がそっちに資金を回してしまい、「売れない」中小出版社の配本が減るという「魔術」。

「岡野史佳、体調不良でドクターストップ」(公式ページより)。
「ガンダムエース創刊号からのセットが限定通販!? 」(GAME SPOT JAPANより)。

「まんがの森56号 COMIC WHO'S WHO 羽海野チカ先生インタビュー」(公式ページより)。
「コナミとの独占契約更新を見送り 日本野球機構」(Mainichi Intaractiveより)。
「元麻布春男の週刊PCホットライン FF XI for Winでオンラインゲームが花開く?」(PC Watchより)。
「Version 0.20となったPlayStation BBのサービスを検証〜 提携プロバイダによる独自のコンテンツがスタート」(GAME Watchより)。
「スクウェア、「FF XI for Windows」の発表会を開催 和田社長「目標は年内に20万本、今後はコミュニティのクオリティを最重視していく」」(GAME Watchより)。
「スクウェア、FFXI for Windowsの製品発表会」(BROADBAND Watchより)。
「スラッシュドット』の名物編集者、転身してゲーム会社を創立」(HOT WIRED JAPANより)。

「ゲーム・おもちゃの殿堂「アソビットシティ」 秋葉原にオープン」(Mainichi Intaractiveより)。
「ザクの頭部の形をしたデジタルカメラ バンダイ「Digital Mono Eye MS-06 ZAKU II」」(GAME Watchより)。

「コンテンツ制作に資金供給 土井宏文ジャパンデジタルコンテンツ社長」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年10月12日(土)

◆「松文館逮捕事件、勾留理由開示公判について」。
 以下、本件の弁護にあたっている山口貴士弁護士からのメッセージ。原文のままの転載歓迎/奨励とのこと。なお、当ページへの掲載にあたり、レイアウトの都合上、改行のみ変更させていただいた。

「10月16日 水曜日 東京地方裁判所 第528号法廷において、午前10時30分から12:00まで、わいせつ図画販売の罪に問われ、逮捕・勾留されている松文館の社長、編集局長、漫画家のビューティーヘアーさんの勾留理由開示公判が行われます。

勾留理由開示公判とは、勾留された者が勾留された理由を公開の法廷で開示するよう裁判所(官)に請求する手続きです。裁判官が勾留の理由を開示する他、勾留された者、弁護人が意見陳述をする機会があります。和久本検察官も出席する予定です。

勾留理由開示公判は公開の法廷で行われるため、誰でも傍聴可能です(傍聴席の数は50くらいあります。立ち見は不可。)。

3人は逮捕されて以来、接見禁止をつけられていたために、弁護士以外の者と面会することも出来ず、社会から隔離された生活を強要されてきました。今回の逮捕・勾留の不当性は言うまでもありません。官憲による表現弾圧以外の何者でもないのです。3人が獄中における戦いを続けるには、皆様の厚い支援があることを示す必要があります。お忙しいとは思いますが、傍聴席を埋めつくし、彼らが孤立していないことを示してください。
お願いします。

::::::::::::::::::::::
弁護士 山口 貴士

東京都港区虎ノ門5-8-15相互ビル
虎ノ門総合法律事務所
03-3431-8793 fax03-3431-3273
office: yamaguchi@translan.com 」

「【70】今後の成年漫画。」(FOX出版 激!編集部風雲録10/11より)。
 これって、警察による「指導」というより「介入」だよな。今までの「ワイセツ」のチェックというのは、「見えてはいけないものが見えているか」が基本だったのに、作品内容や絵柄についてまで「指導」しているのは、これまでの範囲を大幅に逸脱してる。極めて異例かつ危険な状況になってきた。

2002年10月13日(日)

■「運命のダダダダーン!リターンズ」へ。
 イベントレポート参照。

「「アジアMANGAサミット」が開幕」(ZAKZAKより)。
「キングギドラ、ドラゴンアッシュに「公開処刑」」(ZAKZAKより)。

2002年10月14日(月)

■「Heartful Communication雑感」。
 このイベントも一体何をやりたいのやら……。このままではただただ大手・人気サークル、企業を集めただけの即売会になっちまうだよ。カタログ販売を書店販売のみで打ち切り、当日販売なしというのは、無制限に入場者を増やす危険を回避するという意味で理解できるが、説明のタイミングが後手後手に回りすぎ。最初から考えていたなら、先にそう言うべきであって、批判を恐れて、かえって批判の種を増やしてるように思えるのだがなぁ>Z氏。そもそも、対外的にハートフルコミュニケーション準備会とはいったい何なのかの説明が全くないのは、まずもってどーかと思う。Webの「準備会プロフィール」はずっと準備中のままだし、カタログの奥付にも責任者の名前ないし。あのCPSのTですら名前出しているわけであって、それは、責任の所在を明らかにする当然の行為なんだがなぁ。この辺が、希代のコーディネーターのコーディネーターたる限界か? 作家への抜群の気配りをもう少し、他でも使えないものか……。悲しい話だ。
 なお、当日はもはや「ハトコミ」のためというより、「事故や、トラブルを起こさない。ひいては他の即売会に迷惑をかけない」その一点のために、数多くの優秀な即売会経験者が動員される予定。危険度が高い分、安全への配慮が最優先される可能性が高いので、一般参加者には優しくない即売会になってしまうかもなぁ(既にかなり優しくないけど)。

◆「ガンダムSEED」。
 結構面白いじゃないですか、お約束も割とちゃんと踏んでるし、絵もキレイだし。でも、「スクライド」や「リヴァイアス」のノリで「ファーストガンダム」というのは、妙な味わいだなぁ。「GetBackers」の第1話ゲストの乙葉のドヘタクソさに比べれば、西川クンは、100万倍マシ。当人のおたく度の差か? そういえば、以前ネタにしたキャラデザいのまたむつみというのは、一応エンディングでデザイン協力ということでクレジットされてますな。腐女子の方々はそれなりにはまっているようですが、はたしてどうなりますことやら……。

◆「体育王国」。
 「筋肉番付」よりバラエティ色を強くして危険度を落とした感じ。永井大と賀集利樹も起用して、主婦の心もワシづかみ。永井と賀集とどっちが攻めで受け? とかバカ話していたら、「009」と「踊る」と浅倉大介をこよなく愛するレイヤーの主婦曰く、「やっぱり、古館の言葉責めでしょう!」。す、すいません、修行が足りませんでした。出直してきます……。

「ミッキーマウスは誰のもの? 著作権の「寿命」を争う裁判が最高裁で始まる」(日経ITProより)。
 参考までに、「NHKスペシャル 変革の世紀 第3回 "知"は誰のものか 〜揺れる知的所有権〜」のページはこちら

「「千と千尋」、全米で「もののけ」抜く」(ZAKZAKより)。
「「ルパン三世」のCD付メモリアル書籍を限定販売 パイオニアLDC」(Mainichi Intaractiveより)。

「エレコム、士郎正宗とカトキハジメがデザインした光学式マウスを発売」(ASCII24より)。
「コンテンツ制作の問題を考える協議会、早大が立ち上げ」(Mainichi Intaractiveより)。
「ヤフー、個人出品者を切り捨て」(CNET JAPANより)。

2002年10月15日(火)

「プロジェクト演習「e社会の理論と実践」レポート」(俺ニュース経由ウェブマガジン-GIGAZINE.NET-より)。
 大阪大学での西村博之の講演レポート。

「あ、そうだ」(sawadaspecial経由宇多田ヒカル公式サイト10月10日の日記より)。
 宇多田ヒカルのケータイの着信音は、「エヴァ」(!)。

「ファン待望の新作がGBA専用で遂に登場!! ポケモン、GBA「ポケットモンスタールビー」、「同サファイア」を11月21日に発売」(GAME Watchより)。
「バンダイ、モモと仮面ライダーV3のコラボキャラ“PostPet モモV3”グッズを発売」(ASCII24より)。
「アマゾンが結果的に弱小出版社を不利にしていること」(俺ニュース経由ひづじ書房房主の日誌より)。

2002年10月16日(水)

ぎゃらりー更新
 埼玉県「手を洗おー!」別バージョン。

「大反響緊急インタビュー インターネットは暴走しているのか?」(bk1より)。

2002年10月17日(木)

(10月29日追加)
「女子高生と援交漫画家に懲役2年求刑」(ZAKZAKより)。
「野獣サップを「逮捕しちゃった」」(スポニチアネックスより)。

2002年10月18日(金)

(10月29日追加)
「「ガオレンジャー」全裸ヌード!」(スポニチアネックスより)。

2002年10月19日(土)

「独商業放送通信連盟、「ネット上の青少年保護施策を採るべき」と提言」(Internet Watchより)。

2002年10月20日(日)

(10月29日追加)
■即売会に行けない日曜日。
 諸般の事情により、即売会には行けない日曜日。「J-Garden」と「コスカ」には行きたかったのだが……。

「児童ポルノ「単なる所持」も規制すべき」(スポニチアネックスより)。
 世論誘導で搦め手からという魂胆がミエミエの常套手段。

「モスピーダなどアニメ登場のバイク群が一冊に!」(GAME SPOT JAPANより)。

2002年10月21日(月)

(10月29日追加)
「非営利組織が鍵を握る--資生堂・福原名誉会長基調講演」(日経BizTechより)。
 どこかの準備会にも参考になる話。

「ガンホー、アイテム増殖トラブルに関する公式見解を発表」(GAME Watchより)。
「ハリーポッター新作にえなり&石田未来が参加!」(GAME SPOT JAPANより)。
「出会い系サイト、10代は容認派が多数内閣府の調査で判明」(Internet Watchより)。

2002年10月22日(火)

(10月29日追加)
「バップ、DVD「キャプテンハーロック」の発売日を決定―松本零士氏の指摘シーンは全て修正」(AV Watchより)。
「『Xbox』、オーストラリアから撤退か」(CNET JAPANより)。
「北海道の西友返金トラブル ネット情報が「悪への誘惑」に」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年10月23日(水)

(10月29日追加)
「歴史のうねりの中で、運命に直面する人々「幻想水滸伝III」 」(GAME Watchより)。
「【スクウェア商談会その2】「元気になったスクウェア」のラインナップをチェック!」(電撃オンラインより)。
「君はMSX“公式”エミュレータを見たか?」(ZDNNより)。
「『Xbox』、オーストラリアから撤退か」(CNET JAPANより)。

「米国で加速するDVDの普及 エンタテインメント業界に変革」(Mainichi Intaractiveより)。

2002年10月24日(木)

(10月29日追加)
「「不思議の国のアリス」をゲーム化 原作発表時の挿絵で再現」(Mainichi Intaractiveより)。
「PS2を使った業務用ソリューション、ソニーが公開」(日経BizTechより)。

2002年10月25日(金)

(10月29日追加)
「任天堂、欧州独禁法違反で罰金」(ZDNNより)。
「オンラインゲームに適した回線とは?〜スクウェア」(ZDNet Broadbandより)。

「無職少年「ハリー・ポッター」を万引き」(ZAKZAKより)。
「チケットあります−ネット詐欺の女逮捕」(ZAKZAKより)。
「Mobile for KID第4回 年末商戦を先取りチェック!」(ZDNet Mobileより)。

2002年10月26日(土)

■岩田先生から本など受け取る。
 「J-Garden」の九重の新刊と、「コスカ」のDigital Loverの新刊。じいさまは、「ハトコミ」での新刊の用意が終わったとのこと。ここ最近、うちわでごそごそ話をしていたことをまとめたそうな。うん、ちょっと一部を刺激しちゃいそうだけど、あの話なら面白そう。楽しみ。

「リュシフェル 解散発表」(スポニチアネックスより)。

2002年10月27日(日)

(10月29日追加)
■岩田読書会へ。
 渋谷の貸会議室にて。他の催物のあまりの胡散臭さに鼻白む。まあ、いい大人数十人が同人誌を読みふけっている企画も十分にナニではありますが……。夜、酔っぱらった岩田先生からいろいろと聞く。うーむ、大丈夫なのかなぁ……。

「島川言成のITアキバ斬り:第52回 コピー防止策でCD売り上げは回復するのか?」(SmallBizより)。
「「映画秘宝まつり」に行かなければならない理由(わけ)町山智浩インタビュ」(ZAKZAKより)。

2002年10月28日(月)

(10月29日追加)
「増えるサイト削除要求、言論か権利侵害か」(ZDNNより)。
 ワーナーブラザーズがやったハリーポッターのファンサイトへの運営中止要求への言及もあり。

「早大に漫画文庫設置 世界に誇る文化を保存」(河北新報社より)。
「永井豪作品が電子ブック化」(ZDNNより)。

「バンダイビジュアル、「愛と平和のモアイ像まつり」を開催―20周年を記念し、新作アニメなどをオールナイト上映」(AV Watchより)。
「ゲームはいずれ観戦スポーツになる」(ZDNNより)。
「ソニー,PS2コストダウンでゲーム部門が大幅増益」(GAME SPOT JAPANより)。
「第6回CESA GAME AWARDS発表グランプリは圧倒的な強さで「ファイナルファンタジー X」」(GAME Watchより)。

2002年10月29日(火)

■約2週間ぶりのご無沙汰です。
 いろいろと忙しかったのですよ、これが。ちょっと仕事の内容が変わって、いろいろと慣れてなくて大変。

「タイム企画倒産に関連したお知らせ」(日本同人誌印刷業組合公式ページより)。
 旧聞に属するが、一応。これで今年3社目?

「ロフトプラスワン スケジュール一覧2002.11/1〜12/11」(ロフトプラスワン公式ページより)。
 11月14日のイベント、浦嶋礼仁プロデュース第2弾「もっともっと!!ヌケる漫画が見たい!」。出演:浦嶋礼仁、永山薫。ゲスト:おかもとふじお、高原宏(西崎まりの)、山口貴士、岩田次夫、山本夜羽他。岩田先生の肩書きが「コミケットスタッフ:イワえもん」なのには笑ってしまった。

◆「現代の肖像 岡田斗司夫」(「AERA」11月4日号より)。
 ライターは速水由起子。ということで、またもやむかっ腹立ちまくり。岡田斗司夫自身も、近況でちょっと落ち込んでいるようだが、オレに言わせれば「速水由起子は何書いてもいつも同じやり口」なので、知らないで取材受けたオタキングが甘い。ちなみに、岡田斗司夫って、離婚したってさんざん言ってるけど、別居はしてるけど籍抜いてないはずって知り合いから聞いてオドロキました。

「“萌え”て楽しむアニメ シスター・プリンセスRePure」(読売新聞・読めばあなたも事情通・深夜番組たんけん隊より)。
 天下の「大新聞」がなんだかなぁ。ところで、今日(10月29日)の「朝日新聞」夕刊の「2002秋の連続ドラマ記者座談会」でも「イチ押しは「リモート」(日本テレビ系)。とにかく深田恭子がかわいいし、お間抜けな掛け合いもキュート。最終回に向かって妙に成長せず、ぼけ続けて欲しいです」とか「キュートさなら「逮捕しちゃうぞ」(テレビ朝日系)の伊東美咲の脚線美も捨てがたい」といった趣味マル出しな発言の連発に頭痛。

◆「TVアニメ我が世の春」(「朝日新聞」10月29日夕刊より)。
 同じ夕刊では標記の記事もあり。「新作週71本で過去最多」、「「資産価値」に注目 質の低下へ懸念も」の見出し。先日、三崎は自宅近くのファミレスで夜遅く読書に勤しんでいたら、隣のテーブルにアニメのプロデューサーと演出家らしき二人連れがたまたま座った。プロデューサー(?)は一生懸命演出家を口説いている。制作に驚くほど大きいスタジオの名前をいくつも挙げるのだが、演出家は今のアニメの制作状況ではそんなところに余裕があるはずがない、クオリティが確保できるとは思えないから、受けられないと固辞していた。盗み聞きというより聞こえてきてしまった話で、夜も遅くなったので途中で帰ってしまったのだが、その後どんな決着となったのかしらん。

「聖闘士星矢冥王ハーデス十二宮編」(公式サイトより)。
 OVAで復活の「星矢」。シリーズ構成:横手美智子、総作画監督:荒木伸吾、監督:山内重保。聞くところによると、荒木伸吾の気合いがすごく、バリバリ作監修正していて出来も良いそうな。

「ブロッコリー、4時間に渡って盛り上がった「〜Broccoli The Live〜 in 横浜アリーナ」ゲームのスペシャルデータ配付や試遊台も出展」(GAME Watchより)。
 ところで、最近どう見ても内部リークとしか思えない情報が流失しているせいで、ブロッコリー社内で2ちゃんねるを見たヤツはクビだとゆー話。

「第26回日本児童文学学会賞 米沢嘉博 『藤子不二雄論―Fと(A)の方程式』」(日本児童文学学会公式ページより)。
 最近本がいっぱい出る米沢嘉博。加えてまんが学会の理事の仕事もあり、いろいろとお忙し。

「松文館事件 勾留理由開示レポート」
「少女買春、あの人気漫画家に有罪判決」(ZAKZAKより)。

「帰ってきた買っとけ! DVD 第57回:これぞ押井守の原点!! 3桁見てもまだ飽きません!!「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」 」(AV Watchより)。

「イーベイ、インディーズ・バンドの自作CDを海賊版と誤解し排除」(HOT WIRED JAPANより)。

2002年10月30日(水)

「大塚英志による、篠野麻巳美インタヴュー」(bk1より)。
 ま〜た、こういう遊びを……。

「プレイモア,アルゼへの著作権侵害訴訟を追訴」(GAME SPOT JAPANより)。
「【香港】タカラが告訴、ベイブレードのコピーで」(Yahoo!ニュース-海外-NNAより)。
「タカラ発「今までにない」家電」(日経BizTechより)。
「ラグナロクオンライン」、12月1日から有料化」(ZDNNより)。

「“「ゴジラと科学」展”が日本科学未来館で開催」(ASCII24より)。
「ハリポタマークが浮き上がる魔法の眼鏡レンズ」(ZDNNより)。
「ビクター、CCCD音質を「マスターに限りなく近づけた」新技術」(ZDNNより)。

2002年10月31日(木)

■京都のタマちゃん。
 仕事で、神田界隈を歩いていると、島津製作所東京支社の入口でタクシーから降りてきたあの田中耕一さんに遭遇。TVなどで隣に映っているいかにも「広報ウーマン」の女性もも一緒。今日は、日本外国特派員協会での小柴先生との共同記者会見。なんか、ムチャクチャ過密スケジュールで、大変だろうなぁ。

「エスイー、コミック制作ソフトの最新版『COMICWORKS 600-SP1』を発売」(ASCII24より)。

「ゲームソフトとハードを結ぶCRIミドルウエアの野沢隆取締役COO」(Mainichi Intaractiveより)。
「東京国際CG映画祭にゲームクリエイター多数登場「F-ZERO GC/AC(仮称)」最新映像公開!!」(GAME Watchより)。
「水口哲也氏と河井信哉氏のトークディスカッションが実現「SKIPシティ カウントダウンイベント2」開催」(GAME Watchより)。
「PCCW Japan、入学したら女子校だった!? PS2「スイートレガシー 〜ボクと彼女の名もないお菓子〜」」(GAME Watchより)。
「「Raspberry」公式サイトでWEB漫画連載開始!」(GAME SPOT JAPANより)。
「『プレステ2』が圧倒的な首位、『Xbox』と『ゲームキューブ』は僅差」(HOT WIRED JAPANより)。

「NCジャパン、オンラインゲーム『リネージュ』を利用したネットカフェ支援事業を開始」(ASCII24より)。
「コピーコントロール CD、「買わない」が3割」(Japan.internet.comより)。
「DVD版「七人の侍」に編集ミス 東宝が無償交換」(Mainichi Intaractiveより)。
「ハリポタ圧倒!書店から他の本押し出す」(ZAKZAKより)。

■同人誌総研レポートインデックス
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