電子出版「パソコン活用講座」

−このパソコン活用講座は大阪中小企業情報センター情報誌に1996年4月から1997年3月まで連載されていたものです−
(情報化相談は中小企業事業団、各府県中小企業情報センターなどに申し込めば無料にて情報化アドバイザーによる診断・指導を受けることができます。)



 1.なぜ今、パソコン活用なのか―パソコンが情報化社会の主役―
 ・・・コンピュータにはどんな仕事をさせればよいのだろうか。・・・パソコンは業務改善やリエンジニアリングにこそ不可欠な道具なのである。・・・

 2.パソコンについて知っておくべきこと―道具としてのパソコン―
 ・・・パソコンを導入して活用していく場合、まず知っておかなくてはならないのは、パソコンの本質というものが結局道具にすぎないということである。・・・

 3.ワープロソフトを活用する―電子文書の作成とその効果―
 ・・・実はこの文書もWordの文書をHTML出力したものを編集して仕上げているのだ。・・・

 4.表計算ソフトを活用する―グラフ作成と統計解析を使いこなせ―
 ・・・今の表計算ソフトのメリットはもっと踏み込んだところ、データ分析にこそあるといってよい・・・

 5.データベースソフトを活用する―オフコンのデータも生き返る―
 ・・・コンピュータ活用の最も大事なポイントは情報をいかに分析目的に合ったかたちで収集できるかにあるといってよいだろう。・・・何の目的もなく集めた情報はただのゴミであり、使い物にならない。・・・

 6.パソコンLANを導入する―LANは難しくない−
 ・・・パソコンLANによる情報の共有化は、従来のコンピュータのように、全ての情報を共有しなくてはならないというものではない。・・・全社で共有すべきものは全社で、部署で共有すべきものは部署で、そして個人で持つべきものは個人で管理すればよいのである。・・・

 7.パソコン通信、インターネットを活用する―情報化社会に対応せよ―
 ・・・パソコン通信やインターネットは情報の収集と発信のための道具であるといえる。・・・仕事に情報収集は不可欠だが、なかなか今必要な情報は手に入らないものだ。・・・

 8.販売管理にパソコンを使う―マルチメディアとデータベースがカギ―
 ・・・販売管理という業務の定義は非常にあいまいで、企業によって業務の範囲と中身が違っているのが現状ではないだろうか。・・・業務システムについて考えてみる場合、どんな業務でもそうであるがまず、その業務の示す範囲、内容を明確にする必要がある。・・・

 9.在庫管理にパソコンを使う―分散データベースの検討―
 ・・・取り扱いアイテム数が膨大なために在庫管理をあきらめていた企業は意外と多い。 ・・・しかし、現在入手できるパソコンは数年前の大型コンピュータの能力をはるかに凌ぎ、大量に発生する在庫データを蓄積するだけでなく、様々なデータ分析が可能なのだ。・・・

10.生産管理にパソコンを使う―情報と作業の標準化が必要―
 ・・・たとえ最新のパソコンを導入しても失敗するときは失敗する。・・・腕のいいコックも食材が悪くてはだめなのと同じ理屈だ。・・・生産管理においてもまず着手すべきは情報を測定可能にすることである。・・・

11.経営戦略へのパソコン活用−SISとリエンジニアリングの再考―
 SISにもリエンジニアリングにもタネが必要なのである。・・・手品の道具を買ってきても手品はできない。・・・手品のタネを知り、それをこなせるだけの能力を努力して身につけなければならない。・・・実は私はSISやリエンジニアリングの正体は「管理会計」ではないかと常々考えていた。・・・

12.パソコンのより効果的な活用のために―情報の共有と作業の連携―
 ・・・パソコンの活用は情報の共有と機能の連携という業務改善に他ならないのであるから、たとえ業務パッケージソフトといえども現状改善のための業務分析は不可欠なのである。・・・



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