ミニレポート2001年3月〜

まんが・アニメに限らず、様々なことを取り上げるミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。
ちなみに、過去のミニレポートは以下からどうぞ。
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2001年7月3日(火曜日)

■うーん、しばらく更新が危ないかもかもしれません。

「ネットオークション:漫画同人誌展示即売会通行証が、高値取引」(Mainichi Intaractiveより)。
 ヤフー側のコメントがはじめて出たけど、「不特定多数」というのはちょっと違うんじゃねーかー。ちなみに、毎日新聞自体には3日付夕刊社会面に結構大きく出ています。

「ワールドカップのチケットは転売しないでーJAWOCがオークションサイトに要請」(ZDNet NetLifeより)。

◆今週の「コミックバンチ」。
 今週「蒼天の拳」が休載。原哲夫には眼の持病があり、定期的に休養が必要とのこと。病気については、先日の「スクープ21」でも触れられていたことなので、特に驚かなかったのだが、その代わりに復刻連載として「公権力横領捜査官中坊林太郎」が登場。ここまでもまあいい。しかし、なにより驚愕なのは、復刻連載に当たっての堀江編集長のコメント。

 「この作品は、1998年に制作されたものですが、都市型の少部数のジャーナル誌で発表されたため、原哲夫作品としてはほとんど読者の目に触れる機会がなかったものです。」

 この掲載誌は、もちろん「BART」。確かに売れなくて休刊した雑誌だが、曲がりなりにも集英社の総合男性誌、しかも、自分が編集長で、自分で原哲夫を起用した雑誌なのに、それを「都市型の少部数のジャーナル誌」と言い放ってしまうところがスゴすぎる。

 ところで、新潮社のPR誌「波」には、根岸忠原哲夫北条司の3氏のインタビューが掲載。

平野耕太の公式ページが閉鎖(アニオタニュース経由公式ページより)。
 これで2度目。前回の時は、平野耕太の肉親の不幸をネタにして喜んだバカのせいだったが……。

話題の生首ゲー「Tomak-Save The Earth−Love Story」
 メッセサンオーに韓国版が入荷しているとのこと。ハングルですので、勇者(笑)はどーぞ(Mさん、情報ありがとうございます)。

「三菱商事、海外で日本製アニメの版権管理」(NIKKEI NETより)。

2001年7月2日(月曜日)

(7月3日追加)
◆今週のAERA「「仮面ライダー」や「キカイダー」いまなお愛す石ノ森章太郎」。
「"アニメーション・フェスティバル2001"開催!」(ファミ通.comより)。

2001年6月29日(金曜日)

(7月3日追加)
「【プレゼント付き】あのメイドさん喫茶がRUNEの新作ソフト「にゃんてシャトン」のレストランに変身!」(ASCII DIGITAL BUYERより)。
「鬼才・水口氏の新作ゲームはサイバードラッグ?(1)」(ZDNNより)。
「インデックスと手塚プロダクションがiモードでグッズ通販」(ケータイWatchより)。
「エルメスがアイボ専用キャリング・バッグ 17万5000円」(Mainichi Intaractiveより)。
「『ゴジラ』最新作いよいよクランクイン!」(ファミ通.comより)。
「★ GBAゲームレビュー ★タクティクスオウガ外伝The Knight of Lodis」(GAME Watchより)。
「【特報】日本レコード協会もナップスターへ削除要求,ユーザーへの訴訟も辞さず」(日経ITProより)。

2001年6月28日(木曜日)

「社会学の理論で斬る「ネットの不思議」第6回:「出会い系サイト」の不思議1」(Internet Watchより)。
「宇多田ヒカルが「アッチョンブリケ」!手塚プロがブラックジャックをネット配信」(ZDNNより)。
「平成13年はゴルゴ13の年――ホロン,「m505」ゴルゴ13エディションを発売」(ZDNet Mobileより)。

2001年6月27日(水曜日)

◆「木南達哉問題」についての6月23日の日記のフォロー。
 なんか、いろいろ誤解やら、曲解やらあるようなので、補足。
 「パクリ」について言えば、これは悪いことだということは論を待たない。作家が作品を作るということには非常な苦しみを伴うし、だからこそ「パクリ」がそれらを冒涜するような行為であることもよくわかっているつもりだ。でも、こんなことは、言わずもがなの前提だ。ここから確認する必要はないと思っていたのだが、どうやらそうではなかったようで。
 とはいうものの、その一方で、まんがの世界でパクリというのは、長い歴史の中で、色々な形で繰り返されてきたことで、今に始まったことではない。たまたま、今回非常にわかりやすい形で表面化しただけのことだ。正直言ってしまうと、私としてはまたお馬鹿さんが一人くらいの感想しかないのだ。
 もちろん、森本秀ファンや正義に燃える人がエキサイトするのは理解できるし、否定する気もないけど、それだけで、ピーク時、毎日スレッドがひとつずつ増えるだろうか。だいたい、同人板の叩きスレッドを見ればわかることだが、男性向けのジャンルに関しては、本が買えねーとか、女性作家に対するネットストーキングとかが多いのに比べて、女性系ジャンルについて言えば、私怨、仲間割れ、妬みが目につく。そうした傾向を考えれば、この関連スレッドだけ、正義感あふれる人たちが頑張って木南達哉を叩いていると思う方が不自然じゃないかしら。
 こういうことを書いたり、バックレ方を指南したりしたから、私が木南達哉に同情的だと勘違いしている人もいるようだが、それは大間違い。ハッキリ言って、木南達哉という作家がどうなろうと全く興味無し。ただ、事後の対応のまずさ(掲示板と日記の愚かな対応)が傷口を広げてしまい、ここまで叩かれることになっちゃったなぁ、と思っているだけで、これは同情でも何でもない。だいたいパクリをしなければ作品が描けない作家なら、そのうち自然と淘汰されるはずだ。
 正直言って、木南達哉という作家については、この「事件」が起きるまでは名前しか知らなかった。で、一応前回の文章書く前に「GUST」と単行本は読んだ。感想? 特にない。雑誌の中で、格別人気があるわけでもなく面白いわけでもない。よーするにどこにでもいるフツーの作家だ。で、ここがミソなのだが、妬みというのは「人気作家」より普通の作家の方が持たれやすい。人気作家に対しては自分との差がありすぎて、自分と比較しようとはあまり思わない。ところが、逆に特に人気もなく面白い作品を作るわけでもないのに、あいつには仕事があるけど自分には仕事がない、という状況の方が人は妬みを持ちやすい。

 さて、それでは何でこんなに確信を持って「妬み」があるはずだと言い切っているかというと、私自身そういう作家を目の当たりにしたということもあるからなんだな。あのボーイズ・ラブ・バブルの頃、「商業誌の仕事が増えてきた。筆一本で行きたいから、会社を辞めたいけど、どう思うか?」と同人誌作家に相談されたことがある。商業誌向きの才能があるなと思った作家の場合は別段良かったのだが、困ったのは、どう見ても商業誌には向いてない、作家のとき。そのときは「単行本が何冊かちゃんと出るようになるまでは、我慢した方がいいんじゃない? それからでも遅くはないと思うよ」と婉曲的に答えた。だけど、その作家はホントは私に「相談」しにきたんじゃない。彼女は「辞めても大丈夫!」と言って欲しかっただけなんだ。だから、彼女は結局仕事を辞めた。ところが、その後わりとすぐにバブルははじけ、彼女は仕事はなくなり、一時、人が変わってしまった……。私が今回の件で話した作家さんたちも、程度やシチュエーションの差はあれ、私と同じような体験をしている。今回の「パクリ」疑惑のような無条件で作家を糾弾できる状況は、そういう「妬み」のウサ晴らしに利用されやすいと思うのだ。
 そして、たまたま今回は「パクリ」疑惑というハッキリとした事件だったけど、このような状況下においては、矛先はどの作家にも向きかねない。理不尽だけどそれが現実だ。このサイトで何度も繰り返して述べているインターネット時代のクリエーターのマネージメントとプロデュースの問題の一環として、決して他の作家にとっても他人事ではないのだ。
 最後に一言。先に挙げた彼女は今は元気。勤め人に戻り、余暇に自分の好きなパロディ同人誌を楽しく作っている。同人誌的にはうまい人(同人誌が面白いということと商業誌で成功するということは、必ずしも一致しないという当たり前のことが、意外に忘れられているよなぁ、最近)なので、そこそこには売れてるようだが、ジャンル自体がメジャーではないので、それなりという感じ。まあ、吹っ切れて好きなことを好きにやる、ということが彼女にとってよかったみたいだ。

2001年6月26日(火曜日)

「永井豪悪魔&バイオレンス解析書謝罪広告」(BOOKS BY 麻弥経由フットワーク出版公式ページより)。
 永井豪は割と権利関係にウルサイ人なので、さもありなん。フットワーク出版は、あのトンデモ本(どのようにトンデモかはJ-Oさんのところ参照)、「Leaf美少女キャラ解体真書」の版元。

「大月隆寛、ランディ@バカを叱る!!特集号」(サイバッチより)。
 bk1での「大月隆寛の独立書評愚連隊 電脳遊撃編 第2回」が一度掲載されたものの、田口ランディ批判が問題となり、編集部により削除されたことについての、大月隆寛本人による内幕暴露。

「アニメ『HAPPY☆LESSON』のシークレットライブ開催」(ファミ通.comより)。
 あのー、この企画のどこが「シークレットライブ」なんでせう?

「ネット生まれのアニメがたどり着くビジネスモデル」(BizTech eBusinessより)。
「2002年春、ドリームキャスト最後の超大作「サクラ大戦4」遂に映画化! 12月22日「サクラ大戦 活動写真」劇場公開」(GAME Watchより)。
「これが最後のサクラ! セガ、DC版『サクラ大戦4』を来春発売」(ASCII24より)。
「ソニック10周年記念「ソニック“プレミアム”お誕生会」開催」(GAME Watchより)。
「キューピーちゃん紛争、ついに最高裁へ」(日経BizTechより)。

2001年6月25日(月曜日)

「「千と千尋の…」10日間10万人試写会」(スポニチアネックスより)。
 ず〜っと、決まらなかった初日がついに7月20日に決まった模様。「メトロポリス」の公開期間がバッファ扱いになっていたみたいだからなぁ。知り合いのアニメ業界人と話すと、みんな会社や立場が全然違うのに、必ずといっていいほど話題になっていた制作の遅れだが、何とかなったのかしら。

◆今週の週刊ポストに、「千葉麗子99%全裸!チバレイこんなに脱いだ」のグラビア。

2001年6月24日(日曜日)

■ビッグサイトのコミックシティin東京90へ。
 朝は小雨が降るというあいにくの天候の割にはそこそこの一般来場者。数年前のような雨でも降ろうものなら朝イチの来場者が数百人という惨状に比べれば、何倍もマシですな。でも、一般参加者が普通に歩いてたどり着いたホールの入り口がサークル専用入り口で、そこまでたどり着いた一般参加者を入場させずに、別の一般入場口に並び直させるというのはいかがなものか。ガレリアのもっと手前でちゃんと誘導すべきところだろう。
 会場の雰囲気としては相変わらずジャンプ系が強い。「ナルト」と「ワンピース」に加えて、最近徐々に盛り上がりつつあるのが「テニスの王子様」。この日はなばこうと不和飛鳥PRESENTSに列ができている。その他「遊戯王」で列を作っているのが、UltimatePowers。
 ところで、秋のコミックシティは、当初は有明で会場を確保できなかったようで、10月8日に幕張メッセで12000スペース募集ということだったのだが、後から、10月28日のビッグサイトでの6000スペースが決まってしまった。募集規模だけ見れば、幕張の方が大きいわけだが、幕張は地理的不利もあって、募集数ほどにはサークルも集まらず、また、一般参加者も少ないのは、過去の実績が物語っており、サークルのウケはあまり良くない。こうなると、募集スペース数は少ない10月28日の方が安全確実とも言えるだけで、サークルにとって選択が難しくなった。

 午後、番頭さんと一緒に会場を出て、損保会館の眼鏡キャラOnly「眼鏡時空」へ。オールフルカラーのパンフにビックリ。アットホームな雰囲気がいいねぇ。そんな中で一冊とんでもない本を入手。評論本なのだが挿絵がとてつもない豪華メンバー。時間の関係もあって割と直ぐに会場を出て、番頭を店に送り届けて、某所に寄って、家に帰る。都議選は、この日の予定が読めなかったので、月曜日の会社帰りに既に不在者投票済。

 ということで、サンシャインのサンクリには行かずじまい。有明には自家用車じゃないと行く気がしないのだが、先に有明に行くと、午後からサンシャインということになり、そうすると、車を駐車するのがものすごく大変になってしまうので、行かずじまいになってしまうのだな。聞いたところのによると、カタログが開場前後に完売、約1万2千人近い参加者ということで、かなりの混雑だった模様。賑やかなのは何よりだが、運営がどんどん大変になっていくのはつらそう。本も、「HIGH RISK REVOLUTION」とか「六道館」等色々出ていたようですな。あっ、薄荷屋の新刊の手の込んだ芸はただただ笑うばかり。さすがだ、篤見さん。あれは、君にしかできないぞ!(笑)

◆テレビ朝日「スクープ21」「狙いは中年!コミック生き残り戦略〜元少年ジャンプ編集長の戦い」。
 コミックバンチ創刊までの半年間の密着取材。「革命」と何度もテロップが出るが、決して奇手ではなく、極めて真っ当。後発が正攻法で攻めていくところが、「コミックバンチ」の力強いところだ。後、堀江編集長をスゴイと思ったのは、あの原哲夫が、彼の前だと、借りてきた猫みたいになっているところ(苦笑)。以前縁あって潜り込んだ某パーティで見かけた原哲夫は「大作家」の雰囲気を醸し出していたのに、やはり育ての親には頭が上がらないのだなぁと、微笑ましく思う。
 ところで、ナレータが、神谷明は当然としても、その他、加藤精三、日高のり子、矢島晶子と、むやみに豪華なのは何故?

「コンテンツ・ビジネス・セミナー2001」」(日経BP社技術研究部のページより)。
 東映アニメーションの泊社長の講演等あり。

「ホロン、“島耕作”の契約書/規程・議事録用テンプレート集を発売」(ASCII24より)。
「日本コロムビア、手塚作品など虫プロの21タイトルをDVD化―第1弾は「鉄腕アトム」と「あしたのジョー」」(AV Watchより)。
「パイオニアLDC、10月より手塚プロの40作品をDVDで発売―「ブラックジャック」や「24時間テレビスペシャル」など」(AV Watchより)。
「バンダイビジュアル、DVD「AKIRA」を10月25日に発売」(AV Watchより)。

「有楽町阪急で「どこでもいっしょ〜夏祭り〜」」(GAME SPOT JAPANより)。
「ナムコ・スクウェア、株主総会に最新ゲーム設置」(NIKKEI NETより)。
「熱烈な「スタートレック」ファン、自宅を宇宙船に改装」(MSNニュースより)。
「ナムコとギャガ、仏映像会社と共同で映画とゲームを同時開発」(ASCII24より)。
「第14回次世代ワールドホビーフェア開幕!」(GAME SPOT JAPANより)。
「特撮ファン必見! 宮内洋&田中理恵に会える!!」(ファミ通.comより)。

「携帯電話用ゲームに関するアンケート結果を発表」(GAME SPOT JAPANより)。
「アニメ専用のiモード公式着メロサイト「アニメ☆メロッChu」登場」(ZDNet Mobileより)。
「Atariが懐かしのゲームを携帯に」(ZDNNより)。

「「セクシーおたく」コンテスト、栄冠は大学教授の女性に」(CNNより)。
「アキバの集客力ダウン必至?駅前駐車場の10月廃止が決定」(AKIBA PC Hotline!より)。
「「.biz」は煩雑になったビジネスドメインを救えるか」(ZDNNより)。

2001年6月23日(土曜日)

■すいません、土曜日になる前から土曜日の日付を使います。
 このミニレポート、日記生成用のツールを使っているのだが、そのツール、一日あたりのデータが大きいと暴走するんだな(しくしく)。ということで、土曜日になる前から土曜日の日付を使います。

「木南達哉問題を検証」
 今月はじめに指摘があり、先週からは本人が自分のサイトでそれに対応したため、騒ぎが加速度的にネットを賑わせているこの問題。「GUST」や「CIEL」で活動している木南達哉の「運命革命」(「GUST」7月号掲載)が、冬水社の森本秀「G・DEFEND番外編 池上君のレシピ」に非常によく似ているというもの。そっくりな絵や構図もあれば、キャラの設定やストーリー等まで似ているということで、パクリなのでは? ということになっている。個人的な感想を言わせてもらえば、どー見ても、シロとは言えないよーな……。
 ボーイズ・ラブ業界でも非常に話題のようで、(ちょうど携帯を変えたという個人的な事情もあって)連絡をとった知り合いの作家さんたちはみんなこの事件を知っており(苦笑)、メールがかなり飛び交っている模様。しかも、作家さんだけでなく、あちこちの編集部でも話題になってるみたい。この件についてだけ言えば、外野の騒ぎに関係なく、冬水社と森本秀本人がどういう対応に出るかによって決まるわけだけど、これだけの話題になってしまうと、木南達哉のその後の仕事に影響が出ないとは言えないだろうなぁ。
 しかも、木南達哉の対応があまりにお粗末。「銃夢」問題のときも言ったけど、「パクリ」疑惑に関して言えば、よほど反証できる材料をもっていない限り、何の対応もコメントもしてはいけない。「パクリ」を認めれば、それは作家として「おしまい」を意味するし、認めなければ「盗人猛々しい」と言われるに決まっているんだから。そして、仕事が忙しくて管理しきれないでも、ログが飛んだでも、クラッキングされたでも理由はなんでもいいから、とにかく掲示板は即刻閉鎖する。で、言い方は悪いが、みんなが飽きるのを待つ。ネタがなければそのうちほとんどのヤジウマは飽きるんだから。
 ところが、掲示板をそのままに「パクリをやっていない」と言って、掲示板を荒らされて閉鎖に追い込まれ、挙げ句に、「物見遊山で来て書き込む人がいる」とか「一日も早くネットのルールが作られる事を祈っている」とか最後っ屁まで言ってしまうんだから頭痛い。挑発してどーするんだろう。
 さて、ここから先はかなりナニな話になるんだが、ここまでこの話題が盛り上がったのは、「パクリ」行為に関する素朴な正義感や、木南達哉の対応のお粗末さだけでなく、やっぱり妬みがあるんだろうなぁ。これは、話をした各作家さんとも意見が一致してる。ボーイズ・ラブ業界ってここ数年作家の選別が非常に進んできており、その中で、人気作家に仕事が集中する一方で、仕事がなくなってしまった作家がかなりいる。しかも、同人誌もジャンプ系やガンガン系を見ればわかるように、世代交代が進んでいて、昔ほど売れるわけでもない。だいたい、昔みたいにワクワクできないから楽しくない。この不況もあって今さら真っ当な社会人にもなれなければ、嫁にも行きたくない。5年ほど前は冗談混じりで済んでいた話題だが、現状は更に作家の年齢も上がり、そろそろ親の老後の問題とか、当人の病気の問題なんかに直面したりして、シャレにならない度合が上がっている。知り合いの人気作家さんなんか、面と向かって「あなたは、いいわよねぇ」とか言われちゃったこともあったそうな(アイタタ)。そんな袋小路の中で暇だけはもてあましていて、ネットで憂さ晴らし、というパターンも多いのでは? 別に作家さんから聞いた話だが、先日、平均年齢の割と高い某パロディ系での中傷メール騒ぎがあったのだが、色々調べてみると、どうやら発信元はそういう「商業誌作家」さんだったらしい。こんな状況下での、現役の商業誌作家の「パクリ騒ぎ」というのは、格好なネタだったわけだ。

2001年6月22日(金曜日)

「「キャプテン翼」最新シリーズ、単行本発売」(バーチャネットアイドル・ちゆ12歳より)。
 ちゆ12歳らしい、素晴らしいツッコミ。高橋陽一の苦難の歴史(笑)も振り返ることができます。

「2号で休刊したコミックリベル編集者の消息」(バーチャネットアイドル・ちゆ12歳より)。
 話題のコミックリベル公式ページは既に閉鎖されてます。

「アスキー、法律関連のFAQコンテンツ“あっとりーがる”の提供を開始」(ASCII24より)。
 これを利用したのが、「法律相談のデータベース閲覧サービス−ISIZE法律Q&A」

「絶滅寸前の米国コミックをネットが救う(下)」(HOT WIRED JAPANより)。
「絶滅寸前の米国コミックをネットが救う(上)」(HOT WIRED JAPANより)。
「人気漫画を配信 「まんがの国」WAKWAK」(Mainichi Intaractiveより)。
「手塚治虫ワールド、実現に動き出す」(ZAKZAKより)。
「手塚作品がDVDで連続リリース決定!」(ファミ通.comより)。
「ブロッコリー販売計画説明会」(魔天経由BigEntertainmentメディアセンターより)。
「ゲーム・アニメ・映画・音楽に関する情報を提供する「エンターテイメントgoo」がオープン」(ZD Net NetLifeより)。

「ブンブン丸さんがオススメする ゲームサイト」(Yahoo! Internet Guideより)。
「PCゲームレビュー 超時空要塞マクロス VO」(GAME Watchより)。
「セガ、新規事業戦略を発表、アニメーション制作ソフトを提供」(ASCII24より)。
「セガとSCEE、欧州向けPS2ソフトの販売に合意」(GAME Watchより)。
「ゲームボーイアドバンス改良を掲げる義勇軍」(ZDNNより)。
「任天堂、ポケモン事業権利を一括管理」(NIKKEI NETより)。
「パラッパラッパー公式サイトがオープン,アニメを見てプレゼントに応募しよう」(ZDNet NetLifeより)。
「人気のFFXフィギアがお菓子のおまけで登場」(GAME SPOT JAPANより)。
「鉄拳4・業務用バイオをプレイしてきたぞ!」(GAME SPOT JAPANより)。
「アンケート:中古ゲームソフトについて」(GAME SPOT JAPANより)。
「バーチャルアイドルがレースクイーン!──エキサイト」(ZDNNより)。
「コナミと伊藤ハムがスポーツドリンクを共同開発」(ファミ通.comより)。

「イーベイの新サービスに戸惑う利用者」(CNET JAPANより)。
「社会学の理論で斬る「ネットの不思議」第5回:「悪趣味ゲーム」の不思議」(Internet Watchより)。
「EZウェブ向け壁紙、第1弾は小松崎茂作品 タイトーなど」(Mainichi Intaractiveより)。
「首相の偽造サインがネットオークションに YAHOO! JAPAN」(Mainichi Intaractiveより)。
「沖電気など 著作権情報埋め込み、映画の試写会実施」(Mainichi Intaractiveより)。
「インターネット音楽配信の“自由度”があがるか〜JASRACの約款改正が承認」(Internet Watchより)。
「TSUTAYA,今期からの収益回復は鮮明だが・・・」(ZDIIより)。
「継続審議受け、作家らが第2次アピール 個人情報保護法案」(Mainichi Intaractiveより)。
「日販、書籍のネット直販開始・アマゾンに対抗、自宅まで宅配」(NIKKEI NETより)。

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