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文書名

地球帝国創建宣言

発見場所

東京都三鷹市

発見日

1987年

発見者

静岡在住のヒラぴゃんさん

備考

1987年に東京神学大学あてに著者から直接送られたもの。当時同大学にお勤めだったヒラぴゃんさんが現在まで保管されていたものをお寄せいただいた。B5の用紙で全部で5分冊。一番厚い物は280頁に及ぶ。著者は福岡県太宰府市在住の男性で、文書によれば戦時中陸軍士官学校の教官を務め、昭和19年に伊勢神宮で人類救済の使命を受けたという。

文書は全て神の言葉を著者が代弁した形になっている。また著者はこれらの文書を首相、最高裁長官、神宮司庁、国立大や宗教関係の学長、主要三紙主筆、士官学校の同期生などに宛てて送付していたようだ。

文中に「神の出現、審判、建国実行開始期日に関し、嘘ばかり申し上げつづけて参りましたことまことに申訳なく(注:前述のとおり文書は神によって書かれたことになっている。したがってここで謝っているのは神様。)」とあり、著者の予言が何度となく外れてきたこと、信者が相当数離れていったことがわかる。そしてそれは著者への試練を課すためであったと神は弁明している。

ところでここでいう神だが、「天照大皇神」をはじめ「耶主基督(キリスト)」「天帝」「龍主」「ヤハウェ」「寿光菩薩」「蓮陀菩薩」「死神」とワールドワイドな神仏を名乗っている。

なお肝心な文書の主旨は次のようなものである。「来る1987年3月21日0時、準備出現と同時に地球帝国の創建を開始します。先便で申し上げた邪悪な因縁の人々は次元転換で抹消しますので、隣に寝ていた人の寝巻きだけが残っているようなことが起こったり、前にあったビルや山が消えてしまったりします。(中略)今後、神々は未来永劫■(筆者名)の身体を使う。どんなことがあっても逃げもかくれもせぬ。一言する。1987年3月17日 天照皇大神」

さて寝床に寝巻だけが残ることも山が消えることもなく15年過ぎたが、やはりこれも神の試練だったのだろうか。著者は今どうしているだろうか。心配なのはこの文書を書いた時点でかなりの高齢であったことだ。 [吉野]

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