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文書名

税理士の受難

発見場所

東京都目黒区

発見日

1995年

発見者

音楽ライターKさん(コモエスタ坂本氏提供)

備考

「EX CD-ROM」誌上でコモエスタ坂本氏が紹介していた文書。封筒には「この事件に巻き込まれないよう充分御注意下さいますよう」「既に日本の80%に配ってあります」と書いてあったそうだ。「七種類位の手口で一日平均三人位の割合で」「2-3日に一人の割合で」とかなり具体的に文章を初めておきながら、「という印象も持っております」「ような気配が感じられます」と曖昧にしめる文体が仲々味わい深い。因みにこの文書を入手したK氏は税理士ではない。[吉野]

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前略 本日私が貴店に伺った為に、親切運動(表面は親切を装っ
ているが実体は嫌がらせ)に巻き込まれ、財産・信用・命等を失
われない様充分御注意下さいますようお願い致します。
 この数年間、私は散々な目に会わされ続けておりますが(道も
真に歩けない)、この偽親切運動をやっている主体は、添付のコ
ピーに書かれてあるものではないかと考えております。
 友達に友達を殺させるというのが、彼等のやり口ですから(長
年外安(?)に勤めた経験から悟らされました)その辺をご理解下
さいますよう。
 おかしな事をやり続けている為、自然発生的に殺し屋が発生し
(大雑把にとらえても六種類位)七種類位の手口で一日平均三人
位の割合で、踊り狂っている阿呆さん達を殺して歩いているとい
う印象も持っております。充分御注意下さいます様。 草々

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 唯今、税理士宅に配っておりますが、御参考までに
 ■■様

 この事件で税理士の家族の方々が最近2-3日に一人の割合で
殺されたり自殺したりなさっていらっしゃるような気配が感じら
れますので、税理士さんのお宅に徹底的に配っております。
 お宅様にも二度伺いまして、文書以外の説明も加えさせて戴こ
うと致しましたが、運悪く御不在の時ばかりに伺うことになりま
した。
 この封筒をお届けしたい時に「いらない」とことわった方は、
全部殺されたり自殺なさっています。この十年間位の間に信じら
れない程被害者が出ている事件ですが、政府・警察・マスコミ等
が公表できない事件(国家を守る事件)です。

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(参考資料)
 この本は斜めに読んだだけですが、他にも二度ほど雑誌でこの
関係の記事を見ました。
 内容はバチカンとロシュ(私が何年か前まで勤めていた会社)
がイタリヤの銀行を一つ食い潰したととれるようなものです。
 この資料の372頁の最初の行に、チリのアジェンデ政権がどう
のこうのという件りがありますが、確か平成一年前半にもチリ産
のブドウに毒が入れられたと騒いでいた時期があったと思いま
す。
 御参考までに。

[注]この文書の左半分には新潮文庫「誰が頭取を殺したか -P2スキャンダルと法王庁-」の数ページがコピーしてある。

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