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文書名

北の部族南の部族

発見場所

不明

発見日

1995年頃

発見者

横浜国立大学教育学部(当時)K.Yさん

備考

A4版24ページにわたる冊子。ノートに書いたものを両面コピーして左をホチキスで綴じてある。巻末を読むと1994年に第1版が出され、1995年秋に内容が追加されているらしい。

前半の説話と後半の単語集からなっている。説話の内容はあまり面白くないのでテキストでは要旨のみ記したが、旧約聖書をベースにしており、人間には人間の心を持つ「南の部族」とそうでない「北の部族」がおり、南の人間は北の人間に暖かい心を植えつける使命があり、そのために「北の部族」が使う言葉を理解しなければならないとされている。それ自体はそんな意見もあるかもしれないと思える内容だが、後半で紹介されている「北の部族」が使う言葉のリストをみると、「北の部族」の言葉が我々の言葉と違うというのは単なる比喩ではないことが判る。

例を挙げると、北の部族が「ニセ一万円札」と言う時それは「夫を愛することを知らない女性」のことである。「ラーメン」は「人の作る表情」の意味である。「柔道」は障害者を意味し、また「ヤクルト」は狂人、「仙台」は大便をしないということ、「信楽(しがらき)高原鉄道」は骸骨、古墳のことである。 テキストに抄録した単語集を見ればわかるが、これらの単語は概ね駄洒落でその意味と結びついている。つまり「中選挙区制」は「チューをせん」から、キスをしないという意味なのである。そのほか「広島=拾う死魔」「東海道=倒壊道」など解説になっていないもの、「地縛霊=車で猛スピードで走り壁などにあたって死ぬ人間のこと」などどんなシチュエーションで使うのか想像しがたい言葉が並ぶ。

この文書は1995年にK.Y氏宅のポストに投函されていたもので、1年半ほど前にK.Y氏経由で入手していたものの、その後しばらく他の資料に紛れていたため報告後かなりたっての掲載となった。氏ももう卒業されていることだろう。これを読んでいたらご連絡ください。[吉野]

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 この手紙の中にはあなたの生命およびあなたの財産に関することが書かれているので必ず読んで下さい そしてこの手紙なのですが必ず役に立つように使って下さい この手紙の中にはあなたの生命およびあなたの財産に関することが書かれているので必ず読んで下さい あなたの財産と呼ぶものの類にはあなたの子供さん奥さん兄弟親類友人などすべてのあなたの身近にいる人たちを含んでいます ですからあなたはこの手紙を読まなければなりません そしてこの手紙(情報)の中から何かを必ず発見して自分の人生の糧にしなければなりません。

[以下あまり面白くないので要旨のみ:東京福袋註]
○人には定められたある使命がある。
○それは今の時代では殆ど忘れられていることだが、この文書を読んで思い出してもらいたい。

○まず人間には2種類ある。
○生まれながらに暖かい心を持つ人間と愛情を持たずに生まれてくる人間である。
○前者を「南の部族」、後者を「北の部族」と呼ぶことにする。
○先に述べた「定められた使命」とは、「北の部族」に暖かい感情を植え込んで教育していくことである。

○「北の部族」は人間としての感情が備わっていないため、人間としての言葉もまた持っていない。
○彼らの会話は一見普通の会話に見えるが、実は言葉の意味が巧みに変えられているのである。
○以下に彼らの使う言葉を理解するための単語集を付ける。

単語集[抄録:東京福袋註]

  ・お茶 リラックスや気分転換の時に飲むものとして逆に人間の追い詰められたような状能をあらわすこともある
  ・卵子(玉子) これは王様あるいは王子様あるいは一人の王に任えている王の従者
  ・豆腐 腐るという字が使われているところに注目する 何か腐ったものあるいは人間
  ・株 cubuは野獣の子という意味 だから人間のことと考えてもよい
  ・お味噌 みそは悩ミソのこと 新しい物の見方や考え方
  ・まゆげ いかがわしい うたがわしい 真実でなさそうだ うそっぽい いんちきだ
  ・牧原という名前 まきという言葉のいみは全然ダメ だから最初からやり直せという意味
  ・トマト(野菜) 10待とうの当て字 自分で言い開きをすることに期待をかける様子
  ・はり魔王 性交渉の回数が多い人間のこと
  ・漢字 これはかんじとかんじょうの発音が似ているところより感情の意味が使用されることがある
  ・ニセ一万円札 夫を愛することを知らない女性のこと
  ・女の子(供) めず(雌)らしい人 おんなじ物
  ・森 これはもりと読む 子守りのもり 牧師のこと
  ・おそば そばは近くの場所を意味する つまりいちばん近くにいる友人や知人のこと
  ・ラーメン ラーの意味は不明 メンは人の作る表情のこと
  ・柔道 じゅうどうは重度と書く これは障害者のこと 気温10℃も重度と読む
  ・ヤクルト これは野狂徒 気違いの意味
  ・リクルート 利狂徒
  ・京都 これは狂徒 これも気違いの意味
  ・福岡 不幸か
  ・博多 墓多
  ・広島 拾う死魔
  ・岐阜 義父
  ・名古屋 昔の古い家
  ・千葉 血場
  ・栃木県 土地危険
  ・東洋 盗用
  ・仙台 大便をしないという意味
  ・ナタデココ ナタは木を切るために使うものそれでココ(その場所)をなぐれという意味
  ・三浦さん 三原さん これは人の名前です 見裏さん 見張ろうさんと書きます
  ・井ノ頭公園 続けて読むと”いいのかしらこのままで”と読みます
  ・大石という名前 おいしいと同じ意味
  ・梅ぼし うめはうまいと同じ意味
  ・望月さん もちは人の肉や肌を意図 月(つき)は好きかあるいは突きを意図 女性の体の好きな人のこと
  ・5という数字 go(行け)のこと
  ・9という数字 キュー(Q)はばか者の意
  ・8という数字 仲間はずれ除け者の意味
  ・赤い色 自分の着る服などに用いてお気に入りであるということを言う あるいは真っ赤なうその赤
  ・白い色 自分の着る服などに用いて潔白であることの証明に用いる
  ・銀色 シルバーは年をとって経験をつんで物事をよく知るようになったというしるしに用いる
  ・青い色 人の言葉や教訓を受け入れるということを示す時に用いる色
  ・大選挙区制 大便をしないという意味
  ・中選挙区制 キスをしないという意味
  ・小選挙区制 小便をしないという意味
  ・湿原 しつげんは失言とも書ける 間違ってしゃべってしまった言葉
  ・さくらんぼう 散乱した人間のこと
  ・アマゾンの熱帯雨林あるいは熱帯魚 これは寝たい魚(女)
  ・創価学会 創価はあそうかわかったのそうか
  ・メロン マスクがかかっていることより偽りの仮面をもった人間のこと
  ・柿(かき) 餓鬼(がき)
  ・リンゴ 臨五(臨は臨終の臨らしい)あるいは英語のアポーよりアホウの意味らしい
  ・のり のりは法と書けるので法律のこと
  ・信楽高原鉄道 信楽(しがらき)の発音はがい骨や古憤を連想させる 以前に鉄道事故があった
  ・東海道 倒壊道
  ・ドーム球場 ドームは道無 球場は戦いの場 ルールのない試合が行われる場所
  ・中小企業 これは中傷企業 一日中人を中傷している集団が存在している
  ・頭のフケ フケるというのは消えるいなくなるという意味
  ・セメント 人を責めるなという意味 責めん人
  ・板ガラス 痛がらないか硝子(焼死)という意味
  ・ボクシング 牧師に現在進行形(ing)がついたもの
  ・3時 さんじは大惨事の惨事
  ・9時 くじは苦事
  ・コロッケ 子供6ケ 子供は6かの略
  ・ロックシンガー 6シンガー
  ・5時 誤事
  ・4時 余事 余分なことの意味で使用されることがある
  ・556 行け行けろく 親のところに不平不満を述べにくる男あるいは女
  ・いちご 行け血go!! 死んでこいと言われて死ぬこと又その人間のこと
  ・地縛霊 自爆礼 車などに乗って猛スピードで走り壁などにあたって死ぬ人間のこと
  ・47 死のうと読む
  ・5497 go死食うななどの言葉もある
  ・市営団地 死営弾血又そこに住んでいる住人
  ・一致団結 いっ血弾血
  ・談合 弾go 死んでこいといわれて死ぬこと
  ・ゴミ 五見あるいは五味と書く
  ・そうめん 確かにそう思うと表面に示すこと
  ・ダンス 弾死と読みが似ている 死ぬこと
  ・ディスコ DEATH子(死んだ子供)
  ・島田という名前 死魔だという意味
  ・町 魔血
  ・チベット(地名) そのまま
  ・ちゃちゅちょ 血や!!血言う 血用
  ・しゃしゅしょ 死や!!死言う 死用
  ・象(動物) ぞおっとするは恐ろしいとか寒いとかいう意味

 この本は1994年の夏に書かれたもので書かれてから今まで(1995年秋)一年と少しが経過しています。けれどもまだ言葉の値は十分に残っているものと思もわれます 問題(この本に書かれていたもの)も何も解決をみずに今に至り人間の犠牲に関しても今だに毎日おこなわれているような状態にあります 本を読まれても現実から目をそむける傾向にあるのですが実際に人が殺害されているので議論には必ず参加して下さい 親の方へ

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