ミニレポート過去分

98年〜99年分のミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。
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1998年11月11日(水曜日)

 「To Heart」のイベントが年末(12月30日の夜、場所は厚生年金会館)に行われるんだけど、これがかなりブラボーな企画。とにかくチケットの購入方法がエグイ。「WHITE ALBUM」のCDシングルを、指定のショップで購入した人、先着1000名様に入場券引き替え購入券を渡す。または、「WHITE ALBUM」の中に抽選券を封入。その抽選券に書いてあるのアルファベットと、冬コミケのリーフの企業スペースに表示されたアルファベットが一致したものを当たり抽選券とするというもの(こっちが、さらに1000名)。そして、この入場券引き替え購入券、または当たり抽選券を、リーフの企業ブースに持ってきた人間に、イベント入場券を販売するというもの。
 コミケットの企業ブースは西4Fという立地条件の悪さもあって、参加各企業もあの手この手も考えてくるんだけど、ここまでやれば、あっぱれ。リーフもなかなか「To Heart」の後が定まらないだけに、努力の跡が忍ばれる。
 詳細はここ->(http://www.leaf.co.jp/news.html

1998年11月10日(火曜日)

 「YOUNG YOU」(集英社)の新連載が、武内直子のエッセイまんが。武内直子が集英社で書いたというのもすごいが、内容がさらにグレート。ユーモア混じりだが、「なかよし」編集部への批判バリバリである。編集が原稿無くした話とか強烈。ラストには、トガシ王子登場(爆笑)で、次回へ引きまくり。去年出した同人誌「社会復帰本」というのもかなりすごかったけど、商業誌でこれだけ暴れるのもなかなか。ちなみにメディアミックスがらみで作家と編集部が揉めやすいという話は、「噂の真相」の12月号のまんがのゴシップコーナー参照のこと。
 ところで、この冬のコミケットでは武内&冨樫でどんなものが出るんですかね? 夏コミケに出た冨樫のリトグラフはコミケで売っていいものだったのか疑問はあるけど、モノ自体はよかったです。

(11月14日追記。来年1月6日に、結婚式を挙げられるそうで、おめでとうございます(笑))。
(12月20日追記。結婚式場は、椿山荘フォーシーズンズホテル。ジャンプ編集部から頼まれて、ノンノウェディング編集長が骨を折る羽目になったとか。)

1998年11月9日(月曜日)

 冬のコミケット55の当落通知が到着。東地区が各ホール1ブロックずつ合計6ブロック増えてる。増えたブロックは、パピプペポヲの6つ。ハパヒピフプヘペホポとブロックが並んでいるのは、JISのコード順のせいだな。ブロックを増やしたということは、当然通路は狭くなったわけで、当日はどうなるんだろう? 夏3日間開催が冬2日間になっても申込数そのものはそれほど変わらないので、必然的に冬は抽選率がかなり厳しい。合格率を少しでも上げるためのブロック増設というところ。後、ある程度の大手サークルには事前にネゴがいっているが、今まで暗黙の了解として認めてきた大手サークルの両日参加を今回は片日のみにしている。大手サークルが両日スペースを取ることが出来るということは、サークルの参加機会均等というモノサシから考えると、不公平感があるのも事実だが、買う側のこと、場内の混雑のことも考えると、現実的な対応ではあると思う。とはいうものの、今回の厳しい抽選状況ではなるべく多くのサークルに参加してもらいたいというバランスが優先されたというところ。
 同人誌生活文化総合研究所のスペースは、12月29日火曜日東地区A78b。新刊は、またWebのまとめになると思うがまだ未定(^^;。
 なお、この当落通知が届く一方で、赤ブーブー通信社から年明けのシティと来年GWのスーパーコミックシティへの参加のお誘いのDMが届いている。このタイミングは絶対に狙っていたんだろうな(笑)。同じ日に届くというのは、落選サークルの神経逆なでする可能性があるので、どうかとも思うけど、基本的には効果的なDMなのではと思う(おお、めずらしくシティを誉めたねぇ(爆笑))。

1998年11月7日(土曜日)

 中島梓の新刊「タナトスの子供たち」(筑摩書房)が出たようですね。まだ、買っていないのですが(^^;。「コミュニケーション不全症候群」(筑摩書房)に続くもののよう。くだらないところだがどうしても気になるのは、中島梓って、カタカナで<ヤオイ>って書くところ。どうもなじめないんだよなぁ。ちなみに、この6月には、榊原史保美の「やおい幻論」(夏目書房)も出ているのだが、「自分は正統」という感じが、どうにも鼻につく。「JUNE」的世界観から「やおい」を切るというのは、榊原たちが「自分のフィールドは特別!」と宣言する以外に現状としてはあまり意味がないと思うのだが。いつか、ちゃんと批判をしたいと思ってる。というか、やおい系の作家自身が噛みつけばいいのに、とも思うのだが。
 ちなみにこれとタイアップのタイミングで、「美少年学入門 増補新版」(ちくま文庫)が出ている。さすが、藤本由香里さん、うまい。

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