ミニレポート過去分

98年〜99年分のミニレポートです。日記半分と思って読んで下さい。
2001年11月〜12月] [2001年7月〜10月] [2001年3月〜8月] [2001年1月〜3月] [2000年] [99年以前

最新 19991113 19991017 19990929 19990916 19990113 19981111

11/13 11/12 11/10 11/7 11/5 11/3 11/2 10/18

1999年11月13日(土曜日)

 コミケットのWebで、冬のコミケット57の当落情報の公開が始まる。前回の夏の時は、当落通知の発送より2週間早く公開されたのだが、Webにアクセスできる人とできない人の間の情報格差が問題になり、今回は当落通知の発送日に合わせて公開となった。通常なら、月曜日には郵便が届くはずだから、約2日早い発表ということになる。
 お昼前に公開されたようだが、気の早い人たちは、13日午前0時からトライを続けていた模様。しかし、一気にアクセスが集中したため、サーバに負荷がかかり過ぎて、まともに検索できない人が続出。当落検索用のCGIどころか、サイトのトップページにすらアクセスするのが難しい状況が続いている(これを書いているのは、14日午前2時)。前回はこんなことはなかったから、2回目ということでこの仕組みが定着しつつあることが伺える。
 これだけアクセスが集中するということは予想されておらず、その意味では見通しが甘かったわけだが、年2回この時期だけの負荷に合わせて投資をするのも費用対効果が合わない。次回はどういう風に進めていくのか難しいところ。試みそのものは、CD-ROMの件も含めて前向きに進めていくべきとは思うが、レガシーな事務処理との連携とかも含めて課題はたくさんあるように思われる。

1999年11月12日(金曜日)

 11/7の某イベントで、オークションが行われたのだが、これがスゴかったらしい。某サークルの色紙にナント16万円の値がついてしまったそうな。このサークル3枚色紙を出したのだが、1枚目は、およそ1万5千円だったのが、問題は2枚目。始めは沢山の人が参加していたのだが、5万円を越したくらいからは、2人の一騎討ち状態だったらしい。10万円からは、1万円づつの勝負で、結局16万円で勝負決定。3枚目はとりあえず、2万5千円で落ち着く。
 色紙1枚に16万円出すヤツもヤツだが、それを止めなかった主催者やサークルもどうかしてる。そもそも、オークションの方式が何種類かあったようで、上限1万円で後はじゃんけんというのもあったようだ。これなら理解もできるが、「リミッターオフ」で上限なしなんてコースを設定すること自体があまりに不用意。それに、一度上限なしと設定しても5万円くらいで止めて、じゃんけんに持ち込むのが現場の仕切だと思うけどなぁ。そりゃ、そのときの場は盛り上がるかもしれないけど、後から周りから言われることとか全然気にならないのかしら。だって、「ああ、あの色紙16万円のイベントですね」とか、「16万円色紙のサークルXX」といった接頭辞がつくことは間違いないんだから。うーん、私にはついていけない感覚ですぅ〜。

1999年11月10日(水曜日)

 あちこちでも指摘されているが、ここ最近の「SPA」の「中森文化新聞」で続いている 「消えたアイドル長崎萌」の特集は、どー見てもヤラセにしか見えないんですが…。時系列をたどると、以下のようになる。

 VOL.231 99/10/20号「大捜索 長崎萌はどこへ行ったか?」で最初の特集。
 VOL.233 99/11/03号「大捜索 長崎萌情報が続々殺到!」で読者情報公開。
 VOL.234 99/11/10号「衝撃展開 長崎萌からの手紙!!」で長崎萌からの手紙公開。
 VOL.235 99/11/17号「大生還 長崎萌が見つかった!!」で長崎萌本人登場。

 まあ、「黒幕」ナカモリのする事だから、踊らされるのもばかばかしいけど、あまりに短期間で出来過ぎな展開にはちょっと失笑。本人が出演して11/23に復活祭をやるんだが、高取英と月蝕歌劇団がサポートして、場所もコミックボックスの阿佐ヶ谷ラピュタという段取りもあざとい。もう少し、ヒネリがほしいところだなぁ。

1999年11月7日(日曜日)

 東京ビッグサイトのコミティア50に行く。詳細はイベントレポートで。にしかたきみかず氏と紀伊国屋書店の自主規制の件で立ち話。その他、知り合いとあちこちで会話。ふーむ、こみっくパーティがねぇ。なるほど〜。
 イベント終了後夜は、池袋GIGO地下の「SPEAK EASY」でコミティアの50回記念パーティ。スタッフ、サークル、昔なじみ等々総勢140名はなかなか壮観。コミティア代表の中村公彦氏の友人がサブのシェフをやってる店だそうだが、結構美味しい。酒の揃いもよく、今度はぜひプライベートで使おう(笑)。この日は、偶然にも中村氏の誕生日。お約束のバラの花束とケーキが贈呈。ここまでは予定通りだが、最後にハプニング。締めの挨拶で中村氏、つきあってる彼女と「一緒に暮らす」宣言。当然ながら大盛り上がりに。う〜ん、羨ましいぞ(遠吠え)!

1999年11月5日(金曜日)

 リーフがこの冬限りでコミケットの企業スペースを撤退することを発表(http://www.leaf.co.jp/news.html)。元々同人誌出身者の多いこの会社らしい文章。自分たちの原因の一端があることは認めつつも、「ただ企業が物を売る場所になってしまい、自分たちのやりたいことができる場所ではない」というのもわからないでもない。
 企業スペースというのは、元々遠すぎてサークルスペースには使えない西4ホールの有効利用という金銭的側面と、企業の参加を担保にして権利関係のトラブルを減らしたいという保険的側面がある。このフレームワークそのものはそこそこにうまく機能しているが、実際の現場というと、まあいろいろと問題があるのは否定できない。やたらと限定モノ、レアモノを連発して、おたくの購買意欲を刺激するだけの商法ばかりが氾濫しているのには、正直うんざりしてしまう。もちろん、企業は商売で来ているわけで、利益が上がることが第一なのは当然だ。しかし、リーフが中心となったある意味「第1期」の企業スペースのビジネスモデルは、もうこれ以上の拡大はあり得ない。なぜなら、「限定」というのは、「限定」であるからこそ意味があるわけで、元々ビジネスとしての限界を内包しているからだ。リーフ撤退後の「第2期」の企業スペースは、もう少し違うビジネスモデルを提示したところがたぶんリーダシップを取っていくのだと思う。

1999年11月3日(水曜日)

 池袋サンシャインでコミックレヴォリューション。詳細はイベントレポートで。諸般の事情で、午前中は会場にたどり着けず。岩田さんなどに多大な迷惑をかけてしまう。大変申し訳ない。終了後、某サークルの女性とお茶しながら打ち合わせ。ところが、その現場を某美少女系サークルの敏腕代表に目撃されてしまい、ニヤニヤされることしきり。絶対なんか勘ぐってるなぁ。とほほ。

1999年11月2日(火曜日)

 トゥナイト2に、まんだらけの古川社長登場。好調な事業ぶりをアピールしてたけど、古本屋業界もご多分に漏れずあんまり景気のいい話は聞かないので、どこまでホントでどこまでハッタリなんでしょう? 一時のイケイケ拡大路線も、当時メインバンクだった某大手銀行の破綻もあってか、随分とおとなしくなっているわけだし。ちなみに、インタービュー中の「僕は謙虚ですから」という発言には、「嘘つけー!」の声があちらこちらから聞こえておりましたですよ(笑)。

1999年10月18日(月曜日)

 英知出版からの新アニメ誌「Hi-Ge」を読む。結構マニアックな作りなのにコンビニでも売ってるのね。サブカルチャーっぽいノリなのは、最近の流行なんだろうな。さすが英知出版と思ったのは、一応普通のアニメ誌なのに、「包茎手術」のCMが載ってるところだね(爆笑)。マイナー出版社の場合、こういう広告って編集部の意向とは全然違うところで営業が取ってきてしまうことが往々にしてあるから、不思議じゃないといえば不思議じゃないんだけど、アニメ誌に「ほーけい手術」というのはちょっと刺激的なのでありましたよ。

最新 19991113 19991017 19990929 19990916 19990113 19981111