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Since 1996/6/20 Presented By MISAKI Naoto Ver3.0 2000/1/17 Internet Explorer4.0 or Netscape Communicator4.0 Later Now あなたは1998年5月5日以来 約 今日のアクセス数: 昨日のアクセス数: 同人誌生活文化総合研究所は、まんが・アニメ・同人誌にまつわる様々な話題について、幅広く情報を集め、分析を行うサイト&サークルです。 |
過去の同人誌総研レポートは、→こちら。
ビブロス倒産関連は、別ページを作りました。最新以外は→こちら。
■「コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせ」
告知内容は、大きく分けて2つ。ひとつは参加者の手荷物確認の実施。もうひとつは、ワンダーフェスティバルにおける事故に関連した一部エスカレータの運用停止。ネットでの脅迫については「毅然とした対応をとることになるでしょう」と明記し、米沢時代から事を荒立てることを極力避けてきたコミケット準備会が、事ここに至っては臨界点を越えたということになる。
一日あたり15万人を越える参加者が参加するコミケットが、円滑な運営が行えているのは、参加者の協力があればこそであり、手荷物確認のような行為は、準備会として参加者を信頼していない印象を与えかねない危険性を孕む。それでも「手荷物確認」をせざるを得ない状況(具体的には、現実の脅迫と「当局からの強い指導」)であったということになる。ますます、暑い夏になりそうだ。
なお、「お知らせ」の最後に「情報伝達のお願い」がある。開催直前と言うこともあるので、スムーズかつ幅広い伝達が望まれる。
■復活の竹箒。新刊は『空の境界』。
コミケットへの最後のサークル参加は、2002年12月のコミケット63。同人誌即売会への最後のサークル参加は、2003年4月のコミックレヴォリューション33。5年ぶりに、竹箒が帰ってくる。同人誌から始まった『空の境界』が、昨年後半から劇場アニメにもなったこのタイミング。まさに、「原点となる場所への回帰」ということになるのだろう。竹内崇と奈須きのこ二人の同人誌・コミケットへのこだわりならではの試み。暑い夏になりそうだ。願わくば心地よい「ひと夏の幻視」を与えてくれることを。
■TYPE-MOON不完全年表
で、復活記念というか、便乗企画っぽくて恐縮だが、「TYPE-MOON不完全年表」を公開。以前、「ダ・ヴィンチ」(2007年6月号)の奈須きのこ特集で、ライターのおーちようこさんが担当されたページに協力した際に、作成したメモを眠らせておくのももったいないので、それにごそごそと追加・訂正。
■創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志
当サイトをごらんの方は既にご存じかと思うが、山口貴士弁護士を中心に、創作物の規制/単純所持規制に反対する請願署名市民有志という運動が立ち上がっている。今回の児童ポルノ法改定については「創作物規制」は一応はずされてはいるが、これは規制推進側が「やりにくい」から今回はずしただけで、推進派は絶対に「創作物規制」を諦めていない。また、単純所持規制も非常に問題の多い。是非ともここで、こうした規制に反対する声が大きいことを、政治家に届ける必要がある。つまりは、署名である。コミックマーケット、コミティア、ガタケットなど夏の主立った同人誌即売会などで、署名用紙の配布と署名ブースが設けられる。また、サイトから署名用紙のダウンロードも可能である。是非とも、皆さんの協力をお願いしたい。
■「知的財産推進計画2008」から著作権侵害の非親告罪化はずれる。(知的財産戦略推進事務局より)
昨年話題になった、著作権法改定による著作権侵害の非親告罪化の動きだが、先月半ばに発表された「知的財産推進計画2008」には「親告罪の見直し」という文言は無くなったので、この動きは無くなったように思われる。一方、今年の注目点は「日本版フェアユース規定の導入」についてだ。現在、知的財産戦略本部のデジタル・ネット時代における知財制度専門調査会にて議論が行われているので、この動きも注意深く見守っていきたい。
■鳥羽笙子さん、お通夜・告別式について(「るり堂本舗電脳支店」より)
ご遺族から、お通夜と告別式に関する情報を公開することの許可が出たので、鳥羽さんのサイトで日時・場所が公開されました。ファンの方の焼香も可能ということです。
■鳥羽笙子さんご逝去。
昨日深夜に、まんが家の鳥羽笙子さんの訃報を受けた。亡くなったのは16日早朝、突然の死だったようだ。鳥羽さんと言えば、同人誌時代は富樫ゆいか(現:松岡なつき)さんとのサークル光輪騎兵団で活躍、トルーパーパロディで最も人気を得た描き手である。その後は商業誌に活動の中心を移し、幅広く執筆活動を続けていた。まだお若いだけに非常に残念というほかない。お通夜は金曜日、告別式は土曜日に執り行われるので、故人に縁の方で斎場の情報が必要な方は、三崎まで、ご一報いただけると幸いである。ご冥福をお祈りしたい。
■「日本は世界に向けて膨大な児童ポルノを提供している」は俗説(「児童ポルノ危険な行方)
リンク先は、先日の鳩山法務大臣の児童ポルノの単純所持の違法化に言及した国会答弁についてのAMIの代表兼光ダニエル真氏の文章。国会答弁自体は、トーマス・シーファー駐日米大使の読売新聞への寄稿がまずあり、まるでそれを受けたような形で、自民党参院の有村治子議員の質問に対して、答弁が行われた。福田首相も鳩山法相と一緒に答弁しているが、有村議員、鳩山法相いずれもマンガには言及してないのに、なぜか、福田首相はマンガに触れている。しかも、どうやら「有害」コミック騒動と児童ポルノの区別すらついていない。ただ、この点は、どうみても単に福田首相はよくわかっておらず、官僚からのレクチャーも受けて答弁しているようにも見えないので、いたずらに騒ぐのではなく理性的な対応が必要と思われる。
兼光氏の原稿は、これまでの児童ポルノ法を巡る論点を明確に整理し、最新の海外の情報も紹介している。これによると、「日本は世界に向けて膨大な児童ポルノを提供している」というのがいかに俗説であり、現状の児童ポルノ法によっても、日本発の児童ポルノが大幅に減少していることがわかる。児童ポルノ法は「児童の保護と性的虐待を防止すること」に本来の目的があるのだが、ことポルノの話になると話題が必ず「不健全」なものも取り締まる方向にいきがちであり、その部分は峻別していく必要がある。
例えば、公明党の丸谷佳織衆院議員は、公明党での議論をサイトで紹介しているが、これが、「児童ポルノの定義については、アニメや音声を含めてより深く議論をしていく必要があるとした上で、現行法の処罰対象とはならないけれども社会通念上極めて卑猥な画像、また対象児童の低年齢化改善のため、定義の細分化、明確化を求める意見もありました。」というすごいもので、抗議が殺到しているようである。しかしながら、元の日記のような形で「アニメや音声を含めて」というようなことを書いてしまえば、抗議が殺到するのはある意味当然なわけで、それを受けて「表現の自由や基本的人権を無視して議論をしているわけではありません」というのは、後出しジャンケンなのではないだろうか? もちろん、脅し(何を持って脅しなのかは丸谷議員の一方的主張なので詳細は不明であるが……)のメールは許される行為ではない。反対する側にも節度を求めたい。
■インターネット協会、「ホットライン運用ガイドライン改訂案」で意見募集(Internet Watch)
この団体もどこまで何をしたいのだろうか? 一度作ってしまえば、予算を獲得するために「あれもこれも」となるのは、ご多分に漏れないのだろうが、ガイドライン改訂には盛り込まれていないにしても、事前検討として「パロディ画像・マンガの該当性などについて検討した。」というのは、驚き呆れてしまう。おそらく、「善意の第3者」(笑)によるホットラインセンターへの通報がやたらと多いのではないかとは想像されるが、立法化されてもいないことへの姿勢は慎重であるべきだろう。こうした状況で、万が一著作権侵害の非親告罪化が成立したら、竹熊健太郎氏も懸念されていたように、ロクなことにならないことは間違いない。
■イベント名使用禁止という「言葉狩り」に強く反対する。
2月3日に大田区産業プラザPiO小展示ホールにおいて開催された『天元突破グレンラガン』オンリー即売会「ドリルは男の魂3」において、イベント名称が問題であると会場側から指摘を受け、実際に即売会が行われている小展示ホール以外の会場敷地内において、イベント名が一切表示されないという異常事態となったことに関するレポート。
■思えばこのとき既に、ケットコムには愛想尽かしていたのだった……。
2005年12月4日に、ロフトプラスワンで「同人イベントトークライブ〜革命後の秋〜」というイベントがケットコム主催で開かれ、筆者も出演を依頼されたがこれを断ったことがある。なぜ断ったかというと、それには理由が3つあった。第一に依頼メールにイベントの内容・主旨についての説明が一切無かったこと、もう一つは先に述べた日付と場所の入った即売会の告知を一度は行いながら、適切な後処理を行わずうやむやにした主催者には協力したくなかったこと、最後に「先生より本テーマによるご高説を拝聴致したいと存じます」という依頼メールの文面に呆れたこと(笑)。つまり、筆者においては、ケットコムはこの時点としてまともにお付き合いする対象ではないと判断したのだった。
■1/21のロフトプラスワンにはご来場ありがとうございました。
ここで告知するのを忘れてましたが、1/21にロフトプラスワンで開催された「「2007-2008マンガ論争勃発」どうなる、どうするマンガ界?」に出演しました。コミックマーケット準備会共同代表の市川孝一氏と一緒に、昨冬のコミケットの話や、昨秋以来の都産貿の問題について、話をさせていただきました。後半は、東ヤンデレ浩紀受×伊藤ヘタレ剛受の受けキャラ同士がいちゃいちゃリバってるのに、圧倒されてしまいましたが(笑)。前半はベタベタ現実の話が語られ、後半は思考実験に近い空中戦という形になってしまったので、その間をどうやってつないでいくかが今後の課題だと感じました。
■「テックジャイアン」2月号のコミティア82レポートは参加しないで書いた捏造!?。
昨年12月に発売された「テックジャイアン」2月号の同人紹介ページに掲載された「コミティア82」レポートがメチャクチャ。ご存じの通り、コミティアはオリジナル系の即売会(コミティア自身の定義によると「自主製作漫画誌展示即売会」)でパロディ同人誌はない。ところが、このレポートでは、「「ら○☆すた」や「初○ミク」といった人気ジャンルの同人誌の他にも、「ガ○ダム00」の同人誌が早くも登場し、人気を呼んでいた」というトンでもない記述が! ビッグサイトでは、たまに、コミックシティ等の他の即売会がコミティアと同日に開かれることもあるが、レポートされている11月18日はそんなこともなく、イベントを取り違えたとも考えにくい。そもそも、当日コミティアの会場にちゃんと行っていれば、こんな事実誤認は起きるはずもないわけで、おそらくは、参加しないでテキトーに書いた文章と思われる。
■編集者と経営者では違うのですねぇ。
「「クールジャパン」を狙うハリウッド(3) 〜小学館・白井勝也専務に聞く海外戦略 日本のマンガを“きわどい”メディアで終わらせないために」という記事が「日経ビジネス」から出ております。このなかで、こんなやりとりがあります。
―― ただ欧米では、日本のマンガは性や暴力の表現が過激で、マンガを読む子供の親や教育関係者が警戒する動きもあります。
白井 そこは重要な課題ととらえています。日本は性や暴力の表現が比較的自由で、さらに宗教に関するタブーも少ない。刺激的なマンガが受け入れられる土壌があります。欧米でも、ある程度受け入れられるかもしれません。ですが、マンガをより広く海外に浸透させようとすれば、いずれ限界がきます。このままでは日本のマンガが、一部の人しか読まない“きわどい”メディアで終わってしまう恐れがあります。
そうならないためにも、作家や編集者は、世界の人が読んでいることを意識してマンガを作る時期に入ってきたと感じています。マンガ誌の編集長に対して「少女マンガでは刺激的な表現は避けようよ」「グローバルスタンダードを目指そう」などと意見を少しずつ言い始めています。
ただ編集長としてはやはり今売れる物を作りたいので、「刺激的な表現はやめろ」とはなかなかスタッフには指示できないのが実情なんですね。その辺のバランスを計りながら、長い目で見た、グローバルスタンダードにのっとったマンガを生み出すことが、日本のマンガが世界中で愛され続けることになるのではないでしょうか。
「オメコ好きけ?」(『サルまん』参照のこと)のあの白井編集長がこんなことをおっしゃっている。1990年の有害コミック騒動にも直面されているはずなのだが……。しかも、どちらかといえばきわどいまんが雑誌作りで成功された方なわけで、その方にこんなこと言われても、現場は困っちゃうのではないかしら?
■何が言いたかったのか?
いや、超絶ヘタレだと言いたかったのですが? 第4回の対応も「私たち主催は胸張って戦っているんです」とは言えないと思いますから、こうした発言との乖離を明らかにすることに意味がないとは思いません。それを叩きと言われれば叩きなのかもしれませんが、少なくとも開場前宣言として主催がする公式発言がこれでは話にならない、と思います。また、逆を言えば、こんなことしか言えないなら、主催者としてのリスク管理として何も言わない方がはるかにマシです。まあ、ご推察の通りの理由だろうから、そして、それは、どちらかといえば主催者側の手落ちにつながる話だからこそ言えないわけで、それなのに「私たち主催は胸張って戦っているんです」と言われてもねぇ、と呆れたわけですが。
本当は、ここまで直球に書く気はなくて、主催の発言と状況の対比から酌み取ってほしいとも思って、載せたんですけど。何が言いたかったのか? と言われてしまったので、じゃあ言ってしまおうかと。すいません、この次はもうすこしわかりやすく書きます。
■陵桜祭について
あっとまーく・いんくりめんとの「12/3 都施設の成年向け頒布禁止の件 陵桜祭がまたやってくれました」やSTRIKE HOLEの「陵桜祭ちょっと迷走が激しいのですが」にも書かれているが、陵桜祭4における成人向け同人誌の取扱の二転三転・朝令暮改ぶりには正直なんだかなあ、という気持ちである。以下に、11月25日陵桜祭3の開会に当たっての主催の津曲氏のアナウンスのほぼ全文を掲載するが、言っていることとやっていることの乖離が激しすぎるのではないだろうか?
(冒頭、一部録り逃し)
「会館様と協議を重ね重ね、結果、前々日になりまして、急遽成人向けゾーンを開始させていただきました。大変大幅な変更になり、サークルの方には大変申し訳なく思っております。また、一般の方にはですね、パンフレットの配置スペースがですね、すべてくしゃくしゃになっております。こちらの方は事実であり、お詫びするしかございません。高い席ではございますが、大変申し訳ございません。お詫びとさせていただきます。
つきましては、今回成人向けゾーンを設けさせていただきましたことに関しまして、ゲートを設けまして、成人である−−ただ、成人向けいう言葉の意味で言いますと、二十歳であると間違えてしまうんですが−−今回あくまで青少年育成条例に則ってということになりますので、18才以上です。ですから高校生ということはアウトということになります、年齢から行きますとね。その点だけは十分ご承知おき下さい。ですから、18才以上であればクリアします。今日、ホームページ等々で記載しましたが、年齢が確認できるものを所持していると思います。または、ホームページに告知しているとおり、持ってきているものと思います。大変申しわけありませんが、今日お持ちでない方は、誰かお友だち等にですね、大きいお友だちに買ってきていただくとか、なにか手段を講じていただければと思います。
まず、入口ゲートにおきましては、パンフレットで普通に入場していただけます。成人向けゾーンに入場の際には、パンフレットは持って入っていますから、不要です。ただ、成人である、または18才以上であるという証拠を見せて下さい。スタッフが二人、主催クラスの責任のある者が立っております。それによって「OKですよ」ということをやらせていただきますので、大変最初のうちはですね、混乱があると思います。ホームページ上でも私の方で文章を書かせていただきましたが、混乱等々があります、ということでご了承下さい。サークルの方にも是非協力していただきたいのは、最初の段階は非常にスローで入りますので、販売の方、急ぎ足で行う必要はないかと思いますが、購入していただく方々も購入を加味していただければと思います。現実、配置の中身を見ていただきますと、非常に複雑な配置を今回しております。別紙で配置図をお渡ししましたが、非常に複雑です。走っていくと、はっきり言ってぶつかります。ですから、館内と申しましょうか、陵桜祭の入口に入る際から忍び足で、成人向けに行かれる方は、お願いしたいと思います。
後、サークルの方にご案内申し上げます。前置きが長くなりましたが、今回の成人向けゾーン配置に関する配置の変更については、大変申し訳ございませんでした。現実問題としますと、会館様と協議を協議を重ね、前々日に判断が出たという状況です。ですので、緊急告知になったのも、そういうことだと加味していただければと思います。誤っても、主催が怠けていたとか、そういうことを一部の方はおっしゃいますが、怠けていれば今日のイベントはありません。そういうことを重々承知して下さい。キツい話になりますが、これが現実です。一般の方も充分聞いておいて下さい。この辺の話は。他人事ではありません。私たち主催は胸張って戦っているんです。皆さんが本を購入できるようにしたいばかりに、自分を犠牲にしているのは、現実問題本当にあるんで、その辺だけは加味して下さい。是非ともよろしくお願いしたいと思います。現実っぽい話、ホントは私は苦手なんですけど。現実、こういう問題が起きていると認識して下さい。噂だけではないんです。ホントなんです。」
(この後、開場宣言)
そもそも、10月以降新聞報道はなく、11月に入っても都産貿・Pioの即売会で問題は起きておらず、東京都から新たな通達もなく、会場使用規則の変更もなければ、なんら公社から即売会主催者に文書による通達もない。配置変更が迫られるような新たな外的要因は何もない。にもかかわらず、陵桜祭3において、この秋のどの即売会に比べても厳しい対応が行われたのはどういう事なのか? そうした疑問に耐えられる説明には全くなっていない。
■最近の仕事あれこれ。
なんか、この12月にはいろいろ仕事が出るので……。以下に、まとめてみた。
■その1、まずはレギュラーのまんが情報誌「ぱふ」(雑草社)。
昨年来、不定期ながら継続している連続インタービュー「『C翼』とは何だったのか?」。同人誌の世界の質的量的拡大、少女まんがの転換点のきっかけとなった20年前の『C翼』ブームの担い手達に、当時を熱く語ってもらう企画。高河ゆん、源氏のお町、おおや和美、里中守・へうがけん、須賀邦彦、省さん・まのあそのか、沖麻実也、浪花愛と続いて、12月末発売の2月号掲載の第9回はみずき健。なお、これとは別に、奇数月は「同人界流行通信」というコラムも連載中。
■その2、「ユリイカ2007年12月臨時増刊号」『総特集*BL(ボーイズラブ)スタディーズ』(青土社)。
「二〇〇七年の女性系パロディ同人誌の動向」ということで、今年一年の話題を振り返ってみた。
■その3、『オタク産業白書』(メディアクリエイト)。
「マンガ同人誌と描き手たち」ということで、同人誌の世界がいかに多くのクリエイタを生み出す遊び場となってきたかを、様々な事例を見ていくとともに、描き手と読み手の流動性やコミュニティの多層性についても触れてみた。
■その4、『マンガ論争勃発』(永山薫・昼間たかし編著/マイクロマガジン社) 。
取材を受けて、あれこれコメント。
■その5、『メカビ』(講談社) 。
都産貿問題に関連して、中野晴行さんから取材を受けて、ちょっとだけコメント。
■「お坊ちゃま・お嬢ちゃまは芸能人」(世界バリバリ★バリュー)
DAIGO☆STARDUST登場。「さらにダイゴ君のお姉さまは漫画家で麻生太郎さんにも応援していただいた」だそうで……、しかも、DAIGOのブログによると……、「DAIGOの家族も最初で最後(?)の総動員です!超必見!!」ということなので、「トリビア」での86へぇ再びということになるのかな。エッセイまんがのネタが増えてよかったね(笑)。
■本広克行、「SP」での腐女子狙いを公言。
11月3日スタートの「SP」。岡田准一と堤真一主演、金城一紀原案・脚本、本広克行総監督という布陣からして前評判も高かったが、期待を裏切らない出来。メジャーにもマイナーにもきっちり受けそうに作っているところはおさすが。ところで、放映後に公開された、金城、本広、高井PDによる第1話音声解説がぶっちゃけ過ぎ(以下参照)。まあ、この出来なら、おっしゃるとおり冬には、突発本がいっぱい出そうですな……。
・金城「イヤホンとかが萌えるっていうじゃないですか。SPは萌えるらしくて。ボーイズラブ小説書いてる小説家とかも、SPという誰かも護るという設定とかたまらないらしいですよ。たぶんこれも、コミケとかでやられますよ」
・高井「同人誌系でね」
・本広「完全ボク狙ってますから」
・金城「この二人でやりますよ」
・高井「普通に資料探そうと思ってネットで「SP」ってやると、ボーイズラブの小説ばっかり出てくる」
・金城「これもたぶん今年の年末ぐらいには」
・本広「いくでしょ、やおいで」
■理想無くしてなんのための「場」か?
理想論? それの何が悪い? 表現規制は、ひとたび戦線を縮小してしまったら、それがどれほど後への悪影響を及ぼすか、しかもその影響が自分だけに止まらないことに、どれほど自覚的なのかしら? 理想を高く掲げていれば、自分たちで戦わずして(正面突破だけが戦いだけじゃないからね。誤解無きよう)、イベントを中止したり、自主規制することを、こんなに拙速にできるはずがないのだが?
■簡単に『見本誌チェック』と言いますが……。
「何のために見本誌チェックをするのか?」、「『法律に反しない』とはどういうことなのか?」、「なぜコミケットの見本誌チェックは事実上『ワイセツ』に限定しているのか」、「『青少年の健全な育成』に問題な表現というのを、誰がどういう基準で判断でするのか?」、「その判断は、『ワイセツ』よりも、作品の内実に踏み込むことになるが、サークルの自由な表現とのコンフリクトをどう考えているのか?」、「そもそも、見本誌チェックをするということは、頒布物に関する責任を即売会主催者がサークルと共同して持つことの明確化である」とか、ちゃんと考えての対応なんですよね?
そして、「イベントの存続」を追求することは、イベンターとして当たり前かとは思いますが、「サークルのために最大限発表の場を確保する」、「表現の場を可能な限り守る」ことがあっての存続であるはずですよね? 手段と目的が倒錯しているようなことは決してないですよね?
■角川書店の同人誌的な楽しみに対するスタンス。
エンタまつり・MANGAフェスティバルのセミナー「創作活動と著作権 −引用、パロディ、保護期間」へ。モデレータは、著作権と言えばこの人になりつつある福井健策弁護士。パネラーは、井上伸一郎角川書店社長と竹熊健太郎。パロディというものが、日本では判例的には全く認められなくても、阿吽の呼吸で現場の知恵によってうまくまわっていることを、実例を交えつつ二人が説明し、それを受けて福井弁護士が、そういう現場を動かしている本当のルールに、法律が歩み寄ることも考えていかなければならないのかも、と引き取る展開。井上氏の最後の方でのコメントがとても印象深く、以下に引用する。
ここ数年で圧倒的に変わってきたのだが、日本の場合はコミケや同人誌即売会が何十万人も人を集めたり、一方でネット上の表現があったり、ニコニコ動画のような動画的な表現があったりと、市場とか読者や大衆のニーズがあって問題化せざるを得ないところまで行っている。もちろん、全くそのままの原作をアップしたりとかは問題ではあるが、原作を元に楽しみ方を大衆が自発的に考え出すなかで、同人誌なり、ネットが楽しまれている。そういう状況が変えてきている。
角川書店らしいと言えば角川書店らしいマーケットドリブンな発言だ。これは「日経ビジネス」10月22日号の特集「日産、日立、角川が目覚めた カネになる知財 攻めの権利ビジネス新次元」の「角川歴彦の憂鬱 無法の先の果実」での角川歴彦角川ホールディングス会長の以下の発言にも通じる話である。
ユーチューブで起きていることは、(漫画ファンが仲間内で作品を改変して楽しむ)日本のコミケ文化がネットの世界に広がったんだなと思ったの。ハルヒの絵を描いている、いとうのいぢくんもそうだけど、僕らはコミケの人たちを仲間にしてきた。つまり、ネット版のコミケであるユーチューブを認めないというのは、僕らの生き方を自ら否定することになる。だから、認めてあげたいと思ったんですよ。でも、その思いと、自分たちの権利が侵されていることのギャップの大きさに、これは困ったなと。
トップとして、恐ろしく率直な発言かと。何年か前に、角川歴彦氏自身実際にコミケットに視察にやって来たこともあるし。ただ、角川のスタンスとして、おたく向けビジネスを中核に据えている割には、コミケットや同人誌との線引きを意識的にしてきた印象があるので、「仲間」とか「僕らの生き方を自ら否定」という言葉が角川グループのトップからオフィシャルに発せられたのには、意外というか正直かなりビックリな印象がある。 ところで、全くの余談だが、いとうのいぢを「くん」づけなのは、トップとしての上からの発言なのか、性別をもしかしてご存じないのか? どっちなんだろう?
■著作権侵害の非親告罪化についてのパブリックコメント募集開始
文化庁著作権課より、「「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会中間まとめ」に関する意見募集の実施について」という形でパブリックコメントの募集が開始された。既に何度もお伝えしているとおり、この法制問題小委員会において、「著作権侵害の非親告罪化」の議論が行われ、議論の経緯やその結果の中間報告を見ると、著作権課として、この問題についての慎重姿勢が明確になっている。しかし、元々外圧がこの問題の発端であり、慎重姿勢への批判のパブコメが寄せられる可能性もある。万々一、それらによって再び著作権課が法律改正へ前向きに転じるとも限らない。非親告罪化によるデメリットがメリットを遙かに上まわること、しかも、実務担当者が法改正を必要と思っていないことを、このようなパブリックコメントの機会を通じて再度訴えていく必要があろう。パブリックコメントは誰もが行うことができるので、皆さんの協力もお願いしたい。
■U-18「過激」水着DVD摘発と同人誌への影響
あの手のU-18DVDについては、昨今大手マスコミからのバッシングも激しかったので、いずれはこういう事態が起きるのではないかと懸念していたのだが……。児童ポルノ法においては、「衣類の全部若しくは一部を着けない(実在の)児童の姿態で性欲を興奮等させるもの」が違法とされる。バストや女性器の露出がなくとも「性欲を興奮等させる」ものであると、今回の問題のDVDについて警察が判断した、ということになるのであろう。ただし、何を持って「性欲を興奮等させる」かについては、当然議論があるわけで、逮捕された側が「児童ポルノには該当しない」と容疑を否認しているわけだ。
さて、下記に、マスコミ報道をリンクする。記事中あまりにも気軽に「わいせつ」という言葉が出てきているが、勘違いしないでほしいのは、これは刑法175条において問題となる「わいせつ」とは全く違った意味で使われている、ということだ。あくまでも容疑は、児童ポルノ法違反である。また、さんざんの繰り返しとなるが、児童ポルノ法は実在する18歳未満の児童を対象としたものであり、マンガ・アニメ・ゲーム等の創作上の架空のキャラクターは対象外である。したがって、この事件のまんが同人誌へ与える直接的な影響については、実在の児童を描写の対象としない限りにおいてはほとんど問題はないと言えるので、「わいせつ」や「児童ポルノ」という言葉に脊髄反射的に過剰な反応はせずに。落ち着いて対応していただきたい。
一方、個人で製作しているコスプレを主体としたDVDなどは、理論上は直接的に影響がある。しかし、現実には、コミケットなど即売会で頒布されているDVDは、U-18を売りにして激しい描写のものはまず皆無といって良く、どちらかというと、性的過激さを競うよりも、コスプレ等を媒介として「萌え要素」や「ナルシズム」、若干の「フェティッシュ要素」を打ち出しているものが大半である。正直なところ、これらの同人DVDは「ヌキ要素」(苦笑)には乏しく、摘発の対象となるかといえば、疑問符がつくのではないだろうか?
もちろん、直接的影響が乏しいとはいえ、こうした摘発や、今年の一連の事件が、児童ポルノ法強化に結びついていく可能性は充分にある。その意味では間接的な影響は大きいことは言うまでもない。
・「水着でも児童ポルノと認定」 容疑の制作者ら逮捕(朝日新聞)
・児童ポルノ法違反で出版社社員ら逮捕(TBS)
・過激な水着姿もわいせつ映像に当たる(日刊スポーツ)
・女子高生の過激水着DVD製造…「心交社」社員ら逮捕(ZAKZAK)
・「水着姿も児童ポルノ」DVD製作の出版社社員ら逮捕(産経MSN)
・「水着姿も児童ポルノ」DVD製作の出版社社員ら逮捕(時事通信)
・過激水着でDVD製作、4人逮捕・児童ポルノ違反容疑(日経)
(おまけ)
TBSのニュース映像や産経MSNの画像アップ写真を見ればわかるのだが、警察の押収品の展示公開方法・マスコミの報道方法は、非常に問題なのではないだろうか? パッケージのタイトルや女の子の顔部分は警察として伏せてあるので、それで警察としての必要作業は行ったということなのだろう。しかし、心交社という会社名が報道され、パッケージのデザインがはっきりわかり、レーベル名の「Teenな彼女。」が読み取れることから、ちょっとインターネットを探せば、問題となった作品の特定は極めて容易に可能である。早速2ちゃんねるでは女の子の名前が話題となっているし、ヤフーオークションでも、事件報道前に出品されていた当該作が、20時現在に15,950円のプレミアをつけていたりもする(苦笑)。児童保護というタテマエからすれば、もう少し慎重な対応がなされるべきなのではないだろうか?
■愛媛県での「わいせつ図画頒布」事件に関連しての「全国同人誌即売会連絡会」の見解
日本同人誌印刷業組合が7月5日に出した「成人向けジャンルの方々へ-重要なお知らせ-」のあまりに的外れな内容と、その後の印刷会社の対応は、この夏のコミケット72直前の同人誌の性表現を巡る状況を大きく混乱させた。今回起きた問題は「わいせつ図画頒布」なのに、これに対して一部の印刷会社の取った対応は、「成年マーク」の事実上の強制や作品内容への介入であった。筆者がサークルなどから聞いた話では、「成年マークを入れないと刷らせない」、「バックナンバーにも成年マークのシールを貼らなければ搬入しない」、「縛られているのはよくない」、「ランドセルは消して欲しい」、「『中学生』という言葉は消して欲しい」など、およそわいせつとは全く関係のない規制が印刷会社から求められたりしていた。先日のシンポジウムでも話題になった「わいせつ図画」、「青少年健全育成条例」、「児童ポルノ法」の区別が、実は、印刷会社ですらあまりよくわかっていなかった、という情けない事実がここに露呈したわけである。なお、9月14日に日本同人誌印刷業組合が出した「サークル・同人誌作家の皆さまへ」において、一応の説明とお詫びがなされてはいる。
今回出された「全国同人誌即売会連絡会の見解」については、これら一連の流れについての懸念の表明がなされると共に、「わいせつ図画」、「青少年健全育成条例」、「児童ポルノ法」の違いについてもわかりやすく説明されているので、是非一読をお勧めする。
■文化庁著作権課、「著作権侵害の非親告罪化」への慎重姿勢明確に。
10月4日に開催された文化審議会著作権分科会法制問題小委員会において「平成19年度・中間まとめ(案)」が配付された(なお、筆者は所用につき、傍聴していない)。この中間報告(案)は、これまでの小委員会で議論された内容をまとめたものだが、話題となっていた「著作権侵害の非親告罪化」の今後の方針的部分の記述のトーンは、ヒアリングを行った取締実務者や委員各位の消極姿勢を受けて、非常に抑えられた筆致となっている。以下に中間報告に「まとめ」として記述された部分(26ページ)を引用する。
以上のような意見を踏まえると、著作権等の侵害罪についての親告罪の範囲の見直しについては、著作権等侵害行為の多様性や人格的利益との関係を踏まえると、一律に非親告罪化してしまうことは適当ではない。なお、例えば現行の犯罪類型のうち一部を新たな犯罪類型としてそれのみを非親告罪化するとの考え方もあるが、そのような要件設定が立法技術上可能かどうかという点や、非親告罪とした場合の社会的な影響を見極めることも必要であり、慎重に検討することが適当である。
お役所言葉がわかりにくいが、この問題について、著作権課が極めて慎重姿勢であることが明確となったと言って間違いなく、「たけくまメモ」等で、話題になったような事態は避けられるのではないかと思われる。
■ユーザーホームページ障害 データ復旧作業進捗状況について
夏コミケ直後、リムネットのサーバーごと落ちてました。しかも、サーバが一週間以上復旧できない体たらく。老舗ISPの栄光はいずこ? という感じです。まあ、売られ続けて、まともな技術者がもう残っていないみたいですが……。その後は、こちらが色々と忙しくて復旧できず、という感じです。ご心配をおかけしました。
■コミケットカタログに集英社が出稿。大手各社もそろい踏み。
コミケットカタログも発売され、いよいよ夏本番も近くなってきた。既にカタログを購入した人は裏返してみるとわかるが、表4広告には「月刊ジャンプ」の後継新雑誌「ジャンプスクエア」の広告が掲載されている。集英社の広告が掲載されるのは、1983年夏のコミックマーケット24の表4以来24年ぶりとなる。1983年当時、この広告掲載はずいぶん議論を呼んだそうで「コミケットは、大手出版社に魂を売るのか!」といった批判もあったようだ。時代の雰囲気が伝わるエピソードである(笑)。その後、同人誌即売会に集英社が広告を掲載するというようなことは絶えて久しくなかった。その一方で、同人誌の世界では「少年ジャンプ」系のパロディが一大勢力を占めているようになったが、それに対して集英社側は基本的にはノーリアクションの姿勢を貫いて来た。
数少ない例外は、ひとつには『キャプテン翼』パロディ全盛期の「週刊ジャンプ」87年9号の編集後記に「きゃぷつば本のブームはスゴイ。そして中身もものすごい。コミケを席巻するキャプつば本の約8割はポルノまがい。あまりエゲツないのは目をおおいたくなります、担当として。日向や若島津だって怒ってます『おれ達はそんな変態じゃねーぞ』って。陽一先生もかわいそう。みなさんこれ以上キャラを傷つけないでください」という文章が掲載されたこと(参考:キャプテン翼役に立たない用語集)。なお、この記事以後、パロディ同人誌の世界では、やおいの事を「八割」と呼ぶことが一時非常に流行した。もうひとつの例外は、『キャプテン翼』のアンソロジーを連発していたふゅーじょんぷろだくとに対して警告を行ったこと(当時の「コミックボックス」にその警告文が掲載された)。これらの初期の出来事を除けば、長きにわたり集英社は同人誌に対しては表だってのコミットメントをしてこなかった。
先鞭をつけたのがこの春に開催されたCOMIC1である。この新しい即売会は、場内の来場者への注意喚起ポスターを「YOUNGKINGアワーズ」「マガジンZ」とのタイアップにしたりと新しい試みをしたりもしているのだが、カタログの表4では「ウルトラジャンプ」の広告が掲載された。COMIC1の広告ではロゴが小さいなど一見して集英社の広告とはわかりにくいデザインとなってはいるのだが、今回のコミケットカタログでの広告は、オレンジを基調としたインパクトの強いモノに仕上がっている。「ジャンプスクエア」は「月刊ジャンプ」よりもマニア色が強めになるようで、コミケットカタログへの出稿が対象とする読者層への宣伝に効果的、という判断があったとのではないだろうか?
さて、今回のコミケットカタログでの他の出版社の広告を見てみよう。集英社を除く残りの大手2社では、大量カラー8ページもの出稿をしたのが講談社の講談社BOX。特に奈須きのこ『DDD』第2巻と竜騎士07の『ひぐらしのなく頃に』は、見開き縦構成のド派手なもの。昨冬のコミケット71の企業ブースにおいて「空の境界」のアニメ化決定の情報解禁がなされるなど、TYPE-MOONはコミックマーケットへの思い入れが強い。小学館は、前回同様にガガガ文庫・ルルル文庫と「サンデーGX」の広告が掲載されている。その他、筆者が書店のランキング等から適当にチョイスしたまんがに強い出版社20社のコミケットカタログへの出稿状況と、それ以外の出版社で今回コミケットカタログに出稿した会社を以下の表にまとめてみた。これを見てわかるとおり、講談社・小学館・集英社の大手3社に加えて、秋田書店・白泉社・角川書店まで含めた大手6社全社が出稿したことになる。雑誌が売れない中、マニア向けとしての宣伝媒体として、コミケットカタログほどわかりやすいものもないわけで、出版社側のニーズともマッチしていると思われる。
左から順番にコミックマーケット72、コミックマーケット24、COMIC1のカタログ表4の集英社の広告
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【まんがに強い出版社20社でのコミケットカタログ72への出稿状況】 |
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|---|---|
| 講談社 | 講談社BOX |
| 小学館 | ガガガ文庫・ルルル文庫、サンデーGX |
| 集英社 | ジャンプスクエア |
| 角川書店 | ASUKA |
| 白泉社 | 花丸 |
| 秋田書店 | チャンピオンREDいちご |
| メディアワークス | 電撃大王、電撃15年祭、コミックグランプリ、コミックSYLPH他 |
| エンターブレイン | |
| スクウェアエニックス | マンガ大賞、サマーキャンプ |
| リブレ出版 | |
| 幻冬舎コミックス | GENZO、ルチル・BIRZ、LYNX |
| メディアファクトリー | |
| 双葉社 | |
| 新書館 | |
| 竹書房 | 麗人、ラヴァーズ文庫 |
| 一迅社 | コミックス大賞 |
| 少年画報社 | ヤングコミック、YOUNG KINGアワーズ |
| 芳文社 | 花音 |
| マッグガーデン | |
| 朝日ソノラマ | |
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【その他の出版社のコミケットカタログ72への出稿状況】 |
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|---|---|
| 学習研究社 | もえぎ文庫 |
| 徳間書店 | Chara、アニメージュ、COMICリュウ |
| 海王社 | GUSH |
| 日本文芸社 | 花恋 |
| 中央公論新社 | C☆NOVELS |
■著作権の主張は手段。ホンネはネットオークションが嫌なのだ。
昨日、文化庁の「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」の第6回会合を傍聴してきた。今回は、例の「非親告罪化」の話は無く、テーマは著作権の権利制限(例外的に著作権者の権利を制限し、了解無く著作物を利用できるようにする)の見直しについて。全部で3つの問題について関係者からのヒアリングと議論が行われたのだが、「医療関係者への情報提供に必要な文献等の複写」「障害者福祉」の二つについては、まあさておき、ビックリしたのは最後に行われた「インターネットオークションにおける画像の掲載」についてのヒアリングだった。
これがどういう問題かを、まずはおさらいしておこう。この5月末に日経にも掲載されて一部で話題になったのだが、要するに「税金滞納者から差し押さえた美術品等の著作物を、国税庁がネットオークションを利用して公売する時に、著作物を画像を使って紹介するのは「公衆送信」にあたるので、権利者の許諾がいるのでは?」ということ。国税庁徴税課は日経の取材に対して、「写真掲載が権利者に具体的不利益をもたらすとは考えにくい。許諾を取る必要はないと考えている」「絵画の写真は斜めから撮影するなど、作品そのままの構図ではない」などと主張している。この国税庁の理屈が通用するなら、いままでネットでNGとされていたことがいろいろできるようになってしまうわけで、ホントにそれでいいの? と思うのだが……。まあ、国税を揶揄するよりも、著作権を厳密に運用すると国ですら困る(笑)、という非常に面白い実例が提供されたことは意義深い。
さて、話を小委員会の席に戻そう。この問題を著作権の権利制限として取り扱うべきかについて、ヤフーからは書類のみが提出されており、ひと言で言えば「ヤフーオークションは個人広告の掲載サービスであり、この問題は出品者が解決すべき問題。権利侵害が指摘されれば、調査確認の上当該画像の削除等の措置を講じている。ヤフーとして法改正も特に求めない」というスタンス通りの回答がなされている。小委員会の席上で意見を述べたのが社団法人日本美術家連盟の事務局長の方。当然ながらこの問題には「原則として利用の都度、個々の権利者から許諾を取るべき」というスタンスだ。その主張は「現実の権利処理の実態、その結果として生じた問題の実態について、まずは調査研究すべき」「法律家によっては著作権法32条の「引用」として処理できるのではないかという見解があるが、「引用」は批評・研究を主たる目的として権利制限されているものであり、商品の販売のための商品紹介の中で画像を提示するのは「引用」ではない」「滞納された租税の回収のために行政が行う場合であっても同様。補償金等の何らかの対価を著作権者に支払うべき」という3点で行われた。社団法人日本美術家連盟の立場からすれば、こちらもまた当然の主張であろう。
それでは何にビックリしたのかというと、委員との質疑である。委員の方より「画像がネットオークションにアップされることによってどのような経済的な不利益・損失が有るのか?」という質問があった。委員の方は直接は言わなかったが、荒い画像(縦・横最大600ピクセル)がアップされることにどれほどの問題があるのか? ということを言いたかったではないのか? と推察される。これに対して、財産権ではなく「自分の著作物がネットに掲載されるされないは人格権の問題だ」とでも言えば良かったのに、ものすごい直球を事務局長の方は返してしまった。つまりこうだ、「そもそもネットオークションは、決められている相場を全く無視して取引が行われている。こうした価格破壊は困る」……、事務局長ぶっちゃけ過ぎ。これには中山主査も「二重価格の問題を著作権法で解決するのは難しいのでは?」と苦笑しながらコメントしていた。
ということで、事の本質は「美術品の紹介画像の公衆送信」の問題ではまったくなくて、「ネットオークションは相場を破壊するから、それの発展など望ましくない」というところにあることが当事者の口から明らかになってしまったのだった。さすがに事務局長本人から「こうした問題は一部の方にのみ言えること」という自己フォローが後から入ってはいたが、最初に言ってしまったことはやっぱりホンネなのだろう。そして、ホンネがそこにあるならば「著作権者の許諾」が下りるはずがない。それなのに「利用の都度、個々の権利者から許諾を取るべき」と主張するのは、いかがなものかと傍聴しながら思ったのだった。
(追伸)
「著作権侵害の非親告罪化」については、「著作権法の非親告罪化と捜査の実情」(久保田裕ACCS専務理事のブログ「愚直なまでも著作権」)によると、「基本的には親告罪を維持する方向で意見集約がなされたようです」とのこと。訴える側(言い方悪いが)の久保田の主張としても、概ね先日の第4回会合の趣旨に沿っている。
■地方からのこの動きは、90年の「有害」コミック問題を彷彿とさせる。
5月16日に発表された日本PTA全国協議会の2006年度「子どもとメディアに関する意識調査」からどうも動きが速い。「初めて調査した「読ませたくない雑誌」の1位は「少女コミック」(小学館)、以下「ちゃお」(同)、「なかよし」「別冊フレンド」(いずれも講談社)と続いた。理由として6割は、性に関する記述が多く不要な興味をかき立てることを挙げていた。」(共同通信の記事より)という報道後、翌週の「週刊文春」が「「小学生が読む「近親相姦」「調教プレイ」「青姦」マンガ 気をつけろ! 「少女コミック」物凄いSEX描写」という記事を掲載し、6月8日の日本テレビ系の「スッキリ!」でもこの話題が取り上げられた。
さらに、6月7日に京都新聞で「「女児への性行為」有害図書に 京都府、漫画13冊を集中指定へ」という記事が出て、6月8日の時事通信社から「書店・コンビニ70店に立ち入り=少女向け漫画、過激な性描写−大阪府警」という記事が配信され、朝日新聞の大阪版でも「「性描写」少女コミック誌の販売実態を調査」という記事が掲載された。大阪府のサイトに掲載されている2006年(平成18年)5月からの有害図書の指定告示を見ていると、2006年12月1日告示に含まれている風俗情報誌を除けば大半が、マイナー出版社を中心としたティーンズ・ラブ雑誌となっており、ほとんどねらい撃ち状態であることがわかる。
そして、本日、京都新聞で報じられた京都府青少年健全育成審議会が開催され、以下の13冊が市の原案通り有害図書指定された(昼間たかしさん情報ありがとうございました)。タイトルを見ればわかるとおり(というか、タイトルで選んでいるような気がかなり激しくするが)、こちらはティーンズラブではなく、いわゆる「ロリ系」が意識的に槍玉に挙がっている。
・「幼女の誘惑」(松文館)
・「無防備年齢宣言」(茜新社)
・「ランドセルセカンド」(茜新社)
・「児犯鬼」(茜新社)
・「少女姦蔑所」(茜新社)
・「極!幼女(スゴ!ロリ)」(茜新社)
・「愛妹姦淫」(クロエ出版)
・「少女倶楽部」(ヒット出版社)
・「らぶみるくしゃわぁ」(ジーウォーク)
・「制服で凌辱て」(コアマガジン)
・「幼痴宴U」(モエールパブリッシング)
・「子供のしるし」(ティーアイネット)
・「稚拙な穴」(ティーアイネット)
こうした関西での動きをみて思い出すのは、90年のいわゆる「有害」コミック問題の端緒が和歌山での「コミック本から子どもを守る会」の運動であったことだ。マスコミや反対派の目が届きにくい地方で事を起こし、火をつけていったあのときのやり方が、どうも今回も引き継がれているような気がしてならない。今後の動きに注目して行かざるを得ない。
そして、今日は、陰謀史観もかくやのタイミングで「松文館裁判」の上告棄却審判決も出て、罰金150万円を言い渡した2審・東京高裁判決が確定した。また、これらのまんがへの規制の動き以外でも、児童ポルノ関係では6月10日のMSN毎日インタラクティブには、「児童ポルノ:米が日本に罰則強化要求「単純所持も犯罪」」と「児童ポルノ:「所持合法の日本、のんき」 被害相談増える」という記事が掲載された。これらの記事中まんがについての直接言及はなかったが、毎日新聞のネット社会取材班の中にはかねてから児童ポルノの規制強化に熱心な記者がおり(サツ周り関係の縁で竹花豊氏と太いパイプをもつとの噂もある)、その一連の流れの報道と思われる。
■フリージャンル本オンリー同人誌即売会「nombre」の中止の告知
上記にも若干関係するのかも知れないが、岡山の同人誌即売会が中止となった。詳細ないきさつは「GENERATION主催同人誌即売会「nombre」の中止について」を参照してほしいが、心が病んでいるとされる地方公務員個人の暴走で即売会が中止に追い込まれたというのは、由々しき事態と言える。
■「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」の第4回会合を傍聴してきた。
竹熊健太郎のブログ「【著作権】とんでもない法案が審議されている」で大変話題となった「著作権侵害の非親告罪化」の問題だが、これを審議している「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」の第4回会合を傍聴してきた。
この小委員会は「著作権侵害の非親告罪化」を含めた「海賊版の拡大防止のための法的措置」の他に、「デジタルコンテンツの特質に応じた制度の在り方について」(この言い回しではよくわからないと思うが、要するに、デジタルコンテンツの流通促進のためには、どのような法律・制度が必要なのか? ということ)について現在検討しているのだが、はるかに後者に力点が置かれていて、前者はどちらかというと「オマケ」に近い位置づけに近い。10時〜12時の予定ではじまった委員会において、「非親告罪化」についての議事がスタートしたのは11時35分過ぎだった(約30分間)。
【著作権侵害の非親告罪化についての議論のまとめ】
注:マイク設備が貧弱だったため、一部聞き取りづらいところがあった。正確でない部分もあるやもしれないが、その点はご了承いただきたい。
最初に、これまでの3回の小委員会での意見の整理についての資料の説明が事務局である文化庁から簡単に行われた。次に、前回の小委員会において、著作権侵害の捜査実務について詳しい話を聞こうということになったそうで、法務省刑事局参事官の山本氏と警察庁生活安全局生活環境課知的財産権保護対策官古谷氏が小委員会に招かれた。
まず説明を行ったのが、法務省の山本氏。親告罪の一般的な解説からはじまり、被害者の告訴が訴追の要件であること、6ヶ月以内に告訴しなければならないこと、親告罪には2つにわけられ、ひとつには名誉毀損、強姦罪といった被害者の名誉を考慮するものと、もう一つには、器物損壊といった軽微なもののように、被害者が訴追の意思を有していないのにそれを無視してまで訴追する物ではないと考えられているものがあるとした。つづいて、非親告罪と親告罪の手続き上の差異について、親告罪の場合、通常は告訴が捜査の端緒ではあるが、理論上は告訴前から捜査は可能であること、親告罪の告訴には犯人を知ってから6ヶ月以内に告訴しなければならないこと、告訴受理からの手続きの流れなどが説明された。実際問題として、捜査の端緒は、権利者からの親告による場合が多いこと、ただし、捜査の過程においては端緒が何であれ権利者から権利の帰属や内容について事情聴取するのは当然行うべき物であり、被害者の被害感情、被害の大きさ・重さとこれらにもとづく訴追意思は、公訴手続きの要件の中で当然重視されるといった解説があり、被害者の意思と無関係に訴追されることはないのが一般であるとした。
続いて、平成11年(1999年)施行された、特許法・意匠法・実用新案法といった産業財産権法違反の非親告罪化について、前後で状況が変わったかについての情報は法務省にはなく、また、著作権侵害が親告罪であることが実務上支障を来したことがあったについても直ちに具体例を挙げられるようなものはないとの発言があった。さらに、なぜ著作権侵害が親告罪なのか、その理由はと言えば、これまでの考え方は、著作権は著作者の人格に密接に関係するものであり。訴追についても著作者の意思を尊重しようという考えの表れであり、特に著作権侵害が日常生活上、いろんな場面で軽微な形で出てくる場合もあるので、より被害者の意思を尊重した方がいいからという考え方があるからとした。
さらに、今後親告罪であることを維持すべきかどうかについては、著作権違反がなぜ親告罪とされているのかの趣旨、それが現実にどんな効果をもたらしているのか、非親告罪になった場合の影響等をについて議論いただきたいが、取締への影響という観点で言えば、捜査実務の現場のことを考えれば、非親告罪化すれば取締が強化できるとは言えない、なぜなら、著作権者の協力がなければ、著作権侵害があることを判断できず、訴追が非常に困難であるからであり、著作権者の協力や意向を無視した訴追は考えられない、と結んだ。
次に説明を行ったのが警察庁の古谷氏。まず、端緒の入手〜検察官送致までの流れを俯瞰し、親告罪における告訴については大半は強制調査の前に告訴が行われ、行われなくても告訴の意思は確認していること、権利者が告訴に消極的な場合もあり警察が告訴を働きかけても告訴が期待できない場合は、それ以上の捜査を行わないこととなること、一方、非親告罪においても、告訴はなくとも権利者の意思の確認を行っており、親告罪と同様に被害者の意思・感情は捜査において考慮していることを説明した。
2番目に、産業財産権法における非親告罪導入に伴う変化・効果について、表とグラフで件数の経年変化を示し、非親告罪化による効果は今のところ出てきていないとし、これは、この分野については専門性も高いため、捜査への被害者の協力が非常に重要であり、したがって刑事告訴がなされる場合が大半であるからという解説があった。
3番目に親告罪であることの実務上の支障については、一般的には、親告罪であることは捜査の大きな支障になっていないとの発言があった。ただし、1)告訴取り下げによる捜査中断という例がないわけでないこと、例えばそれは民事において賠償金が得られたので告訴を取り下げたりする場合があること、2)小規模事業者ではなく業界の大手であっても捜査・公判での協力の負担が重たいといった理由で告訴の意思がない場合があること、3)被害者が連絡が取れなくなってしまった場合があること、4)民事での交渉がうまくいかなかったので刑事告訴に切り替えようとしたが刑事告訴期間が経過してしまったこと、というような「支障」が挙げられた。ただし、1)〜3)については、捜査協力が得られるかということがまず問題なので、親告罪であることにだけの問題ではないという補足があった。
最後に非親告罪化による実務上のメリット・デメリットについて、社会に警鐘をならすような悪質な事案について、捜査がある程度進んだ段階での告訴取消が起こることがなくなるであろうことはメリットであること、一方で、親告罪における告訴というのは、捜査への協力に積極的でない被害者の方に協力を求めていく手がかりの役割を果たしており、これが、告訴がいらないということになると、権利者の協力意識にどういう影響がでるという点がやや気になること、告訴は協力意識の現れでもあり、権利者の協力意識が無くては捜査は成り立たないという説明がなされた。
続いて、質疑応答が行われた。まず、道垣内早稲田大学教授より「著作権が親告罪であるのは、他の産業財産権と比して刑事政策としてその侵害を軽く見ているのからなのか? また、継続的な著作権侵害が行われている場合、いつをもって端緒と見るのか?」という質問があり、法務省より「他の権利と比べて軽微と思っているわけでなく、器物損壊全体が軽い刑罰であるというのではなく、器物損壊といってもいろいろな程度があり、被害者の意思を尊重した方がいいだろうということ。同様に著作権も権利の性質から親告罪であると考えるべき。後者については、当該犯罪終了の時が告訴期間の起算日となる。」との回答があった。
次に(注:どなたかメモし損じている)、「ドイツにおいては原則親告罪で、重大な侵害のみ非親告罪としている。こういうやり方は受け入れられないのか?」という質問があり、法務省より「法益侵害が重い場合には著作権者の意思を無視しても公訴提起すべきであるということもありうるのかもしれない。ただ、重い物だけを非親告罪にするというのは法定的に難しい。また、重いのか軽いのかは被害者の意図を忖度しなければ確定しないので、実務的に困難である。重いか軽いかで親告罪にするかしないかというのは若干違和感がある」との回答があった。
次に、森田東大教授より主査である中山東大教授に対して「著作権の非親告罪化の意図はどういうことなのか? 捜査の実態について誤解があっておっしゃっていることなのか、それとも実際の捜査とは関係なく国内の取り締まり強化に対するシンボリックな効果を目的としているのか?」という質問があり、中山主査より「はっきり言って細かい議論はしてない。メリット・デメリットについては本小委員会で詰めるのが趣旨である」との回答があった。
次に、中山主査より「例えば、新聞などでの盗作で侵害が明らかな場合で告訴がない場合、捜査を行うのか?」という質問があり、警察庁より「剽窃やパクリなどはネット上などでは非常に大量にあり、どこで線引きをするのか迷うところ。社会的に重要な事件であれば関心を持って見るとは思われるが、状況を調べもしないということではないが、立件しているのは氷山の一角。警鐘を鳴らす意味での検挙という意味合いが強いので、反復で悪質であるものが中心となる」との回答があった。さらに中山主査より「著作権侵害といっても、暴力団が絡んでいるような悪質なものから、締め切りに間に合わない新聞記者、いや学者もだが(笑)のものまでいろいろある。常習者や暴力団に絞って非親告罪とするとは、立法上可能か?」との質問があり、警察庁より「常習者や組織犯罪のみ切り出すことは可能かもしれない。」との回答があった。
質疑の最後に、苗村駒大教授より「非親告罪化とするとしても、登録している物のみを対象とすることは可能か?」との質問があり、法務省より「そういう制度が組まれたときに、登録するということを著作権の中でどういう意味合いをもたせるのか、それに基づいて著作権の主体と公的な管理の問題の中で被害者の意図をどこまで重視するのかを議論した上でないと意見の言いにくい問題。議論が整理された上であればありうるのかもしれない。ただし、特定の同じ犯罪類型のなかで、登録の有無で親告罪・非親告罪が変わるという立法は、これまでの想定されていない。」との回答があった。
本小委員会の最後に、中山主査より「親告罪のあり方については本日の議論を踏まえ、次回の小委員会で議論をしていく」という説明があった。
【所感】
実務において、非親告罪についても権利者の意思の確認・協力が不可欠ということを法務省も警察庁も述べているわけで、その意味では、非親告罪化によって実質は何かが大きく変わるわけではないことにはなる(おそらくは、普通のパロディ同人誌のほとんどにおいて起きるかもしれないほとんどの問題は、この範疇内に収まるのではないかと思われる)。しかし、あくまでもこれは「通常の」捜査実務における話であり、法律をどう「解釈」し「運用」していくかということについて、捜査当局にゆだねられてしまうことそれ自体が問題と言える。現在の事件報道のあり方を考えれば、非親告罪で一旦「摘発」してしまえば、権利者の確認・協力が得られなくても、摘発の事実だけで与えることのできるダメージは計り知れないことは言うまでもない。
今回の小委員会の議論においては、1)捜査実務において、法務省・警察庁がともに「著作権侵害が親告罪であることで実務に支障はほとんどない」と言い切っていること、2)中山主査の発言から、著作権の非親告罪化の意図について、そもそもが知的財産戦略本部レベル(!?)で詰められていないことが明確になったこと、という二つの点が非常に重要と考える。森田教授と中山主査のやりとりは、表面上は紳士的ではあったが、この種の有識者の検討会議としては辛辣という印象を受けた。そして、中山主査曰く「メリット・デメリットについては本小委員会で詰めるのが趣旨」ということなのであれば、本小委員会で無理に非親告罪化を推し進めるお墨付きを与えることにほとんど意義を見いだすことはできないのではないかと思わざるを得ない。
「著作権の非親告罪化やP2Pによる共有の違法化は誰が言い始めたのか?」(GIGAZINE)で既に報じられているように、「著作権侵害の非親告罪化」は、アメリカから日本に対する年次改革要望書にもとづくものであり、かつ、5月31日に決定した知的財産戦略本部の「知的財産推進計画2007」(PDF)にも盛り込まれているので、軌道修正は容易ならざることであろうが、関係者の冷静かつ賢明な議論と対応を期待したい。
■「同人誌と表現を考えるシンポジウム」
既に、あちらこちらで話題になっておりますが、明日みらい座池袋(豊島公会堂)にて開催されます。私もパネラーとして出席いたします。表現規制などに興味のある方は是非いらしてください。
■久しぶりです。
なにやら忙しくてすいません。ビブロス等の第3回債権者集会のレポートもアップできていない状況です。第3回債権者集会についに姿を現さず未だに自己破産もしていないことが判明し、裁判官や弁護士からも呆れられていた山本裕昭氏ですが、最近のゴールデン街情報(苦笑)によると、さんざんゴールデン街を飲み歩いて店の女の子を口説いたりしているとかいないとか。ちなみに、倒産のことを尋ねられたら「殺しに来るなら来てみろ」と嘘ぶいているという噂話も併せて聞きました。もとより、債権者集会の様子からも、とても心から反省しているそぶりには見えなかったわけですが、宜なるかなという感じですねぇ。
■リーフ及び雄飛、倒産へ。
新文化のWebにも情報が出たが、昨日付で社員全員が解雇された。どのような形で破産手続きに入っているかは不明だが、社員や作家には9日(月)までは情報を伏せるように経営陣から指示がでていた。3月末に突然のファンクラブの休止が発表されたほか、印税等の遅れ、一部原稿返却と、相当きな臭い話がでていたので、やっぱりという感じ。ビブロスの場合と異なって、編集サイドが先手を打てているわけではなく、未返却の原稿もあるようだ。会社施設がロックアウトされ編集者が社内に入れなくなる前に、リーフ及び雄飛に原稿を預けているイラストレータ・まんが家の方は、会社に乗り込んででも原稿回収をすべきと強く勧告する次第。
【参考URL…ファンクラブ休止関係】
・腐女子書店員の業務日誌。(『腐ログ。腐女子(書店員)のブログ。』より)
・リーフファンクラブ活動休止(『何歳(いくつ)になっても』より)
・リーフの社長と話してみた。(『声で感じろ!!』より)
・リーフファンクラブ休止の顛末 1(『茜音(アカネ)の本 棚』より)
・リーフファンクラブ活動休止(『SOLILOQUY』より)
・リーフファンクラブが休止!?(『黒衣の貴婦人の徒然日記』より)
・一企業としてお粗末すぎ(『人生隙帖』より)
■ビブロポート 第2回債権者集会 2006年12月06日 16:00〜16:10 東京地方裁判所622号法廷
報告が遅くなったが、12月6日にビブロポートの第2回債権者集会が開催された。資料として、財産目録と収支計算書が配布された。破産管財人田川淳一弁護士から、資料の説明が行われた。以下に、それらを簡単にまとめる。資料と対比しながら確認いただきたい。
【財産目録】
前回以降、破産財団に入金があったのは、「9.什器・備品」でサーバの売却代金の入金があった。換価されたのはこれまで。「12.前渡金」については、前回までに財団組み入れしなかったものについては、そもそも債権が存在しなかった。「4.売掛金」については、小口売掛金の細かいものについては、これ以上の対応には経済的効果がないので、回収不能とする。
【収支計算書】
収入の部については、「9.什器備品売却代金」が増えている。「10.還付金(予定)」については、現在まだ入金されていないが、これが還付される予定である。
支出の部について。
「1.管財業務費(予定額)」は、破産手続き終了後の業務遂行のために必要な費用を計上している。
「2.管財人補助者給与」は前回より多少増えている。
「9.会計士報酬」は、税務申告をしていただいた費用である。
「10.公租公課」以降については、予定額である。
公租公課が648,142円、労働債権が6,170,141円。一般債権は、破産開始決定時帳簿残高で、631,014,086円。財団債権については、存在するものから支払っていくと、一般債権に対する配当は困難である。
【質疑応答】
(特に質疑応答はなかった。)
【裁判官説明】
本件については、申し立て時から、債権者の方に配当するのは困難な事案であると見込まれることから、債権届出等の手続きは行わなかった。財団債権の額からみて、一般債権者の方に配当できずに終わることになる。放棄した債権等については回収の費用対効果が見合わない。ご異論等はございますか? (異議の声がなかったので)それでは、本件については、廃止ということ手続きを終了させていただく。債権者の方で税務上の損金処理をされる方は、田川先生の方にお求めいただければ、配当無く終わった廃止証明を出していただける。
■ビブロポート破産廃止手続き決定についての所見。
この第2回債権者集会について、山本裕昭氏は、出席していない。このビブロポートの第2回債権者集会の後、同法廷でビブロスの謎のペーパーカンパニー(?)であるプラセットの債権者集会が開催され、そちらには山本氏は出席した。こちらは、ペーパーカンパニーらしいので、一般の債権者は存在していないと思われるが、こうした対応の差は、一般の債権者を軽視したものと言わざるを得ない。ビブロスの元社員の方何人かと、この間色々とやりとりをさせていただいてきたが、破綻当初から誰もが口をそろえて「あの人(山本氏)は、今回の件で絶対に反省なんかしていない」と話されていた。また、既報の通り、10月30日の債権者集会での山本氏への自己破産への債権者からの質問への対応は、木で鼻をくくったようでもあった。碧天舎・ビブロス破綻から半年以上が過ぎ、特に当初激昂されていた碧天舎の債権者の方々が失望して、追求を諦めたようでもあり(これはこれでいろいろと言いたいこともあるのだが)、頭を低くしなくてもいいような気分になっておられるのではないか?
■エルフィックス ビブロポート破産手続き廃止(DL同人観測所)
上記の、法的手続き終了を受けて、各サークルに、破産手続き廃止決定の書類の写しが送付された。
■混乱続く代々木アニメーション学院
「学費振込詐欺」については、さらに告知が追加されている(下記参照)。それに加え、今度は学院長である三遊亭楽太郎のメッセージが公開された。「学費振込詐欺に対する楽太郎学院長の撤回文」という見出しだが、要するに、楽太郎名義で通知された学費振込みの文書について、楽太郎は全く関知していないということの意思表明である。「撤回文」という言葉が仰々しく使われているが、楽太郎は何も関知していないと言っているのに「撤回」というのはよくわからない。これに限らず、今回の一件に関する代々木アニメーション学院側の説明は、緊急事態とはいえ、少々ラフに過ぎるのではないだろうか? 民事再生手続き申し立てに当たってブログで公開された「民事再生法について」も、相当乱暴である。以下に筆者の友人の日記でのツッコミを転載する。法律的なツッコミはそれを見ていただくとして、付け加えるとすれば、ひとことで言って、「私たちを信じて下さい!」と唱えているだけで、信じるに足る材料を提供していないのではないだろうか?
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いろいろ突っ込みどころの多い文章ですが、
>今回、民事再生法を申し立てたことにより、
申し立てたのは民事再生手続でしょう。まぁ、この程度は揚げ足なのでどうでもいいとしてだ。
>事実上倒産ととらわれがちですが、倒産と民事再生法はまったくの別物です。
これに絶句。倒産って言うのは法律用語じゃないのですが、例えば帝国データバンク(倒産情報を提供している信用情報会社)による定義によると、(3)に民再の申立が入ってます。別のソースとして東京商工リサーチ(同じく信用情報会社)の定義でもやはり民事再生法が含まれています。東京経済のページには定義が見つからなかったのですが、同社の民事再生の申立はhttp://www.tokyo-keizai.co.jp/tosan/70.htmlに掲載されていることから倒産と判断されたものと考えられます。
で、次。
>民事再生法は今後、安定した経営が見込める団体や企業のみが行える法律です。
これ嘘。私も倒産法を学部で勉強したときには上記のように思っていたんだけど、実務上は民事再生手続上で財産や事業を売却してその上で会社は清算するということが行われているので、必ずしも将来安定した経営が見込めることは手続の開始要件になっていないはずです。さらに言うと、申立だけなら誰でもできますよね。開始申立が棄却されて、あるいは再生計画が否決ないし不認可になって牽連破産ということもあるのだから。
>学院が倒産するという事は絶対にありません。
すげー、言い切ってるよ。大丈夫か?
ちなみに、「倒産」という単語を法律用語である「破産」に置換すると少しは読める文章になるかなぁというのが実感です。どうなるかというと、1行目後ろからの部分は、「破産法と民事再生法はまったくの別物です。」となってこれは正しい。
2段落目は、「今回の民事再生法申し立ては、学院が破産して存続出来なくなる事を防ぐ為に行ったものであり、学院が破産するという事は絶対にありません。」となって後段の正しさは私には判断できないが、前段は正しい。
【参考条文】
民事再生法21条1項
債務者に破産手続開始の原因となる事実の生ずるおそれがあるときは、債務者は、裁判所に対し、再生手続開始の申立てをすることができる。債務者が事業の継続に著しい支障を来すことなく弁済期にある債務を弁済することができないときも、同様とする。
この条文の、「おそれ」というのがポイント。おそれがあるからというのと、「破産して存続できなくなることを防ぐ為」というのは同じ意味でしょう。さらに、破産すると存続できないというのも、以下により正しい。
【参考条文】
会社法471条
第四百七十一条 株式会社は、次に掲げる事由によって解散する。
五 破産手続開始の決定
大体こういう文章を文責も書かずに載せてる状況ってかなりあり得ないと思うのだが。書いてるの誰? 現状で会社の経営の権限を握ってるのは誰だろう。まだ開始決定前だけど、保全管理命令が出ているので保全管理人に会社の業務遂行及び財産管理の権限は専属している(民再81T本文)はずなので保全管理人またはその命令を受けた従業員以外の人が対外的に発表をするのは何か変な気がする。まぁ、取引行為ではないし、会社に害をなす行為でもないので問題にはならないのだろうが。
【参考条文】
民事再生法
第八十一条 保全管理命令が発せられたときは、再生債務者の業務の遂行並びに財産の管理及び処分をする権利は、保全管理人に専属する。ただし、保全管理人が再生債務者の常務に属しない行為をするには、裁判所の許可を得なければならない。
ということで、法的に突っ込みどころ満載な文章だったのでとりあえず突っ込んでみました。
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また、一方の当事者である大矢敏行氏であるが、個人のWebが今週に入って閉鎖されている。今回の問題に当たって、大矢氏側の言い分は現在に至るまで不明である。
なお、12月13日に債権者説明会が開催されているが、生徒・保護者への説明より、金銭的利害関係者への説明が優先されていることになる。ブログの最新情報で、民事再生についての『保護者説明会』開催が告知されており、現経営陣、弁護士、各地の校長他が参加し、説明を行うようである。このようにまったく訳がわからない状況なので、生徒さん・保護者の方はこれに参加し、状況を確認されるべきと考える。



■「テニミュ」タレントがらみのアヤシイ映画の企画の連発はどうかと思うのだが……。
斉藤工、小谷嘉一で「BOYS LOVE」なんつー映画があったかと思えば、斎藤工と相葉弘樹で「スキトモ」などどいうものもあるそうで。公式サイトでも「テニミュ」出演がフィーチャーされるんですなぁ。知り合いの病の深い「テニミュ」ファンは「腐女子は、かっこよい彼らがみたいのであって、喘ぐ彼らがみたいんじゃない。そこは妄想で補うもの」と看破しておりましたが(笑)。
■金色の声ダ 声優5人組「ステラ・クインテット」…CDデビュー3日間売り上げ2万5000枚!(スポーツ報知より)
一方でこういう記事がスポーツ新聞に載る時代でもあるわけで。でも、評論家や事情通のコメントならともかくも、「ファンレターを読んで感じるのは、演じるキャラとのギャップを見たいというファンの願望。声優自身の魅力にひかれている女性は多い」と自分で語ってしまう森田成一はいかがなものかと……。と、思っていたら「まさや・ばんばん しぼりたて生! 第7回」で、マサヤングと板東愛が「男子声優が何故、嫌ですか?」と、とんでもない会話を!
■代々木アニメーション学院運営会社、民事再生法の適用を申請。(帝国データバンク・大型倒産速報より)
各種広告出稿やスポンサーとして、結構な存在感があっただけに、影響がいろいろ出ると思われる。先月当たりから急に、出稿をやめたいとかいう話がでていたようで、アニメ誌関係では密かに危機説がささやかれていたそうだ。ところで、「代アニ」の経営(?)には、60年代後半から70年代にかけて「頭の体操」シリーズで一世を風靡した多湖輝が関与していて、ここの一風変わったCMは、多湖氏のチェックの元に行われていた、とかいう話を以前聞いたことがあるけど、ホント?
さて、今回の民事再生法の適用申請の発表を巡っては、代々木アニメーション学院のWebページは相当混乱していたようで、現在掲示されている内容に落ち着くまで、修正やら削除が発生している。まず、当初は、三井住友銀行への振込停止依頼しか出ていなかったのに、現在では、それに加えて三菱東京UFJ銀行への依頼も追加されている。また、一時アップされていた「代々木アニメーション学院代表取締役就任の御挨拶」も現在削除されている(以下参照)。
(2006/12/09 追加)
その後、「学費振込詐欺にご注意」という穏やかならぬ警告がトップページに! 解任された前社長と現経営陣との間で相当の対立があるように思われる。




■10月30日ビブロス等債権者集会について
10月30日に東京地方裁判所にて、碧天舎、ビブロス、ハイランドの第2回債権者集会とビブロポートの第1回債権者集会が行われた。詳細は後に譲る。なお、集会にて配付された資料については、各社が賃借していた土地・建物の所有者の内、個人については、これを伏せた形で掲載する。マスコミ・利害関係者等で伏せていない資料を希望される方は、別途メールにて連絡をいただきたい。
■碧天舎 第2回債権者集会 2006年10月30日 13:30〜13:37
資料として、財産目録と収支計算書が配布された。破産管財人田川淳一弁護士から、前回資料からの変更点についての説明が行われた。今回は質疑応答は全くなかった。以下に、それらを簡単にまとめる。資料と対比しながら確認いただきたい。
【財産目録】
「4.売掛金」の中の「自費共創出版」の部分については、回収が増えた。
「8.保証金」は、前回回収されていなかった和栗ハトヤビルに対する差入保証金の回収がなされた。
「9.工具・器具・備品・ソフトウェア」についても若干増えている。
「11.商品」については、大村紙業に保管されている在庫品を著者の方が買われた。大村紙業には、大村紙業の商事留置権にもとづく債権回収及び発送業務に関する手数料として、売り上げの3割を支払い、残高が管財人の口座に振り込まれている(約690万円)。
【次回日程について】
2007年2月7日(水)13:30〜 東京地裁622号法廷
■ビブロス 第2回債権者集会 2006年10月30日 14:40〜15:10
資料として、財産目録(P1
P2
P3
P4
)と収支計算書が配布された。破産管財人田川淳一弁護士から、前回資料からの変更点についての説明が行われた。以下に、それらを簡単にまとめる。資料と対比しながら確認いただきたい。
【財産目録】
「8.売掛金」については約200万ほど増加している。
「11.不動産」では、高知市にあった無担保のマンションを売却して、約678万円が財団に組み入れられている。
「12.什器・備品」の売却代金が一部増加している。
ビブロスの資産の中で大きなウェイトを占めているのが取次に対する売掛金であるが、こちらの大半については、債権者に対して譲渡担保に入っている。その中で、対日本印刷については、管財人の方で回収業務をすることで合意が出来ており、取次と交渉中。取次との約定の中では、2年ないし3年支払いを留保できることになっているが、その条項の有効性等を巡って交渉中。まだ、時間がかかるかと思われる。
【収支計算書】
支出について説明する。
「管財人補助者給与」が若干増えている。
会社が保管していた資料等の「倉庫料」及び管財人の方での保管に当たっての費用が発生している。
「廃棄物処理費用」は、ビブロスが賃借していた物件の明け渡しに伴ってだいぶ増えている。
「水道光熱費」はビブロスが支払うべきもので、支払いが若干遅れた分を支払っている。 「振込手数料」「通信費」は、管財業務の遂行上必要なものが計上されている。
「固定資産税」の支払いは、売却した物件に対して行った。
「会計士報酬」は、税務申告報酬である。
売却した不動産に対して「不動産仲介手数料」「司法書士報酬」を支払っている。
現在までに、財産を回収し、支出をした結果、管財人の管理している口座の残高は1億600万円ほどである。ただし、そのうちの約530万円は、譲渡担保と対象となっているが、取次が過誤で支払ってしまったもので、この分は預かり金扱いになっている。したがって、実質は1億100万円ほどであり、財団債権約1億1500万円の返済にも足りない状況。
【質疑応答】
(Q:凸版印刷)
前回の債権者集会でもご質問したが、債権譲渡登記の法的有効性については、お調べいただくということになっていたと思っているのだが、大日本印刷との合意というのはどういうことなのか?
(A:田川弁護士)
大日本印刷の債権譲渡登記は、本年1月5日に行われている。債権譲渡契約がどういう日付でされていたかについては、登記上は去年の5月ということで記載されているが、実際には、去年の12月末にされている。これは、登記への記載方法が間違っていた。したがって、5月に債権譲渡契約があったわけではなく、譲渡登記と一緒にされている、ということがその後の調査により判明した。債権譲渡契約と債権譲渡登記の関係について、法的な評価をした結果、債権譲渡登記自体はその契約との一体性があると認定した。
それを受けての(大日本印刷との)交渉の結果、そのままにしておくと、2年、3年放っておかれてしまうおそれもあるので、回収の方は管財人の方でやらせていただき、管財人が(取次と)交渉し回収額の3%を財団に組み入れてもらう、ということになった(約9500万円の債権を(大日本印刷)は持っている)。こういう形で合意した。
つまり、否認すべきものなのか、登記自体がそもそも有効なのかを検証し、時期的なものと登記の表示との関連性等を評価した結果、債権譲渡登記として有効であり、否認はしない、譲渡担保は有効だが、(一部を)財団組み入れしてもらう、ということで、回収業務を管財人の側でできる、という合意に達したという状況である。
(Q:凸版印刷)
状況は理解した。債権譲渡登記自体が有効であるという判断をされたということだが、債権者公平の立場から、過去の判例においても破産等の概ね6ヶ月前に行われた「先抜け的行為」については、何件も否認されていると聞いている。このような判断は、他の債権者からおかしいのではないかと、言われてしまうのではないか?
(A:田川弁護士)
確かに破綻直前のこうした行為について、管財人には否認権を行使できる権利は法律上ある。例えば、何ら対価もないのに過去の債務について弁済をする、弁済期に来ていないのに直前に払ってしまったりする、といった行為については、否認の対象になる。本件については、まだ12月末や1月のあたりにおいては、通常の支払いは普通に行われていた。関連会社の碧天舎が破産したのは3月末であり、それとの関連でも、1月にビブロスがつぶれて支払いができない状況が客観的にあったか、あったとしてもそれが債権者として認識可能であったか、ということも含めて検討した結果、否認はしないという判断になった。
(Q:凸版印刷)
通常の支払いがなされていたということだが、12月に、債権譲渡登記をしたということは、1月の期日の手形を落とすだけの資金が足りないから担保としてなされているのではないのか?
(A:田川弁護士)
支払期日が到来している手形についてジャンプの要請をして、それに応じてもらう代わりとして、売掛債権を譲渡した。ただ、その時点で全くその後支払いが出来なくなってしまう状況であったかについては別の問題である。9500万円ほどの債権なので、1億円弱の決済であれば、また通常に戻る可能性もあったとも考えられる。最終的には資金決済できなくなって倒産する事態にはなったわけだが、財産目録をみれば、取次に対する売掛が相当な金額残っているわけで、言わば「黒字倒産」という状況である。関連会社に資金をジャブジャブ使ってしまって資金繰り破綻して頓死してしまった状況からすると、ビブロスがその時点で破産するとかいう状況を、債権者が認識できたかというと、そこまでは言えないのではないか。
一般債権者の方から見れば、担保を取るのはけしからん、というお考えがあるのは重々承知している。管財人の方でも、時期的にそんなにも離れていないということも鑑み、先ほど申し上げた通り、財団組み入れの要請をさせていただいた。債権額に比して、簿価ベースでは遙かに大きな担保が入っているわけで、かなりの超過担保である。債権額を超えた部分については、当然破産財団に入ってくる。超えていない部分についても、そういった事情を斟酌して3%については財団に組み入れていただく、ということで協議した結果、ご了解いただいた。
(Q:債権者A)
山本さんは、個人破産はするのか?
(A:山本氏)
これは当然そうなる。
(Q:債権者A)
この間、ずっとそう聞いているがされるのか?
(A:山本氏)
個人で弁済できるような債務ではないので当然そうなる。
(Q:債権者B)
ご説明いただいた以外の金額が多いもの(トーハンの売掛金、高知の土地、小淵沢のマンション)についての現在の進捗状況をお教えいただきたい。また、先の質問の自己破産にも関連するが、山本社長への約6000万円の仮払金についても「調査中」のままなので、具体的にお教えいただきたい。
(A:田川弁護士)
トーハンの売掛金については、文苑堂に対する債権譲渡登記がなされているが、これに対しては、否認請求し否認の決定が出ているが、確定していない。確定次第、トーハンとも交渉していく。
(Q:債権者B)
大日本印刷については、否認せず、文苑堂は否認した理由は?
(A:田川弁護士)
文苑堂については、破産の前日に登記しているので事情が全く異なる。
山本氏に対する仮払いの内容については、帳簿上様々なものに仮払いがされており、多岐に渡る。その内容について検証したり、山本氏の財産で担保に入っていないようなものがあるのかを調査したりしている。(財産目録上は)「調査中」となっており、実際に調査もしているが、破産をするということなので、待機しているというところである。
高知県の土地については、プラセットという関連会社−−ビブロスの破産管財人として破産の申し立てをして、破産開始決定が出ている−−、ビブロス、山本氏個人が所有しているが、競売にかかっている。これについて、任意売却の可能性について探っているが、評価額が高額であり、担保を受けている銀行が満足する額で買ってくれる人がおらず、状況を見定めている。高知の裁判所の方で評価額が出ていないので、この金額が低ければ、銀行も売却に応じてくれる可能性もあるのだが、現状では進められず、頓挫している。
佐々木氏所有名義のマンション2戸については、今年の2月にビブロスから佐々木氏の名義に移っているが、否認の請求をし否認の決定が出ているが、佐々木氏から異議が出ており、現在異議訴訟手続き中。
−−−以下、話し言葉のまま−−−
(Q:債権者B)
山本さん、自己破産をするといいながら、していないのには何か理由があるんですか?
(A:山本氏)
特にありませんよ。
(Q:債権者B)
債権者の皆さんはあなたの責任について気にされているから、毎回毎回この質問が出ていて、毎回毎回する予定です、というやりとりになっていると思いますが?
(A:山本氏)
客観的に見て避けられないですよ。近々にしますよ。
(Q:債権者B)
でも、していないですよね? しますと言い続けてはや半年、他の事情があるのではないかと普通思いますよね?
(A:山本氏)
個人の財産はまったくありませんし、財産隠匿の行為も全くないということをはっきり申し上げたい。
(Q:債権者A)
いつごろ、(自己破産)されます?
(A:山本氏)
今年中には。
【次回日程について】
2007年2月7日(水)14:00〜 東京地裁622号法廷
■ハイランド 第2回債権者集会 2006年10月30日 15:30〜15:40
資料として、財産目録(P1
P2
)と収支計算書が配布された。破産管財人田川淳一弁護士から、前回資料からの変更点についての説明が行われた。以下に、それらを簡単にまとめる。資料と対比しながら確認いただきたい。
【財産目録】
「5.短期貸付金」でみつわ株式会社(旧商号:株式会社デジタオ)に500万円ほどの債権があった。こちらについては、大幅な債務超過会社であることから、実際には回収は不可能。10万円という備忘価格で関係者に債権を買っていただいた。
「3.売掛金」の地方小出版の保証金については、話がついて、明日入金予定。それ以外の取次に対する売掛金については交渉中であり、訴訟の準備もしている。
【収支計算書】
支出について説明する。
管財人の「補助者給与」が若干増えている。「廃棄物処理費用」が増えている。税務申告の「公認会計士報酬」が50万円(源泉税あわせて)かかっている。その他、「通信費」「振込手数料」も増えている。
前回よりも支出が増えてしまったが、前回確定していなかったものの金額が確定した。
【質疑応答】
(Q:債権者)
配当の見込みは?
(A:田川弁護士)
取次に対する売掛金の回収次第である。取次各社との契約では、取次は、2年ないし3年支払いを留保できることになっているが、その条項は無効であると交渉中。そうした法的な面、取次側の事情を斟酌して、最終的に和解をする用意があるのか各取次に問い合わせをしており、和解の話に乗りたいという話もチラホラ出ている。和解に一切応じないところ、不合理な条件しか提示しないところには順次訴訟を提起する。状況によっては、一般債権への配当の可能性もある。
【次回日程について】
2007年2月7日(水)11:30〜 東京地裁622号法廷
■ビブロポート 第1回債権者集会 2006年10月30日 16:00〜16:15
資料として、財産目録(P1
P2
)と収支計算書が配布された。こちらは、7月に倒産ということで、今回が第1回目の債権者集会になるため、裁判官からの事情の説明がまずあり、その後、破産管財人田川淳一弁護士から、資料の説明が行われた。質疑応答は全くなく、裁判官が補足説明をして集会は終了した。以下に、それらを簡単にまとめる。資料と対比しながら確認いただきたい。
【裁判官挨拶と事情説明】
7月7日に、破産申し立てがあり、裁判所で審理をした結果、7月10日午後5時、破産手続き開始決定をしている。それと同時に、田川弁護士に破産管財人を依頼し、管財人業務に当たってもらっている。
【財産目録】
「1.引継金」は、破産の開始決定時に引き継いでいるもの。
「3.預金」は、ほとんど残高が無く、わずかに残っているものも解約して財団に組み入れた。
「4.売掛金」については、帳簿上載っているものはあるが、調査の結果、開始決定時に不存在、あるいは相殺等により、回収できたものが約36万円。小口については、順次回収をしており、今後も続けていく。
「6.差入保証金」については、資産性がないか、開始決定時に不存在、または相殺している。
「7.電話加入権」については、売却して財団に組み入れた。
「8.権利金」の実態については回収できるのか、できる部分があるとして、どの部分なのか、調査協議中。
「9.什器・備品」については、ビブロポートが所有していたサーバ及びソフトウェアの売却代金である。
「10.還付金」については、消費税分であるが、還付申請中であり、還付されるかどうかは不明。
「12.前渡金」については、前渡金となっているが、返還請求できない性質のものがある。フォーサイドドットコムについては、その余がないか、調査中。
【収支計算書】
支出の部について説明する。
「管財人補助者給与」については、元々ビブロポートの業務を倒産寸前にやっていた方に補助をお願いして給料として支払った分である。
「通信費」は、電話等の費用である。
「宅配代」は、会社の事務所から管財人の事務所に資料を送るためにかかっている。
収入から支出を差し引いた現預金の部は、約700万円。「財産目録」の「負債の部」には、財団債権として約727万円。ただし、公租公課については、本税のみであり、延滞金は入っていない(約110万円)。労働債権については、財団債権としての性質があるのかどうかについて現在調査中であり、該当するもののみここに挙げている(約617万円)。本件は債権届留保型であるので、債権者から届け出いただいた債権はない。開始決定時の帳簿残高から財団債権分を引いた額を単純に一般破産債権としている(約6億3千万円)。
【裁判官補足説明】
現時点では回収額より、一般債権より優先的に支払われる財団債権(税金や労働債権)の方が上回っている状況。まだ、未確定ではあるが、消費税の還付がいくらかされる見込みがあるが、このままでは、おそらく債権者の皆さんに配当をすることはできないで破産手続きを終わらざるを得ない状況にある。
【次回日程について】
2007年12月6日(水)16:00〜 622号法廷(他と日程が異なるので注意)
■今日はお通夜です。
涙雨……か。モロー、締切いっぱいいっぱいの中、ありがとう。
■コミックマーケット準備会米沢嘉博代表、逝去
あれよあれよと、あっという間でした。最後に一緒にやろうとしていた本の仕事が、実現できなかったのが、本当に残念でなりません。オフィシャルな30周年史の持つ正史的なものではなく、事件史的にコミケットの様々なエピソードをつづろうという、という面白そうな企画だっただけに、なおさらその思いは強いです。
あなたが語って、そして行ってきたことを、どうやって受け継いでいくのか、皆それぞれに思いは色々あると思います。しかし、あなたが作ったこの「場」を守り、そしてさらに高めていこうとすることに、違いはないはずです。ボクも、自分のなすべきことをなしていきたいと思います。本当にお疲れさまでした。
http://www.shinbunka.co.jp
http://www.sankei.co.jp/news/061001/bun003.htm
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/fu/news/20061002k0000m060088000c.html
http://www.asahi.com/obituaries/update/1001/001.html
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/21582/
■コミックマーケット準備会米沢嘉博代表、重病のため代表退任へ
長年コミックマーケット準備会代表として、コミケットのみならず同人誌界の顔として活動してきた米沢嘉博氏が、重病のため、コミックマーケット準備会代表を退くことになった。後任は、米沢氏の元で副代表を務めてきた安田かほる、筆谷芳行、市川孝一の三氏が共同代表として就任した。コミックマーケットの公式ページには、「米沢嘉博の代表の退任と新しい共同代表の就任について」という発表が掲載されている。米沢氏は80年から26年間にわたり、コミックマーケット準備会の代表を務め、今のコミケットのカラーやあり方を作ってきた。上記の発表における新共同代表3人の所信の表明を読むと、米沢氏の唱えてきた理念を継承して、コミケットを運営していくことを3人が3人とも目指していることがわかるので、米沢氏が退任したからといって、内的な要因においてコミケットが大きく変わるようなことはないだろう。とりあえず、米沢氏には「お疲れさまでした」という言葉を贈りたい。
■待ってた復活!吉野家に牛丼ファン殺到-フォトスライドショー
どこかで、よく見る札がここでも!! 大きさといいコピーの内容といいあまりにもそっくりなので、笑ってしまいました(下記画像は、上記IZAのページからの引用です)。
■新Google Earthで3D日本の空を飛べ(ITmedia Newsより)
うーん、コミケは記事の本筋に全然に関係ないと思うのですが(苦笑)
■「Hug」大人乙女のためのよくばりマガジン(公式サイト)
2007年創刊のBL雑誌。雑誌創刊前に今月こだか和麻のコミックスが出た。ちなみに、この雑誌の発行元であるメディエイションという会社は、既に「E☆2」という美少女雑誌を出しているが、この会社は、あのアールビバン系列の会社である(参考:アキバBlogの「アールビバン(版画販売)の100%子会社が出版する「美少女雑誌 E☆2」vol2発売」)。公式サイトからは、こだか和麻以外のラインナップは現状皆目わからないが、来年創刊の雑誌で既に編集部員を8人も抱えているとは、さすがアールビバン系、資金に余裕があるんだなぁと感心。
■リブレ出版情報
どの範囲までかは不明だが、ビブロスでの未払い原稿料をリブレ出版として支払っているようだ。その昔のジャパンミックス倒産時に、ビブロスが「PUREGIRL」の未払い原稿料を払ったことを思い出してしまった。
■Google Earthあれ?
日本語化され、大幅強化されたわけですが……。「東京ビッグサイト」を検索すると、なぜか杉並区の和田堀公園付近を指します。位置情報がおかしい? それとも、私の使い方がおかしい?
■【ファンキー通信】『ジャンプ』と腐女子の密接なカンケイとは!? (livedoor ニュース)
verbって編プロがあるのだが、ここのライターが最近おたくネタ記事をあちこちで書いている。今回はこれだ。
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そもそも『ジャンプ』が腐女子に人気を博すようになったのは、たくさんの美少年が登場する『テニスの王子様』という作品がきっかけだったという。同作品はアニメ化に伴い、声優によるイベント開催やキャラクターのCDデビューなど、各方面で様々なアプローチを実施。その結果、メインターゲットである男性読者以外にも、多くの女性読者を獲得することに成功した。
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……コメントに困るんだが、えーと、キミは杉浦由美子ですか?
スタッフ紹介のページを見ると、この筆者まだ、22歳らしいから、ものを知らないのだと思うけど、もう少し勉強してほしいもんである。もっとも、この編プロのコンセプトを見ると、
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「モノを創る上で、経験以上に大切なのは情熱と感性。
ぼくらは、今の感性を大事にしたい。
若いぼくらの目に映る社会や考えを伝えていきたい。
今のぼくらにも創れるもの 今のぼくらにしか創れないもの
それは、確実に存在する。」
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というそれはそれは素晴らしいものなので、たぶん、そんな勉強は不必要なのだろう。
さて、賢明なる読者各位は、これくらいのことに何で三崎が怒っているのだろう? とお思いだろう。ええ、怒るには理由があるのだ。
「サイゾー」6月号で、「羽海野チカのスラムダンク時代の同人誌を井上雄彦に持ち込む」というあのサイテー企画をやったのも同じ編プロの遠藤麻衣なのだな、まったく!
おたくや腐女子はあなたたちのおいしい餌ではありません!
■なんか久しぶりの更新で……。
いろいろと忙しかったので……(言い訳)。
■7月31日ビブロス等債権者集会について
7月31日に東京地方裁判所にて、碧天舎(13:30〜15:00)、ビブロス(15:00〜15:40)、ハイランド(15:40〜16:00)の債権者集会が行われた。倒産直後4月に行われた債権者説明会は、任意の会議であったが、これは、法的な破産手続きによって開かれるものであり、裁判官、破産管財人(弁護士)、破産申請代理人(弁護士)、元代表取締役社長及び、債権者が集まり開催された。詳細は後に譲る。なお、集会にて配付された資料については、各社経営陣以外の個人名義の部分については、各社が賃借していた土地・建物の所有者と思われるので、これを伏せた形で掲載する。マスコミ・利害関係者等で伏せていない資料を希望される方は、別途メールにて連絡をいただきたい。
碧天舎、ビブロス、ハイランド、いずれもこの債権者集会では配当等が確定しなかったので、次回の債権者集会が10月30日に開催されることになった。時刻は、碧天舎が13:30〜、ビブロスが14:40〜、ハイランドが15:30〜となる。なお、この日の16:00からは、リブロポートの第1回債権者集会も予定されており、ビブロス関連各社の債権者集会が一気に行われることになる。
■碧天舎債権者集会。
場所移動。こちらを参照。
■ビブロス債権者集会。
場所移動。こちらを参照。
■ハイランド債権者集会。
場所移動。こちらを参照。
■「『 七尾奈留デザイン[COMIC MARKET 70]ビッグサイトカードの発売」(ビッグサイトサービスより)。
東京都交通局の「記念バスカード」に続き、「ビッグサイトカード」も発売。「ビッグサイトカード」というのは、ビッグサイト内のレストランや売店、有明パークビルや有明ワシントンホテルの店舗等で利用可能なプリペイドカード。ちなみに、有効期間は半年間なので、購入の場合はご注意を。なお、絵柄は「バスカード」が「冊子版カタログ」の表紙で、こっちは「CD-ROMカタログ」の表紙の流用となる。当日の販売場所も一緒なので、隣同士仲良く売る形。
■昨日はビブロス他の債権者集会でした。
詳細は後ほど。
■電通と博報堂が一緒に「ゲド戦記」に出資するのはなぜなのか考えてみた。
表を見ていただければわかるのだが、「耳をすませば」以降、博報堂と電通は交互にジブリ作品に出資してきた。そして、宮崎駿監督作品はことごとく電通が取ってきた。宮崎駿監督作品で博報堂が製作に名を連ねているのは、実に「風の谷のナウシカ」まで遡る。これも、宮崎駿の弟が博報堂にいた縁と東映動画時代の先輩である白川大作が博報堂にいて後押ししたという経緯で実現した話だったはず。それが、今回の「ゲド戦記」に限っては、なんと電通と博報堂が共に出資するというきわめて珍しい体制となった。「アニメ!アニメ!ビジネス」の記事「ゲド戦記製作委員会に電通と博報堂参加」では、「これまでにないビジネス手法は、スタジオジブリの制作する映画のビジネスが
巨大化し、これまでより周到なビジネス戦略が求められているためと言えるだろう。」などど評しているが、どれほど超大作だとしても、電通や博報堂ほどの会社が単体で映画一本を仕切れないわけがない。では、この体制はなんだ? ということになるわけだが、これって、日本一の「ジブリ」ブランドを巡っての利益配分の調整としか思えないのだが。いつもいつも、「裏」作品で貧乏くじを引き続けている博報堂が、どうしても宮崎駿監督作品に食い込むために、スキームの見直しが図られた、という話じゃないの? しかも、「ゲド戦記」はどうやってもやっぱり「裏」なわけで、まずは皆で苦労して、次の宮崎駿作品で皆で儲けよう、ということなのではないのかしら?
| 作品名 | 宮崎駿 監督作品 | 電通 | 博報堂 | ジブリ | 徳間書店 | 日本テレビ | ディズニー | 三菱商事 | 東宝 | その他 |
| 風の谷のナウシカ(84年)(*1) | ★ | ○ | ○ | |||||||
| 天空の城ラピュタ(86年) | ★ | ○ | ||||||||
| となりのトトロ(88年) | ★ | ○ | ||||||||
| 火垂るの墓(88年) | 新潮社 | |||||||||
| 魔女の宅急便(89年) | ★ | ○ | ○ | ヤマト運輸 | ||||||
| おもひでぽろぽろ(91年) | ○ | ○ | ○ | |||||||
| 紅の豚(92年) | ★ | ○ | ○ | ○ | 日本航空 | |||||
| 平成狸合戦ぽんぽこ(94年) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
| 耳をすませば(95年) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
| もののけ姫(97年) | ★ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
| ホーホケキョ となりの山田くん(99年) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
| 千と千尋の神隠し(01年) | ★ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 東北新社 | ||
| 猫の恩返し(02年) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| ハウルの動く城(04年) | ★ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○(*2) | ○ | ○ | ||
| ゲド戦記(06年) | ○ | ○(*3) | ○ | (*4) | ○ | ○ | ○ | ○ | ディーライツ |
「ジブリをいっぱい スタジオジブリ作品データ」(読売新聞)を基に長編のみ取り上げた。
(*1)正式にはジブリ作品ではない
(*2)ブエナビスタ・ホームエンターテインメント
(*3)博報堂DYMP
(*4)ジブリは、2005年に徳間書店から独立
■「『C翼』とはなんだったのか?」(雑草社より)。
明日発売の「ぱふ」(2006年9月号)から、「『C翼』とはなんだったのか?」というたいそうなテーマとタイトルで、「ぱふ」で不定期連続インタービューをやります。 第1回として高河ゆんさんに20年前(!)の昔話をしていただきました。規模の急激な拡大という量的な面においても、様々な才能があの時あの場所に集まったという質的な意味においても、『C翼』はまんが同人誌史上空前のジャンルだったわけで、あれからちょうど20年――。当時最前線にいた描き手たちに疾風怒濤の『C翼』ブームを証言してもらい、「『C翼』とはなんだったのか?」を熱く振り返っていただく、というのが企画趣旨です。ということで、当時の面白エピソードや秘話、高河ゆんにとっての「やおいとは?」などという話も聞いておりますので、興味のある方は読んでいただけると幸いです。
■C71ジャンルコード(コミケットより)。
夏のコミケカタログ発売と同時に、直近の夏のことよりも、冬のコミケット71の日程の方が話題になってます。まあ、初の大晦日開催ですからね。「コミケ70カタログ」の1279ページ〜1281ページに冬の日程に関するコラムがあり、冬の2日間開催の抽選率の悪さやサークル・準備会スタッフの冬の日程についてのアンケート結果が掲載されています。みんな、冬コミケが終わらないと一年が終わらない!? Web先行公開されたコミケット71の3日間のジャンル割りですが、基本的には通常の3日間開催と変わりませんが、唯一、JUNEだけが、3日目から2日目へ移動。サークルも一般も女性が大半で平均年齢が他のジャンルよりかなり高いと思われるこのジャンルへの配慮? その他、テイルズシリーズが「アビス」人気を反映して、「スクウェア・エニックス(RPG)」から「ゲーム(RPG)」へ移動。過去の「スターオーシャン」との絡みで、ナムコ作品でありながら「スクウェア・エニックス(RPG)」側に寄せられていた状態が解消。「アビス」でハマった新しいサークルにはよくわからない歴史的経緯だからなぁ。
■TSPY_HARADONG.A(トレンドマイクロより)。
「ハルヒ」ブームもここまで来ると、もう、何が何だか……。
■「時をかける少女」に行ってきました。
傑作。物語の面白さ、アニメーションとしてのダイナミズムと楽しさ、映画としての緊張感、みずみずしい感性、どれもすばらしい。 ただ、ラストの収拾が甘いというか緩いというか……。もっと切り詰めてよかったのではないかなぁ? 館数少ないですが、是非足を運ばれることをオススメ。
■ビブロポート続報。
ビブロスやハイランドの時のような債権者説明会は今回は開催されないようだ。以下、債権者に送付された資料参照。
・債権者への「ご連絡」
・破産手続開始通知書
■ビブロポート破産手続き開始(DL同人観測所より)。
案の定、つぶれてしまいました。エルフィックス関係の視点から今回の一件をずっと追いかけてきたDL同人観測所さんのブログの情報によると、1)平成18年7月10日午後5時に東京地裁へ破産手続き申し立て、2)負債は総額約6億円、3)法的な債権者集会は、平成18年10月30日午後4時 東京地方裁判所(3階)債権者集会場、ということになるようだ。碧天舎、ビブロス、ハイランドの時には開かれた任意の債権者説明会が開催されるかは不明。「ちびっき」は現在も稼働しているので、この事態を見越しての運営移管と思われる。
■ビブロポートサイト閉鎖。
リブレ出版しかフォローしてないだろう、というおしかりのメールをいただいた。大変申し訳ない。6月上旬に、日記サイトである「ちびっき」以外のほぼすべてのサービスが終了。サイトの会社概要を見ると、会社所在地が神楽坂6丁目から新宿6丁目に変わっているが、社長は山本氏のまま変わっていなかった。その後、6月末に、ビブロポートがサイトを閉鎖。「ちびっき」についても7月3日付で7月7日をもってサービス終了の告知がいったん出たが、その後、7月6日に、有志によるサービス継続が告知されており、現在も稼働中。
先日のビブロスの債権者説明会では、引き受け先との交渉も実施しているようなことを山本氏は語っていたわけだが、この状況からするに、その交渉は不調に終わったと想像されるわけだが……。今月末には法的な集まりである債権者集会が開催されるので、またその場で何かがわかるかもしれない。
■新しく開通した道路の交通規制が気になる「第19回東京湾大華火祭」。
どちらも8月第2週開催なので、必ず夏コミケ2日目とぶつかる「東京湾大華火祭」。例年コミケの閉会時間頃から交通規制が始まり、気をつけないと、渋滞に巻き込まれてしまう。今年は、3月に開通した新しい道路(特に晴海通りからまっすぐ伸びる晴海大橋はかなりの好ビューポイントである)の規制がどうなるのかが気になるところ。イベントに関する中央区のWebは立ち上がったばかりなので、現時点では詳しい規制情報はまだ載っていない。ところで、このWebのURLをよーく見ると、地方自治体としては、ちょーっと、恥ずかしいのでは……。
(追記)
こちらの見落としについてのご指摘をいただいた。全体の交通規制は既報通り未掲載だが、晴海主会場、晴海第2・3会場、豊海運動公園会場詳細図を見ると、晴海大橋は交通規制どころか、立入禁止となっている。確認不足で申し訳ない。しかし、晴海大橋周辺の立入禁止エリアは、現在全く開発が進んでいないから、こんなに大胆な規制ができるわけで、築地市場の移設等でこの辺の開発が進めば、こんなに広範囲に規制するわけにはいかなくなるのではないだろうか?
■驚愕の発行人。
知り合いに某雑誌の奥付を見せられて驚愕する。発行人が一部で有名な問題業界人じゃないですか! 自分で会社をやってるのか……。今回は誰が出資者なんだろう? アマチュアつまりは同人誌時代からそうなのだが、商業誌でもあちこちの出版社などに口のうまさで入り込み、挙句、使途不明金やら作家への原稿料・印税の未払いを築いては出奔し、出版社などを渡り歩き続けてきた困ったちゃんなわけですが……。恐るべしそのしぶとい生命力!
■ローマイヤハムの「ハチクロ」コラボポスターに問い合わせが殺到したらしい。
ローマイヤハムのお客様サービス室に問い合わせをすると、こんな返事が返ってきたそうな(苦笑)。
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このたびは、当社商品に係るポスターについてご照会いただき感謝しております。
さて、お問合せのポスターの頒布等についてですが、多くの皆様より寄せられた
ご要望について検討いたしましたが、誠に残念ながら諸事情により今回は頒布等は
行わないことといたしました。ご希望に添えず申し訳ございません。
先ずは御礼方々報告まで。
ローマイヤ(株)お客様サービス室○○○○
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■「働きマン」ノイタミナ枠でアニメ化。
えーと、一応参考までにこちらのブログを。ちなみに、相手役が亀梨だというのもほとんど決まっていたらしいです。
■書泉ブックタワーのライトノベル担当、富士見書房へ転職。
「日本一ライトノベルを売る男」の異名を持つ書泉ブックタワーのライトノベル担当の大塚和重氏が富士見書房へ転職。書店員から出版社の営業へと立場を変えて活躍していくことになるようだ。ライトノベル出版各社は「最大の味方が最強のライバルになりはしないか?」と戦々恐々とか。
■「内閣権力犯罪強制取締官財前丈太郎」
何ですかキー局でこのアニメの出来は……。未だノンスポンサーの「ホスト部」に比べ、UNIVER猿もといUNIVERSAL PICTURESまでスポンサーにいて、このやっちゃった〜! アニメは……。これも「MUSASHI - GUN道」みたいに、プライドの欠片もない「放送オリジナルバージョンDVD-BOX」が出るのかしら? なんまいだ……。
■堀部秀郎さん逝去。
6月17日に急性心不全でお亡くなりになっていたとのこと。まだ36歳……ショック。ご冥福をお祈りします。
■五百香ノエルさんはご退院(染井吉乃さんのブログより)。
こちらは本当によかった。再三の繰り返しになりますが、作家の皆さん、本当に健康には気をつけて……。
■コミックレヴォリューションの中核スタッフ、新同人誌即売会「COMIC1」を立ち上げへ。
本年春頃から、関係各方面へ日程・開催場所の告知を含めての水面下での挨拶等は始まっていたので、即売会運営関係者には周知の事実ではあったが、来春(2007年)新しい同人誌即売会が立ち上がることになった。名前は「COMIC1」。「こみっくいち」と読む。「他にはない唯一の即売会を目指そう」という意気込みと同人誌の「市」という意味を掛け合わせ、そして冗談めいてはいるが主催者である市川氏の名字の一部もあしらっている。当初は、1989年に故岩田次夫氏が「オレが本当のイベントを見せてやる!」といったものの、諸般の事情で開催中止になってしまった「COMIC-I」(コミックアイ)の名前を受け継ぐことも検討されていたが、既にこの名前で別種のネットサービスが行われていることもあって使用を見送り、その名前の連想・発展から今回の名前が決められたようだ。
そして、この「COMIC1」には、コミックレヴォリューションの運営母体であったC.レヴォ準備会の実務を支えてきた中核スタッフが参画し、運営が行われることになる。これまでのコミックレヴォリューションでは境京子氏が主催者であったが、この即売会ではC.レヴォ準備会の現場のトップであった市川氏が主催を務めることになった。開催日時は2007年4月30日、東京ビッグサイトの西4ホールにて1000スペースの規模で行われる。サークル申込みは本年10月頃から開始され、通常の郵送での申込みの他、サークルドットエムエスによるオンライン申込みにも対応する。
まだ、サイトも仮オープンの状態であり、どのような即売会を目指すのかについては、いずれ主催者サイドからの公式の発言があるであろうが、コミックレヴォリューションが持っていたいい意味でのアマチュアリズムを継承したいという思いはあるようだ。また、ポスト・コミックレヴォリューションという昨年来の混乱状況の中で、コミケットやコミックレヴォリューションにしか参加しないような広範な一般参加者やサークルを、どこの即売会もフォローしきれていない状況への忸怩たる思いも秘めているようにも思われる。市川氏を知るものは誰もが聞いたことがあるだろうが、彼はよく「真剣に遊ぼう」という言葉を口にする。この即売会もそんな場所になるのではないかと期待したい。
■ヤフーの登録サイトになっていました。
6月6日に見慣れぬところからのリンクが急増と思ったら、ヤフーの登録サイトになっておりました。「トップ > エンターテインメント > コミックとアニメーション > 同人誌、サークル」と辿るとウチのページの紹介ページにたどり着きます。なんか今さらのように登録されてちょっとビックリ。
■サークルドットエムエス、コミティアの申込をサポート。クレジットカード以外の決済も対応へ。
コミケットのオンライン申込みの運営を行っているサークルドットエムエスのセカンドユーザとしてコミティアがこのサービスを利用することになった。11月開催のCOMITIA78からサークルドットエムエスを使ってのオンライン申込みが可能となる。コミケットの場合、7500円の参加費に1000円のシステム利用料が必要だったわけだが、コミティアの場合、参加費4900円+システム利用料500円がサークルの支払う金額となる。システム利用料の中にクレジットカードの手数料が含まれ、それは割合で引かれること、また、システム負荷がコミケットに比して明らかに低いことを考えれば、おおむね妥当な設定なのではないだろうか。サービス開始当初からサークルドットエムエスは、コミケット以外の同人誌即売会を視野に入れていたが、この発表に合わせて、正式にサークルドットエムエスでオンライン申込みを利用する即売会の募集が開始されており、コミティアに続くサードユーザも既に目処が立っているとも聞き及んでいる。今後のサービスとして、過去の即売会の申込情報を参照して再利用が可能になるようなので、サークルドットエムエスへの参加即売会が増えれば増えるほどサービスを利用するサークルのメリットも高まることになる。
また、コミケット70のオンライン申込において、サークル側のニーズとして非常に高かったことの一つに、クレジットカード決済以外の決済方法の提供があるが、コミケット71申込書通販から、クレジットカード決済だけではなく、WebMoney・ネットバンク(ジャパンネットバンク)に対応することになった。これらについては、おそらくはコミケット71のオンライン申込においても利用可能になるだろう。ただし、WebMoneyは一般的にクレジットカードと比較して非常に手数料が高いので、WebMoney決済の場合、これまで通りのシステム利用料で対応するのは難しいのではないかと思われる。
■リブレ出版関連。
6月1日よりb-boy Webが開設され、6月7日に「MAGAZINE BE×BOY」、6月14日に「小説b-Boy」が無事復刊された。当初は雑誌コードすら変わらないという話もあったが、実際には新しい雑誌コートが割り振られている。取次との交渉において、正味をビブロス並みとするか全くの新出版社として扱うかで、厳しい交渉があったとも聞いているが、何はとまれ、無事の復刊については、素直にお祝いを述べたい。なお、「b-Boy LUV」は「b-Boy Phoenix」という現状にふさわしい名前に変わる(笑)。「MAGAZINE BE×BOY」および「小説b-Boy」には牧編集部長の「お詫びとご挨拶」が掲載されており、その中で、読者の最大関心事の一つであるシリーズ物の復刊についても触れられているが、来年度頭からの発行ということのようだ。
Webの会社概要を見ると、平成12年12月28日に設立した会社を「リブレ出版株式会社として平成18年5月1日商号変更登記」という記述があるので、新しく会社を興したのではなく、おそらくアニメイトグループ内にあった休眠(?)会社をリブレ出版に模様替えしたのであろう。なお、会長にはアニメイトの高橋豊社長が就任している。
■出会い系ダミーページ。
SPAMメールを見ていたら、へんなのが来た(下記参照。なお、当該ページからのリンクはすべて出会い系に誘導されますからご注意)。それなりによく勉強している風なのが笑える。まさか、こんなページで「やおい」の解説や語源にお目にかかろうとは(苦笑)。
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Subject: 特ダネ最新号★☆=
同人誌サークルの実態
なるみちゃんの欲望は限りなくリアルに向かい
友達のアドバイスに従い・・・・
http://www.e-step123.com/tokuchan/
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■石原慎太郎はエロ好きの矛盾男(「ポリスジャパン」より)。
揶揄するのはかまいませんが、「○マンコ全開のマンガが堂々と売られている」とか「コミックマーケットは会場費として年間数十億円をビックサイトに支払っている」とか、ちょっと調べればウソとわかることと並べてもねぇ。
■「「ライバルは同人誌」。講談社「メカビ」の“暴走”宣言」(「日経ビジネスオンライン」より)。
「メカビ」ですが初版1万5千部が売れて増刷だそうで。あの判型・あの値段の文字本がこれだけ売れるのは、業界の常識を越えており、プロの編集者やライターほど、何で売れているのか驚いている。
■作家の皆さん、くれぐれも健康は大切に。
知り合いの作家さんから聞いてびっくりしたのだが、4月15日にMr.黒猫さんがお亡くなりになっていたそうで。Mr.黒猫さんは宗教同人天の道教団というサークルで「サムライトルーパー」時代に一世を風靡し、その後も息の長い活動をずっとされておられた。
そして、染井吉乃さんのブログで、五百香ノエルさんが心筋梗塞で倒れたことも知る。その後の続報によると、危機は脱し回復に向かわれているそうで、何より。作家の皆さん、どうしても不摂生になりがちで、健康診断も受けられていない人も多いと思いますが、本当にここ数年の状況はシャレになっていません……。くれぐれも健康には留意ください。
■同人イベントサポートSNS「COMITY」。
オープン当初は「同人イベント」という表現がすべて「コミケ」となっていたのだが、オフィシャルに混同されるような表現はちょっと……。
■悪質韓国系企業による同人ソフト詐欺に関しての報告(「Do You Rise to an Ultimate Utopia?」より)。
その1とその2があります。この程度なら何とか見抜けるが、大がかりな詐欺など仕掛けられたら、個人では太刀打ちできないなー。うーむ。
■「サイゾー6月号」その1
やたらとおたくネタが多い今月号。まずは、「ボーイズラブの火付け役ビブロス倒産の舞台裏」。えーと、ウチのサイトも紹介されている(笑)。新ネタとしては山本裕昭氏が4月末の段階でまだ自己破産の申し立てをしておらず、今月施行の改正会社法で破産者も取締役に就任できることになることを狙っている、という話。これ非常にわかりにくいと思うので一応解説(えーと、法律に詳しい方、間違っていたら、ツッコミよろしく)。
今までの会社法では「破産手続開始の決定を受け、まだ復権を得ていない者」は取締役にはなれなかった。この条項が改正ではなくなる。ちなみに「復権」というのは、破産による公的・私的制限がなくなることで、取締役になれないというのは私的制限に当たる。改正会社法では、改正前の「破産手続開始の決定を受け、まだ復権を得ていない者」は除外というようなことはないので、いつ破産しようが、5月以降であればいつでも取締役にはなれるはずなわけだが……。であるとすれば、わざわざ自己破産を引き延ばししている理由は、現在まだ取締役をしている会社(つまりはビブロポート)の取締役をブランクなく続けたい(施行前に破産してしまえば、取締役に就任できないブランクの期間が生まれてしまう)と考えているのではないか? いう憶測が生まれるのは致し方ないところ。もちろん、これが事実ならば、山本氏の債権者説明会での説明とまったく食い違うことになる。
■文化庁著作権課が同人誌と著作権についてコメント。
そして、「サイゾー6月号」でもうひとつの記事を話題としたい。「偉人・奇人日本代表!」と称した特集で羽海野チカを取り上げている。「人気漫画家のエロエロやおい本を大公開!!」というアオリもアイタタだが、彼女のスラムダンク時代の同人誌をわざわざ井上雄彦に見せてコメントを取ろうという頭痛のするような企画。集英社にはあっさり断られた(当たり前だ)のだが、なんと講談社『モーニング』編集部は井上雄彦に取り次いでしまうという暴挙にでる。えーと、集英社の対応の方が常識的かと思うのですが、どういうわけなんですかね? 井上雄彦サイドから各種取材については自分で判断するから、全部取り次ぐような指示が出ているかしら(これはありそう)?
まあ、結果としては井上雄彦はノーコメント(「井上先生にお送りしましたが、特にコメントはないとのことです。本人が読んだかどうかは知りません」(担当編集の発言))だし、担当編集者本人のコメントも「読むつもりはありませんし、先生がコメントする必要がないと判断された以上、コメントできません」ということなので、落ち着くところに落ち着いているのだが……。
とはいえ、このままでは収まりがつかないのか、「冷たくあしらわれてしまうのは、同人誌は出版社の敵なのか?(中略)もしかして、この手の同人誌は著作権を侵害している?」ということで、今度は矛先が文化庁著作権課へ(おいおい)。ところが、ここでヒョウタンからコマ、文化庁著作権課のコメントに驚いた。
「『原作者と同人作家の間には、見て見ぬ振りという、“暗黙の了解”が存在するため、侵害しているとは断言できません。それゆえ、よほど悪質なものでない限り批判的な立場を取ることはありません」 その理由として、同人誌のおかげで原作の知名度が上がることもあるし、また原作側で同人誌を訴えるなどすれば、原作のイメージが悪くなることさえあるからだという。」
私が記憶する限り、いわゆるまんが同人誌について、文化庁著作権課がコメントを出したことはおそらくこれがはじめてであり、しかも、実態をよく御存知でもあることがこの文章からは伺える。もちろん、著作権の侵害は親告罪であり、基本的に文化庁が侵害の有無を論じる立場にそもそもないわけだが、その前提があるにしても、このコメントが世に出たのは、この記事のライターの思惑を越えてはるかに重要な意味がある。羽海野さんにとってはほとんど有名税的な記事であり、しかも、羽海野さんリスペクトを装った記事のいやらしさにもうんざりで、まことに同情を禁じ得ないのだが、思わぬ拾いモノの記事ではあった。
■ 「オタク イズ デッド」に行ってきました。
ロフトプラスワンでの岡田斗司夫のトークライブ。全体の感想などは「kasindouの日記 - オタクは死にました」や「オタクの目 - オタキングの涙・・・・」等を参照。
まあ、世代論をメインにしつつ相変わらずの乱暴な議論の進め方で……。モリカワキイチロウとか「戦闘美少女の研究」とか、この辺の事実や言葉を大事にしないところもいつも通りです。さすが貴族の中の貴族である王様、細かいところにはこだわりません。
昔ながらの関西芸人、ベシャリはうまいので、SFが滅んだ経緯とか、「第一世代は貴族主義、第二世代はエリート主義」とか、「女子オタクにとってオタクは趣味ではなく自意識の問題であり、第三世代にとっても自意識の問題になりつつあるから、まとまらない」とか言いつつ、「オタクは死んだ」と規定したわけですが……。そこで話を終えてしまえば「まだ」いいものを、「復活祭」と称して最後に「オタクが死んだ後の生きる道」を説明したわけですが、「みんなが自分の好きなモノを信じて、自分が主体となって好きであることを発信していくこと。つまりは『プチクリ』」だそうな。
ええええええええ!!!!!!
ようするに、これまでの2時間半は、「プチクリ」の前の壮大な前振りだったわけですか……(ガクリ)。しかも、復活祭の最中に、ステージ上で感極まって涙ぐむことしばしば……。何ですかこのイベントは? ちなみに、「プチクリ」について個人的な感想を述べさせてもらうならば、同人誌やコミケットを持ち出すまでもなく、おたくならば、第三世代であろうなかろうと、自覚・無自覚を問わず、とっくにクリアしている事だと思っているので、これが何の処方箋になると?
同じテーブルに居合わせた口の悪い事で有名な某ライターは終了後「壮大な茶番。『オタクが死んだ』ということで第一世代・第二世代の書き手達をまとめて焼き払おうとする焦土戦術」と、舌鋒鋭く罵っておりました。ちょっと言い過ぎだけど当たっているところはあるよなぁ(苦笑)。
なんか、トンでもないものに立ち会ってしまったなぁ、というのが偽らざる感想。おーい、みんな、相手は岡田斗司夫なんだよ! 基本的には今でも商売人でプロデューサであることを忘れてはいないか?
■「萌え萌え同人ナイト☆2」に行ってきました。
ロフトプラスワン。1月の第1回に続いて、今回は84〜88年くらいがターゲット。時代背景としての当時のアニメなどをPowerPointのスライドで説明したのだが、そのビミョーさに困惑。同じテーブルに座っていた小川びぃさんが怒らないのが大人だなぁ。アニメ評論関係でぬるかったり間違っていたりすると、怒る人なのに、アニメの人でない人には優しいようだ(笑)。例えば、この時期のエロ同人誌の背景説明なのに「マシンロボ クロノスの大逆襲」が無視されているのに驚愕してしまったのですよ。
前回同様、相変わらず、ただただコレクションの紹介に終始する、江戸拳破。その時代におけるサークルの位置づけとか、実はこの本の作家は誰々さんとか、誰が誰に影響を与えたとか、同時の同人誌界の状況とか、そういう話は今回もほとんど皆無。例えば、「悶々亭」の紹介をしているのに、結城信輝が描いていたことにはまったく言及していないし、関連サークルであった「あ いく」があり、代表が生亀信幸だったこととか、「悶々亭」の代表が長いブランクを経て復活したのが「高い城の男」だとかいう話はまったくなし。最後の観客のコレクション自慢コーナーで、「スタジオ不可思議」の「うる星やつら」の上製本が紹介されていたのだが、このサークルの代表でこの本を装丁したのがハザママサシ(狭間雅志)で、「高い城の男」の同人誌の凝ったデザインは彼がしている、なんてことまでのウンチクを求めているわけではないんだが、もうちょっとどうにかならないのだろか?
確かに江戸拳破のエロ同人誌コレクションはそれなりに立派なものだと思うし、がんばって集めていると思うが、本当に本だけにしか興味がない、というのがちょっとオドロキ。
■「ぎゃらりー」更新。
即売会史上初の快挙、コミティア76の毎日新聞一面広告と、あしや人形感謝祭のポスター。
■リブレ出版誕生へ
4月27日付の新会社社長及び編集部の御挨拶文が週明けに関係者に送付されている。5月8日付での発足となる新社名はリブレ出版株式会社。社長には株式会社コアデ社長でもある岩越孝夫氏が就任した。オフィスは、旧ビブロスのローベル神楽坂ビルの6・7Fをそのまま利用する。
既に、会社発足よりも前倒しで、取次へのコードの申請は行われており、ほぼ問題なく進んでいるようだ。過去の実績とアニメイトのバックアップということで、通常では考えられない寛大な扱い。「マガジンBE×BOY」「小説b-boy」「BE・BOY GOLD」の復刊は既定。6月7日発売で「マガジンBE×BOY」7月号からスタートするようで、あまりのスピードぶりにはちょっとオドロキ。債務は引き継がないが、義理もあるということで印刷所とかの変更もないという話。
ところで、リブレ出版関係者は対外的には口を揃えて「アニメイトにはバックアップをしてもらうが、グループ傘下には入らない」という説明を繰り返している。先日のアニメイトの高橋社長名義の挨拶文には明確に「弊社がご用意する弊社子会社にて、事業の譲り受けをいたします。」と記されており、アニメイトとしては明確に「子会社」の位置づけであることを表明しているのだが、「子会社」ではあるが「グループ」には入らないという有り様は正直よくわからない。ただ、新会社の社長に、アニメイト本体でもムービックでもマリン・エンタテイメントでもフロンティアワークスでもなく、アニメイトグループの制作部門からは一番遠い会社であるコアデの社長が就任したということに、筆者が以前から懸念している問題点へのアニメイト側の配慮を感じずにはおれない。出資比率や社長以外の役員構成も気になるところである。
(参考)
・Free Talk(4月28日)…こだか和麻のコメント
・旧ビブロスの出版部門、アニメイトグループ3社が新会社にて引き受け(アニマキシス)
「ネット上では一時、ビブロスの出版部門は角川書店が引き継ぐのではないかとの憶測も流れていたが、結局破談になりアニメイトグループに落ち着いた模様。」とのことだが、私が聞いている限り、角川書店が旧ビブロス第1編集部と接触していた形跡はない。憶測が流れていたのはその通りだが「破談」になるような交渉はなかったと思われるが、根拠のある記述なのだろうか?
■エルフィックス閉鎖。
こちらは、4月20日に予定通り閉鎖。ビブロポートの他のサービスも長期のメンテナンスが入ったり、メンテナンスから復旧していないサービスがあったりと安定していない。
■旧ビブロス内定者の方からメールをいただいた。
一言で言うと、「4月16日の記事『ビブロス債権者説明会についてのコメント』について、内定者が受けた説明が違うので訂正して欲しい」ということで資料と合わせて申し入れをいただいた。
ただ、この記事については、読んでいただければわかるように、債権者説明会のやり取りからではそのようにしか理解できず、首をかしげざるを得ない、と言ったまでであり、そもそもこの記事全体で、「この説明会でのやり取りが事実に基づいているものかどうかは検証できていない」ということについて、注意を喚起しているものでもある。実際の経緯と債権者説明会でのやり取りには齟齬があるのは当たり前であり、「内定者が受けた説明と違うので訂正を」とのことだが、債権者説明会でのやり取りから、そのようにしか理解できない以上、訂正する必要はないと考える次第である。
それでは、実際のところはどうなのか? ということになるが、内定者の方からいただいた資料(したがって、これはあくまで内定者側の主張と御理解いただきたい)によれば、3月15日には、以下の説明が行われたということである。まず、事務職内定者に対しては半年入社を待って欲しい、しかしながら待ってもらっても身分保障ができないので、できるだけ内定を辞退して欲しい、それでも、入社を希望される場合、入社遅延措置をとるものの、入社することも構わない、内定辞退の場合は1ヶ月分の給与保障をおこなう、というものだったようだ。一方、編集職内定者に対しては、編集職は、元々の採用自体がとても少なく特殊であり、経験もない皆さんを既卒として不利にすることはできないので、入社遅延という方向で進めていきたい。上手くいけば、9月以前に入社をしていただける可能性もある、という対応がなされたということである。
3月31日には東京労働相談情報センターの方と旧ビブロスの人事担当が電話で話し合い、人事担当より「社長(山本氏)は碧天社(関連会社)の整理等の為会社にはいない。また、内定辞退の人に対する保証金の金額明示は出来ない。入社遅延の人の場合、話は進めていくが、当初予定していた4月3日の入社手続きは遅らせて欲しい。来週中にはもう一度連絡をする。遠方の方については、郵送等の方法で入社手続きを進めたい。」という説明があったということである。その後、4月2日に、内定辞退・入社遅延の区別なく、全員に内定取り消しの書類が速達で届いたということになる。
このような経緯の上で、内定者の方は債権者説明会で発言されているわけで、ようやく、内定辞退を3月15日に薦められているのに、3月31日に「まだ入れます」と言われたと主張していたのが理解できる。ただ、3月31日のやり取りを「3月31日には、『まだ入れます』と言われた。」と債権者説明会で内定者の方が発言されたのは、正直なところ「言い切りすぎ」という感は否めない。
■「コミックファウスト」6月15日に発売。
噂になっていた本の発売日が決定。「ファウスト」ならではのコラボレーションが予定されているらしい。高河ゆんとCLAMPがン年ぶりに同じ本に書くのが一番の注目とか(オイオイ?)。さすがアニキとしか言いようがない。
■羽海野チカ次回作は将棋を題材にした青少年漫画?(昼行灯行状記2.0)
古市威志さんの日記より。「週刊将棋5月3日号」によると、名人戦対局2日目、控室に漫画家の羽海野チカさんが取材に来訪したそうだ。「ハチクロ」終了後、将棋を題材にした青少年漫画を書く予定らしい。
■タカラトミー、ジャイブをポプラ社に売却(アニメ!アニメ!ビジネス)
本業への経営資源の集中ということで次々と子会社を整理しているタカラトミー。ジャイブもポプラ社への売却と相成った。タカラの子会社時代は、ブロッコリー同様に随分と温かく守られてきたが、タカラトミーとなればそうもいかず。既にブロッコリーが売却されたことからすれば、売却は十分納得の話。昨年夏頃からジャイブへの締め付けが急速に厳しくなり、直近で業績が好転しなければ、親会社としての支援を打ち切るようなことになっていたようで、石川順恵さんと大月倫俊プロデューサーの友人関係に基づくメディア展開というカンフル剤も、今ひとつ効を奏さず、この事態に至ったようだ。
■【続報】アニメイト、出版関連子会社3社と新会社(新文化)。
すいません、やはり、アニメイトの他にも出資会社がいるということで正解のようだ。お詫びして訂正させていただく。「ムービック、フロンティアワークスなど子会社3社との共同出資」ということなので、アニメイトグループによる出資ということにはなるかと。新会社の関係者に対しての新文化の取材によると、「6月出版開始」については、「可能であれば」とのこと。また、その関係者によると、「書店や倉庫にある在庫についても「新会社が引き継ぐかたちにはならない」」ということだが、債務を引き継がないのであれば、そういう形にはなるだろう。
(参考)
・Free Talk(4月20日)…こだか和麻のコメント
■「魔法少女リリカルなのは 設定資料集(再生産)」 発売中止。
商品化契約が終了しているにもかかわらず再受注ってあらあら。キャラアニ.comからユーザに送られたメールは以下の通り。
「平素はキャラアニ.comをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、ご予約いただいております「魔法少女リリカルなのは設定資料集(再生産)」
は、発売元である株式会社ムービックの都合により発売が中止となりました。
その理由につきましてムービック社より届いた回答によりますと、商品化契約が終了
しているにも関わらず当商品の再受注を行ってしまったために、「魔法少女リリカル
なのは」の権利元より発売の中止を求められたとの連絡を受けております。
ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。」
■ビブロスのビーボーイ事業をアニメイトに売却(新文化)。
既に、既定の事実として業界周知の状況ではあったが、アニメイトが子会社を立ち上げ、ビブロスの「BE×BOY」関連事業を引き受けることになり、本日契約が行われた。当然ながら、ビブロスの債務はこの会社には承継されない。
・破産管財人田川弁護士のご報告とアニメイト高橋豊代表取締役の御挨拶
アニメイト側の問い合わせ先の電話番号は個人の携帯番号のため、伏せさせていただいた。必要な方がおられれば、お問い合わせいただきたい。
管財人の「ご報告」によると、「破産者に対する破産手続き開始決定に先立ち、破産者の従業員はすべて解雇されており、また、破産手続き開始決定により、破産者を取り巻く契約関係は解除の効力が発生することになりますので、上記事業に関連する従業員は受皿会社との間で新たに雇用契約を締結することになりますし、破産者との間で取引関係を有しておられた方のうち、受皿会社との間で取引関係を継続されたい方は、破産者との間の契約関係が効力を失ったことを前提に、受皿会社との間で新たに契約を締結しなければならないこととなります。」(なんか、もの凄い悪文なのだが……)ということなので、事業の移行は比較的スムーズに進む事が予想される。
当初の予定では、アニメイト他数社の出資にて新会社設立ということで動いていたようだが、結果的にはアニメイトの単独出資の模様。第一編集部については概ねこの新会社に参加することになるようだ(一部この新会社に参加しない人もいるようだが)。また、同様に当初の段階では6月再スタートというような話も出ていたが、新会社への譲渡決定が本日ということになると、さすがにそれは難しいのではないかとも思われる。
また、アニメイト側の「御挨拶」を読むと、「ビブロス社一部出版物の存続をお手伝い」ということなので、その範囲がどの程度なのかについても注目されるところである。
引受先がアニメイトというのは、業界内で静かな、しかしながら、かなりの波紋を呼んでいる。なぜなら、アニメイトグループは、ドラマ・音楽CD、ゲーム、アニメーションの制作や 各種イベントや催し物等のプロモート、インターネットサービス、各種グッズの開発をグループ各社で行い、それぞれの面で、出版各社と密接な関係がある。そして、それらの商品や各社のコミックスを、全国展開の販売網で取り扱っており、女性向けの商品に関して言えば、この業界随一の販売力を有している。つまり、出版各社は、アニメイトグループとの間に補完関係が既に出来上がっており、例えば、協業及び営業上の観点から自社の様々な新企画を事前にアニメイトグループに伝えたりすることもしばしばだ。ところが、ビブロス第一編集部がグループ傘下入りするということは、ビブロスと競合してきた会社からすれば、協業グループ内にライバルが存在するという形になるわけで、これは甚だやりにくいことになる。これまでもアニメイトグループとしては「ダリア」や「マクベス」といった女性向けの媒体が存在してはいたが、正直な話、出版社サイドからすれば、さほど脅威には感じてはいなかったわけで、軋轢も生じていなかった。しかし、これが旧ビブロスとなれば、話はかなり変わってくる。出版社側からすれば、今後はアニメイトグループに新しい企画を説明するのに、ライバルへの情報伝達を懸念して、慎重になる場合も当然出てくるだろう。
もちろん、アニメイトグループからすれば、傘下におさめるのが大手出版社とは直接競合が少ないボーイズラブ分野である以上、大手出版社とのこれまでの関係は壊れないだろうし、ビブロスと直接競合する他の出版社について言えば、アニメイトの販売力への依存度が高い以上、これまた事を荒立てるようなことはないだろう、という読みがあるものと思われる。特に、今回のフレームワークが、既存会社への吸収という形をとらずに、新会社を設立するというのも、そうした既存事業への影響が生じないようにするための、ある種の分離政策と考えられなくもない。
新会社を立ち上げるということは、イニシャルコストや人件費、そして倒産に伴う未払い原稿料を肩代わりするのであれば、最初の半年間ほとんどお金が入らない状態にも関わらず、ざっと計算しても億を越える費用が発生することになるし、破産財団からの事業譲渡に関わる費用負担もある。また、発行雑誌数が多かったビブロス第一編集部にとって、新会社で十分な数の雑誌コードを手に入れることができたのか、あるいはできるのかも、重要な点であり、倒産直後から業界の注視するところであったが、これは、アニメイトグループの傘下に入ることで、決定的な要因ではなくなってきた。なぜなら、アニメイトの店舗での販売及び通販は雑誌コードがあろうがなかろうができるわけだし、それに加えてアマゾンなどのネット書店と直取引ができれば、直販だけでも相当なボリュームを稼ぐことは可能だからだ。むしろ、取次を通さない分だけ、その方が儲かるような気さえするが、さすがにこのやり方では取次との関係が問題となってくるだろう。もっとも、アニメイトは、既に「アニカン」を取次を通さずに扱っているのだが……。
引受先が決まったということ自体は、もちろん喜ぶべき事ではあるが、上記のようにまだまだ前途多難であることは言うまでもない。新会社の方々にはこの難局を乗り越え、是非ともがんばってもらいたいものである。
そして、「アニメ店長」はこの話題をどう扱うのかも興味深いところである(笑)。
(追記)
・アニメイト ビブロスのビーボーイ事業買収(4/19)(アニメ!アニメ!ビジネス)
■本を出した出版社が倒産した その10(その後のこと5)。(岡村日記)
これによると、碧天舎から債権者の方々に手紙が送られた。それによると、以下のようになるようだ。
1)碧天舎との出版契約は全て解除。
2)破産管財人の管理下にある原稿は4月末までに著作者へと返還。
3)破産管財人から他の出版社への引継ぎはなし。
4)倉庫に存在する在庫の書籍については、著作者本人が定価の2割で引取可能。
■エルフィックス以外のサイト、閉鎖延期。
4月20日に閉鎖すると発表があった、エリバドットコム、電影写真館、エリバコミックスについて、一転閉鎖が延期となった。一方、エルフィックスについては、閉鎖延期の告知はない。
また、ビブロポートの提供している「chibikki」については、ユーザに対して、17日の段階で運営元が変更になる旨のメールが送られているが、このような状況ではそれが確定した話なのか、何とも言えないところだ。
(参考)
・ちび存続アナウンスの裏側になにがある?(余白から指先へ)
・上記の他、mixiの「ちびっかーず」コミュニティに詳しい情報がある。
■青少年の健全な育成のためのコンテンツ流通研究会報告書について(経済産業省)
事業者の自主的取組強化等を中心とし、あまり踏み込んだ規制策は盛り込まれていない。まあ、具体的な規制策に踏み込むと、警察庁の縄張りとバッティングするからなぁ。この辺は経済産業省側の配慮かと思われる。
■エルフィックス、サイト閉鎖へ。
その後もサーバダウンを繰り返していた、エルフィックスだが、結論的に4月15日の発表通り、4月20日でサイト閉鎖へ。サークルへの支払いはなされるようだが、支払いを持って連絡とし、個別集計の問い合わせには応じられないということは、支払額が本当に正しいかどうかは、サークル側では確認できないということ?
■本を出した出版社が倒産した その9(その後のこと4)。(岡村日記)
こちらの情報によると、碧天舎に原稿を預けたまま返却されなかった方々の一部(?)に、「元社員一同」の名のメッセージ付きで、15日(土)に原稿が送られてきたようだ。破産管財人の了解を得て、元社員の有志数人が作業した模様。
■「キレイ系オタク」のための新雑誌「Beth」11月創刊。(講談社)
「連載漫画はもちろん、アニメ、ゲーム、小説、映画、美容、健康…と、様々なジャンルの中から厳選した情報や、小説、コラムなど、あなたのお気に入りがたくさんつまっています。」って、その昔、白泉社が出していた「PUTAO」みたいなもんですか? ビミョー。「KISS」の編集部が母体になって作るらしいです。しかも、偶然にもこの時期に発表で「キレイ系オタク」とは、絶妙なタイミングで地雷踏んでるよーな……。
■ハイランド債権者説明会
少々遅くなったが、説明会の内容は、上記リンクで当該部分へ。
印象としては、ビブロス、碧天舎に巻き込まれての倒産という印象が強い。なお、こちらの説明会についても、下記のビブロスと同様、説明会でのやり取りが事実に基づいているものかどうかは検証できていない、ということには留意いただきたい。
。
■エルフィックス、サービス終了のお知らせを削除の後、コンテンツ削除?
一時、アクセスできなくなったと思っていたら、復活。そうしたら、サービス終了のお知らせが削除されている。その後、サイトを確認した鱈、今度はコンテンツが消えている。だいぶ混乱が見られるようだ
。
■ビブロス債権者説明会についてのコメント。
説明会の様子については、早急なアップを優先したので、内容を再度確認・修正を行った。既に、あちらこちらのサイトから、リンクをいただいているが、ご注意願いたいのは、この説明会でのやり取りが事実に基づいているものかどうかは検証できていない、ということである。山本氏・神田弁護士は、聞かれていないことについては当然話していないし、聞かれたことについても、十分な回答がなかったものも正直多い。グループ会社の状況が詳しくわかったわけでもないし、お金の流れもまだまだ正直よく見えない。例えば、B/Sについても、取材に来ていた業界紙の方にうかがったところ、青山ブックセンターや鈴木書店等の倒産時は、過去のB/Sまで資料として配付しており、今回の対応については、不十分な印象を受けておられた。また、悪意があるとは言わないが、山本氏、神田弁護士で説明が食い違うこともあり、勘違い・思い違いも当然あると思われる。
同様に、質問された債権者の方々についても、債権者側の事情については、まったく見えないわけで、主張は主張として尊重すべきであるが、それが正当なものであるかは、このやり取りだけではわからない。例えば、2006年内定者の方々は本当にお気の毒かとは思うが、内定辞退を3月15日に薦められているのに、3月31日に「まだ入れます」と言われたというのも、この説明会のやり取りだけでは少々首をかしげるところではある。
■アイフル被害救済へ 弁護士らが対策会議設立(しんぶん赤旗)
笑い事ではないが、アイフル被害対策全国会議が作成したポスターのシャレが効いている。
■ビブロポート、サービスの大半を4月20日で終了。
本当に事態が流動的だ。言ってるそばから、今度は、ビブロポート関係のサービスのいくつかが4月20日で終了するようだ。
(終了する発表があったもの)
・エリバドットコム
・電影写真館
・エルフィックス
・エリバコミックス
(メンテナンス中のままのもの)
・elfield
■ビブロス倒産関連。
・債権者説明会(日常茶飯事/鹿住槙さんのサイトの日記)
・ビブロス、債権者説明会開催(Garbagenews.com)
・DL同人観測所
・ビブロス・ハイランド倒産簡単まとめ?(腐ログ。〜腐女子(書店員)のブログ。〜)
・「本を出した出版社が倒産した」
その5
その6
その7
その8
(岡村日記)
■ビブロス倒産関連。
13日のところで、ビブロスの債権者説明会の様子は全部アップ完了。加えて、お詫び文と貸借対照表のスキャンデータもアップした。相当長くなったので、そのうち、ページを独立させる予定。また、ハイランドの債権者説明会も聞いたので、それについても今後同様にその様子をレポートする。
(マスコミ)
・「ビブロス、債権者説明会」(新文化)
・今日の日本テレビの「スッキリ!!」に山本裕昭氏が出演。碧天舎の倒産問題について語った。テリー伊藤に「あなたはズルイよ! これは計画倒産ですよ!」 と突っ込まれていたようだ(未見)。
(参考)
・ボーイズラブ最大手ビブロス倒産に関して作家コメント集(萌えプレ)。
■エルフィックス等ビブロポート運営サイト利用の方への当ページからの警鐘。
債権者説明会で山本氏はビブロポートについて「現実的には法的処理はやむなし。客観的にみて、今の形で存続は無理。」と述べている。「そのような状況であることをユーザーに説明しないで、サービスを続けているのは、いかがなものか?」という質問が出たのだが、それについては、神田弁護士からは「ユーザの自己判断」という回答があった。
ビブロス倒産については、当ページにおいては、基本的には情報提供に徹し、作家を中心とした関係者が、情報不足による不利益が生じないようにというスタンスで文章を書いてきた。したがって、ビブロス倒産に関する評価については、極力避けてきたが、本件については、ビブロス・ビブロポート側の対応は明らかにおかしいと考える。したがって、ビブロポートのサービスを利用している方々については、ビブロポートは、そのような状況であること理解した上で、対応していただきたい(既に、皆さんそういうスタンスではあろうが……)。また、ビブロス倒産に伴って製作が中止になったものについて、ビブロポートが行うと説明している返金についてだが、返金された方はいるのだろうか? 情報をお持ちの方はお教え願いたい。また、このような状況下で返金の約束が履行されるかについては疑念を抱かざるをえないので、ビブロポートの返金を待っている人は、早急に一度、ビブロポートに問い合わせを行うことを強くお奨めする。
(追記)
早速、メールをいただいた。その方は、3月中旬に申し込んだドラマCDの返金が4月9日に郵便為替にて届いているとのこと。
(参考)
・「十光土佐の日記」の4月5日。
■ビブロス債権者説明会へいってきました。
場所移動。こちらを参照。
■「ガラスの艦隊」
放映前は結構期待していたのですが、放映後、あまりの内容に頭を抱えてしまいました。こんな笑えるツッコミページが!
■「いぬかみっ!」第2話
Bパートの中途半端な「ナウシカ」パロディは何ですか!? 今イチ、芸がないなぁ
■ビブロス倒産関連。
・自費出版「碧天舎」が倒産、250人「お金返して」 (YOMIURI ONLINE)
■小学館2007年ライトノベル市場参入。(アニメ!アニメ!ビジネス)
「角川書店のスニカー文庫や集英社のコバルト文庫など多くの出版社が手掛けているが、これまで小学館は本格的には取り組んでこなかった。」って、パレット文庫の立場は??
■小学館、ボーイズラブから撤退?
あさぎり夕の日記(4月12日)によると、担当編集者曰く、上記のルルル文庫との関連もあり、「パレット文庫自体がどうなるのかもよくわからないんですが、少なくともボーイズからは撤退するとのこと」らしい。
■あのアクセサリーを作ってみる。
植田まさしの女性キャラの頭のアクセサリー作成記。
■郵政公社、時間外窓口サービス廃止を検討。
夜型のサークル代表者やイベンターには死活問題ですな。
■機動戦士ガンダムキャディバッグシャア専用ザク500本限定商品。(39ゴルフ)
■もし、南北戦争で南軍が勝っていたら?(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)
■個人差大きかったアイドルファンドの決算。(アニメ!アニメ!ビジネス)
■まんだらけ第13回大オークション大会
・そうま竜也原稿42ページ
・扇ゆずは原稿21ページ分
■えー、ホントにそこなのー??
そのパターンは、シミュレーションしたけど、その会社の事業内容を考えるとリスクが大きすぎると思った(いや今でも思っている)のだが……。昨日夜からの情報がすべて同じ会社を指しているので、間違いはないのだろうけど、どのタイミングで固有名詞を書いて良いのか思案中なので、しばしお待ちを。
■カップヌードルと大友克洋のコラボレーション「FREEDOM-PROJECT.JP」。
終電ギリギリの新宿駅西口でのポスター貼り作業に遭遇。詳しくはぎゃらりー参照。なお、田園都市線渋谷駅にも同じポスターが貼られているとのこと。
■ビブロス倒産続報その4。
elfics.comはメンテナンスが終わり、無事復旧した。ビブロポートのサイトも、一時アクセスできなかったのだが、復旧した。その一方、eLfiledは、サーバダウンではなくなり、メンテナンス中の画面が出ているが、ELNAVIはサーバダウンのまま。
■第1回小学館ライトノベル大賞。
小学館が以前から告知していた新レーベルが正式発表。男の子向けがガガガ文庫、女の子向けがルルル文庫という名前が凄すぎる。「小学館が“本気”でライトノベルをやります。」というリードも小学館らしくなく、面白い。
■「手塚治虫について 」(「マンガ・アニメ学術的研究会」第2回研究会(2005年6月14日・東京財団)。
東京財団が行っているマンガ・アニメ学術的研究プロジェクト(2005-)における松谷孝征(手塚プロダクション社長)の報告。これまで知られていなかった話がかなりあるそうだ。
■ビブロス倒産続報その3。
elfics.comのメンテナンスが長引いているようで、未だにメンテナンス画面のまま。最初は、21時復旧予定が24時予定になっている(21時確認)。メンテナンス画面には、「サーバー機器の移設に時間がかかっております」という文言があり、どこへの移設かが気になるところ。一方、eLfiledとELNAVIは、メンテナンス画面も表示されず、サーバダウンしている。
今日の夕刊フジに「オタク出版社倒産で「やおい」人材争奪戦のワケ」という記事が掲載されている。「オタクエリート」について、「『利益を出すことができたようだ。第2号がまもなく発刊される直前の破産となった』(関係者)」というコメントが出ているが、アキバblogでも報じられたように、書店での「オタクエリート」の売れ行きの悪さ(個人的にはそもそも刷りすぎだと思う)を見ると、ちょっとこのコメントは信じがたい。また、やおいファンの20代女性の「過激さは他誌の追随を許さない」というコメントも、ホントにお前は小4から読んでいるのか、と聞きたいところ(苦笑)。その他、藤本由香里とあの杉浦由美子がコメントを寄せている。
ちなみに、どこの出版社が第一編集部を引き取るかについては、さまざまな噂や憶測が倒産以来まんが業界を乱れ飛んでいる。作家や読者のことを考えれば早期解決が望まれるが、第一編集部は、雑誌数も多く編集者の数も同業他社の比ではなく多い(20数人程度)ので、常識的に考えて、それだけの数を受け入れる交渉が簡単ではないだろうことは想像される。
その他、マスコミ報道は以下を参照。
・「自費出版 ある専門会社の倒産」(東京新聞)
また、碧天舎の債権者説明会の債権者の方のレポは以下を参照。
・「債権者説明会」(ネガティブ最前線)
・「本を出した出版社が倒産した」
その1
その2
その3
その4
(岡村日記)
■「ゲーム脳:高次脳機能障害3年半 早期教育検証を」(MSN毎日インタラクティブ)。
「サンデー毎日」でゲーム脳批判の記事を書いた若狭毅記者の記事。押さえた筆致ながら、問題点を指摘して説得力がある。
■今月の「ダ・ヴィンチ」。
『オタク女子研究』が取り上げられており、杉浦由美子のインタービューも載っている。その一方で三浦しをんが「三浦しをんが選ぶ、女の欲望に火をつける不埒なボーイズラブ文庫」として、剛しいら、松岡なつき、花郎藤子、砂原糖子、崎谷はるひを取り上げている。三浦しをんは、この間の「小説ウィングス」(2006年冬号)での「ホモ漫、そして少女マンガを語りつくす!?」と題した、よしながふみとの対談もとても面白かった。
なお、この号の「ダ・ヴィンチ」には「呉智英とコミティアへ行こう」というページもある。
■営業熱心な講談社コミック販売局。
寸止め感溢れるチラシが何ともはや……。
■ビブロス倒産続報その2。
昨日の日記を読んで勘の良い方は気づいたかもしれないが、筆者も実は原稿料の未払いがある(甚だ少額ではあるが)。ということで、本日筆者の自宅にも破産手続開始通知書と債権者説明会御案内が届いている。まあ、通常の破産債権の届出と特には変わらない。以下、取り込み画像参照。
・破産手続開始通知書
・封筒表書見本
・破産債権届出書
・破産者に対する注意事項
・債権者説明会御案内
・債権者説明会御案内(続き)
・これに、弁護士会館への地図がついているが省略
なお、ハイランドで発行されていた作品については、作家に版権が戻る旨の連絡が行っているようだ。
後、台湾のblogに、ビブロポートからのメールが転載されており、通販運営会社であるビブロポートが、注文済の製作中止の商品の返金に応じるらしい。ということで、ビブロポートは生きているわけで、これまた不思議な話である。以下、メールの転載。
「こんにちは!「b-boy shop.net」です。ご利用ありがとうございます。
「武将画帖」複製原画、YEBISUセレブリティーズ3、YEBISUセレブリティーズ4を予約してくださった皆様へ
いつもb-boy shop.netをご利用いただきありがとうございます。
また、このたびは「武将画帖」複製原画、YEBISUセレブリティーズ3、YEBISUセレブリティーズ4をご予約くださり、誠にありがとうございました。
さて、この「武将画帖」複製原画、YEBISUセレブリティーズ3、YEBISUセレブリティーズ4につきまして、
誠に遺憾ながら、株式会社ビブロスの自己破産申請により
制作中止となってしみました。
皆様には多くのご期待を頂いておりながら
このような事態となりましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
ご入金いただきました代金につきましては、
b-boy shop.netを管理しております株式会社ビブロポートが責任を持って
早急にご登録いただきましたご住所宛、為替または現金書留にて返金いたします。
返金作業には1〜2週間かかる可能性がありますが、
あらかじめご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
b-boy shop.net管理担当:株式会社ビブロポート
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-77 神谷ビル4F
mail:shop@bibloport.com」
(追記)
ビブロス倒産について米マンガ出版社のコメント。(英語で!アニメ・マンガ)。
■ビブロス倒産続報。
既に本日から、ビブロスは残務整理の総務・経理関係の人間のみしか残っておらず、そのフロア以外のフロアは、ロックアウトされている。
破産管財人として、ビブロス・碧天舎とも功記総合法律事務所の田川淳一弁護士が選任された(ハイランドは未確認)。なお破産申立の事件番号はビブロスが東京地方裁判所平成18年(フ)第6300号、碧天舎は東京地方裁判所平成18年(フ)第6000号(同じくハイランドは未確認)。
昨日、関係者には破産決定通知書と債権者説明会案内が送付されている。ビブロスの債権者説明会は4月13日午前10時から、場所は霞ヶ関の弁護士会館で行われる。したがって、各作家の元には、明日くらいからこれらの通知が到着するはずである。原稿料・印税等の未払いがある作家の方は、週末まで待って届かない場合、田川弁護士にコンタクトをとる必要があると思われる。ただし、本日行われた碧天舎の債権者説明会では、破産申請代理人の神田元弁護士から「債務超過につき、配当はできない」という説明が債権者になされているので、ビブロスの方も配当を期待することはかなり難しいかもしれない。しかしながら、期日までに債権者として名乗り出ないと、そもそも原則債権者として認められないので、積極的に手続きをすべきだ。編集者は原稿は守ってくれたし、次の仕事も守ってくれるかもしれない。もしかしたら、心優しい次の会社が未払い分を補填してくれるかもしれない(皮肉だがかつてのジャッパンミックス倒産時のビブロスのように)が、それはあまりに希望的観測に過ぎる。ビブロスの未払いについては、解雇された編集者には頼れないし、頼るのも酷である。作家自らが債権者として行動するしかない。
さて、ビブロスを破綻に追い込んだのは、碧天舎の社長でもある山本裕昭社長の経営の問題と言える。山本社長のワンマン経営はつとに有名だった。mixiでは元社員を名乗る女性が、内幕を日記で書いているが、その方の日記によると、会社の倉庫が壺や皿の社長の私物で埋まっている一方で、やまねあやのや新田祐克の画集も含め、コミックスやノベルズを平気で破棄していたとのこと。本業を疎かにしてはやはり会社は成り立ってはゆかない。
ところで、同じく山本氏が社長をつとめ、ビブロスの会社概要の関連会社に名を連ね、同人ソフトのダウンロードサイトであるelfics.comを開発・運営しているビブロポートは経営を継続しているのであろうか?(ちなみに、elfics.comは最近、黒字化の目処がたっており、筆者が3月に聞いた男性系のリストラの中でも、他社への譲渡の可能性があると言われていた)
同様に、美少女コミックのダウンロードサイトeLfiledを運営している(ビブロポートはシステム開発・提供の位置づけ)フォレスタルはどうなのだろうか? フォレスタルは特定商取引法に基づく表示の販売責任者は水野晴夫氏で、当然この人は、ハイランドの社長であり、碧天舎の取締役である。また、筆者も原稿を執筆していた同人情報総合サイトELNAVIは、運営がハイランド、開発・運営がビブロポートになっている。しかしながら、筆者の担当編集者はビブロスの名前を名乗っていた。これ以外にもビブロスの会社概要の関連会社にはプラセットという会社が載っているのだが、colorful.co.jpのドメインの所有者であることは、WHOISで
確認できるが、実態不明。ということで、関連会社間の関係が非常に複雑でよくわからない。
そもそも、ビブロス・碧天舎・ハイランドには資本関係がない、という話を以前から聞いていたのだが……(未確認)。このようなビブロスを取り巻く関連会社について、詳しい方からの解説が欲しいところである。
マスコミ報道は以下を参照。
・「出版社「ビブロス」破産…ホモの恋愛描いた作品も」(ZAKZAK)
・「オタク検定とBL小説のビブロス倒産(4/6)」(アニメ!アニメ!ビジネス)
その他各種リンク。
・「ボーイズラブ・耽美系 Topics」(まんが王)。ページの一番下に注目。
・新田祐克のコメント。
・「KILL MEの件」(高河日誌)。
・「ビブロス倒産について」
(作品感想・ファンレター用BBS)。こだか和麻のサイトのBBS。
・「裏モノ日記」(4月6日参照)(唐沢俊一)。
・「日刊漫画屋無駄話」(其の1917)(塩山芳明)。辰巳グループと言っているが?
■ビブロス倒産へ。
先月来、不穏な噂が流れていたビブロスだが、本日午前に破産の申し立てをした模様。詳細はまだ不明。巨額の投資をした電子出版事業の失敗等もあり、黒字のBL部門は残して、男性向等の不採算事業はリストラするという話で3月中旬〜下旬までは動いていたようなのだが、結果的には会社そのものが保たなかったようだ。既に、BL部門の第一編集部では、会社が危険な状態であることから、先週末から編集部にある原稿を作家に返却しており、原稿流失という最悪の事態を避けられた。別資本参入による経営陣の刷新による会社存続、編集部ごとの身売り等、様々な話が出ているようだが、事態は流動的であり、今後の状況は予断を許さない。当然ながら、ビブロスで執筆している作家には、耳ざとい他社の編集者が既にアプローチをかけてもおり、作家の流出もあり得るだろう。BL業界NO.1の突然の崩壊、激震が予想される。
(追記)
「文化通信速報版」に情報が出た。ハイランドも破産申請。
(追記その2)
まだ、未確認だが、碧天舎からの連鎖倒産。負債額はビブロス20億円、碧天舎8億6千万円、ハイランド2億6千万円ということらしい。詳しくは明日の帝国データバンクと東京商工リサーチに出るのではないかと思われる。
(追記その3)
7日発売の「MAGAZINE BE×BOY」は配本されるとのこと。10日発売のコミックスは出ない。「新文化」にも、情報が。この記事で触れられているハイランドの他社への貸付金って、ビブロポートへのものと以前聞いたが、どうなのだろう?
(追記その4)
「ビブロス:負債総額20億円で倒産 オタク検定で話題に」(MSN毎日インタラクティブ)より。うーん、世間から見ると、そんなモンなのだろうか……。このリードは可哀想すぎる。
やまねあやののメールに、色々な情報が載っている。
(追記その5)
「女性向けコミックスなどを出版、ビブロスが倒産」(読売新聞)より。普通はこうでしょ。
(追記その6)
b-boy.netに挨拶。おそらく近日中にアクセスできなくなるとは思うが。
■「『オタク女子研究』批判」
昨年来の女性誌(苦笑)「AERA」が連発していたぬる〜いおたく関連特集でいくつもの原稿を書いてきた杉浦由美子の『オタク女子研究 腐女子思想大系』(原書房)が刊行されたわけだが、これが読むに耐えないヒドイ本で。『アニパロとヤオイ』(西村マリ/太田出版)も大概いい加減な本だったが、エンガチョな度合いとしては、こちらの方がはるかに上だ。
本来ならば取り上げるのも馬鹿馬鹿しい程度の本で、批判することが逆に話題を呼ぶのでは? という意見もあるのは事実。しかし、いわゆる「オタクブーム」の中で、男性のおたくだけでなく、女性のおたくへの世間の関心が増しつつあるのが、昨秋からの状況だ。男性おたくについて語った本については既に多数発行されているので、おかしな本が出ても自然淘汰されるだろうが、女性のおたくに関する関連書籍は非常に少ない中、こんな本が大手を振られても腹立たしいし、困ってしまう。ということで、まとめてみた(→当該ページへ)。
■「世田谷区 森昭雄日大教授講演会「テレビゲームと子どもの脳」」
お久しぶりです。またまた間が空いてしまいましたが……。昨日行われた世田谷区主催の森昭雄日大教授の講演会に行ってきました。かの『ゲーム脳』の方です。いろいろツッコミどころ満載の講演会でした。アレコレ論評しようと思ったのですが、それよりもどんな講演内容を見ていただいた方がよっぽど話が早いなぁと思い、取り急ぎ取りまとめた次第。当日400人もの聴衆が集まったのには少々ビックリでしたが、教育委員会が小学校で生徒ひとりひとりにチラシとか蒔いていたようです。こんなトンデモでも、「区主催」というお墨付きで「ベストセラー」を出している学者さんが講演するという効果はあるようで。もちろん、税金でこのような講演会をやることには、相当な批判があったようで、講演の前後の主催者側の挨拶には、この種の講演会では異例とも思える行政として相当突っ込んだフォローが入っていました。まあ、いまさら中止にするわけにもいかなったでしょうから、行政としてギリギリの対応をされていたとは思います。
ゲームに夢中になる我が子について、気になるお母さま方は多いのは理解できますが、そうした恐怖心を煽りつつ全ての問題をゲームのせいにするこの方の主張が、お母さま方に受けがよいのは当然ですなぁ。ゲーム脳とわざわざ言う必要もなく、ゲームのやり過ぎが子どもによい影響を与えないのは当然で、それをやめさせるのは家庭内教育やしつけの問題なわけですが、それができていない親もたくさんいるわけで。そうした親に自分のしつけや教育の問題を突きつけることなく、ゲームを悪者にしてしまえば、得心するわけで。しかも、冷静な質問をされた川端裕人さんに対して「あなたこそ日本人として非常に恥ずかしい」とまで言った森教授の発言に沢山の拍手が沸き起こる状況……。
我々がトンデモと森教授をバカにしている間に、実は事態は深刻さを深めているのではないか? それが、この講演会についての私の一番の感想でした。そして、これはたまたま「ゲーム脳」というわかりやすい話だから目に見えやすいのですが、同じような土壌が形成されていると考えるならば、事はまんがでもアニメでも同人誌でも形は違えど、同じようなバッシングが起こりうる話なのではないのか…? そうした事態が起きたときに、何をなすべきなのか? 色々と考えさせてくれた半日でした。
以下、参考にリンクを挙げます。
森昭雄氏の世田谷区講演リポート
ゲイムマンが世田谷のゲーム脳講演会に行ってきた
森昭雄博士の講演「テレビゲームと子どもの脳」@世田谷に行ってきました
科学者ではない、あるいは科学者の風上にも置けない
森昭雄氏の世田谷区講演リポート
ゲーム脳という問題
世田谷区民会館で「ゲーム脳」講演
講演
■「取り急ぎ追補」
heartfull.infoドメインの件だけ取り急ぎ追補。
■「コミックキャッスル2005」がやってしまったこと
5月から随分時間が空いてしまい、即売会そのものも終わってしまいましたが、「コミックキャッスル2005」について書いてみました。
■これが私の一月間のイベントです〜。1ヶ月で12イベント…。カタログに使った金だけでもトホホな額に。
【5月29日】
・ComicCity大阪 インテックス大阪
東京のスーパーシティ後の大阪にしてはちょっとさびしい感じ?
【6月 5日】
・SamuraiSix KFCホール
「D.Gray-man」神田オンリー。篠原花那の同人誌を見つけて喜ぶ。サイトの消えてしまった日記で、一夜明けたら、各社からアンソロジー執筆依頼やら再録依頼のメールがジャンジャン来て、あまりの速攻に戸惑っていたのが印象的。
・ULTRA*RELAX TRC R'nホールアネックス
「おお振り」オンリー。午後からこっちへ。
【6月12日】
・パラダイス銀河2 大田区産業プラザPIO大ホール
最近元気がいい「星矢」パロディ。直参250SPはビックリ。参加者も高校生くらいから三崎より年上の方まで幅広い人気が。昔から「星矢」パロは絵のうまい人が多く、あれこれ買ってしまう。スーパーシティでも既に一冊出していたが和泉八雲がここでも新刊を。その他某プロの本も見つける。
・Alchemist's Children TRC R'nホール
「ハガレン」兄弟オンリー。
・DEAD or ALIVE:TIME24 トレーニングルーム
映画の「処刑人」オンリー。確かに主人公兄弟が腐女子の心をくすぐる作品ではありますが。会場に入ったら、即売会のスタッフの大半が目出し帽を被っていて、ちょっと後ずさる(苦笑)。
【6月19日】
・サンシャイン・クリエイション 池袋サンシャインシティ
割と早い段階でカタログは完売。VISTAのANAフィギュア本とかなるほどねぇ。その他、bolze.、AMR、Digital Loverなど新刊は割と多め。
・O.M.N.I SAMMIT TRC R'n Aホール
「ガンダムSEED」新旧地球連合軍オンリー。
・REY THE FESTIVAL TRC R'nホール
「ガンダムSEED DESTINY」レイ・ザ・バレルオンリー。着いた頃には既にまったり。
・雄ケット2発目 大田区産業プラザPIO小ホール
TRCから近かったので、つい…。「アニキもオヤジもショタもデブも獣人も。野郎系」と銘打ったオンリー。15時開場、18時閉会ということで、到着したのが開場直後。熱気ムンムンで、参加者の気合いが伝わってくる。参加者における女性の割合は、サークルで1割、一般でほとんどゼロって感じ。列が出来ているサークルの名前を、私も同行の番頭くんもまったく知らないという未知の世界、ちょっと新鮮。
【6月26日】
・Comic City 東京 東京ビッグサイト
コミケ前最後のシティ。全体的にはおとなしめ。コピー本とかは目立ったけど、新刊もそれほど多くない。Digital Loverがこっそり別名で申し込んでいて、「巌窟王」のギャグ本を普通に島中で売っていたのがおかしい。なかじまゆかさん曰く「やおいはやっぱり無理でした〜」。
・ASA-YAN TIME24 1F・タイムプラザ
あさのあつこオンリー。この日のTIME24はカカシ×イルカオンリーもあり、どっちも盛況だった模様。実際、カカイルのオンリーは、三崎が着いた13時過ぎでもまだフリー入場になっていなかった。
■恐ろしく久しぶりにぎゃらりー更新。
例の和歌山県の「西牟婁みどころ情報」のポスター配布に行った友人が。配布会場の駐車場は、他県ナンバーの車だらけだったそうで(苦笑)。
■ジュンク堂池袋店、「うえの・ぢづこ書店」の次の企画は「萩尾望都書店」だそうで。
トークショーとか、萩尾さんが選んだ本とか、楽しみだなぁ。
■昨日の某即売会でのトホホな出来事。
開場直前で一般参加者200人くらいかなぁ。ブラブラと一周。ちょこっと本を買う。その後会った知り合いに買った本を見せてもらう。コピー誌を開くと……、こりゃとてもコミケやレヴォでは売れない内容の本ですな。知り合い曰く「開場直後に列ができてたんですけど限定がかかってなくて、先頭集団が大人買いして、列の後ろから『限定かけろよ!』と声がかかったんですけど、サークルは聞かなかったです」って、それは確信犯ってこと? トンデモねー。近くにいた即売会のスタッフに、声をかけて本見せて「これって、本部に報告したり、サークルに注意したりしなくていいの?」と聞いたのですが、「ウチは、中身のチェックしないんで……」で、終わり。えーーー。おいおいおい、この規模なら目くじら立てたくないというのはわからなくもないけど、それでいいのか? 2000SP募集の即売会では同じコトをして欲しくないなぁ。
■ポスト・コミックレヴォリューションを巡って
いろいろと新たなことが分かったりして、ちょっと修正しました。
■お疲れさま、コミックレヴォリューション
■ポスト・コミックレヴォリューションを巡って
ファイナルを迎えたコミックレヴォリューションの同人誌界における意義とその後継問題について書いてみました。
■お久しぶりでございます。
マイペースにしては遅すぎる更新ですが、昨年来のいろいろなことが、やっと先月に落ち着きました。その後、くたびれきっていたのと、あちこちに不義理しまくっていたので呑みに行ったりとで、まったりと過ごし、ようやく気力も沸いてきたので、更新してみました。
■謎のリスト。
1)何のリストかについての説明はしません。
2)リストの出所についてはコメントできません。
3)リストの信憑性については無保証です。
友人の感想→エロゲーマニアの買い方ではないなぁ。
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・ESの方程式
・EVE burst error
・Fu・shi・da・ra
・LOVE CALL
・PROMISE
・アトラク=ナクア
・スキノカタチ
・もういちど君に逢いたい
・愛姉妹 二人の果実
・遺作
・淫内感染1・2
・記憶の海から
・鬼
・継母調教
・護人
・飼育中
・青の扉白の鍵
・絶望
・姫狩リビド
・夢幻夜想曲リニューアル
・夜勤病棟
・野々村病院の人々
(5月14日追加)
■岩田次夫さん、一周忌。
コミケットスペシャル4の翌日、休みを取って友人関係で、お墓参りに行ってきました。Dr.モローも先月発売の「ドルフィン」でネタにしておりましたな。墓石に飾ってあるのは、コミケット準備会スタッフが、コミケットスペシャル4のスタッフ証にデザインを合わせて作った「一般参加証」です。一年間、早いものです。
しかし、この一年、岩田さん以外にも何人もの同人関係の方が亡くなられており、ショックも大きかったです。既にここでも書きましたが、西崎まりのさん、小菅勇太郎さんの他、しむらかずみさん、桜海さん……。描き手の皆さん、本当に健康には気をつけてくださいね。
■来週の「トリビアの泉」。
元総理大臣のお孫さんの某まんが家さん(名前伏せてもなぁと思いつつ)が、そのネタでご登場のようです。
■今発売中の「文藝春秋」2月号。
「紀宮様「オタク伝説」を追う」という記事が。ジブリだの、コミケットだのあちこち取材してます。
■あけましておめでとうございます。
いろんなことがありました昨年でした。今年はもうちょい、更新ができるといいなぁ。マイペースで行きますので、よろしくお願いします。
■冬コミケ(コミケット67)レポート
。
忙しくて、アップしていなかった夏コミケ(コミケット66)の写真もアップします。
今回は、初日の昼から足をちょっと痛めてしまい、足を引きずる状態で、あまり歩き回れませんでした。おかげでお会いできない作家さん多数。申し訳ありませんでした。1月9日の大阪シティには行くつもりなので、女性系の方々とはそこで会えるとうれしいなぁ。
■いろいろ結婚。
知り合いやら友人やら後輩やら最近結婚話が多いです。一番驚愕したのは、某ボーイズラブ系小説家と某知人とのご結婚でしょうか。前者曰く、「神の啓示」があったらしいですが(笑)。おめでとうございます。しかし、デフォルト和服を着こなし、陰陽師にも造詣が深く、ワタクシがとある粗相をしたときに、面と向かって「式神飛ばすわよ!」と言った人が、教会でウェディング・ドレスを着るとおっしゃるのには、かなりの抵抗が……(苦笑)。
そうそう、そう言えば、昔論争などで因縁が少々あった某女性も結婚するとのことですが、相変わらずらしいですねぇ。自分のサイトで、自分の伴侶となるべき人物が「家柄も学歴もよい成功した青年実業家」と自分で書いちゃう恐るべきメンタリティは、さすがとしか言いようがありません。
●雑草社のまんが情報誌「ぱふ」でコラムを連載。
このサイト書かれている記事を情報源として活用することは大いに結構です。しかし、記事を引用したりするときは、勝手に改変しないように。そして、必ず引用元を明らかにするようにしてください。
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