海腹川背・旬日記 | 私なりの攻略 | 旬に関するメモ | カンストへの道 | カンスト履歴 |
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1994年12月23日に、TNNよりSFC用として発売されました。
そして、1997年2月28日に、XINGよりPS版が発売されたのです。 PS版のタイトルは、『海腹川背・旬』
ジャンルはアクションゲーム。海腹川背さんというキャラクターを 操作して、少ない足場を渡っていき、フィールド内のドアを目指す ゲームです。道中、トラップや魚たちが邪魔をしてきます。
このゲームの特徴は、何と言っても、海腹さんが使用する、ゴムの ように伸び縮みするロープでしょう。ロープの伸び縮みするという 特性と慣性の法則により、多彩で奥の深いアクションが可能となっ ています。
元祖(SFC版)の全扉制覇(1997/04/12達成)に伴う改訂版です。元祖の難しさが、魚のランダム発生の高さにあったという評価は 変わりませんが、それは同時に、元祖の楽しさにも継っていたのだ と、全扉制覇の過程において、気付きました。
また、魚の種類/海腹さんへの攻撃(?)の多彩さは、元祖の完成度の 高さを証明すると共に、海腹川背の背景にあるシュールな世界観に、 微妙な味付けをほどこしていたとも感じとっています。それに対して、旬は、魚のランダム発生の極端なまでの低下により、 純粋に、フィールド内を渡り歩く楽しさを追求できるゲームと言え ます。また、色々な点でユーザに対する思いやりも感じとれます。
その反面、練り込まれた地形配置によるクリアの難易度は、明らかに 高くなっています。それゆえ、特訓あるのみの硬派なアクション ゲームという印象も強く感じられるようになりました。そして、一番大切で嬉しい事は、旬になっても、海腹川背という ゲームの基本姿勢が全く変わっていないことでしょう。
ある意味、ユーザを突き放したところがあります。でも、それが、 アクションゲームが、本来あるべき姿なのです。苦汁を嘗めながら も、徐々に上達していき、そして、目指していたものを達成した時 の喜び。これを感じとれる、最近では数少なくなってしまった作品 の一つとして、私は、海腹川背を愛し続けることでしょう。