なぜヘビを崇めたのか

ヘビはその形が男根に似ていることから、生命を生み出す源であると考えられました。

ヘビはネズミをよく捕ります。すなわち、人間の生命の糧である食糧を守ることになるのです。

ヘビは猛毒をもち、その毒によって人を殺すこともできます。しかし、ヘビの毒によって死ぬのも、神の仕業であると考えられました。

ヘビは、脱皮をします。これは生命の再生であり、ヘビは永遠の生命をもつと考えられました。


科学アルバム「ヘビとトカゲ」増田戻樹(あかね書房)より

ヘビは人間にとって、生死をつかさどる存在だったのです。こういった力をもつ存在が神として崇められたのは、当然のことと言えるのではないでしょうか。


縄文の石棒 西洋のヘビ ヘビと神殿 縄文のヘビ ヘビの役割の終焉 まとめ




マヤの神 縄文の神ホームへ