カルタゴ物語


エリッサの旅

ティロス。現在のレバノンにある。
そもそもは、地中海東岸、フェニキア人の都ティロスから始まった。
命をねらわれた王女エリッサは、従者を連れてティロスを脱出!
地中海を西へ進んで、キプロスという島に到着した。
ここでさらに新しい人員を補充して、新しい土地を目指して出発!
さらにずーっと西へ進んで、ようやくたどり着いたのがチュニス湾。
(実はここは、以前からフェニキア人が貿易のため植民していた土地だったのだが。)

エリッサはここに落ち着くことに決め、新しい町を建設。
これが紀元前814年のこととされている。
カルタゴとは、フェニキア人の言葉で「カルト・ハダシュト」、
すなわち「新しい町」という意味だ。
今はなきカルタゴの土地。


CHECK! カルタゴ以外にもあったフェニキアの植民都市        作者Aの物語

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