アフロディテの生まれた島だのオセロの舞台だのと、いろいろと楽しい話があるので、まずはキプロスに行った。ホントはティロスの近く、地中海東岸のハイファから船でキプロス渡れればよかったのだが、なかなかそうも行かず、キプロスを後にして、いったん飛行機で日本へ帰る。数年後、フェニキア(現在のレバノン)へ行く。ティロスはもちろん、レバノン杉の積出港として栄えたビブロスも必見である。このときも結局海には出れず、再び日本へ。翌年、また飛行機でチュニジアへ。といっても、パリでいったん降りてから、パリ発チュニス行きの飛行機に乗る。チュニスからは、電車に乗ってカルタゴへ。エリッサよりも長い旅であった。