5月14日(日)

 母の日ですね。花なんか決して似合わない母親ですが、一応、花を贈っておきました。そういう家族間の儀礼が全くない家庭に育ったので、花を贈るだけでも恥ずかしいです。

 先月30日、「自由と生存のメーデー」の集会&デモに参加して来ましたが、デモの時に三人が強引に持って行かれました(詳細はコチラ)。
 これを読んでいる人の中にデモに参加したことのある人がどれだけいるかわかりませんが、警察のやり方はひどいもんです。参加者の数倍の人数の機動隊で取り囲んで執拗に嫌がらせを繰り返し、逮捕の根拠を強引にでっち上げて、「持ってけ、持ってけ!」と叫びながら、参加者を拉致します。本当にひどいもんです。日本が「自由」だと思っている全ての人に見てもらいたい光景です。
 いつものことですが、警察権力は、今一番面白い(つまりは、一番影響力のありそうな)運動を必死で潰そうとします。皆さん、是非、彼や彼女らの運動に御注目下さい。怖くありません。面白いです。真っ当なことを真っ当に表現している彼や彼女らを見れば、きっと皆さんの心も揺さぶられるはずです。街に出ましょう。

 先日、足立正生監督『幽閉者』の完成試写に行って来ました。足立さんの過激なロマンチシズムと大友良英さんの音楽が絶妙に絡み合って、素晴らしい仕上がりになってました。台本をひっくり返してストーリーを変えちゃう足立さんの柔軟さというか滅茶苦茶さ加減にもびっくりしましたが、大友さん達の即興演奏(で収録したらしい)にもやられました。メイキングも作り甲斐があるってもんです。

 ところで、最近「カオルちゃん」にハマっています。竹内力です。今まであの「猛獣」キャラを知らなかったことを後悔しています。「寅さん」の後は、「浜ちゃん」じゃなくて、「カオルちゃん」にして欲しい。