1月31日(火) やっと、地獄の20日間から解放されました。25日の朝日新聞の夕刊に載ったので、映画の存在を知っている人もいるかもしれませんが、私がメイキングを担当している映画は、足立正生監督の約30年ぶりの新作『幽閉者(テロリスト)』です(簡単な説明はココにあります)。 リッダ闘争の岡本公三さんをベースにしながら、2006年の「今」の幽閉状況につなげようとする、とてもとても野心的な作品です。 約30年前に革命ゲリラとしてアラブの地に赴いた元日本赤軍兵士・足立正生、なんていう風に考えると超怖いイメージですが、実際の足立さんは、本当にやさしくて、懐が深くて、「今」を的確に捉える鋭さがあって、何と言うか、とにかく、ものすごく刺激的な日々でした。メイキングがどうのこうのというより、私自身のこれからの人生に大きな影響を与えてくれたと言っても、本当に過言ではありません。 トモロヲさんやアナーキーの仲野さん、PANTAさん、大久保鷹さん、流山児祥さん、そしてARATAさん達といろいろ話せたことも、インタビューというより、これからの自分にとっての財産となりました。 しかし、メイキングはメイキングでカタチにしなければなりません。プロデューサーからは、ただのメンキングだったら土屋には頼まない、勝手に「土屋作品」にしてくれ、と言われているので、勝手にするつもりですが、やはり、悩みまくっています。とりあえず、テープが80時間くらいまわっちゃったので、それをチェックしながら、再度あらためて、作戦を錬るつもりです。 そうこうしているうちに、シカゴの後は、シアトルで『PEEP "TV" SHOW』の公開が始まったようです。劇場は、Grand Illusion Cinemaという所です。数えてみたら、劇場公開はこれで10箇所目となりました。国内5箇所、海外5箇所という感じですが、今後も何箇所か北米で公開があるみたいなので、国内よりも海外の公開日数の方が多くなるかもです。一度くらいは舞台挨拶に行きたいたいんですが・・・ ではまた、メイキング関係で進展があったら、報告します。 |
1月23日(月) ほとんどの人にとっては当たり前のことなんだと思いますが、毎朝7時起きで撮影スタジオに通って、メイキングの撮影をして、夜12時頃には確実に寝るという非常に健康的な日々を送っています。朝のアラームは、私にとっては、ほとんど拷問ですが。 現場にはかなり取材が入っていて、2月アタマに新聞に載るらしいので、それが載ったら本編の詳細をお知らせ出来ると思います。本編の方は、予想がハズれて(!?)超順調ですが、私のメイキングの方は、一体どうなるのか、まだまださっぱりわかりません。 そうこうしているうちに、シカゴで『PEEP "TV" SHOW』の公開が始まったようです。 Facets Cinemathequeという劇場です。 まだ22時過ぎですが既に眠いので、ビール飲んで寝ます。 |
1月8日(日) もう8日ですね。皆さん、今年もよろしくお願いします。 もう話はなくなったのか・・・と思っていた、ある映画(今はオフレコじゃないとダメらしい)のメイキングの仕事を正式にやることになりました。というか、その連絡を受けたのが5日の夜で、クランク・インは明後日、10日だそうです。モロモロの準備やら構想やらで、もうバタバタですが、かなり臨戦モードに入って来ました。まだまだどうなるかわかりませんが、私としてはタダのメイキングじゃ面白くないので、土屋作品として成立するように頑張ろうと思っています。 新年早々、超多忙というのもなかなか幸せなことではないかと思い込みつつ、今夜も作業を続けます。詳細を告知できるようになったら、また書きます。 |