読者からのコメント4

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2001年11月25日
11月20日に西江純教様(snishie@hi-ho.ne.jp)より「なつかしいです」というタイトルで次のようなメールをいただきました。

>初めまして
>
> 小生、39歳のSEです。コンピュータ歴は、最初に覚えた言語が
>μPD751(だったかな)のアセンブラだった気がします。初めて自作
>コンピュータにふれたのが、トラ技に連載された8ビットのディスクリート
>コンピュータ(名前はわすれた。。。)で、回路図は本に穴が空くほど
>見ており、当時中学生だった私はそれをきっかけにTTLロジックの世界
>にひきずりこまれました。
>
> 大学在学中の、1981〜1985の間、秋葉原の亜土電子パーツショップ
>でバイトをしていました。アナログ、TTL、トランジスタ等々、たいていの
>部品は頭の中にはいっており、当時のチップを懐かしく思います。
> TTL/CMOSに関しては当時は、型番とゲートの種類が完璧に頭に
>はいっておりましたね。またOp-Ampも結構いれこんだほうで、アクティブ
>フィルタなどを設計して遊んでおりました。(学科が電気工学科なもので)
>
> トランジスタに関しても思い入れは深く、2SC372,2SB56などには
>いろいろな思い出があります。電源も自作し、当時は2SD151を愛用して
>おりました。まだ3端子レギュレータも無かった時代だったように思います。
>2SA104などで1石レフレックスラジオをさんざん作りました。当時の小遣い
>ではこのくらいが精一杯でしたね。
>
> 最初にTTLで遊んだころ、NANDゲートが1ヶ300円くらいだった記憶があり
>ます。1970年台でしょうか。LEDも高価で、電源も9Vの006Pに、ツェナー
>をつないで簡易電源にしていました。
>
> PCは、PETが最初に本格的にさわったコンピュータです。大学に入学して
>から当時新製品の初代PC-8001を入学祝いに買ってもらいました。卒業
>する時期は9801になっており、そのころ、BASIC上でアセンブラをいじって
>いました。
>
> そんなわけで、掲載されている各種チップにはいろいろな思い出があり、
>非常にノスタルジックな気分にさせられました。できればアナログデバイス
>についてもこれからどんどんのせていただきたいと思います。たとえば整流
>用ダイオードでしたら、10D1なんかが一番におもいうかびます。ゲルマなら
>1N60などですね。それぞれの用途でのスタンダード・流行があったと思い
>ますので。
>
> 今後の記事の充実を期待しております。
メールありがとうございます。同年代の方ですね。私も当時は週に2 - 3回は亜土に立ち寄っていたりしたときもありまして、顔を合わせたこともあるかもしれません。
ADとかディスクリート部品の方の拡充も考えます。アナログ分室の方の参照数はかなり少なく、どうしようかというところもありますし、古いディスクリート部品はほとんど手元にないのも困りものなのですけど。

2001年9月30日
9月22日に鈴木哲哉様より「8049に凝ってます。」というタイトルで次のようなメールをいただきました。

>はじめまして。
>
>私も古いチップを収集しており(nkomatsuさんほどは持っていませんが)、
>同好の士がいることを知って何だか嬉しくなりました。
>それに、私も仕事場が東京都葛飾区(亀有)にあります。
>
>今8049のROMライターを作成中なのですが、
>書き込み時のEA、Vdd、PROG電圧が、
>資料により23Vだったり25Vだったりでよくわかりません。
>このあたり正確な資料をお持ちでしたら、おいおい、
>ホームページに書き足していただければ幸いです。
お楽しみいただけたようで、なによりです。
とりあえず8748や8749Hのプログラミング電圧についてはメールで送りました。Web記事へは余裕ができたときに書き足すか、このような問い合わせが多かったらその時にでも。単に電圧だけ追記しても記事としては意味がないでしょうから、ROMへの書き込み方法をひととおり解説という形にしないといけなくて、タイミングとか表現が面倒なので。
8748の類は、高圧電源がひとつだけというわけでなく、Vdd電圧とEAおよびPROG端子の電圧が異なるという点で混乱していたのかなと思いました。その点、PICとかATMELのシングルチップはプログラミングが手軽になっていますね。

2001年9月28日
9月17日に\(有\)田辺製作所とかいうところより、次のようなメールが送られてくる。

>こんにちわ!!すいませんがPIC12C509の内部構成回路と
>細かな概要をできれば教えてください!!よろしくおねがいします。
>
>
>   あて先は堀内までお願いします!!
>   できれば早急にお願いします!!
>   FAXでも可044−3xx−xxxxです
まぁ、FAXの番号は消しておくけど。さて、この会社とか堀内とかいう人に心当たりはない。本文は上記がすべてで、しかもなぜかこれだけの内容なのにhtmlメールで送ってくる。なんか変なメールはhtml形式だったり時計があっていないことが多いのはなぜだろう。
以下、返事の全文。
>半導体コレクションの小松です。
>教えると、いくらの対価が出るのですか。
>堀内とは誰ですか。
>なぜ私にメールするのですか。
10日ほど経ったけれど、まだこれには返事が来ない。Microchip社はWebでPDF形式のデータを公開しているので、そのURLを示すくらいはわけないのだけど、そういったことをする気にもならない。というか、情報検索の考え方から間違っているよなぁ。会社でひとつのメールアドレスを共用しているようだけど、わかっている人がいるなら教えてやれよ。細かな概要ってのも何を要求しているのか理解に苦しむし。

2001年9月17日
9月12日に松尾様より「ICの寄贈」というタイトルで次のようなメールをいただきました。

>nkomatsu様
>
>はじめまして、松尾と申します。
>IC collection を時々拝見させていただいてます。懐かしいものあり、はじめて
>みるものありで、飽きません。
>
>よろしければ、仕事でよく使っていたCPUなのですが、インテルの i860
>(A80860XR-33)1個を寄贈したいと思います。
>この IC はインテル初の、RISC・100万トランジスタ・MMX機能搭載のCPUで、
>PentiumPro以降のPentiumシリーズの基礎になったCPUなのですが、
>パイプラインを陽に扱わない限り性能が出せない難しいアーキテクチュアだった
>ためにコンパイラに恵まれず、メジャーになれなかったCPUです。
>(アセンブラを駆使すると、当時の主流だった SPARC 40MHz の数倍のスピードは
>出せました)
>
>今 860 というと、インテルの新しいチップセットや、モトローラのPowerPCを連
>想してしまいます。
>忘れ去られる前に、名前だけでも載せていただきたく、メイルを差し上げまし
>た。
>
>いかがでしょうか?
どうもありがとうございます。本日17日、i860と資料のコピーをいただきました。少し時間がかかると思いますが、i860の紹介記事を作成することで、お礼にかえさせていただきます。

2001年9月9日
8月31日にちゃま様より次のようなメールをいただきました。

> はじめまして。
>ちゃま@八王子と申します。
>半導体コレクション展示会場見せていただきました。
>なつかしい数々のICと小松さんの広く深い知識に感動しました!
>個々のICのエピソードがたくさん書かれていて当時のことを思い出します。
>僕も技術屋の端くれなのでMILの1101APを1レール(うち11個は新品)で持っていたりします。
>今から20数年前に当時高校生だったとき処分品を買ったものです。
>自分でも何かめずらしいICを持っていないかと今パーツケースをあさってみたのですが
>小松さんにご紹介できるようなものは残念ながら見当たりませんでした。
>またコアメモリーの解説とても興味深く勉強させていただきました。
>これからもどうぞご活躍ください。
メールどうもありがとうございます。どうやら同世代のようで。さすがに私は1101Aを自分で使うつもりで購入したことはなく、自作に使用したのは1 Kbitの2101とか2111の世代からなんですけど。1101Aは普通に入手できたnMOSのマイクロプロセッサに使うには遅すぎますし。それなりに記事を充実させていきますので、よろしくお願いします。

2001年8月7日
7月21日に松井様(ns_matsui@hotmail.com)より次のようなメールをいただきました。掲載が遅れたのはひとえに私の都合なのですけど。

>はじめまして、松井と申します。
>貴殿のHPを拝見し、非常に感動したと同時に、やる気が出てきました。
>
>というのも、私は現在250個程度のCPUを所有しているCPUコレクターであり、
>将来はこれらのCPUを流用したCPUコレクションのHPを製作するつもりだったので、
>貴殿のHPを拝見し、感動した次第であります。
>
>貴殿のHPを拝見して感じたことは、電気・電子分野の学校を卒業し、その関係で仕事を
>しているスペシャリストだと思ったことです。私は、化学の学校を卒業し、現在
>土木材料の仕事をしています。
>したがって、半導体に関する勉強は必要だと強く感じました。
>
>3つばかり、質問してもよろしいでしょうか??
>1 半導体(CPU)は、どのように入手しましたか?
>2 これらのデータ?は、どこから引用したのですか?
>3 実際HPを製作した場合、貴殿のHPを参考にしてよろしいでしょうか?
>
>お忙しいところ誠に申し訳ありませんが、お返事を下されば幸いかと思います。
私はあいにく工学系の学校の学歴はありませんけど、関係の仕事をしていないかというとしていることになるんでしょう。ええ。
入手法なんかについては「はじめに」というところでも触れていますが、大半はそれらが実際に作られて販売されていた時期に自分で使う目的で購入して、いじったものの残りです。そのほか、ジャンクとして購入したものもあります。
で、データは引用していません。私なりに整理して書き直したものです。各社のデータブック、技術解説書、トランジスタ技術などの雑誌類あたりは参考にしています。
HPが何を指しているのかわかりませんが、一般に何かを参考にするのに許可を取る必要はないでしょう。
なんにせよ、ぜひ早めにCPUコレクションの公開を行うことを希望します。その節はまたメールをいただければ、ここでも紹介しようと思います。

2001年7月22日
7月14日に浪辺様(yottaka@vesta.ocn.ne.jp)より次のようなメールをいただきました。

>こんばんは 突然のメールをお許しください。
>
>私、浪辺と申します。ネットでMBL6801のデーターシートを探していたら、
>小松さんのHPに来てしまいました (笑)
>
>すごいCPUの量で感動しました、電気の知識がない私には 絶好の勉強
>部屋になります。(m−−m)
>早速ですが、なぜデータシートが必要かと言うと趣味で自動車のレースを
>やっています、
>自動車のエンジンCPUがMBL6801を使っていて(15年前の車)いろんな
>お店からそのMPUに追加基盤や吸い出したデータなどが販売されていま
>すが、あえて自分でマスクロムの吸出し(吐き出し)プログラムを作りたい
>と思いメールしました。
>関連するデータをお持ちでしたらよろしくご指導おねがいします。
お楽しみいただけたようでなによりです。
でもデータのコピーは提供しますけど、この手のことは自分で尻ぬぐいができる能力の人がすべきだという考えから、あまり積極的にはヒントをあげるつもりはありません。あしからず。

2001年7月17日
7月10日に林義信様(hayashi-yoshi@mtj.biglobe.ne.jp)より次のようなメールをいただきました。

>AIM-65にも6522は使ってありますよ。回路図がほしいのなら書き込みして
>ありますが、コピーして送ります。
MCS6502の周辺についてのコメントですね。続くメールでAIM-65のブロック図をスキャンしたものを送っていただきましたし、さらにAIM-65の全回路図もいただきました。どうもありがとうございます。
AIM-65はむき出しの基板に部品が実装されているだけのシングルボードの一種に分類できるコンピュータですが、フルキーボードと20桁の英数字表示可能な16セグメントLEDディスプレイと感熱プリンタを備えたオールインワンコンピュータセットに近い機能がまとめ上げられています。販売されていた当時はシングルボードにしては高価で、BASICのターンキーシステムと比べると使いにくそうな感じがして、販売している店舗もわずかで、あまり売れたとも思えません。現在ではかなり珍しい部類のコンピュータではないでしょうか。

2001年7月16日
6月23日にBABAX様(http://home.interlink.or.jp/~babax/)より次のようなメールをいただきました。

>nkomatsuさん はじめまして。
>
>東芝サイトには既にTMPZ80シリーズの資料が無いようなので、私の持っている
>TMPZ84C711Aの資料を提供します。下記アドレスに画像として置いておきました。
>ダウンロード後は削除しますのでご一報頂けたらと思います。
>
>なお、PDFにする環境がなかったので、先頭4ページだけとなっております。
>もし、ピンアサインなどの資料が必要でしたら、ご一報ください。
このほか、富士通のMB89321Aについても同様の方式で資料を提供していただきました。また、時期をみて不要になったデータブックを送っていただけるとのこと。どうもありがとうございます。半導体各社はWebサイトで現行製品については資料を提供してくれますが、廃品種にすると同時に公開を取りやめますからねぇ。もちろん、その意図はわかるのですけど。
頂いた資料については記事の方に反映させていこうと思います。

2001年5月23日
5月18日に<江南 直緒>様(bunny-gl@rh.xdsl.ne.jp)より次のようなメールをいただきました。

>前略
> 突然のメール、失礼いたします。
> 先日、インターネット環境が整ったので「TTL−PROM」を検索してい
> たところ、そちらに引っかかりました。
> 最近TTL−PROMというものの情報が無かったので、楽しませていただ
> きました。
>
> 当方、ゲーム関係の仕事に以前就いていまして、15年ほど前からゲーム基
> 板を扱っていました。
> 古いゲーム基板の修理をここ数年やるようになり、TTL−PROMの存在
> を知り、情報を求めていたのです。
> 開発の経緯や、仕組みをしっていても、あまり情報が無い部品なので困って
> いました。
>
> 最近は家庭用ゲーム機の開発もCDベースになってしまったので、ROMラ
> イターが必要無くなり、以前の職場から借り受けてきたので、ゲームの修理
> も大幅に楽になりました。
> 回路の破壊等は、部品さえそろえられれば修理ができるのですが、ソフトウ
> エア部分は修理きかないので・・・
> 現在でもTTL−PROMだけは、今でもバックアップできないので苦労し
> ています。
> 特に、古い部品の情報って、今ないんですよね・・・
> CQのデータブック、古い部品がもうのってないんですね。
> ハードウエアについての知識はほとんど無く、現場の経験だけでやっている
> 状態なので、そちらの様な情報源はありがたいです。
>
> それでは、意味の無いメールでしたが、これからもがんばってください。
>                                草々
どうもありがとうございます。ROM WriterはUV EPROM時代になると比較的安価でいろいろなメーカから販売されていましたが、TTL ROMの頃はあまり一般的ではないですからね。一時期バイポーラのヒューズ型のPALが普及した頃には書き込み方式が似ていたためかTTL ROMの一部にも書き込めるROM/PAL Writerもありましたけど。修理ということなら小基板を抱かせることにしてピン互換をあきらめ、高速EPROMかGALの類に置き換えてしまうというのも手かもしれません。

2001年5月9日
1週間ほど前の5月2日にkazu  (radeon@f4.dion.ne.jp)とかいうのから「突然ですいません」というタイトルで以下のメールが送られてきました。

>TIのTMS320P15FNLを入手したいのですが、アドバイスお願いできますか?
本文はこれだけ、シグネチャすらありません。見事な1行メール。何を考えているんだか。で、一応、次のような返事を翌日にしたりして。
>ICコレクションの小松です。
>何万個必要なのかわかりませんが、TIの営業に問い合わせて
>近くの代理店を紹介してもらい、片っ端から電話をかけて
>在庫がないか問い合わせるというのが正攻法でしょう。
>では。
ま、1週間ほどたった本日になってもとんと音沙汰もありませんけどね。こんなメールは送ってこないように。
仮に似たような要望がある場合、必要な理由をできる限り詳細に説明したうえで、必要な個数、これまでどのように自分で努力して失敗したか、業務で必要な場合は私のアドバイスに対する対価(アマチュアが面白いことを考えて挑戦したいのでとか大学の研究でひとつ必要でとかいうのにはケチなことは言わないけど)、ついでになんかおべんちゃらのひとつなんかも入れたメールでないと。最初に示したようなのだと、仮に気分で返事する気になっても「店に行って代金を払って買えば」とか、今回の返事のようなきわめて正しいアドバイスしかできないしね。

2001年4月8日
3月24日にkiyo様より次のようなメールをいただきました。

>こんにちは、kiyoと申します。
>現在中卒の学のなさにめげず、システムロードさんのSL-80一式と格闘しています。
>
>イヤーびっくりしました。
>Altairの実物を持っている方がいらしゃるなんて驚きです。
>しかも一式そろっているということでまたまた驚きでした。
>
>同マシンやコモドールのマニュアルやエミュレーターを公開しているサイトからDLし
>て満足するしかないのですが、ハッカーズの日訳を読んでから
>Altairがなければ今こうして気軽にパソコンを使っているという状況にならなかった
>のかもしれませんね。
>
>実物を拝見できてとても満足しています。ほんとにありがとう。
>
>ちなみに秋葉原のTOW_TOPさんで売っていた青いタワーケースを使っています。
その後、
>貴殿の記事を読んで始めて、Altair8080bは青でフルコーディネートされているのを
>知りました。
>http://highgate.comm.sfu.ca/~rcini/classiccmp/index.html
>うえのwwwアドレスは、ハッカーズに出てくるPDP-11などの解説やドキュメント等を
>公開してるサイトで、Altair8800bの美しいフロントパネルを再現したエミュレータ
>も紹介されています。
ということも伺いました。ずいぶんAltairなどにあこごれてらっしゃるようで。特にハードウエアに近いあたりのプログラミングに挑戦していらっしゃるから、裸のコンピュータに近いAltairには関心があるのかもしれませんね。
個人でコンピュータを所有して使用したいという流れは、Altair以前はリースバックのミニコンピュータを入手して手を入れる人たちとかアメリカには結構存在しましたし、Altairの出現は特に重要なトピックとまでは私には思えませんけど。AltairなどのS-100 busマシンがあのような筐体になったのも、ミニコンピュータ風のシステムになれ親しんでいたり、あこがれていたりする感覚もあったのかもしれません。そういえば、向こうではAltairなどを拡張する方がリースバックを流用するよりずっと安価だったのはたしかですねぇ。こちらでは円ドルレートが今と違いますし、輸入代理店が絡むと1$が500円以上になるくらいの国内価格になってしまうは、ASR-33というテレタイプライタ端末は中古でも高価だったりとか、高嶺の花でした。

2001年3月25日
2月15日に久我様(GDH00074@nifty.ne.jp)より次のようなメールをいただいていました。公開が遅れたのはひとえに私がコメントページの編集をおっくうがっていたためです。すいません。

>新しいCPUを載せるとのアナウンスで、今まで登場しているCPUから
>考えて、次はSC/MP IIに違いないと思っていたら、
>いきなりとばして SC/MP III
>いやそんなの出てたの知りませんでした。
>
>#スキャンプ・ツー って呼んでたけど読み方あってたのかな?
残念ながら、まだSC/MP IIはないのですよね。読みはそれであってますよ。なんか1970年代のI/O誌なんかには根強いファンが頑張っていたりしたんですよね。http://www.itofamily.com/の伊藤さんのところにはSC/MP IIどころかSC/MP Iまでありますけど。

2001年2月17日
2月1日に鈴木様(vsuzuki@kankou.cs.uec.ac.jp)より次のようなメールをいただきました。

>こんにちは
>私は鈴木という者で、某国立大学で先生稼業を営んでいます。
>
>いつも
>http://www.st.rim.or.jp/~nkomatsu/
>を楽しく拝見させて頂いております。
>
>実は私も、今となっては珍しいLSI(主にCPU)をいくつか持っています。
>CPUの例では RCAのCOSMAC, IntersilのIM6100(PDP8と同じ命令
>セットアーキテクチャ), AMDの29000など。
>缶の中で腐らせて置くのはもったいないと思うので、差し上げたいと
>思うのですが、引き取って頂けますか?もし「説明文」が必要なら、
>駄文ですがお付け出来ると思います。(CPUについてはデータシート
>があります。)
>
>引き取って頂けるとして、シリコン塊は今の所メールに添付出来ない:-)
>ので、郵政省メールアドレスもお知らせ下さい。
>
>お返事 お待ちしております。
どうもありがとうございます。
さっそく住所などをっと。
LSIをいただけるのはうれしいですけど、単に情報だけでも、使ったうえでのご感想などは貴重なご意見となるでしょうから、いただけるものならありがたいです。単純作業の命令表の作成とかは資料があればこちらでもできますし、まだ解説が甘いなんてご意見がほかの方からもあれば、そりゃもう何かしらの対応をすると思いますけど。
しかし、COSMACにIM6100とは、在りし日の2大CMOSプロセッサではないですか。Am29000は初期のPostScript対応レーザプリンタを分解すれば、まだ入手可能性はあるかもしれませんけど。(でも機構部がまるごとゴミになるのがね。トナーまみれになったりして。)
というわけで、INS8073の記事が終わったら、少しメモリの写真を差し替えて時間を稼ぎながら、これらの記事も用意することになると思います。

2000年12月30日
12月27日に梅木様(umki@mve.biglobe.ne.jp)より次のようなメールをいただきました。

>最近調べたことなのですが、任天堂のゲーム機「ファミリーコンピュータ」には、実はあの
>デジカメでおなじみのリコー製のモステックMCS6502互換チップの「RP2A03E」が搭載
>されています。実際にファミコンを分解して調べたところ、ピンも互換です。(よろしければ
>写真をお送りしましょうか?)
>もうひとつ6502互換チップが有ります。
>NECのゲーム機「PCエンジン」に搭載されていた「Huc6280」という製品です。
>これは6502をベースにゲーム機向けにPSG音源をオンダイ内蔵したというもので、設計は
>ハドソン、製造はNECで行っていました。(ロックウェルはどう思っているのやら....。)
>
>Z80でもゲーム機で多く採用されています。
>たとえばゲームボーイなんかにも搭載されています。(息が長い!)
>セガの初期の8ビットゲーム機(マーク?など)も、すべてZ80がCPUでした。
>セガの携帯用機のゲームギアもZ80がCPUです。
>メガドライブも、サウンド制御用にZ80を搭載しています。(メインはMC68000、後期のメガドラ2は
>日立セカンドソース品)
>また、セガサターンからは、サウンド制御用に日立セカンドソース品のMC68000を搭載しています。
>あの「ピコ」も、CPUにMC68000(日立)を搭載しています。
ゲーム機にご関心があるようですね。どうも、特定の顧客向けに供給されているプロセッサの類をコレクションに含めるのは気が進みませんで。なお、文中「モステックMCS6502」はモステクノロジー社とすべきでしょう。それぞれ別の会社で、モステックはMCS6502互換チップなど製造してないと思いますから。
「ピコ」というのはセガの幼児教育用コンピュータというかゲーム機のようなものだそうです。

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