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2000年1月18日
そういえば、10日ほど前に次のようなメールが。この手のは半年ぶりかな。
> 突然のメールですいません。 会社にて回路の設計等を行っている<名前削除>と申しま
>す。 今回、モトローラのMC68332を使用したMPUボードを設計することになり、それ
>に関する情報を集めております。 モトローラからは資料を取寄せたのですが、もっ
>と具体的な(アプリケーションノート等の)回路図などが手に入るとありがたいので
>すが、どちらか情報の入手先をご存知ないでしょうか? もし差し支えなければ小松
>さんが使われた(設計された?)ボードの回路図を見せていただくわけには行かない
>でしょうか? また、ハードウェアのデバッグ環境(通常ICEと呼ばれるもの)を整
>えたいのですが、こちらもあまり出回っておらず苦労しております。 そちらで使用
>されたデバッガ(ソフトデバッガでもかまいません)がありましたら、合わせて入手
>先を教えてください。
名前や所属企業は削ってしまったから、上記の文章は著作権法の引用の要件を満たしていません。文章中の名前も削りました。著作権者からクレームが来たら、名前などを掲載することにするかもしれませんが。で、上記引用部分はメールの中の読めるものの大半ですが、メールの内容の半分以下の部分しかありません。全文を使用しているわけではなくて、必要な部分の部分的引用じゃなかった使用です。なぜか、この手のメールはOutlook Expressで変な設定で送られてくる傾向があるようで。
以下、私の返事です。
小松です。
まず最初に、Microsoft Outlook Express 5.00.2314.1300というのを
使用するなら正しく設定しなさい。

<変なhtml形式の文の引用(省略)>

このようなゴミを送ってこないように。

<上記メールの読める部分の引用(省略)>

もちろん、このような相談も受け付けますが、ご予算はどうなっていますか。
他のお客様に出した設計をまさかそのままお渡しはできませんが、ごく一部に
限定するなら可能かもしれません。あるいはそちらの回路図の問題点を指摘したり、
設計自体を請け負ってもかまいませんが。

ICEなら有名どころは皆サポートしていると思いますけどね。あるいはBDMなら
英語資料が多いけど、それこそ自作ケーブルでPCと接続して利用できるでしょうに。
ROMのプログラムを実行するだけならハードウェア的には特に難しいところはなかったので、
モニタプログラムをさっさと作成して、そこからテストやら行ったけど。ついでに
製品のROMの一部にも同じモニタプログラムを組み込んでおいて、製品内部のスイッチ
一つでモニタプログラムに遷移できるようにしてあります。その方が設置先で
トラブルがあったときに対処しやすいので。
回路自体はたとえばMC68000なんかよりはるかに設計しやすいけどね。あ、
クロックは外部発振器で固定周波数だったけど。
と、後半は感想めいた無料アドバイス。

親切にもその日のうちに返事を出してしまったが、いまだ何も言ってこない。やっぱりOutlook Expressってのを正しく設定するのはこの人にとって難問なんだろうね。同類のメールがこのページ内にもあるんだけど、そんなのを読む余裕もなかったと見えるし。あと、予算ってので金銭的報酬を匂わせたけど、別にそれ以外でもかまわないんだけどね。そんなことを考える余裕もないんだろう。たとえば、「わかりました。私の設計例を見せますから自由に使ってください。その代わり、あなたが今まで開発したMPUボードの回路図などを私の参考に提供してください。いえ、ただ単にここで公開したり私の仕事で利用したりする程度です。」ってな返事をしたら、応じてくれたかな。
その割に余計なアドバイスを書きすぎてしまったか。なお、ROMのプログラムを実行するだけならハードウェア的には特に難しいところはなかったと書いてるけど、一番最初の設計時には16 bit幅のROMを外付けする際にROMのA0, A1, A2, ...にMC68332のA0, A1, A2, ...を接続する回路図を書いてしまって、あとであわてたのは内緒です。

1999年12月3日
11月27日付けのメールで佐々木様(crazy17@attglobal.net)よりメールをいただきました。

>始めまして、佐々木と申します。
>
>小松さんのページ拝見いたしました。
>単に写真じゃなくて豊富な(ときに豊富すぎるほど?)の文章で
>そのデバイスの "Who's who" が解説してあるのが嬉しいですね。
>私も大学時代には足しげくジャンク屋に通い、昼飯代を節約して
>部品を買い漁り、日夜部品抜きに精を出した経験がありますので
>懐かしいです。それが 1987 年頃のこと…もう既にマイコン族と
>いう言葉は死語になっていた頃でした。ジャンク屋で見つけた
>6803 や 8085 や 6502 のマニュアルを大学図書館から漁り、
>手配線の基盤に 2761 と 6264 を繋げてハンドアセンブルの
>プログラムを動かし LED を点滅させたりして遊んでました。たぶん
>趣味でワンボードを経験した最後の世代でしょうね。
>
>不祥私も「コンピュータ死語辞典」などのコンテンツをページ上に
>持っているので一度いらしてください。昔作ったワンボードの写真
>なんかも掲載したいのですが、現在は都合でアメリカに住んでおり、
>古い部品やコンピュータは日本の貸し倉庫の中なのです(^^;
>
>それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
楽しんでいただけたようで何よりです。うーん、最近はアマチュアに手ごろな8 bit単体プロセッサなんてものが全然なくなって、主に8 bitのシングルチップが入り口になってきたみたいですからねぇ。でなければ複合チップや16 bitプロセッサでも表面実装パッケージとか、手配線のしにくいものばかりで。佐々木様の「コンピュータ死語辞典」などはhttp://www.lanset.com/crazy17/から読むことができます。

1999年11月23日
11月20日に、さかき様よりメールをいただきました。

>さかきといいます。
>
>半導体コレクションを楽しく拝見させてもらいました。
>ぼくは4040内蔵のオリベッティのプログラム電卓で
>はじめてコンピュータに触れ、その後TK-80、大学の
>サークルの68系、Z-80の自作機、もらい物のHITAC-10
>などで育った世代ですので、とても懐かしいコレクション
>でありました。
>HITAC-10、TK-80はもはや不動品でありますが、
>それでも手元に残してあります。
>今は、Windows上で動くTK-80シミュレータなんぞを
>仕事からの逃避:-)で書いています。
>
>そちらのホームページの充実を楽しみにしています。
HITAC-10はASR-33付きでお持ちだそうです。私のとこのような安普請だと耐えられないかもしれない重さかも。ましてや動作時の騒音を考えると……。TK-80はドキュメント類も一式揃っているそうで。最近のコンピュータだと、よっぽど表示に凝らないと実物より高速のシミュレータができてしまうかも。がんばってください。

1999年10月27日
10月25日付けのメールで、とある大学の機械工学科の大学院生である濱田様より次のような質問が寄せられました。

>私は今回、12ビットD/Aコンバータ、DAC80CBI-Vを研究に利用することになりました。
>しかしながら、私のような機械工学科の人間には、英語表記と言うことも
>あってなのか(?)アナログデバイセズのデータシート
>
>http://products.analog.com/products/links/datasheets.asp?product=ADDAC80
>
>を見ても、どのように使用したらよいかも分からず、このICの詳細が知りたく、
>サーチエンジンで検索を行いました。
>そうして、先ほど、貴殿のホームページ「半導体コレクション展示会場」
>を拝見いたしました。
>様々なICの事が記載されていて大変有意義に拝見させていただきました。
>誠に勝手とは思いますが、お聞きしたいことがあります。
>私のような、なんの知識もない人間が貴殿に質問すると言うこと自体、甚だ、失礼だとは
>思いますがご了承ください。
>
><DAC80CBI-Vの使用環境>
>出力電圧0〜10又は0〜10Vで使用。(ユニポーラ)
>
><質問内容>
>DAC80CBI-Vを上記の条件で使用する際の各ピンの接続が分かりません。
>例えば、15番ピンと18番ピンをどのように抵抗を介して接続すればよいのか等。
>一応、上記のデータシートを見たのですが、どのように接続するのか具体的に分かり
>ませんでした。
>あと、このICを使う際の注意点等ありましたら、ご指導願いませんでしょうか?
>どうぞ何とぞ、返信メールをよろしくお願いいたします。
とりあえず、出力のコンフィギュレーションのあたりだけ簡単に説明しました。大学院生が英語を理由にしてはいけないと思うけど、聞き方は上手ですね。どの資料を見ているかまで書いてあるという点で。できれば何に使うのかとか、必要な精度がわかるようなことが書いてあれば、もう少し何か説明できたかもしれないけど。
(11月2日付記:回路について説明した後、その通りにしたけれどもうまく動かないという連絡があって、少しつきあってしまいました。まず使用したDAC80が特売品だそうで1984年頃の製品だったので、上記のデータシートと異なり5 V電源が必要ではないかというアドバイスをしたが、それでも動作せず。各部の電圧など、症状を聞いて、電源関係だなと当たりをつけてチェックしていったところ、DAC80のCOMMONをグラウンドに接続していないということがわかって決着しました。)

1999年10月25日
10月23日付けのメールで水谷様から次のような質問がきました。

> はじめまして、HP楽しく見させて頂きました。
>水谷といいます。。
>
>自分,CPU(x86で486以降ですが)集めていて
>キーホルダーにしようとしているのですが、
>ピンのカット、穴あけは出来るのですが、ダイ
>を見えるようにする(上ブタをとる)のがなかなか
>出来ません。。
>
>>386DXの16 MHzクロック品。蓋を開けてダイが
>>見えるようにしたもの持っているけ..........
>
>とあったので、不躾ですいませんが質問させて
>頂きますが、うまく上ブタを取り去る方法を教えて
>頂きたいと思うのですが。。。
>
>今はダイの脇にマイナスドライバー当ててドライバー
>の柄ごと地面に叩きつけて、何度も繰り返すうちに
>取れる...といったカンジでやっているのですが、これ
>ですと、ダイ周りがキズで汚くなったり、ダイにキズが
>ついたり,セラミック割れたりと、失敗率が高くて。。。。
>
> ただ今、i386,i486/DX2,DX4,Am5x86/133MHz,Cyrix5x86,
>Pentium60MHz,Pentium133MHz,K5,6x86,6x86L,
>MMXPentium,M2,K6,C6,PentiumPRO,Celeron......
>
>と集めました。(全てソケット版です。)無事にキーホルダー
>になったものはDX2だけで後はまだダイが取れません。。
>(セラミック割ってしまった486DX/33MHzは捨てました。)
>
>  乱文を長々と書いてしまい、恐縮ですが、ぜひご教授
>お願いします。。
>
>では。。
とりあえずガスコンロを使う方法をメールで説明しましたが、近日中に開封方法をhtml文書にまとめて、期間限定公開しようかと思います。

1999年10月22日
匿名希望の方から、10月14日付けでメールをいただきました。

>リンクを辿っていて、ここを見つけました。
>
>コレクション、楽しく拝見しました.
>4004等の現物写真まで見られるのは凄いですね。
>
>えー、本題です。 
>「他社の改良型Z80」を読んだところ、聞き覚えのあるキーワードに
>反応いたしました。 そうです、Z280です。
>
>これは手元に1個しかなく、今となっては貴重なコレクションなのでお譲りする
>ことは出来ませんが、取り敢えずですが画像をお渡ししようと思いまして、
>メールした次第です。
>
>これです→*** URLは削除しました ***
>デジカメで自分で撮影したものなので、写りはいまいちかもしれません。
>ともに写っているのは幻の32BitCPUであるZ380です。
>
>Z280はまじめにハード作ろうとして、Z380はコレクションの為に代理店に
>注文して買ったものです。 なのでマニュアルも揃ってます。
>
>まずは、こんなところです。
>この情報がお役に立てれば幸いです。
>
>それでは
画像を拝見しまして、ここに掲載しようかなとも思いましたが、私のコレクションの写真だけを使用することにしていますので。写真にはPLCCのZ280とQFPのZ380が写っていまして、Z380はピッチ変換基板にハンダ付けされていたところを見ると、コレクションといいながらある程度まで作成していらっしゃったのでしょう。
Z380はZilogのサイトにhttp://www.zilog.com/products/z380.htmlなんてのがありますから、幻でなくて現役だと思いますけど。表面実装部品てこともあり、部品店店頭では幻かもしれませんけど。
その後のメールのやりとりで、Z280は「PC8801SRのCPUと入れ替えたり」して使ってみたこともあるけど特に速くなることもなくてがっかりしたそうで。外部回路とコードが以前のままだとつらいかもしれませんね。キャッシュを有効にしてもそうだったのか、ちょっと興味がありますが。

1999年6月11日
昨日、実に不愉快なメールが届く。まぁ、名前や社名は削ってやるか。

>ザウルスなんかに使われている液晶タッチパネルのメーカーを探してます。ご存知で
>したら教えてください。
>液晶・タッチパネルで検索したら、20万件ほどあり、ほとんどがPC用でほとほとして
>ます。
>
>そちらには、ROMでの検索でたどり着きました。教えてもらえると助かります。
なにが不愉快といって、まず本文はおそらく上のようなものなんだろうが、
>Subject: =?euc-jp?B?vfWkq6TqpN6kuQ==?=
>Content-Type: multipart/alternative;    boundary="----=_NextPart_000_000D_01BEB371.97465D80"
>X-Priority: 3
>X-MSMail-Priority: Normal
>X-Mailer: Microsoft Outlook Express 4.72.3110.5
>X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V4.72.3110.3
というヘッダ付きのメールで、クズのようにしか見えないできそこないのhtmlドキュメントが後にずらずらと。それだけでも気分が悪いのに、さらに内容が上のようなものだったからなぁ。楽しみをある種共有できる遊び仲間と認識できたなら入手法など情報提供には躊躇しないのだが。「更新日誌」とか「はじめに」とか読めば雰囲気はわかるだろうに。以下に返事の全文。
小松です。
まずOutlook Expressをきちんと設定しなさい。読めないものや
ゴミを送ってこないように。
>ここに上記本文の引用
それだったらザウルスでも分解して調べればいかが。どんな遊びに使うのか
知らせてくれればアドバイスをしてもよいけど、それだったら入手法であって
メーカを尋ねたりしないか。
業務なら、調べる苦労もあんたの給料のうち。それを人に押し付けるなら、
請求書の回し先くらい書くべきでしょうな。
さて、まともに設定しなおしたゴミ無しのメールでそれなりの返事がきたら、数行分のヒントくらいはタダで教えてもいいけど……返事はこないだろうね。
(6月13日、返事がきた。個人名義のメールアドレスらしく、別のアドレスからだけど。まぁマルチパートでなかったし、探しかたのヒントなんかを20行くらい書いて返答しました。なにはともあれ、これからも「給料もらって仕事しているけど、かったるいので私の代わりにあなたが働いて下さい。当然ですが給料は私が受け取る分だけで、あなたにはあげません。」という意識が根底にあると私が感じたメールにはふさわしい返事をするか、無視します。)

1999年5月29日
5月26日付けでHilderink様(frits@hilderink.demon.nl)よりメールをいただきました。オランダの方ですね。

>Dear Sir / Madam,
>
>Do you have datasheets of the TMS2793 floppy disk controller ?
>
>I am looking for datasheets or programmers info on this controller
>to emulate this controller which is used in MSX/MSX2 computers.
>
>Best regards,
>
>Frits Hilderink
26日はなぜかメールが集中していた日でして。やはりサーチエンジンで部品の型番を調べて引っ掛かったようです。で、MSXエミュレータを作りたいということで、さっそく資料を引っ張り出したら、あれ、日本語のしかない。英語版を持っている方は送ってあげてください。というだけでは寂しすぎるので、WD1793系のFDCのプログラミング経験があるならWD2793も同じだから、コマンド表の類だけ必要ならWebに掲載してあげるよというような申し出をしたところ、以前データを持っていたのをなくしてしまっただけだから、そいうったものだけでOKだという返事がきました。で、WD2793には英語版の隠しページを作ってコマンド類の表まで掲載しました。これでとりあえずはなんとかなるのだろうか。

1999年5月28日
5月26日付けで小串様(ogushi@cqpub.co.jp)よりメールをいただきました。

> コレクションを楽しく拝見しました.4004や1101の現物写真があることにも驚きま
>したが,解説が充実していますねー.敬服しました.(^_^)
> 惜しむらくは被写体のなかには,汚れたままのがあることぐらいでしょうか(^_^)
> 私のジャンク箱に入っていた1101相当と思われるMIL1101というICは,長年に
>わたり正体不明だったのですが,カナダのMIL社の1101だということが判りました
>(^o^;;)
> Altair8800bも美しく映っていますね.数年前にNHKスペシャル「新・電子立
>国」の「ソフトウェア帝国の誕生」の撮影に協力したことがあるのですが,番組に登
>場したAltairはモノクロ広告から再現したニセAltair8800でした(^_^;;) 本物は数
>倍美しいですね(^o^)
> 葛飾区在住の30代後半との自己紹介がありましたが,私も同年代でございます.は
>ずかしながら私が始めて作ったマイコンは小社発行の「つくるシリーズNo2 つくる
>コンピュータ」に掲載されていたμPD751Dを使ったものでした.当時,福岡に在
>住しておりまして,800円で入手したシャープ製のキャッシュ・レジスタのジャンク
>基板から白いセラミック・パッケージに金メッキのフタが付いたμPD751Dを外し
>て使いました.(添付の写真がそれです)
> その後,インベーダ・ゲームから抜いたi2708に自作ライタでセルフアセンブラな
>どを書き込んでは,日立のベーシックマスターに乗せて遊んでいました.
このメールには画像データが添付されていて、自作の4 bitマイクロコンピュータを拝見しました。なかなかケースの細工など丁寧で、オリジナルの設計と異なり蛍光表示管でアドレスやデータを表示しているようでしたが、多桁の蛍光表示管はダイナミックドライブにしなくてはならないとか電圧レベルシフタに多数のトランジスタが必要とか、LED表示と異なり、こういうものには使いづらいのに実現されているところに技を感じました。ただ、アドレススイッチがスライドスイッチというのは……値段が安いのはわかるんですが、穴開けしにくいし接触不良起こしやすいし、何より指が痛くなりませんか。え、私? もっと質の悪いスライドスイッチを使ったこともありますが。コンピュータのアドレスやデータ入力用スイッチって数が必要なので製作資金が不足していると、つい。

1999年5月27日
5月26日付けでcancer様(cancer@webtech.co.jp)よりメールをいただきました。

>はじめまして。cancerと申します。
>
>サーチエンジンで小松さんの半導体コレクション展示会場のページ
>を知りました。私も各種チップを集めているクチなので、小松さん
>のページを見つけて、とってもうれしくなりました。
>
>私は4004や8008は使ったことはないのですが、SRAMは2102、PROMは
>2708辺りからの人ですので、ふむふむと思いながらコメントなどを
>楽しく拝見させていただきました。
>
>ところで、386について、「誰でも知っているし」というコメントが
>付いていましたが、かなり面白い386もあります。
>
>私のコレクションの中では、「16 BIT S/W ONLY」と刻印された386
>(32bitモードがバグっているので、16bitモードでしか使ってはい
>けないとIntelが言ってる物)や、IBM製の386(IBMのカスタムLSI
>と同様の、全体がアルミで包まれていて裏が緑色の樹脂封入のもの
>で、表面には(C)intelと刻印されていて、ちゃんと386として動作
>するもの)などがあります。また、NECがIntelに作らせた特注の
>386とも言えるi386SL(98)(98noteに使われていた、98関係のI/O回路を
>一部含んだCPU)も、ある意味では変な386ですね。
>
>それから、Motorola系では、MC68020が出たと思ったらXC68020とい
>う型番だった、なんてこともありましたが、当時は、かなり大量に
>XC68020が出回っていたようですので、これはレア物とは言えない
>かもしれません。^^;
>
>それでは。
>
>K.Shimizu
>http://www.kt.rim.or.jp/~cancer/
16 BIT S/W ONLYというのは極めて初期のMMUか何かにトラブルのあった
石ですよね。NEC PC-9801あたりからのはずしでしょうか。MotorolaのXC
型番はエンジニアリングサンプル扱いですけど、複雑になってきた32 bit
クラスのプロセッサや周辺LSIでは確かに結構出まわっていましたよね。

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