★ギリシャリクガメの卵3★
1998年5月13日、産卵から32日目、2個の卵の胚が確認できなくなりました
今年1998年の4月12日に産卵されたもの3個のうちの2個で、内部で動きも観察できた2個の卵の中の胚が、両方とも確認できなくなりました。
同時にそれまで卵の上部に確認できた血管が、よく見えなくなってしまいました。
急激な温度、湿度の変化を与えたり、振動を与えたりはしていません。
この4日間のうちのいつからかは、はっきりしません。上部の不透明部分は更に大きくなったようです。
1998年5月17日、産卵から36日目、2個の卵に別の変化を確認
1個の卵は、卵上部に空気層が発生しているのを確認。卵の下部に内容物が沈殿したような状態を観察できます。
全体的な色としては、少し全体的に黒ずんできているようです。
1998年5月17日、産卵から36日目、2個の卵に別の変化を確認
1個の卵は、卵上部の不透明部分が少し大きくなったのを確認。卵の内部は、全体的にピンクからオレンジ色がかった色に見えます。
赤い枝分かれした血管も確認できなくなりました。
1998年5月22日、産卵から41日目
下部に胚が沈んだようになった卵。卵の下部の黒っぽい部分は、少し大きくなったようにに見えます。
文献から判断すると、胚が沈んだ卵は、だめなケースが多いようです。
しかし、まだ望みを持って、観察したいと思います。
1998年5月22日、産卵から41日目
もう1つの卵の変化です。卵のピンク色っぽい部分は、少し白くなったようにに見えます。
上部の不透明部分が、さらに大きくなりました。
こちらも空気が溜まっているのかもしれません。
その他の4月12日に産卵された1個は、ずっと内部は変化が見られず、赤っぽく見えるままです。
3月 4日に産卵された3個は、変化がまったく見られません。無精卵だったようです。
孵卵器には、入れたままにして、さらに観察を続けます。
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