寒さもだんだんと厳しくなった、12月3日(土)に湘南ハイツ自治会では防災訓練が実施されました。
この日、消火器の購入と薬剤交換に合わせて、地域の住民の皆さんに参加を頂き、いざという時に的確な行動が出来るようにと自治会役員さんのご努力により実現しました。
この日は、栄消防署の署員の方々に防災に関する指導をいただきながらの訓練となりました。
最初は初期消火の訓練です。家庭に設置されている消火器を有効に活用する為に、その特性や操作方法、注意点などを署員の方が説明してくださいました。
『消火器の取り扱い』については、このホームページの中でも紹介しております。
是非参考にしてください。
説明を聞いた後、参加者の皆さんが実際に水消火器を使っての実践訓練です。
花壇の花々を火元に見立てて、消火活動開始です。
しばらく雨が無かったので花達も喜んでいたのではないでしょうか。
一度でも、操作した経験が有るか無いかで、実際の現場での落ち着き方は全く違います。
恥かしがらずに、積極的に参加して下さった住民の皆さんに感激しました。
次は起震車体験です。横浜市消防局には4台の起震車がありますが、人気が高くいつも引っ張りだこです。
過去に起こった大きな地震のデータがインプットされており、様々なパターンの地震を体験できます。
巨大地震と言われるものは、阪神淡路大震災のような直下型のものを除けば、震度5以上の強い揺れが1分強続きます。
予め、起震車に乗るのだという覚悟があっての体験でも、本当に長く感じます。
見守る住民の皆さんも真剣な表情で見学しておられました。
外で見ている方が強い恐怖を感じてしまいます。
この後は、消防団員が指導を行い、発電投光機とチェンーソーの操作訓練を行いました。
発電投光機は停電してしまった時の大事な光源となります。明るさになれた現代人には暗やみは恐怖そのもです。
発電投光機は女性の方でも比較的に簡単に操作出来るので、多くの皆さんに体験していただきました。
ただ、チェンーソーは操作に危険を伴いますので、団員が展示の操作を行い、皆さんには見学して頂きながら注意点の説明を行いました。
横浜市地震三原則は、
◆その場にあった身の安全
◆すばやく火の始末
◆となり近所の助け合い
です。