2007年7月21日(土)、栄区少年消防クラブ(BFC:YOKOHAMA BOY'S & GIRL'S FIRE CLUB)の夏期研修会が行われました。
今回の研修は、栄消防署豊田消防出張所を会場にし、救助隊(レスキュー隊)の皆さんの訓練の様子を見学しました。
雨の心配された天候でしたが、曇り空のままで、約70名の少年消防クラブ員に参加頂きました。
最初に119番の仕組みや、正しい通報のしかた、救急車の正しい使い方などを学習しました。
荒井栄消防署長よりをお話を頂きましたが、つい先日発生した2007年新潟中越沖地震などを例に取り、是非お家帰ってお父さん、お母さんと今日学んで来たことを話合って欲しいとのことでした。
また、将来消防士や救急救命士に是非なってくださいとのコメントも頂きました。
次に、訓練の様子の見学ですが、まずレスキュー隊の隊員の皆さんの紹介です。
オレンジの作業服は、とてもクラブ員の皆には格好良く映ったようです。
また、隊員の皆さんの若くて引き締まった身体はやはり凄いですよね。
最初の訓練はロープ渡りです。
素人には、ロープ上でバランスを保つのもやっとだと思うのですが、隊員の皆さんは凄いスピードで滑るように渡っていみます。
クラブ員からも大きな歓声や声援の声が飛んでいました。
次は、高さ10メートルの場所から、ロープ1本で要救助者を抱えての降下です。
自分一人でも、チョット怖いのに、意識の無い人間を抱えての降下ですから、大変です。
さすがに訓練を重ねたレスキュー隊員の方は違うなーっと実感しました。
エンジンカッターは、建物や自動車などに閉じ込められてしまった人を助け出すのに使用します。
鉄板でもコンクリートでも切断することができます。
今回は鉄パイプの切断を実演して下さいましたが、けたたましいエンジン音と飛び散る火花にちょっとびっくりです。
鉄パイプでも切断してしまう油圧ハサミの威力も凄いです。
ただただ、クラブ員一同、感心して見学するばかりです。
研修の最後には、消防隊が実際に使用している消防ホースを使っての放水体験です。
将来、このクラブ員の中から、消防士や救急救命士、消防団員が出てきてくれるのが本当に楽しみです。