初期消火箱操作訓練

消火箱説明 2003年6月15日(日)、当消防団が管轄する自治会の中の桂公田町会第四地区にて、初期消火箱の操作訓練が実施されました。

当日は、この周辺の住民の方々により『さわやか運動』(道路、水路の清掃活動)が行われた日であり、多数の方々が早朝より清掃活動を展開されました。
その清掃活動の終了後に、付近に設置されている初期消火箱の操作訓練が企画され、消防団と栄消防署の署員が協同して指導にあたりました。

消火栓 この付近では、アパート1軒が全焼する大火事が発生したばかりで、また、東北地方で大きな地震があった直後のことでもあり、住民の皆さんも真剣です。
消火箱の中身を点検し、機材の説明を署員の方に受けた後、実際に消火栓を開けて操作してみます。

消火栓は、皆さんが普段使用されている水道につながっています。
そのため、急激に開けると水道ににごり水が出ることがあるので注意が必要です。

画像中央で、開閉バルブを操作しているのは本間団員です。

ホース延長 ホースの延長訓練では、署員の方の説明の後、実際に何人かの皆さんに延長操作をいて頂きました。

競技ではないので、かっこの良さなどは気にする必要はありません。
が、慌ててケガなどしないように、安全にだけは十分注意してください。

これは、消防職団員も常に心掛けていることです。

水が来るぞ 訓練では、消火栓からホース3本を延長して実際に送水を行いました。
体験された方はお判りと思いますが、水の圧力は想像以上に強いものがあります。
水の入ったホースは丸太のように固くなり、その重量も相当なものです。

画像は、水の来る方向を見つめる、住民の皆さんです。

新人 筒先を担当したのは、今年の新人である鈴木団員です。
今回、初めて筒先を持つことになり、文字通りデビュー戦となりました。

初めて体験する筒先の圧力と、住民の皆さんの視線に少し緊張??

この後、消防職員と消防団員の4名の混成チームで、模範演技を披露し訓練を無事終了しました。
いつ襲ってくるか判らない大災害に備えて、こうした地道な訓練の繰り返しが必要なことと実感しました。

消火箱の操作方法については、『ホース格納箱』、『消火箱』についてをご覧ください。


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