■昭和24年
写真が現存している最も古い龍蛇。龍蛇というより、恐ろしい大蛇、若しくは
怒った鯰といった容貌。(高沢良夫氏所蔵)
■昭和39年
東京オリンピックの年、旱魃の続いた8月に15年ぶりに現れる。大きく重く、
左の顎が外れかける。(中学生の私が初めて担いだ龍蛇)
■昭和51年
雨乞行事を後世に伝えるために、保存会主催によって実施された最初の龍蛇。
それまでの龍蛇に比べ、何処か可愛らしく、小さな眼に大きく開けた口が特徴。
■昭和54年
前回の龍蛇に比べ、かなりスマートになり、渡御にもスピード感が現れる。
■昭和59年
眼の下の肉付きのよいちょっと変わった風貌の龍蛇。かなり頭部の重量はあり
そう。
■昭和63年
何となく光線や角度のためか、華やかな感じのする龍蛇。黒目が大きく、髭が
波を打っている。
■平成4年
顔一面、髭の下方まで青々とした笹が付けられ、なんとなく毛(笹)深い龍蛇。
■平成8年
上方から見たせいか、鼻が高く、精悍で、龍に近くなったような威厳を感じさせる。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |