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平泉周辺の写真をみることによって、高館をめぐる景観の意味について考えてみたい。
(少しずつ増やしていきます。また文章も追加されますので、随時ご覧下さい。)
2003年7月5日撮影
没 個性としての平泉バイパス建設を憂う
平泉の人々を洪水被害から守るという大義名分のもとに建設されている平泉バイパスは、今 や奥州の大河北上川と初代清衡公が平和の祈りを込めて造った水の都「平泉」を、水から完全に分離する役割を担って、柳の御所と高館を掠めて北へ伸びようと している。関係者諸氏は、もしもこの地平泉が世界遺産になった時には、この無遠慮なコンクリートの固まりをどのように説明するつもりか。どう見積もって も、平泉バイパスの高さは、中央にあるしだれ桜とほぼ同じ位の高さを持つと想定される。いったい黄金の都の夢の跡は、どうなってしまうのか?
これが芭蕉が夢の跡と嘆いた平泉第一の景勝地の現在の変わり果てた姿だ!!
平泉バイパス工事は、今も続いている。土日は、余りにも工事用トラックなどの混雑があり、工事事務所は、これを控えているようだ。しかし高館直下の付近に工事は差し掛かり、世界遺産とは、まったく相矛盾することが現実として行われている。
平泉の山河は泣いている!!
しずしずと暗き空より舞い降りる雨の滴は大河の嘆き
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2003.8.2 Hsato