平泉高館周辺写真集17

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平泉周辺の写真をみることによって、高館をめぐる景観の意味について考えてみたい。
(少しずつ増やしていきます。また文章も追加されますので、随時ご覧下さい。)

2003年4月26日撮影

未来へと命を紡ぐ北上の大河も今や水路に等し


今や高館直下は荒川や多摩川縁の河川敷に近くなった!!

奥州の個性も何もあるものか2003年春の高館

春の高館で怖いイメージをみた

夢跡が崩れ去る日の幻想が脳裏を過ぎりふと怖くなる

芭蕉が来た日も大雨の次の日のことだった

夕べ落つ天の涙や夢跡にあふれるほどの溜まり水かな

この石段を松尾芭蕉も登ったのだろうか?

どきどきと鼓動響かせ蕉翁もこの石段を登りしものか
高館に焦がれ来たりし蕉翁の前に拡がる夢跡は消ゆ

 

柳の御所の前の枝垂れ桜はひとり悲しげに佇んでいるように見えた

たんぽぽの可憐な花を踏まぬよふ強者どもが夢の跡往く

 

柳の御所から高館方向を望む

何もなきこの草むらの何処かで清衡見たり夢の楽土を

 
 

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2000.10.29
2003.5.3 Hsato