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★新着順です。敬称略。 |
人格障害者にとって本当の「癒し」になるのは、マンゴールド(『17歳のカルテ』)の美しい物語ではなく、土屋と雨宮の危ない映画のほうである。 越川芳明 |
世界と自分と他人がつながらないもどかしさのなんという切なさ・・・て言うかその前にビデオ撮りでこの重厚さは驚愕だなあ!数多のフォロワーを産むこと必至。 大槻ケンヂ |
日本国東京。という人類の病棟で観測された病症の報告書。という作品は腐るほどあるわけだけれども、というか、ほとんどのこの国のあらゆる<作品>が、結果としてそうならざるを得ない構造になっているのだけれども、土屋監督のこの作品は、そのことに意識的に真っ正面から取り組んで、しかも観て普通に面白い。という両立があって素晴らしいと思いました。インターネットを題材にした引きこもりの映画。とか敬遠しないで恋人同士でバンバン観に来て大丈夫だと思います。 菊地成孔 |
あらゆる「病巣」がこれほどリアルに描かれているというのに、登場人物たちはリアリティがどこにあるのかわからずにいるのだ。この圧倒的な矛盾。私はめまいがした。 香山リカ |
もし、ウオーホルが現代日本に生きてたら、この映画を撮っただろう。 AKIRA |
それぞれの方法で「リアル」=「生きている実感」を探そうとする主人公たち。これは「きっかけ」を与える映画である。それもとびきり刺激的な。 この作品に答えを期待してはいけない。結局答えは自分で探すしかないのだから。 瓦礫に押し潰されたくない、本当は皆そう思っているはず。 ゆか(黒色すみれ) |
ご覧あれ、無の世界の中で踊る人間達を。 この世界で全ては確かなものであり確かなものは何もない。 まるでBachのインベンションの如く無の空間を人の気が交差してゆく・・・。 さち(黒色すみれ) |
『東京』その中に生きるさまざまな裏の顔たち。 そして、そのアンダーグラウンドな世界はいつもある意味ホントの”今”を教えてくれる。 混沌とした時代を生き抜く中で、この「PEEP "TV" SHOW」はそんな世界中の”今”に疑問を投げかけている。 KYONO(THE MAD CAPSULE MARKETS) |
オレはこの映画を見ていて、 「自分探しなんてしてんじゃねえ!そんなもんはどこにもないんだから。つまんねえもんで簡単にいやされてんじゃねえよ!世の中はもっと駄目で、もっと面白いんだから・・・」 なんて叫ぶ声を聞いたような気がするんだけどね。 大友良英 |
これは鬼才・土屋豊監督が時代をえぐった‘傷痕’だ。 痛みだけが21世紀のリアルを伝えてくれる! 中森明夫 |
リアルを探せ!トイレの壁をぶち破り、ゴスロリスカートの中を盗撮し、存在の耐えられない軽さに日々鬱々と苦しんでいるこの俺の欠損をスッポリ綺麗に埋めてくれるはずのリアルを探せ! そんなまっとうな青春映画、面白いです。 滝本竜彦 |
※今後、続々とアップする予定です! |