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今週の一枚 No13
2004年源義経公鎮霊祭


第五回源義経公鎮霊祭
(2004年6月13日佐藤撮影)

2003年6月13日(日)午前10時半、「源義経公鎮霊祭」が、境内でしめやかに開催された。早朝に大雨が降り、式の開催が危 ぶまれたが、式の時刻には、すっかりと雨も上がって、むしろしめやかな式の雰囲気が醸成されたようであった。

今年で5回目となる今年の「鎮霊祭」は、懸案であった本殿に至る参道の修理の工事も無事終了し、記念の祭典となった。

藤沢の恒例行事となりにける義経祭や感無量なり

第五回源義経公鎮霊祭で奉納された宮司による舞
(2004年6月13日佐藤撮影)

式には、5年前に迎霊特使として、この義経公首塚としての藤沢白旗神社を皮切りに、栗駒沼倉にある判官森まで500キロの行程を 歩き通した菅原次男氏ら一行が、奥州から大挙して駆け付け、賑やかな「五回目の鎮例祭」となった。式では、祝詞奏上の後に、近藤正宮司による格調高い舞も 奉納され、記念の式典は、すっかり藤沢の恒例行事として定着した様子であった。

判官の御霊に頭深く垂れ宮司鎮めの舞を披露す




 

 栗駒から参列した菅原次男氏一行
 (2004.6.13佐藤撮影)

菅原氏は、栗駒の一行を代表して玉串奉奠をし、義経公の御霊に深く頭を下げた。式終了後、菅原氏は、5年間に平泉の高館の義 経堂にて披露した詩「不滅の詩」を書いた巻物を取り出し、文字通り「不滅の華」となって天にまします義経公を讃える詩を朗唱した。
はるばると奥州より来し人称し「今義経」と誰 か言ふなり

源義経公鎮霊碑の前で「奥州しのび唄」を熱唱する高橋弘之氏
(2004.6.13 佐藤撮影)

更に菅原氏一行は、記念碑の前で、「奥州しのび唄」の奉納をした。この唄は、判官森のある宮城県沼倉出身で現在仙台市在住の 高橋安敏氏(建築業経営)が、悲劇の英雄源義経公を供養する歌を作ろうととの思いから生まれた歌である。

高橋氏は、この五年間、菅原次男氏の義経伝説の志に共感し、熱い支援を続けてきた人物。作詩は、友人で仙台在住の女流作詞家掘あかね氏と作 曲家千葉有一氏。歌手は高橋氏の実弟橋弘之氏が力強い歌唱を聞かせる。

白旗神社の記念碑の前で、この歌の熱唱を耳にした参詣者の中には、義経公の激しくも美しい激動の生涯が、胸に迫ってきたのか、思わず目頭を 白いもので押さえている人もいた。

判官を鎮めんとてや歌作り御霊の前で唱和の誉れ



Last update 2007.1.8 H.Sato
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