【No.04】農家直送のケール(2001.12.08)
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カメ仲間のY氏より耳より情報を得る。
「『農家の青汁』という商品名で、有機栽培、無農薬おまけに添加物フリーのうまい!青汁 のサイトがあるが、そこで材料となるケールの生葉も通販してくれる。」というのだ。 このサービス、本来は生葉を絞って自家製青汁を楽しみたい人のための特別な計らいなのだ。 しかしながら、農家の方には申し訳ないが、我々としては青汁に特別興味があるわけではなく、この葉を リクガメのゴハンとして 利用できないか、という話なのである。青汁の材料となるケールは栄養も 豊富な上、野草が減って献立のバラエティーが乏しくなった ちょうど10月頃からがシーズン 真っ盛りだと言う。Y氏宅では、既に試用しており、リクガメたちはみんな大喜びだったとか。

これは利用しない手はない!ということで早速オンラインで申し込みを済ませ、 今か今かとナガクビガメになっていたところ、昨夜、届いた。一抱えもある大きなダンボール箱を開封すると、摘み取られた葉だけが何枚も重ねられて いて、その葉の大きさと量にしばし唖然とするも、取りあえずは記念撮影などしてみる(写真下)。
因みに一箱5キロで2千円。二度目からは送料も無料となる。 感激したのは、農家のおじさまの手書きと思われる手紙まで同封してあったこと。便箋3枚くらいに、ケールや青汁の効能、ご自身のケール栽培への こだわりなどが最近トント見かけなくなった達筆でしたためられており、とても好印象を受けた。(そう言えば、発送前には丁寧な確認のお電話までいただいた。)
ケールの葉は、炒めモノなどの料理ににも利用できるとの話だったが、まずは生のままで人間も試食。ほんのり甘味があり、ちょうど小松菜とキャベツを足して1.5で割ったような味だ。 分かりにくいが、要するに味も香りも濃いのだ。その上リクガメに必要な繊維質も豊富ときてる。

さてさて、日付も変わり、本日早速カメ軍団の品定め大会となった。
これをクリアしないことには何にもならない。カメたちには、農家のおじさまの人情話など通用しない。 結果。なーんとこのコンテンツ始まって以来(ってまだ4回目だが)、初の5つ★が出るほどの大好評。ギリシャ約1名、 ホルス約2名、冬眠モードの2名を除いた残り21名で、この大きな葉を合わせて4枚程すばらしくよく平らげてくれた。写真左は、琥珀@ギリシャ。右はホルスのカザフとスタン。ちびホルスの 甲長は8センチ弱。 農家の回し者ではないが、興味のある方にはオススメ。

『農家の青汁』サイト
『青汁協会』のサイト(ケールの栄養成分などが調べられる。ミネラル、ビタミン値は小松菜以上。)