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梅干作りのワンポイントアドバイス2

〜梅の漬け時は??〜


  最近では梅を漬けるタイミングのお便りが多くなってきました。読者の皆さんの質問もレベルが高くなってきて、当サイトの管理人も対応に四苦八苦。そこで漬け時に絞ってワンポイントアドバイスを載せましたので、ご参考にどうぞ。(^o^)



 まず、買ってきたばかりの状態です。中にはちらほら黄色や赤みをおびた梅もありますが、全体的にはまだまだ青いです。そこで、風通しの良いところにしばらく置いて、熟すのを待ちます。写真の上の白いものはキッチンペーパータオルで、袋の開口部からほこり等が入らないように軽くフタをしています。







 漬けた当日の梅です。ほとんど黄色からオレンジ色に近くなってきています。中には部分的に赤くなっているのが良くわかります。この辺が限界で、これ以上おいておくと黒い斑点が出てきたり、茶色く変色してきたりしますので漬け込みを開始します。ちなみに、上の状態から下の状態になるまで常温で4日間、冷蔵庫(野菜室相当)に2日間置きました。冷蔵庫に置いたのは、特段の理由はありません。常温保存を4日で漬け込みたかったのですが、あいにく平日でつける時間がなかったため、休みの日まで延ばしたかったので、熟成を止めるのと、カビが生えないようにと、冷蔵庫で2日間置きました。なお、常温で熟すまで待つのはあくまで勘と経験です。目安としては、色と香り。フルーツの甘酸っぱい匂いはしたらスタンバイと考えてよいと思いますが、決まりごとはありませんので、漬け込みのタイミングは皆さんでご判断ください。





大体のところは以上です。もう一度繰り返しますが、ポイントは色と香りです。何回かつけると勘所がわかってくると思います。もし心配でしたら、少し若いかな?と言うあたりで漬けても良いかもしれません。熟しすぎでいたんだり、かびたりするよりはましと思います。それでは皆さん、成功を祈る!!



なお、「カリカリ梅」「シソ入り梅干」「蜂蜜入り梅干」「かつお入り」につきましては当サイトでは作り方を掲載していません。検索エンジンで探すと、いろいろ出てきますので、そちらをご参考に。