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平成9年度の家庭菜園


 当家はマンション住まいなのですが、家庭菜園のスペースを月単位で借りられるので、早速耕して準備をしました。



 まず、この辺の土壌は酸性分が強いので、コップ1杯分ほど苦土石灰ばらまきました。また、土そのものの養分もありませんので堆肥10Kgも概ね均一になるようにばらまきます。そこをスコップで30cm位突き刺してはさかさまにして混ぜてゆきます。これはかなりの重労働です。ホントは石灰と堆肥の混合作業は同時にやらないらしいのですが、まぁ、その辺は気にせずいっしょにやりました。混ぜ終わったら周囲に畝を作のですが、その前に深さ30cm程掘って元肥を埋め込んでおきます。有機肥料の顆粒状のものを使用しました。それから土をもって畝を作ります。ほとんど自己流です。


 これは上の写真のとなりの区画で同じく我が家で使っています。ここは初めてやったので、肥料は堆肥だけで、元肥をやるのを忘れて苗を植えてしまいました。まぁ、しょうがないと言うことで、追肥をこまめにやることにしました。追肥はやはり顆粒状の有機肥料を周囲にパラパラまいてやり、液肥を気が付いた時に水撒きのときにたまに一緒にやります。まぁ、最初だからしょうがないですね。

 
 これは茄子の花です。苗にもよりますが、植えて2〜3週間で花が咲きます。花が枯れるとビーダマ位の茄子ができます。花の付け根は結構折れやすく、1つの苗で2つも折れてしまいました。と言うことはすくなくとも2つの茄子を食せない事になってしまいました。なぜ折れてしまったのかは分かりませんが、風のせいかなと思います。ビーダマから2週間くらいするこのくらいに成長します。このころは見るたびにどんどん大きくなるようです。あと2週間位すると食べられるくらいになるのでしょうか。このくらいになると茄子の付け根の茎も結構太くなるようで、重みで切れてしまうことはなさそうです。

 
 これはトマトの花です。茄子の場合は茄子が紫なので花も紫ですが、トマトは黄色です。1つの茎にちまちまとくっつき気味で咲くようです。近所の農家ではトマトの木自体もすごく大きくて花も沢山ついています。この辺がやはり素人とプロの違いかもしれません。茄子と同様、花が散ると小さなトマトができます。一応毎日見ているつもりなのですが、気が付くとビーダマのようなトマトができています。このトマトはプチトマトではなく、普通のお店で売っているテニスボール位のが出来る品種です。ほんとに大きくなるのかなぁ、と思いますが、本当だとすると緑色の状態で徐々に大きくなってやがて赤く熟すのだろうと思います。

  
 最後胡瓜を紹介します。花が終わる直前に付け根が膨らんで胡瓜のミニチュアができます。もうこの時からすでに胡瓜のイボイボがちゃんとできています。胡瓜は弦系ですので、棒を立ててやり時々絡むようにしてやるとちゃんとそれをつたって伸びてゆきます。農家ではかなりがっちりしたやぐらを組んでいますが、取りあえずこの辺も手抜きをしています。1週間程で7〜8センチ位に成長します。実はもう1本なっていたのですが、どうやらカラスにもっていかれてしまったようです。くやしいので現在カラス対策を検討しています。