【1】メールサーバーのノートPC化
デスクトップを24時間つけっぱなしでは結構電気代もかかりますし、ファンの音はうるさいやら、夏場は部屋の温度が気になり、よい事は少しもありませんでした。いつかサーバーをノートPC化したいと思っておりましたが、とうとう実現しましたので、レポートをします。
(1)本体の調達
・CPU:486/25Mhz以上
・メモリ:8M以上
・HDD:170M以上
・液晶:モノクロ
・PCカードスロット:1つ以上
です。ちょうど個人売買でThinkPad320が売りにでていました。しかし、そのスペックはメモリが2M、HDDが80Mというかなり厳しいものでした。しかし値段が2万円なので、頑張ってみることにしました。
まずメモリーを4M増設し、6Mとしました。確か専用メモリしか使えないはずなのに、試しに手持ちの古い72Pパリ有りSIMMを挿してみたら、なぜか1枚だけ認識できるものがありました。ラッキー! これで一応6Mとなりましたので、何とか Linux を動作させる事ができるようになりました。
またクライアントはWindows95よりAL-MAILでやりとりしたいので、POP3も動かしました。さらに日常管理として、メールの処理や管理をPerlでスクリプトを組み、 cron を使って動かしています。
以上で恐らく世界でも??番目くらいの超小規模UNIXメールサーバー(メモリ6M,HDD80M)が完成したわけですが、メールをやるには十分です。また、音も出ませんし、熱も無く、快適にかれこれ半年間ノンストップでちゃんと動いています。
【2】SOHO ルーターを導入してネットワーク環境の向上
まず、写真のSOHOルータを購入しました。セットアップはいたって簡単ですが、私の場合すでに家庭内でネットワークが出来あがっていましたので、それにあわせたルータの再設定が必要となり、少し手間がかかってしまいました。
背面には3PのHUBが内臓されておりますので、1つはWindows95の主力クライアント、もう1つはサブで使用しているデWindows95スクトップ、あとサーバーで満杯です。ただ、もう1台Linuxを動かしていたデスクトップもあり、ポートが不足してしまいます。そこでこれまで使っていた4PHUBをカスケード接続して、現在では全部で5Pとなっています。
Laneedの4PHUBの一番左側がカスケードポートになっている。
こんな感じで各クライアントからはいつでもインターネットに接続出来るようになりました。ただ便利になったとは言え、ローカルで文書の中に張られたリンクをうっかり触ってしまうと、接続してしまうので注意も必要になってしまいます。