[ Menu ]


1:決起


やあ皆さんこんにちわ。
本日は正しい虫講座:上級編へようこそ。

さて今日の講座内容は”起業”です。

-- 起業 --
朝起きるのが嫌で、人に使われるのが嫌で、何よりも働く事がすごく嫌で、
”今の僕はホントの自分じゃない!”とか”自分が好きなことを仕事にしたい!”とか
そんなドリーマーブルでクリクリエイターライクなことを常に考えちゃったりしてる
社畜にもアウトローにもなれない中途半端人間が常に呟くこのステキ・キーワード!

本日はコレについて思うところを、虫マスターこと私:サカイが話させていただきます。
拙い文章ですが、5分程おつきあいください。

明日なろう明日なろうと呟き続けて、そのままその場で腐りきってしまい、
永遠に檜になることはなかった可哀想な翌檜さんを見るような目で読むとよいと思います。





そもそも何で「お店をつくろう!」とか「商売やろう!」とかいうお話しになったのか?
まずはその説明からさせて頂こうと思います。


あれは… そう…確かその日は雨だった…、私はおぼろげになりつつある記憶の井戸の底を探り…


とかいう前フリで重々しくいこうかなと思いきや、過去ログ見たら当事のことが軽々と綴られてましたー
バッカじゃねえの!バッカじゃねえの!(僕が)というわけで以下に抜粋。
時間を無駄にしたい方だけ、お読みください。


しっかし、もともと過去ログ見返すだけでも赤面ものの恥ずかしさであるところへ持ってきて、
 その内容が他に類を見ないイタさ満点のものだったりした日にゃあ、マジたまんないっスね、ホント。



2001年6月7日

知り合いが目の前でエヴァDVD7巻を購入しているのを見て、鼻歌ふ〜んふんふん♪って
歌いながら”オタクはいいよね駄目人間の極みだよ”って言ったらDVDのカドのトコで
殴打されたボクはヒトとして間違ってますか?ぜんぜん間違ってないサ、ぺっ。

まあそンな感じのテンションでめくる日々日常が物凄いスピードですぎていきます。
そンなジェット・コースターのような毎日の中にこそ、悪魔というか大勘違いはひそンでいます。
今日はその辺をお話してみたいと思います。


何日か前の話しです。
その日は秋葉原を巡回(アニメアニメアニメ・ゲーム・アニメアニメアニメイト・・)した後、
街はずれのこじんまりとした飲み屋でオタ・トモダチとノミノミしてました。

何気ない会話の繰り返し・・・ふと会話がとぎれました。
そして、唐突にワケのわからない会話が始まりました。




なあ、お前はオタクか?

すこぶるつき。クソがつくほど。

お前はアキハバラが好きか?

当然至極。ゲロを吐くほど。

そうか・・・

?????

・・・なあ、おれたちはオタクだよなあ・・・

オタの上にはクソをつけましょう。

オタクはいい・・駄目人間の極みだ。

同感ですな。

ただ今のオレタチは消費しているだけの、本当の意味でのダメオタだ。

うン、生まれてきたときから。

なあ、ただこのまま消費していくだけ、それだけなのかなあ。

?????

何かオタとして、こうなんつうか、このままでいいと思うか?
っていうか要はオレと一緒にアキバでオタ系の中古ショップをやらないか!


ガーン!なんという衝撃!

って、どこをどう間違えたらそういう結論にたどりついちゃいますか?
コイツはいちおう公認会計士なンですが、その称号を即刻 公認駄目人間とかに
変えた方がいいですっていうか変えろ即座に今すぐ変更その後すみやかに死ぬべし。

たった一度の人生じゃないか!こっち側だけで終わりたくないンだ!
いやそうじゃねえ、ただスキだからやってみたい、それだけなンだ!
何もしないだけならばこの先も何もかわらないから・・ただ生きてるだけだから・・


え〜と、どっかで聞いたようなセリフです。
ああ!昔ボクが会社やめてゲーム専門学校に行こうと考えていた時のソレと同義なンだ、
今のカレのメンタリティは・・・

なっアツくなってきただろ!同じクソオタならオレのこの熱い思い!感じるだろ!

電波ならビシバシ感じますというより、今のボクはもう立派な大人です。
現実と電波系との区別はもう充分わかるつもりですよ、この歳で本当の自分探し系ですか?
ビバ!素晴らしきヒコーキ野郎!君の人生に栄光あれ!っていうか今のボクがそンな
クソ世迷い言に心動かされるとでも思いますか?思いますか!思いますかァァァァァ!!!

うん思う。

ななななにおう!ってかユーコレクト
ボクちン3秒フラットで軽々と
バーニング
ファ…
イヤアアアあああああ!


ええ嫌すぎます(何もかもが)。

救いようがない状況というのは、たぶンこういうのを指すのでねす(自分自身を指差しながら)

それがどうした!NO-FUTUREは伊達じゃないっ!

というわけでこのままの勢いで突っ走ると、2年後には二人合わせて300万近いカネを
萬世橋の上からドブ川に全力で投げ捨てるのと同義の状況になる事間違いなしです。

だから必死に思いとどまってくれるようお願いするつもりです自分自身に
やめてっやめておう!



#というワケで、今後は毎週アキバへリサーチにおもむく予定です。
 ただボクちン人生をドブにブチ捨てるのはもうわりと飽きたので、
 今回は副業という中途半端な状態にして、軽々と失敗してみようかと思います。
 みンなっボクの背中を押せぇ〜(そして崖下につきおとせ〜)





… … …

ハイ!!(すっごくむりやり気味のハイテンションで)
というわけで皆様、事の経緯は存分にお分かり頂けましたでしょうか?

ちなみにコレ今見返すと、300万円という微妙すぎる金額が、あまりにもイヤすぎますね、いやマジで。
これ、どっからこの数字でてきたんだろう、何で300万円なのかなあ?… って思いだした!
たしか有限会社つくるのに必要な金額が当事それだったんだ、たぶん。

そこから察するに当事はあるていど本気だったんだなー、わーびっくり〜
って、いかにも過去の美しい思いでになったみたいな口調でチョーシかまして語ってますけど、
このお話の一番救いがないところは、”それ”が今でもリアルタイムで現在進行形中なところなのですよねー
ハッハッハッハ… ハァ〜(テンション急降下)


やっぱこの話し書くのヤメッピ〜 
とも思ったけど、せっかくなので、せめてもう1話ぐらいは書くことにします、自分自身の反省のためにも。


[ NEXT ]