[Menu]


END

ハイ、そんなわけで参加してくれた皆様、見てくれた皆様、お疲れさまでした。2003年の2月から淡々と10ヶ月程やってきたこの企画もちょうど100作品集まったのと全部感想書き終わったところで丁度キリがいいということで、これにて終了とすることにいたしました。やー終わった、終わった、と言っても僕自身はあまり大変なことはなく、投稿して頂いたテキプレ文章に対して好き勝手なこと書いてアップしてるだけというとんでもなく投げっぱなしの企画でもあったので、まあ特にここが苦労したとかそこが大変だったとかいうことは一切なかったのですが、あえて言うならあの感想、気分がノッテるときはもう幾らでも来いってな感じでスラスラサラサラ書けるんですが、気分が駄目なときはどこをどう押しても何も出て来ないというその日の僕の感情に極めて左右される代物でして、僕の気分がいまいちアレだった時に書いた文章を後で見直して随分と失礼で好き勝手なこと書いてるなあウグボーとかよく思ったりしたことはありました。ごめんなさい、これ懺悔。でもテキプレルールに乗っ取りほとんど直しませんでした。これはもうね、仕方がない。そう言って居直るのも僕の悪い癖ですがここは流してほしいのです、というかここまで読んできて既に分かる方は分かると思うのですが、現在この文章テキプレ形式で書いております。本来、皆様に感謝と賛辞を述べなければならないラスト文でテキプレ、あーひどいね、ひどいけど、ここまで好き勝手やった企画なので最後まで好き勝手ということで上にひき続き軽々と流していただきたい。ここまで書いてきて僕はこういう締めの文章とかいうジャンルにとっての推敲の大切さというものをまざまざと噛み締めておりますですよ、きちんと整理した文章だからこそ送辞とかああいったものはそれなりにまとまっているというわけで、テキプレ形式に乗っ取りその手の感情をまんま垂れ流したらそれは単なる動物、いわゆるアニマルの咆哮となんら代わらないというわけで、なんかもうね。今は養豚場かなんかに世界中の女集めてこっちにバック向けさせた体勢で全員一列に縛り付けて僕のいこったファルコンを次から次へとその尻にブチこんでいきたい気分で一杯ですよメッヒヒーンってかどうなんだろうね、ひどいと思うけど一瞬そういうシーンが頭の中にピカッて輝いたんだから仕方がない、どうしょもない、違う違う、書きたいのはそんなことじゃない、いわゆる感謝の気持ちを表現したいのに何故かとんでもない方向へ。たかが文章でコレモンですからね。我々が普段垂れ流している言葉というものがいかに恐ろしい代物かかがよく分かりますね、だってテキプレと同じく頭の中でパッと浮かんだ文章を理性という推敲のフィルタを通して感情のままに出力するわけですからね。文章の推敲にかける時間を考えるに、理性などといういいかげんな代物が完全なフィルタとしての機能を果すわけがないんですよ。まーだいたいローパスになってる。つまり低い周波数しか通さない、この場合の低い周波数とはつまり上っ面。じゃあハイ・パス、つまり高い周波数しか通さないとどうかというとこれつまり全部本音。本能のままに思ったこと垂れ流し。まあね、たぶん世界なんざ1時間で滅亡しちゃいますねドカーン、へへへそれも案外悪くないかも。じゃあ一番このシステムにマッチしたフィルタはというとやっぱバンドパスですかね。中間だけを通すヤツ。だけどコレたぶん調整が難しいと思う、だって人それぞれ言葉の受信周波数帯域異なるのだもの、熱血漢もいればやたらクールな人もいる。だけどそれはあくまでフィルタの性能であって案外中味はみな同じかもね。マントルみたいにドロドロになってますよきっと。そんな危険な人間というシステムを言葉という不完全な制御弁で管理しているのだもの、原子力発電所も真っ青。そら喧嘩とかいざこざとか派閥とかあげくの果てに戦争とか起こっちゃってもいた仕方ないわけですよ実際、人間はまだ言葉を使いこなせていない不完全な生命体だもの。例えば一斉に人類全員が口聞けなくなったらたのしいだろうなあ、どうなるのだろう、筆談?まだるっこしいなあ、自分の感情を相手に如何にうまく文章で伝えることができるかという能力がたぶんすごく重視されてくると思いますよ。だから下手にまわりくどい文章とか書く人はたぶん一週間で病院行き。病名は言語障害。たしかそんな話しを筒井康隆の小説で読んだような…なんだっけ間接じゃなくて関節なんとかだ、きっと、関節のペキペキいう音を言葉にして喋る宇宙人と話してたら体中の骨がおかしくなったというお話、素晴らしく面白いお話だったなあってあああまたもや脱線してる。つまり言葉は不完全、だから文章は重要、その文章における推敲という作業はもっと重要、ならばそれらを完全排除したテキプレのような行為が示すものは何か?たぶん皆さんの体の中にあるフィルタの形状だと思うんですよ、制御弁。貴方は理性的ですか?感情的ですか?常識に従いますか?マイ本能に従いますか?ぐわわわここまで書いてきて引き出しが尽きた。己の持てる資源が軽々と枯渇していくという恐怖感。なにかこうにっちもさっちもいかない煮詰まったような感情。せっかくうまくまとまりかけてきたのにこれで全部御破算になっちゃった、しくしく。どうして泣いているの?ごめんなさい、そんなときどうすればいいのか分からないの… つまり僕の中の最後に残った一雫はアニメ。それもエヴァ。どこまでも腐れオタク。もはや知ったこっちゃない、自分のことさえどうでもいい、行為に意味づけしようと思わない、意味を重視しようだなんて思わない。だからこそ無意味さを軽視したくはないなあ、これはたぶんアレかな?自分の存在を意味あるものと信じたい思いの裏返しかなあ、結局回り回って行き着いてみれば僕は無意味さという名の意味そのものを求めてるってことになりますね、まぅたくもってザマァない、ヤバいどんどんまとまらなくなってきた。こういうときはアレですかね。言葉の最終兵器とも言える、本当の自分探しと並んでホンモノ君のキーワードだしちゃいますかね、使っちゃいますかね。うん、全ては自己表現。それでごまかせるものなら徹底的に誤魔化したい気分で一杯だけど、そういったちょっと使うのもハバかられるようなこっ恥ずかしい表現の殻をむきだしにしてしまうのもテキプレの効用性ということで、結局そこに痛みはなかったのかも。あったのは嘘も正直も意味も意味不明も全てごちゃまぜにしてのカオスそのもの。それ自体が僕らなのだということはなんとなく分かったような…ああ、そんなことどうでもいい、意味あることを考えようともしないくせに、どうでもいいことに限って意味を求めようとする、僕の悪い癖です。反省。だけどそれはそれで面白かったか面白くなかったのかという2極化情報でこれを表現するとしたならばそれは間違いなく前者。投稿して頂いた皆様のテキプレ文、つまり本能のストリップを僕は心の底から思う存分に楽しまさせていただきました。こんなことにお付きあい下さりとても感謝しています、本当にどうもありがとうございました。←(音あり・激重に付き、御注意ください)


[Menu]