2012年 栄区風水害対策訓練

参加団員 2012年7月01日(日)、西本郷中学校の南側、いたち川沿いを会場として栄区風水害対策訓練が実施されました。
栄区役所、栄土木事務所、栄警察署、栄消防署、横浜市建設業防災作業隊栄区会など関係機関、地域住民の皆さんとともに、栄消防団からも牧野団長以下50名ほどの団員が参加致しました。

花ノ木公園 花の木公園前に集結した団員達は、被害想定、役割分担とタイムスケジュールを確認し、訓練開始を待ちました。

土のう作成要員 訓練開始の合図とともに、土のう作成を担当する、第一分団から第三分団までの団員が河川氾濫の想定箇所に向かって、スコップを担いで、駆け足行進で駆けつけます。

土のう作り 用意された土のう袋に砂を詰めて土のうを作成します。
今回の訓練では200袋の土のうを作成しました。

土のう積み そこに、土のう積みを担当する第四分団員が到着し、土のう積みを開始しました。
積み方は3段積長手並べです。
積み方や注意点などを栄土木事務所等の方々が指導してくださいましたが、結構な重労働でした。

出来上がり 本来は、積み上げた土のうにブルーシートを被せて水漏れを防いだり、鉄筋を打ち込んで固定したりします。

救助 河川の中洲などに取り残された被災者を発見したとの想定で、栄消防署の消防隊が救助活動を開始しました。
ロープやはしごを巧みに使って、安全確実に被災者の救助にあたります。

レスキュー隊 また、豊田のレスキュー隊ははしご車と連携して河川にロープを渡し、空中を移動して被災者を吊り上げて救助しました。
訓練に参加されていた地域住民の方々からも驚嘆の歓声があがっていました。

閉会式 最後に山地栄警察署長と中嶋栄消防署長より講評頂き、無事に訓練を終了することができました。
まだまだ、梅雨時の大雨や、台風による風水害なども懸念されます。こうした訓練の積み重ねが、災害に備える唯一の手段であると、再認識した一日となりました。


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