平成18年の横浜市消防操法技術訓練会が風も無い絶好の好天の、10月28日(土)に横浜市戸塚区の消防訓練センターにて実施されました。
一昨年までは、自衛消防隊(女子)の屋内消火栓操法、自衛消防隊(男子)の小型ポンプ操法と消防団の小型ポンプ操法の3つを同じ日に行っていたのですが、昨年から消防団の部が独立し土曜日の開催となりました。
消防団の部には横浜市内各消防団から21代表が出場し、日頃の訓練成果を競い合います。
栄消防団は、4つの分団から構成されており、毎年順番制で代表を出しています。
今年は自分が所属する第四分団が当番の年です。
6月から始まった、50回を超える厳しい訓練の毎日でしたがその成果を披露する時がきました。
栄消防団の出場順位は第2組の第2コースです。
出場順は早い方が良いのか、後の方が良いのか微妙ですが、まずは良い順番かなとも思います。
操法開始の合図の後、資機材の搬入が開始されました。
今年から審査方法が大幅に変更になり、神奈川県の小型ポンプ操法を基本とすることになりました。
放水タイムは45秒を基準として5秒も短縮され、逆に収納タイムは120秒と40秒も長くなりました。
審査項目も大幅に増えた上に厳しさを加えました。
昨年までのように満点なんて、決して無理です。
指揮者の『操作始め!』の号令で選手が一斉に動作を開始しました。
遠くでの応援だった為、細かいところまでは確認できませんでしたが、緊張感がひしひしと伝わってきます。
指揮者の田村選手が所定の場所までホースを搬送し、延長します。
うまく、延長できたようです。
ホース結合を確認した一番員の内田選手が伝令にかけ戻ります。
三番員の長瀬選手に『放水始め!』を伝達します。
水が来ました。
無事に標的を落とすことが出来ました。
後は、落ち着いて行動をとるだけです。歯を食いしばって頑張る姿に、見ている方も胸が熱くなります。
筒先員交代も無事終わりました。
二番員の吉田選手もとび口を構えます。
なかなか、みんな凛々しいですよ。
大会終了後に記念撮影です。ほっとした表情をしているとは思いませんか?
後列左から、長瀬(補)選手、高野(補)選手、長瀬(三)選手、指導して下さった上郷消防出張所佐藤所長、吉田(二)選手、内田(一)選手、田村(指)選手です。
前列は、第一班班長長沼(このHPの管理者)と第二班班長の角田さんです。
平成18年度の総合成績は、下記をご覧下さい。
平成18年度横浜市消防操法技術訓練会総合成績
平成18年の横浜市消防操法技術訓練会は、10月28日(土)に横浜市戸塚区の消防訓練センターにて実施されます。
これに先立ち、10月1日(日)横浜市環境循環局栄工場の駐車場をお借りして、栄消防団第四分団の結団式が挙行されました。
生憎の小雨模様の中でしたが、女性団員も含め46名もの多くの団員が参加してくれました。
6月はじめから開始した訓練も、真夏の暑さに耐えて仕上げの段階に入りました。
逞しさを増した選手たちの表情にも、緊張感の中余裕も感じられるようです。
飯島団長からも今年が栄消防団誕生20周年の記念の年でもあり、第四分団が過去の成績でも良い結果を出していることから、大いに期待しているとの激励の訓示を頂きました。
これに応えて、選手を代表して指揮者の田村さんの選手宣誓です。
力強い立派な選手宣誓に、これなら大丈夫と心強く思った方が多かったと聞きました。
いよいよ、操法展示のお披露目です。
本番さながらに、『資機材搬入開始!』の号令で選手が一斉に動作を開始しました。
左から、1番員内田選手、2番員吉田選手、3番員長瀬選手です。
落ち着いて指揮者の号令を待ちます。
指揮者は田村選手です。
ちょっと緊張気味?
指揮者の『操作はじめ!』の号令で、操法が開始されました。
吸管結合もスムーズです。
水の送りもスムーズで基準タイムの45秒に限りなく近い時間で標的を落とすことが出来ました。
各番員とも仕上がりは順調のようで、結団式に来ていただいた来賓の皆様からも多数のお褒めの言葉を頂戴いたしました。
操法展示のお披露目が終わり、懇親会に移りました。
正直なもので、選手の顔に柔らかな笑顔が戻ってきました。
本番まであと僅かです。
ケガや故障の無いように注意して、当日を迎えて欲しい、そして少しでも良い成績をと願わずにはおられません。